サンダーバードの新シリーズが週末からNHKではじまりましたね。
このタイトルの付け方、「サンダーバード ARE GO」というのが日本語正式名称らしいのですが、こういうときに複数形sを外してしまうのが日本的な配慮らしい。大昔、Bonnie and Clyde を「俺たちに明日はない」にしたりとか、明日に向かって撃てとかいった、原題とはちがうけど雰囲気のあるタイトルの付け方は、いまは流行らないらしいけど、わざわざ「てにおは」をずらした英語(っぽい言葉)にするというのはどうなんだろう・・。
ブラピの出た映画で「レジェンド・オブ・フォール」というのがあったけど、原題はLegends of the Fallなんだよね。なんか中途半端・・、と思ったことがあった。
余計なお話はやめて・・と思ってまた引っかかるけど、このThunderbirds Are Go という原題も一癖ありますよね。なんでingがつかないのか、というのは、形容詞的な用法なのだそうで、準備完了、という意味になるのだと、これはオリジナルのときから話題になったのを、ふと思い出しました。
新シリーズが制作中と聞いたとき、ちょっと心配だったのですが、思ったより違和感なく入り込めた。CGを駆使しているけど、オリジナル同様ミニチュアセットも使っているらしい。その質感も効果的に使われていて、オリジナルに対する敬意のようなものを感じます。メカの進化も妥当な感じです。原作そのままというわけにも行かないでしょうからね。
原作は兄弟間の年齢差があまりはっきりしなかったが、今回アランやゴードンはちょっと子供っぽい設定になっている。ティン・ティン(ミンミン)の代わりにケーヨという子が設定されているが、位置づけはキラノ+ティン・ティン+αというところなのかな。
パパがいないんですねえ。昔、渋るパパを牧場で休暇を取らせたとき、スコットたちが混乱しまくっていたが、今はうまくやれているようだ。
レディ・ペネローブは・・いまのところちょっとキャラクターが薄いように思えるけどなあ。パーカーも、人がいいおじさんになってしまった・・。
放送時間が一定しない感じで、予約録画に苦労しそうな気配・・。
一日雨でしたね。涼しくなったのは良かったけど、なんだか台風のような、余り経験のない雨の降り方・・。
先週からやっていたらしいけど、休暇だったので今日初めて見た。来年の大河ドラマの宣伝を兼ねた、甲冑の展示。
関係ないけど、きのうテレビで、日本の甲冑が大好きというカナダ人が自分で作ったという甲冑を見たな。ピカチュウがモチーフで、ピ甲冑というのだそうで・・。色はもちろん黄色だった。
でも甲冑って、そういうしゃれっ気を受け止められるような、懐の深いところがありますよね。確かに、昔の戦は華があったのかもな。
さて、サンダーバードを見たので、ひさしぶりにFAB-1を出してみました。
2年の歳月を経て、だいぶホコリだらけになっていた。
新シリーズはちゃんとRR製のようです。フォードではちょっとなんですからねえ・。エンジン(たしかガスタービンでしたっけ?)はBMWかも知れませんが。
なかなか、60年代な風景になってきました・・。