東京多摩借地借家人組合

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花畑団地の空家に住まわせて 団地現地ツワーに110人が参加

2009年03月09日 | 住まいの貧困に取り組むネットワーク
 住まいの貧困に取組む準備会主催による「UR花畑団地見学ツワー」が2月11日の午後に開催され、住まいを失った路上生活者やネットカフェ生活している人、団地の居住者、労組・市民団体等から110人が参加した。

 足立区のUR花畑団地は1964年に入居が開始され2725戸の大規模団地で、10年前に建替え対象団地に指定され、空家の入居が全面的停止され、現在1千戸を越える空家が発生し、残っている入居者も高齢化が進み70歳以上が50%以上を超え都会の限界集落となっている。08年8月「花畑団地再生事業」の概要が発表され、住宅を残す継続ブロックと住宅を取壊す事業ブロックに二分され、841世帯が立ち退きとなり、継続ブロックにも移転できず他の団地への転居を迫られている。ツワー終了後の集会では、団地居住者から「花畑団地を取壊さないで空家に若い人が入居してもらいたい」、ネットカフェ生活者から「働きたくても住所がないと大した仕事が与えられない。空家を開放して住まわせてほしい」との切実な意見が出された。
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