東京多摩借地借家人組合

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家主の一方的な明渡し請求に怒り心頭

2006年02月21日 | 明渡しと地上げ問題
大田区大森南2丁目所在の木造瓦葺2階建一棟共同住宅の内、階上2部屋面積約47・9㎡を家賃6万3千円で長年賃借中の金田さんは、家主(の家族含む)から「昨年より伝えてあるように建て替えるので明渡してほしい」と、伝えられた覚えもなく呆然とする金田さんに対して、さらに「2ヶ月もあれば移転先も探せるだろう」という。金田さんも負けてはいません、「出るところに出たらどうなるの」と回答した。
 家主は、4月になると書面で5月分からの家賃を免除する条件で、9月末までに明渡せとの内容であった。相談を受けていた組合は直ちに、内容証明郵便にて明渡し拒否を通告した。家主の代理人弁護士と交渉が行われる。交渉内容を含みこれら全て想定通りで、充分ではないものの金田さんも了承するところです。
 建物は古く階段も急で、過去に転んでケガをしたこともあり、明渡しはやむを得ずと考えていた、金田さんの怒りを呼んだのは家主の言動が原因です。格言に「口は災いの元」とあります。
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