東京多摩借地借家人組合

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法定更新しているのに地主が契約解除と脅す

2007年05月17日 | 契約更新と更新料
八王子市本町で41坪を借地している浜中さんは、2年前に借地契約が満了しました。地主から、更新の前に「更新を希望するなら210万円を支払えば更新に応じる用意がある」との通知を受けました。浜中さんは、すでに更新を迎えた借地人組合の仲間とともに更新料の支払いを拒否し、地代は供託しています。

借地契約は2年前にすでに法定更新しているにもかかわらず、しつこくその後も更新料を請求され、相続で地主の代がかわったこともあって、浜中さんは条件を提示しました。しかし、地主は浜中さんの条件を「当方では承諾しがたい金額で、これ以上解答を期待することは無理と判断した」といって、いきなり「契約を解除する、増改築は認めない、増改築を行った場合には新規の土地賃貸借契約料として142万6千円の支払いを請求する」との支離滅裂な内容証明郵便が送られてきました。この地主から4名が借りていますが、他の借地人にも同様の通知が送られてきています。

相変わらずの地主の傲慢な態度に、浜中さんたちは脅しに負けず、引き続き地代を供託して頑張っていくつもりです。



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