うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

2年が経過

2013年04月30日 | ブログ
早いもので、ブログを書き始めてから2年がたちました。
ご愛読ありがとうございます。
この2年を振り返ると、だんだん書く傾向が変わってきているという気もします。だんだん気取らなくなって、地がでてきているから、もうこれ以上変わりようがないかも。
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ベルマンの「巡礼の年」と村上春樹

2013年04月28日 | 本と雑誌

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今月大きな話題になった村上春樹の小説「色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年」には、例によってクラシック音楽が小道具として取り上げられている。「ねじ巻き鳥」の泥棒かささぎ、「カフカ」のシューベルト、「1Q84」のヤナーチェックのように。

ヤナーチェックなんて、名前ぐらいしかしらない(僕は、と言う話)作品をいきなり取り上げられると、なんだかてらいがすぎるなあ、という気がしたものだ。更に、CDショップで特設コーナーが設けられて、この曲が平積みになっているのを見て、う~ん、なんだかなあ、という気持ちは強くなった。しかし、あらためて考えて見ると、この曲が小説全体の印象と、妙に調和しているような気がするから不思議なものだ。ねじ巻き鳥とロッシーニの組み合わせも、妙にはまっているよな。口笛で吹けるし。

それで、やはり気になってきて、昨年シンフォニエッタのCDを買ってしまった・・。ロッシーニは買ってないけど、こっちの方は曲はわかる。

今回の場合はより音楽と小説が密接に結びついている。なにしろタイトルが「巡礼の年」なのだから。小説についての詳細は書かないが、主人公(多崎つくる)は友人が偶々持ってきたレコードに、かつてクラスメートが良く弾いていた曲がある事に気がつく。「巡礼の年」第1年の、「郷愁-ル・マル・デュ・ペイ」だ。演奏していたのはラザール・ベルマン。後に、別の友人の家で聞くことになるCDは、ブレンデルの演奏で、主人公は「なんだか印象がが違う、ベートーヴェンのような格調があるな」「ブレンデルだからね」みたいなやりとりがある。

演奏家による解釈の違いか。さて、ベルマンとは・・。僕が持っているのはカラヤンと共演したチャイコフスキー(その後カラヤンとは一緒に録音していないので、合わなかったようだ、とどこかの本で読んだ)だけだ。演奏は悪くなかったが、買ったときはあんまり知らない人だなあ、と思ったのを覚えている。ブレンデルはいくつもCDを持っているし、演奏の違いも想像がつく。リストのCDは、どこかにあったかもしれないが、今出てこない。

「巡礼の年」のCDは、ずっと前は良く聞いていた。怒られそうだけど、BGM的に聞けるというか、わりと曲そのものが何というか、オープンな感じがあって、集中して聞こうとしなくてもいいような聞きやすさがある。曲ごとに変化があり、ショパンのノクターン集のような、同じ傾向の曲がいくつも続いて、だんだん飽きてくる、と言うこともない。もちろん、作曲家はレコード・アルバムを意識して作曲しているわけではないし、それはリストだってそうなのだが、とにかくレコード、あるいはリサイタルで通して聞くにはいい感じなのだ。

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CDはかつて大型店でよく売っていたVOX BOX盤で、演奏はジェローム・ローズ。アメリカではかなり有名らしいが、クラシック界は欧州中心なので、雑誌などで取り上げられることは少ないようだ。演奏はかなり良い。廉価版CD(当時破格の2000円台だった)だが、とても気に入っていた。録音はちょっと籠もりがち。

さて、ベルマンの演奏だが、本を読んでいるとやはり気になる。CD店に行くと、リストのコーナーに一つだけ置いてあった。しめた、とおもいゲット。ブレンデルもあったが、5枚組のリストアルバム(ただし値段は3,670円と安いが)だったので、今回はパス。

お店であまり大げさに取り上げられていたら恥ずかしいかな、と思ったが、全然あっさりしていて、ちょっと拍子抜け、したのだが、実は買った後で別のコーナーに、大々的に「村上春樹の新作に出て来た曲」と大書きされて、CDが平積みになっているワゴンがやはりあった。やはり、レコード屋がこのチャンスを逃すはずがない。

ベルマンのCD、録音は少し古いがかなり良い。演奏もちょっと聴いた限りいい感じだ。

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Lumix G6 

2013年04月27日 | Lumix G3

海外発表は24日だったらしいので、今ごろここで何か書いても仕方ないけど・・。
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G5よりすっきりした。
大きさは122.45×84.6×71.4mm、ボディのみの重量は約340g。
さいきん出たキヤノンのX7は、116.8×90.7×69.4mm、約370gだそうなので、むしろこっちの方が大きいくらいだ。

G5は写真で見たときはそんなに悪くなさそうだったが、店頭で見ると安っぽい感じがぬぐえなかった。G3もそんなに質感は高くないのだが、小さくてつるっとしたデザインで救われている。G5は(実際は小さいが)でかく感じられるのだ。
G6はその点どうだろう。
手持ちのレンズがあるから、一応興味はひかれるが、どうも没個性的な感じはぬぐえないなあ。
G1、G2,G3までにあった、何かが消えてしまった気がする。

そろそろ、ニコンに戻ろうかな?

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チューリップ ファンタジア

2013年04月24日 | まち歩き

ここを通るとすごい花のにおいがする。
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メッセージがついている。中国語らしきものも。
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魚眼風にして撮影してみた。
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これがみんな花びら。富山から来た由。
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全景。
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これは昨年のもの。

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スマホの更新を検討

2013年04月23日 | デジタル・インターネット

今使っている携帯は、2年前に買ったアンドロイド、SHARP 005SHだ。2年前にこんな記事を書いた。初めて買ったスマホだ。2年間の間には、電源オフができなくなって電池を抜いたらSDカードが壊れたり、メールが不調になってショップに持ち込んだら、意外と重傷で基盤交換になったり、いろいろな目に遭った。さいきんはアプリをインストールしても、本体容量が足りなくなっていろんなところを削除したり、ホームに復帰するのに時間がかかったりしている。
そろそろ新機種に交換しようかと、検討を始めた。
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ソフトバンクなので、iPhoneでもいいのだが、何となく使いにくそう。携帯時代からずっとSHARPなので、次もその線か。
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このキーボードは捨てがたいのだけどな。

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おはなのど飴

2013年04月21日 | 食・レシピ

風邪をひいていたとき、コンビニで見つけた。
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パッケージは3種類ある。これはうさぎだが、よく見かけるのは子犬。子豚のはまだ見ていない。
ひとつひとつ小袋に入っているが、子犬、子豚のほか、子猫、うさぎ(ミニうさぎとロップ)、いるかなんてのもある。

どこのコンビニにもあるというものでもないらしい。近所のスーパーにも置いてない。
通販ショップを探して、実家に送ってあげた。

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ほっと・・

2013年04月20日 | 日記・エッセイ・コラム

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遠来より客あり。懐かしい顔がそろう。


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色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の年

2013年04月13日 | 本と雑誌

12日朝、ニュースを見て驚いた。前夜から並んでいた人が、午前0時が来ると共に村上春樹の新作を手にしている。なんだかウィンドウズの新盤発売みたいだ。

通勤の途中、通りかかる本屋では、一月ほど前からポスターが貼られていた。朝、前を通ると店員が「あと23冊、お帰りの頃には売り切れてますよ~」と叫んでいる。ので、その場で買ってしまった。
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ちょっとだけ読んでみたが、今は「推定無罪」が途中なので、それを読み終わってから。

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マーガレット・サッチャー

2013年04月09日 | 社会・経済

合掌。
鉄の女と言われるが、毅然とした中にもどこか女性らしい柔らかさを感じさせる、素敵な話し方のできる人だった。
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昨年3月、映画のプロモーションのための展示。
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ラスト・ディナー 第5夜「未来の思い出」

2013年04月07日 | テレビ番組

さいきんちょっと忙しい。
忙しいと何だか情感が麻痺するというか、普段のような感覚でものを見られなくなってくる。歩いているときと、走っているときでは考えていることが違うのと似てるかもしれない。それがいいことなのかどうか、わからないけど。

で、偶々テレビをつけたら、このドラマの予告編をやっていたので、見ることにした。ちょっと、心のリセット。

「ラスト・ディナー」というのは、1話完結のシリーズで、30分の短いお芝居のような形のドラマである。最後にエンディングテーマを平原綾香が歌う。番組案内(NHK BS Premiun)のページには;

レストラン「L'Éterenité(永遠)」は、パラレルワールドに存在する不思議なレストラン。そこでは、永遠に引き裂かれたカップルたちが一度きり の再会を許されます。運命に引き裂かれ別々の道を歩んだ恋人たちがー不慮の災難で死別した親子がー会うことの許されない二人が向き合い、思い出を語り、心 を伝え合います。

とある。

第5回は前田旺志郎,八木瑛美莉の出演で、

少年(前田旺志郎)は両親の離婚で東京に引っ越した少女(八木瑛美莉)と久しぶりの再会を果たす。すっかり大人びた少女は、少年に二人の未来を語り始める。

(以下、ネタバレあり)
なぜか少女は、自分たちの未来を知っているのだ。そして、これが自分たちにとって最後の出会いである事も知っている。少年ははじめ、自分の気持ちを素直に出せずに、少女やウェイターをからかったりしているが、少女から自分たちの運命のことを聞き、大人になったら、絶対にお前に会いに行く、運命を変えてみせる、と、少女に誓う。

でも、たぶん少年はわかっているのだ。運命を変えることができないことを。エンディングの歌と、少年が泣く姿がオーバーラップする。

二人ともとても演技がうまい。八木瑛美莉はとてもかわいい。思春期の恋って、それが実るとか、続くとか言うことがまずないし、彼らのようにお互いの気持ちを確かめ合うまでいくことすら難しい。僕を含め、多くの人たちが同じような経験をしていることだろう。

最後の前田旺志郎くんの涙。ああ、もらい泣き・・・。

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ぴかぴか

2013年04月01日 | セキセイインコ

つんつんしていた筆毛がとれて、ぴかぴかになった。
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ご主人の風邪はだいぶ治ったが、決算の多忙もあってまだ不調。また寒くなったのもつらい・・。

コメント (2)
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