カメラの話が続くが、オリンパスからも気合いの入った新製品が続々。
E-P3は従来のE-P2のスタイルを踏襲しながら、AFを改善、ストロボを内蔵するなど地道な改良を重ねたモデル。全体の印象が変わらないのはむしろ好ましい感じがする。
Pen Lite E-PL3はチルト式モニターが特徴で、グリップのないデザインは同社の高級コンパクト、XZ-1に似ている。シリーズ最小のエントリーモデル、E-PM1にもグリップはなく、全体につるっとしたデザインでコンデジ風だ。
レンズも目白押しで、広角単焦点12mm F2、ポートレート向き45mm F1.8, 標準ズームはまたデザインが変わって新型となる。忙しいことだ。
PL3,PM1は秋の発売と言うことで、発表が早い気がするがどういう意図なのかな。PL2は併売するのだろうか?PL2は新しいデザインで2月に出たばかりというのに、秋まで売り続けることができるのだろうか?
二つの新レンズは目的が明快で、いずれもいつかは欲しいと思う。買うならP3と12mmの組み合わせだろうか?12mmは10万円近くと、MFTとしては高価なレンズだ。45mmも人物撮影には使いやすそうだ。こうしてみると、ペンタックスQよりはずっと理詰めでレンズ交換式カメラの利便性を追求しているように思える。レンズラインナップとしては、できればあと安価なマクロがあるといいのだが。
ライト系がよりコンデジ風なのは意図的にそうしているのだろうか。ひいき目かもしれないが、うちのE-PL1はどこかクラシカルでおっとりした感じで、新しい仲間たちよりむしろ好ましい感じがしてきた。大事に使ってやろう。