東京多摩借地借家人組合

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東京都で初の「終身建物短貸借事業」が認可

2006年02月11日 | 最新情報
東京都で初の「終身建物賃貸借事業」が認可
 東京都はこのほど、都内で始めての「終身建物賃貸借」事業」の認可を行った。
 平成13年に制定された「高齢者の居住の安定確保に関する法律」に基づくもので、入居者は終身で建物に住み続けることが可能で、認可事業者は借家権の相続がないなどのメリットがある。
 認可を受けたのは、学研ココファンが行う「ココファン南千束レイクヒルズ」(東京都大田区千束1-21-9)。25平方メートルのワンルームが4戸で、家賃は16.5万円、共益費2.4万円、サービス費2.4万円。47平方メートルから49平方メートルの1LDKが3戸で、家賃21万円、共益費3.3万円、サービス費3.3万円となっている。
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住生活基本法案の狙いは大手住宅メーカーのための100兆円規模の「耐震建替」の市場づくり

2006年02月11日 | 国民の住まいを守る全国連絡会
住宅建設5カ年計画に今年度で廃止され、新たに「住生活基本法」案が国会に上程される。法案は2月6日に閣議決定され、国土交通省のホームページで公表されている。法案は「国民の豊な住生活の実現を図るため、住生活の安定の確保及び向上の促進に関する施策について、その基本理念、国等の責務、住生活基本計画の策定その他の基本となる事項について定める」とされ、基本法案そのものは抽象的で、肝心の国民の住生活がどのようになるかについての「住生活基本計画」は、法案成立後の秋に策定され、国会審議を形骸化しようとしている。法案については、住生活の基本である「国民の居住の権利」を明確にしていない、住宅問題の最大の課題である「住居費負担」には全くふれない、公共住宅の充実強化は全く重視しないなど欠陥法案である。この法案では国は「耐震改修促進計画」を作成し、今後10年間で約650万戸の住宅の耐震建替、耐震改修を行うことになる。大手ハウスメーカーなど財界・大企業の狙いは、100兆円規模といわれる巨大な「耐震建替」の市場づくりにあるといえる。
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