この記事はかなり前に書きはじめたものだが、色々と忙しくてまとまりがつかず、脱稿(^^;が今になってしまった。
使い始めて結構時間がたっているが、その間に使い方がわかってくるというか変わってきたり、しばらく忘れていたりしたので。。
初めから書き直したほうがよさそう。。
とにかく、Google Play Musicを使い始めたのは今年の春ごろ。当時、3か月100円で使えます、というキャンペーンをやっていた。
定額配信のサービス自体は知っていたが、それまで特別興味はなかった。音楽のダウンロード(Sony のMora)を使い始めたのは10年近く前だが、数年前にPCの故障でデータが飛んでしまい、しかもサービス体制がいつの間にか変わっていて、データの復旧もできなかった(それまでは、購入した曲は再ダウンロードできることになっていたが、データ形式が変わったらしい)。そんなにショックを受けるほど使っていたわけではないが、その前後から音楽はCDで聞く体制に戻っていた。
偶々、良く訪れるブログでApple musicの紹介をしていて、新しい音楽に(お金を気にせずに)触れることができる、などとそのメリットを訴えていた。
Appleもよいが、まあ、100円ならお試しで良いだろうかと思い、類似のサービスであるGoogleを。
Andorid系のアプリとしてもともと入っている、Google Play Musicを使う。サービスに加入すると、メニューから配信関連のサービスが使えるようになる。パソコンに専用アプリはなく、ブラウザでウェブサイトを開いて使う。
事前にネットなどで、各社の配信サービスの特質みたいなのを調べたが、Googleはアップルに比べると邦楽も比較的充実、検索がしやすい、他方、リコメンドシステムはアップルに軍配が上がるという。Googleのトップ画面は野暮ったくてだいぶ損をしている、というのもあったが、確かにそれは同意できる。。
リコメンドシステムは、使っていくほど正確さが増していく-これまで聞いた曲を分析して、好みの音楽を提供しやすくなる-という。
だが、いまのところそれほどメリットがあるようには思えない。カーペンターズが好きで、よく聞くが、同じ傾向の別の人の曲があったとして、それを聞きたいかどうか、聞いて気にいるかどうかはまた別の問題だ。ナウアンドゼンを聞いて、スキータ・ディヴィスのThe End of The World や、別の人が歌うジョニー・エンジェルを聞きたいと思ったら、自分で調べたほうが速いと思う。。
もちろん、そうでない聞き方もあると思うし、リコメンドされて新しい世界が開けるということもあるのだろう。もしかしたら、アップルならもっと意外性のある選曲をするのかもしれないけど。。
トップページには、日曜日の午後にふさわしい音楽、みたいなチャンネルがある。とりあえず何も考えずに音楽を鳴らしたい、というときに使うのかもしれない。有線放送的な使いかたともいえる。ジャンルやアーチスト別の「ラジオ」というのもあり、例えばボブディランのラジオというと、関連しそうなほかの人の曲なども交えて選曲されたものが流れている。
ただ、いずれも最初ちょっと試しただけで、今は使っていない。
いまのところ、全く知らない曲を知るには信頼できるラジオ(たとえばピーターバラカン氏の番組とか)のほうが、関連する話とかも聞けるので、そのほうが便利だし好きだ。
ただし、自分で能動的に、こんな演奏も聞いてみたいとか、先のラジオなどで紹介された曲をもっと聞きたいとか思うとき、定額配信は本領を発揮するような気がする。
その配信ライブラリだが、公称は3,500万曲だそう。
試しにビートルズのアルバムを探してみたが、だいたいそろっているみたいです。ビートルズのレコードはあまり持っていないので、これは便利です。
というより、さいしょに「イエローサブマリン」のアルバム全体をライブラリに入れたとき(ダウンロードもできる)、これCD屋に行けば2千円以上するのに、こんなに無制限に聞けちゃっていいのだろうかという、妙な背徳感を感じてしまった。
ジョニ・ミッチェルなんかも、90年代の一部のアルバムしか聞いたことがなかったので、デビュー当時から最新曲まで検索してライブラリに入れてみた。全部店で買ったら、数万円になるだろう。
たぶん、熱心なファンの人はそれでも、CDなどの形で買うのだと思うけど、業界の人もこれは結構大変かもしれませんね。
洋楽はだいたいそろっている感じがするが、邦楽はまだまだだ。
もちろん時間と共に変わってきてると思うが、最初試した時、松任谷由実、サザンオールスターズは、ラインナップになかった。検索でヒットはするのだが、オルゴールバージョン、みたいのが出てくる(これは配信システムの時と同じパターン)。
天地真理と山口百恵もない(^^;・。しかし、由紀さおり、山本リンダなんてのはあったりする。山本リンダとか、けっこう面白いなと思ったりして。。原田知世も、意外とよかったですね。
新山詩織なんてのもだめでした。
鬼塚ちひろはここで初めて知りました。面白かったです。
クラシックも、一応あるというレベル以上にそろっているみたいです。一度アンナ・ネトレプコの「ボエーム」全曲を(途中まで)聞きましたし、バッハのヨハネ受難曲なんてのも聞けます。とはいえ、やはりクラシックはCDで聞きたいですね。mp3 320bpsですし。
Andoroidなので、最初は常識的にスマホで通信しながら聞いてみましたが、それをやると電池の減り方がすごい。もともとGalaxy s6は電池が持たないのですが、ちょっともったいなくなります。データ通信量も相当なものになるでしょう。
先に書いたように、ダウンロードできるので、wi-fi環境で本体にダウンロードし、それを聞いたほうが多少電池にはいいようです。
今はタブレット(wi-fi仕様)にダウンロードしておいてかばんに入れ、それをBluetoothでつないでイヤホンで聞くような使い方をしています。まあ、もとより普段は耳の保護のため、出先で音楽を聞く機会はそうはないのですが。ちなみにダウンロードしたデータは、ほかのアプリなどでは開けないようです。
100円のキャンペーン期間が終わると、月980円となるのですが、続けるかどうするか。。