うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

Love The Way You Lie, Sober,そして Miles Away

2014年05月28日 | 音楽

どちらも、SOGS FOR JAPANという、オムニバス・アルバムから。

SONGS FOR JAPANは、東日本大震災のチャリティ・アルバムとして、様々なレーベルのアーティストが曲を提供してくれたもの。

収益は義援金として被災者支援や復興支援に充てられる。

Img_6833

3年前に発売になったとき、レコード屋に行ったが、ちょうど売り切れていた。

ダウンロードもできたので、ソニーのサイトからダウンロードして聞いていた。

Img_6834

ところが、先日コンピュータが壊れて、楽曲データ(正確には聞くための認証)が失われてしまった。

ウォークマンには転送してあったので、そこからアナログで録音して復活をはかったが、自動で曲情報を収集すると、各アーティストのオリジナルのアルバムが表示されてしまい、37曲がばらばらになってしまう。

一つずつ、手で直せばいいのかもしれないが、面倒なのでCDを買ってしまった。

山野楽器に行くと、まだ販売されていた。

 

 

 

PINKとかEminem, Rihanaなど、このアルバムを聴かなければ、知ることはなかっただろう。

どちらも、ビデオはちょっと刺激的だが、Pinkはガラスのように不安定でナイーブ、Eminemも結構内省的なものを感じる。

 

ここで取り上げたのは、これらの曲に惹かれるものを感じるからだが、僕の心の中では、これらの曲は直接被災地の人たちに結びついているのだ。

今は平気になったけど、一時期はエミネムを聞いていると不覚にも涙が出てきそうになっていたことがあった。

ひとりひとり、様々な人生があったはずだ。

卒業式を終えて、友達との別れを惜しんでいた人、年度末に向けて、仕事に追われて慌ただしい日々を送っていた人、長年連れ添った妻と、テレビを見ながら遅い昼食をとっていた人。

今夜の飲み会に心弾ませながら、いつもより軽い気持ちで仕事に取り組んでいた人。

 

日々を満ち足りた気持ちで過ごすことができない人も、大勢いたに違いない。

自分の境遇や生活に満足できず、毎日顔をつきあわせる同僚にうんざりし、あるいはいつの間にか溝ができてしまった恋人のことで心痛めたり、今朝けんかした妻とのやりとりを思い返したり。

そんな人たちが、黒塗りの軽を操りながら、海沿いのバイパスを走っているときに、こうした曲を聴いていたのかもしれない。

あのとき感じていた、楽しい気持ちも、ぎすぎすした気持ち、悲しげな気持ちも、どこか遠くにいってしまった。

4~5年前の、これらの曲には、どこかにその気持ちが染みついているような気がするんだよね。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

OCNブログ人サービス終了

2014年05月25日 | ブログ

告知があったのは5月21日らしいが、このブログのサービス(OCNブログ人)が、11月末で終了になるそうだ。

OCNではブログ引っ越し先としてgooブログを推奨している。無料だが、広告が出る、独自ドメインが使えないなどの制約がある一方、モバイル版もサポートされている等の相違がある。うちは関係ないが、複数ブログには対応していないようだ。

引っ越しツール等の供給は夏から秋にかけてされるらしい。それまでに各自対応を考えてくれ、ということなのだろう。

僕はどうするかだが、実はこのOCN以外に、Niftyココログにもブログを持っている。利用環境は似ている(どちらもType Pad使用)。ただ、契約を変えないといけない。まあ、まだ考える時間はあるから。

ネット上のサービスは変わりやすいから、まあこれからも覚悟が必要かもしれない。

僕は先に、ネット配信経由で購入した音楽データをなくしてしまった(PCが壊れ、データ自体は残っているがライセンス認証が不可能に。以前は購入記録を基に、購入元で再発行できたが、調べてみると一昨年にサービス変更で再発行終了していた)。電子書籍もそのうち使えないものが出てくるかも。ブログはそれらとは性質が違うとは思うが、やはりさいごはバーチャルよりタンジブルでしょうかねえ。

P1120622
写真は本文と関係ありませんが、近所にいる、野生化したワカケホンセイインコさん。
P1120625
はと。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

内向きの組織

2014年05月24日 | ビジネス

 組織が成熟してくると、経営にはどうしても内向きの力がかかり、企業の存在価値である顧客創造から外れた行動をとるようになる、というのはピーター・ドラッカーの言葉だ。

 この言葉から想像されるのは、伝統的、安定的な老舗企業のような組織だ。しかし、実際には比較的若くて小さなところであっても、内向きの傾向を示す組織というのは存在する。

僕自身、これまで実際に悩まされてきた。なぜこのような傾向がおこるのだろう。

 一つ考えられるのは、その組織の母体となった組織が、内向き、硬直的である場合だ。大組織の子会社、外資系企業の在日法人などは、法人格は別でも人的には大組織の一部なのだから、ある意味では当然なのかもしれない。
でも、結構どこもこれに悩まされている。母体組織の優れた伝統を広めることと、現場に溶け込み柔軟に対応することとを両立しないとならないから、現場のものは非常に悩まされるのだ。

 もう一つ感じていることは、組織の人そのものが既に、あるいは資質的に内向きである場合だ。
わかりやすいのは大企業出身の社員が、新たに設立した会社で従来のやり方を踏襲すること、つまり大企業病だが、これはお互い見つけやすいし、自分でも注意ができるので、案外大きな問題にはならないかもしれない。

 自分の身の回りの人のことばかり気にしている人が、組織の重要な地位にいると、組織全体がそれに引きずられて内向きになりやすい。こういう人は概して、それに同調する、自分と似た人を近くに引き寄せるので、組織内が同質になりやすい。

 大企業病というのではなく、経歴や才能が普通と異なっている人。ある種の才人。こういう人が、組織を動かそうとすると、時に自分の流儀と組織との兼ね合いに足をすくわれてしまい、周りが見えなくなることがある。
困るのは、こういう人は外部と接触しても、自分流のフィルターを通して普通と違う解釈をしてしまい、余計に世間離れしてしまったりする。自分では世の中のことを直に見聞していると思っているから、周りがそれをチェックすることもできない。

 このタイプの人はトップには向いていないのだが、そうでなくても苦労することが多いようだ。確かドラッカーの著書でも、別の形で触れられていた(「優秀なビジネスマンが、転職先で成果を出せない。それは組織に求められていることをするのではなく、今までやってきたことと同じ仕事をしようとするからだ」)。

 女性が、などというと昨今すぐ批判を浴びせられてしまいそうだが、傾向として女性の管理者は内向きになりやすいところがある。いわゆるmeddlesome old woman、世話焼きばあさんという言葉があるが、よく言えば組織を完全にコントロールしようとしすぎる、ということか。もちろん、男性にも細かい人はいるし、僕自身もバランスのとれた尊敬すべき女性の上司たちと仕事をしてきたことがある。

 内向きの組織の人たちに、自覚症状はあまりないようだ。外から入って来た人は、順応できる人と次第に拒絶反応が酷くなってくる人とにはっきり分かれる(はじめから受け付けない人はそもそも入ってこない)。
どこかの時点で切れてしまって、外に飛び出す人もいるし、苦しみながら長く居続ける人もいる。実際どうなのかは知らないけど、僕の感覚ではヤクザの人たちの社会に近いのではないかと思う。まあ、外に飛び出せば、そいつは裏切り者、ということだな。

 先に書いたように、企業規模の大小や、歴史にかかわらず、内向き組織は多く、大成功はしないにしても、淘汰はされにくいようにも思える。そこにはむしろ、生き残れる何らかの強みすら感じる。

 ドラッカー的には、内向き組織は淘汰されるべき存在なのだろうけど、現実問題としてはそういう組織で生涯を送る人も多いし、それに満足している、あるいは 表向き不満がないようにしている人も多いと思う。よく考えると日本全体が内向きなのかな、とも思えてくるが、話が広がってしまい過ぎるので、それは置いて おく。

と、思ったけど、思考は止められない。やはり社会が内向きなら、その構成員である我々も、ある程度内向きの組織を容認するほうが、合理的なのかな・・。

だんだんわからなくなってきた。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

E5系「はやぶさ」で「イエー!」の巻

2014年05月19日 | 鉄道、車、のりもの

こんなものを買ってみました。
Img_6922

Img_6926
先日、仙台まで「はやぶさ」に乗って感激したもので・・。イエー!
Img_0302
実物。3年前、「がんばろう東北」のマークをつけていた頃。
Img_6932
いやあ、かっこいいっすけど、走らせるところがないな。
と、いうわけで、あまりオチのないおはなしでした・・。
Dsc_0483
話は全く飛びますが、今日、皇居のお堀で見かけた、甲羅干しをするカメたち。
Dsc_0485
あまり大きいので、びっくりしました・・・。どうもオチがない話になってしまいますね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

椋鳥の親子

2014年05月17日 | 動物 いきもの

帰り道、森のあたりを歩いていたら、小鳥の声がする。上を向いたら、ちょうど見やすいところに木のうろがあり、そこから子供たちが顔を出している。

いったん帰宅して、カメラを持ち出した。
P1120652
ムクドリ、でいいんですよね?

P1120658
子供は2羽のようだ。
P1120703
こんな感じのところに木のうろがある。自然にできたんでしょうかね?人工ならぬ鳥工?なのかな?
P1120704
僕はバード・ウォッチャーではないので、手持ちの撮影用具は例によってLumix G3 45-200ミmmの組み合わせで、デジタルズームを4倍にして撮影してみた。4倍だと換算1600mm相当になるが、手持ち撮影では被写体を見つけるだけでも大変だ。2倍がいいところだが、EXズーム(2倍)だと、画質劣化しないそうだが、現場ではよくわからなくて2倍ズームで撮り続けてしまった。
P1120723
この辺の木はこの冬、かなり間伐をして、枝の見通しが良くなっている。
このうろを見つけられたのはそのせいだ。
P1120724
通りがかった方が話しかけてきた。お話を伺っていると、この土地の持ち主の方らしい。
通行人に枝が落ちてくるなどの障害を避けるために、枝の間伐をされたとのこと。
P1120739
桜の木が切られてしまって、寂しいですね、というと、桜を維持するのも大変なのだという。虫がわいたり、落葉を掃除しないといけなかったりと。
P1120740
このあたり、ムクドリ、カラス、ヒヨドリは普通に見かけるかな。ムクドリは少し減った。カラスも一頃より少ない。オナガは結構見かける。メジロは声はよく聞く。今年はウグイスの声も聞くことができた。
P1120742
セキレイは街で見かけることが多いかな。あと変わり種はワカケホンセイインコ。
P1120742_2
親鳥が来ると、ちちち、となく。
P1120777
えさをもらうが、まだ足りなそうな顔をしている。「ちゃんとお留守番していなさいよ」
P1120778

P1120779
「あ~、行っちゃった・・。」


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

トマトとバナナ

2014年05月14日 | セキセイインコ

ペンは食には割と慎重で、滅多なものは食べたりはしなかった(ポインセチアをついばんだときは焦ったけど)。シードとペレットのほかは、小松菜が大好きで食べたくらい。

前に会社の子にそんな話をしていて、何か新しいものを食べさせてみようと、プチトマトを買ってきたことがあった。
Imgp2522
そのままでは食べられないから、いっしょに食べることにした。半分食べて、残りを渡すと案外素直に食べてくれた。
Imgp2521
バナナも切ってあげたら、これも食べてくれた。甘いから、味を覚えると好きになってくれるかな、と思ったが、それほど夢中になるという感じではなかった。

今年の2月末頃のことだ。雪が降ったり、小学校の同窓会に出て感激したりしていた頃だ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3年が過ぎて

2014年05月12日 | 日記・エッセイ・コラム

 このブログは3年前の4月末に始めたが、その少し前に、僕たちは地震という大きな試練に直面している。

 今まで、個人的に知人に物を送るなどの支援はしたものの、被災地を訪れて支援活動をするなどはしたことがなかった。

今回所用で訪れた街も、大きな被害を受けた。その町を、震災後初めて訪れた。

 3年を経て、短時間通りすがっただけの旅人の目には、あの時のことを思わせるような跡は特になかった。

 街道沿いのチェーンレストランは、東京付近で見るそれと、何も違うところはない。店員さんもごく普通のかわいらしい女の子だったし、後からやってきた若いサラリーマン風のお客が、仕事の打ち合わせをしようとする風景も、見慣れた日常的な風景で、全く誰の注意を引くものでもない。

 花屋には母の日のためのアレンジが所狭しと並んでいた。高速路線バスでは、偶々一緒になった運動部らしい大学生と、どこか別の大学の老教授が、話に花を咲かせていた。これは東京などではちょっとお目にかかれない風景だろう。都内で知らない老人から話しかけられたら、学生たちは変な顔をして黙ってしまいそうだ。
 別の場所では、恋人なのか、職場かどこかの同僚なのかわからないが、男性が女性に、FX取引の手ほどきをしていた。

 こうした会話も、普段の人たちが交わす、ごく普通の会話に過ぎない。

 違うのは現地の人と話していくと、さりげなく今もまだ仮設に住んでいるということや、持ち物を皆流された、ということが、次第にわかってくるという点だ。
 それとても、僕たちがよそ者だから話してくれたことであり、仲間うちでは話にのぼることでもないのかもしれない。
Img_6902

Img_6905

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

USBラジカセでカセットテープのデータ化

2014年05月09日 | デジタル・インターネット

10年以上前に買った、アイワの小さなラジカセが壊れてしまった。
Img_6863
ウォークマンサイズでステレオスピーカ、オートリバース、Hiポジション対応、2倍録音、マイク録音付きと、すでに安物ばかりになっていたラジカセの中では多機能だった。なお、ラジオ部分はまだつかえる。カセットはベルトが伸びてしまっただけだと思うが(10年持てばいい方だろう)、一応退役してもらい、代わりを探すことにした。
カセットは今は全く聞かないが、古いテープがあるので、聞けるようにはしておきたいのだ。

Img_6866
ウォークマンはたしか今年発売されてから35年になると思うが(それより前、電車内で音楽を聴くということはなかった-ラジオを聞く以外は)、僕が最初に買ったのは21年前だ。たしかロヂャースという安売り店で、1万6千円で買った。5年くらい、それも最初の数年しか使わなかったと思う。作りは今見てもとても良くて、チャコールの塗装も厚く、光沢がある。SONYのロゴはプレスで浮き出しになっている。
Img_6868
19年前に買ったウォークマン。AM,AMステレオ、FM,TV(全チャンネルの音声)が聞ける。秋葉原で、定価3万円が2万円だった。上記初号機に比べると、性能は格段に良く長持ちしたが、作りは合理化され、塗装はやや薄くロゴも印刷だ。
気に入ってはいたが、翌年にMDを買ってそれと併用した(MDはコンテンツがあまりなかったので)。10年ほどでゴムが伸びて使用不能に。
このほか、音楽練習や通信講座用にテレコを買ったりもした。一部はまだ使えるが、モノラルだ。

Img_6854
本題に戻る。今回はこれを買った。カセットをmp3に録音できる。
カセットのデジタル化は、10年くらい前にMDに落とすことをかなりやったのだが、そのMDがだんだん市場から消えて行ってしまった。今のところうちには数台のMD再生機があるが、やはり今から遺すならmp3にした方が良さそうだ。

Img_6860
これ、すごく安くて、3010円だった。この種の機械が安価で使い捨て状態になったのは、ここ15年ほどのことで、もう驚きはしないけど、僕らは大昔のよき時代を知っているからねえ・・。
耐久性は期待できないので、使えるうちに使っておかないと。

USBメモリも一緒に買って来た。まんなかに刺さっているのがそれだ。
ラジカセの前にある、フラメンコのカセットは昔の上司からのプレゼント。スペインに行って、すっかりフラメンコファンになって帰ってきたのだ。

そういえば同じ頃、社長秘書の子がインド映画ファンで、是非聞いてくださいと言ってインド映画音楽?のテープを貸してくれたこともあったな。ちゃんと律儀に聞いて、返したけど。元気かな。ふみちゃん。

録音したデータは、RECというフォルダに保存される。切り出しとかの加工が必要になると思うが、今のところまだとりっぱなしの状態だ。ちらちらとパソコンで聞いてみたが、音質は悪くない(mp3、128kbps固定)。
Img_6862
ケースは46分だが、中身は60分。タイトルがないので聞いてみたら、つのだひろのDJでダイアナ・ロスとかをやっていた。間のCMで革製品フェア’89とか言っているので、平成元年の録音らしい。バブル最盛期っすね。
背後のケースにはへたくそな時で書いたタイトルが色あせている。’M’でわかる方もおられるかとおもうけど、これはプリ・プリっすね。

Img_6873
すごく古いテープを出してきた。
中学にL.Lの授業があって、ヘッドセットをして流れてくるネイティブの声を自分で復唱したり、会話練習したりしたのを、録音していた。このテープは売店に売っていて、授業があるのに忘れたとき(あるいはそれを口実に)買い増ししたりした。
割と信頼性の高いテープだった。質実剛健なデザインが、今でもかっこいいな。

Img_6874
これは、そのテープのパッケージ。
下端が斜めに切れているのは、自分でケースの形に合わせて切ったもの。
価格は450円位だったと思う。

Img_6871
・・良くある話だが、リーダーテープがリールから外れてしまっていた。
1本はどうでもいい10分テープから部品を取り出して修理した。もう1本は強引に接着剤で治してしまった。一応問題なく聞けた。

手持ちのカセットを見ると、割と最近の、CDを録音したようなやつは、データ化しなくても買い直したほうが良いだろうし、クラシックのコンサート録音も、今更いいか、と思うものも多い。

なので、データ化の対象は大昔の、ラジオのエアチェックとか、友達が学校で披露した落語とか(どこかにあったはずだがなあ)に限られ、それほど多くもなさそうだ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お客様

2014年05月06日 | セキセイインコ

窓を開けて換気をしながら、隣の部屋で片付けをしていると、どこかから「チ~ィ、チ~イ」という声が聞こえてくる。

ずいぶん近くで野鳥が鳴いているんだな、と思って作業を続けていたが、どうも気になるので隣の部屋に行ってみると、
P1120553
お客様が部屋まで来ていた。

これはLumix G3に45-200mmをつけて撮っているので大きく見えるが、実際には鴨居のところにちょこっと見えるだけなので、種類はわからない。遠目にはメジロに見えるが、肝心の目の周りが白くない。くちばしの下が黄色い。

君は誰なの?

反射的にマヒワという名前が浮かんでくるが、僕は野鳥に詳しくないからよくわからない。
まだ子供らしく、飛び方、逃げ方がちょっとおぼつかない。コワクナイヨといって、手をさしのべるが、野鳥がそう易々と手乗りするわけがない。ペンだって最初はこわごわ乗ってきたものだ。

ともかく、弱っているなら保護しないといけないし、そうでなくても家から出られなくては困る。
おいでおいでしても逃げちゃうので、どうしても追っかけることになる。こっちも驚かすつもりはないのだが。
それが、携帯買ったときにもらったミニトートバッグを上からかぶせるようにすると、簡単に中に入ってしまうのだ。もっと用心しなさい。
P1120515
壁に垂直に止まる。こんな芸当はペンにはできなかったな。
P1120558
くちばしの下が黄色く、羽根は抹茶色。しっぽは短い。
P1120522
ネットを検索して見たところでは、どうやらメジロの子供とみて良さそうです。
子供はまだ目の周りが白くないらしい。
P1120536
大きさはペンより一回り小さい。ペンはセキセイの中でも小柄な方だったが。ただ、まだ赤ちゃんなのだから、小さいのも当然か。

ちょっとだけ様子を見ようと思い、ケージに入れてみた(ケガしてないかとか、観察したかったので)。ペンよりは遙かに俊敏にぱっぱと動く。ケガはしていないようだ。よかった。

SNSに書いたら、友達からペンのお使いかも、と言われた。
ペンから、元気で楽しくやってますよ、と言付かってきたのかも、と。

それが、ここのところ夢にペン殿が出てくるんだよね。

最初は昼寝してたときで、なぜか元気よく僕にアタックしてくる。ときどき指をかんだりと、相変わらず。頭を見ると、寝癖みたいに筆毛ののこりがほげほげとしてるのが見える。

かまれて痛いと思いながら、でもまあ、これで元通りだな、とほっとしたりしている夢だった。

次に見た夢は、ペンはもう「生まれ変わって」いる、らしい。なぜか、にわとりでも入れるような、大きなケージに入っている。こんなに大きいケージじゃ落ち着かないだろう、と思う。

ところがペン殿、生まれ変わったくせにどうも形が落ち着かなくて??、見るたびに黄色い鳥になっていたり、鳥ではない、何かの動物(とかげみたいの?)になったり、なんか変だ。でもペン殿であることはわかっている。

ケージを持って、どこかに移動しようとするが、途中で通った河川敷の土手のようなところを通ると、畑にセイタカアワダチソウがものすごく密集して黄色い花を咲かせている。うわ、生態異常、気味悪い、と思ったりした。学校か、研究室みたいなところに連れて行ったんだったかな?

というわけで、メジロくん、ペン殿によろしく言っといてね。



コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラ・フォル・ジュルネ2014

2014年05月05日 | 音楽

今年もこの時期が近づくと、国際フォーラムの周辺からお祭りムードが漂ってくる。どうしようかと悩んだが、結局1公演だけチケットを買った。

Imgp2568
前回はファイナルコンサートだったが、今回は中日の夜。”ルネ・マルタンのル・ク・ド・クール”って、僕はフランス語の素養がないからなんだこのカタカナは?と思うが、こちらのページではハート直撃コンサート、と括弧書きされている。

上記で特筆されているように、このコンサートの目玉は昨年のファイナルコンサートに続き、今年も「カスタネットの女王」ルテロ・テナさんが出演することだ。

曲目は次の通り;

モーツァルト:セレナード13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」
モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番
ハイドン:ピアノ協奏曲Hob. HVIII-11
ヨハン・シュトラウスⅡ世:スペイン行進曲
ヨハン・シュトラウスⅠ世:カチューシャ・ギャロップ
ファリャ:オペラ《はかない人生》より舞曲

てんこ盛りである。
シュトラウス以降でカスタネットが入る。ヴァイオリンはセルゲイ・ツィンマーマン、彼はフランク・ペーター・ツィンマーマンの息子である。舞台でも「世界的な・・・の息子」と紹介されていたが、ぼくはなぜかクリスティアン・ツィンマーマンの息子と勘違いして、ピアニストの息子がヴァイオリニストかあ、などと見当違いなことを考えていた。

ピアノのマタン・ポラトも若い。ちょっとパリの若き芸術家風で、ハイドンを颯爽と演奏して見せてくれた。

協奏曲はやはりソリストの顔が見えた方が良くて、CDだとおもしろさが半減する。カスタネットも、やはり奏者の顔が見えると演奏がずっとおもしろくなる。すごい勢いで小気味よい音を聞かせてくれた、ルセロ・テナは、聴衆の大歓迎を受け、何度もアンコールに呼び出されていた。
Imgp2574
このお祭り騒ぎ。
Imgp2570
今年もNHK”三昧”で取り上げられていたようだ。放送室はガラス越しに公開されている。
Imgp2578
今年は10周年とか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あたらしいコンピュータ

2014年05月03日 | デジタル・インターネット

もう5月だ。本当に、4月は慌ただしかった。どうもここ数年、4月はあれこれがたがたする時期であまり相性が良くない。ただ、それを言うと1年中そうなのだけど・・。

うちのコンピュータは2月にいったんおかしくなり、リカバリして使っていたが3月にHDDがクラッシュ、修理をあきらめ、代替機を注文、3週間待って4月はじめにようやく納品された。
前のVAIOは愛着があったので、何とか修理できないかと考えたが、5年落ちのパソコンに6万円の修理代とあっては、いささか酔狂もいいところ、ということであきらめざるを得なかった。

Img_6756
左がこれまでのVAIO,右が新しいHP ENVY 17-j100/CT。大きさはあまり変わらない、というより、選ぶときにVAIOと見合ったものを探した。画面はVAIO16インチに対し、17インチと少し大きいが、最近の悪癖でキーボードに10キーを組み込んだので、ピッチが狭く使いにくい。

Img_6741
箱はこんな感じ。bは、beats audioというブランドのスピーカーを採用しているから。東芝のPCがハーマンカードンを採用したあたりからかと思うが、最近はこういうのがはやりのようだ。音はどうかというと、たしかに結構がんばっているような気もする。

Img_6748
開封直後。週末に開封して、設定を始めたがその後難航し、いろいろあって落ち着くまでずいぶん時間がかかってしまった。

Img_6752
HPやDELLというと、ビジネスライクな印象があるが、初心者向けガイドブックを始め、そこそこ親切な機能やサービスもついている。日本メーカーのおもてなしぶりには及ばないが。

ハード的な評価は価格.comに書いたので、ここでは雑感を。

  • デバイスコントロールがちょっとデリケート。指紋認証付きだが、途中で使えなくなった。面倒なので使っていない。
  • Bluetoothもそうで、サポートの指示でドライバを入れ替えて使えるようになったが、それでも時々フリーズして焦る。
  • キーボードをたたくと周辺が0.5mmくらいたわむ。キー自体の感触もすこし柔らかすぎて感触がつかみにくい。10キーが入って狭いので、以前のVAIOよりもずっと使いにくくなった。また、十字キーのうち上下のキーが小さくて、つい誤操作してしまう。
     10キーはどれだけの人が使っているのかな?僕もオフィスのデスクトップでは必須だが、家のノートではない方が使いやすい。ない場合のキーボードのように、頻繁に数字を入れるときはFNキー+中央部のアルファベットキーの方が使いやすかった。
  • ファンクションキーが、ボリュームとか画面明るさなどの機能に割り当てられていて、日本語変換(F7で全角カタカナとか)に割り当てられている普通の操作法とは異なっている(FNボタン+F7で通常の操作)。まあ、これは慣れかもしれない。キーボードはバックライト付きだが、F5ボタンでオンオフできることにさっき気がついた。それまで1ヶ月間、間違ってバックライトなしを注文してしまったのかと思っていた(か、メーカーが間違えたかと。文句言うのも面倒だしとか、思っていたが、僕が悪かったのね・・)。
  • ドライブは500GのHDDと、追加で24GのSSDをつけた。そのおかげか、起動は早い。グラフィックもオンボードではなく専用で、静止画の処理程度しかしないが十分早い。外付けHDDも新調したが、USB3.0のせいか、転送はかなり速い。

Dsc_0421

  • Windows 8.1はつい昨日のアップデートでまた少し変わったみたいだ。それ以前は起動直後にモダンUIが出るようになっていたが、いつの間にかデスクトップに変わった。また、電源オフのアイコンが右上に出るようになった(以前はチャームを呼び出してから操作)。モダンUIで起動中のアプリが、デスクトップ下部に表示されるようになった。
  • わかればなんてこともないが、ブラウザ(IE11)が2種類あるなど、戸惑うような作りになっていることも事実だ。日本語ソフトはATOK2011を使っているが、これがモダンUIでは通用せず、チャームに「使用不可」と出てしまう。仕方ないからその都度Microsoft IMEに切り替えている。確かにATOK2011は少し古いのだが、最新版に変えれば是正されるのだろうか?

音楽ファイルはずっと前からソニーの規格を使っていたが、突然のクラッシュでダウンロードファイルなどが使えなくなった。これの再構築と、ハードウェア変更のことはまた別の記事で。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする