うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

消費税増税あと10分

2014年03月31日 | 日記・エッセイ・コラム
夕方コンビニに行ったら、値札を書き換えていた。
スーバーにも行ったが、既に本体価格自体、先週よりあがっているようだ。
まあ、理屈では理解しても、明日になって高い税額を払うのは癪だなあ。
17年前はわざわざ直前にコンビニに見にいったが、もうそんな元気ないや。

実は25年前、消費税が初めて施行されたときのことも覚えている。お茶の水にあったファーストキッチンに行って食事をした。応対した子が新入社員だったらしく、あたふたしていたのが印象的だった。

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マイクロフォーサーズレンズFANBOOK

2014年03月30日 | マイクロフォーサーズ全般
マイクロフォーサーズレンズ FANBOOK (インプレスムック デジタルカメラマガジンFANBOOKシリーズ NO.) マイクロフォーサーズレンズ FANBOOK (インプレスムック デジタルカメラマガジンFANBOOKシリーズ NO.)
価格:¥ 1,890(税込)
発売日:2014-02-14

本屋で売られている書籍は再販制度があって、値引き販売はできないが、電子書籍には適用されない。 ちょうど先日、日経新聞にamazonについての記事が出ていて、その関係もあってピーター・ドラッカーの本をkindleストアで購入したところだ。けっこう、2-3割くらいかな、安い。

このムック本も最初から電子書籍化されていて、3月末現在で1,333円だ。書店では1.890円。増税後は1,944円かな。結構あがるなあ。

少し前なら、E-P1のムック本とかを買えば、MFTの全レンズの紹介記事が掲載されていたが、MFTレンズも増えて、近年発売のカメラのムック本では、とても全レンズを紹介するようなことはできなくなってきた。
なので、この本は重宝しそうな気がする・・。

ちらちらと読んでみたが、うちのLumix G3のキットレンズ、14-42mm F3.5-5.6のレビュー記事も載っている(キット専用で、市販はしていない)。絞らないと結構甘い、という評価だ。初期のレンズは14-45mm F3.5-5.6ASPH MEGA O.I.Sといい、今でも単体で市販されているが、外観やスペックは似通っているものの、こちらのほうが描写がよさそうだ。

14-45mmは中古なら1.2-1.5万、新品なら2万円台前半だ。デザインも合うし、中古の良品なら手を出しやすいぞ・・。

が、しかし、ここからせこい話になるが(いや、重要だ)、僕らは増税後も昇給しないのである。3%分は自分で浮かせないといけないのだ。よって、買っても腹の足しにならない本やレンズなどは、厳しく吟味しないといけないのである。

良く見ると、うちのキットレンズと同じだと思っていた14-42mmは、小型化されたⅡ型のものらしい。ので、うちのレンズの参考にはならないな。それに、ズームの描写を補う意味で単焦点の14mm F2.5や20mmF1.7を持っているのだから・・。

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中国は、いま

2014年03月29日 | 社会・経済
中国は、いま (岩波新書) 中国は、いま (岩波新書)
価格:¥ 861(税込)
発売日:2011-03-19

国分良成編 岩波新書 2011年3月。執筆陣は豪華で、清水美和氏、浅野亮氏、田中均氏、コラムでは緒方貞子氏、小林陽太郎氏、エズラ・ヴォーゲル氏、ジョセフ・ナイ教授ほか。

国分氏個人の体験として、本書冒頭でふれられているが、日本人の対中感情というか、対中観の推移は、世代によって異なっているようだ。

僕にとって中国はパンダから始まっている。文革のことは全く知らなかった。テレビで中国残留孤児の紹介がされていたり、年配世代の人たちがツアーで中国旅行(視察旅行といっていいような感じ)に行ったりするくらいで、(同時代の中国には)ほとんど関心がなかったといってよい。

すぐ隣の国なのに、考えてみれば異様なことなのだが。

いくらか注意をひかれたのは’89年の天安門事件で、その頃は漠然と自由主義社会になった将来の中国を、想像したりしていた。中国製衣料品を店で見かけるようになったのは’90年代に入ってからだ。

’80年には、国民の8割の人が中国に「親しみを感じて」いたのだそうだが、2010年には全く逆転して、「親しみを感じない」人が8割、日中関係が良好でないと感じている人は9割に達しているという。

国分氏はこのどちらも極端に思えてならないとし、これを正すのは政治の責任であり、我々の責任(国分氏のような中国研究者を示すのか、日中双方の国民を示すのか?)である、と説く。

そして、このまま中国を「異質」なものとして排除しようとするのではなく、「個性」として認知し継続的な交流、対話が必要と述べ、それには中国の現状を知ることから始めよう、として各界の識者の方々の見解を紹介している。

内容は岩波新書らしくアカデミックなもので、僕が本書を選んだのもそれゆえである。中国、韓国に関する本も、書店では非常に扇情的で感情的なものが多くなった。これには出版界の事情も関係しているらしい。毎日新聞では、嫌中、嫌韓ものを見出しにあげると、その雑誌の売れ行きが全然違ってくるので、やめられなくなる、という業界事情を暴露していた。今日、マスコミというのは本当に罪深い存在になりつつあるな・。いや、昔からそうなのか。

 具体的な内容には触れないが、中国という国家が、アヘン戦争後の「屈辱の百年」を克服しようと改革を進め、さまざまな変遷を経て、今日の表面的華美に過度に執着するような体制に至った(高橋伸夫「歴史を背負った自画像」)など、興味深く読んだ。

アメリカなんかもそうだが、国家とその国民は必ずしも見解を一にしているわけではない。ただ、自国の繁栄や、世界に誇れる何かを持つことは、素直にうれしいようだ(以前一緒に働いていた中国の人も、就航した「遼寧」の写真を、ウェブニュースでよく見ていた・・)。

行き過ぎたり、他の人を傷つけたりしなければそれも良いことだろう。
ただ、国家あっての国民という考え方はもはや通用しないし、どこの市民が不幸であっても、結局世界の市民全体にとって負担となったり、安定を損なう原因となったりする。大きな国家ほど、それを賢明に導いていくのは困難を伴うだろうが、大国を任ずるならその責務を負うべきだろう。それができないなら、地域を分けて、各自の自治に任せる選択肢もとれるはずだ。

いずれにしても僕たちはこれからも、中国の存在感を意識し続けていくことになるだろうし、彼らと触れ合う機会も減ることはあるまい。突出する軍事費など、いろいろ気になることもあるが(一番やめてほしいことだ)、予断を持たず、動静を見守っていきたい。

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ドラッカーのセミナー

2014年03月28日 | ビジネス
今週はじめ、ピーター・ドラッカーに学ぶセミナーに参加した。オフィスで契約しているコンサル会社と、ドラッカー学会などが共催する、カフェ形式のセミナーである。

ドラッカーは05年に亡くなったが、ちょうどそのころ、書店に並んでいた、The Daily Druckerというのを買ったことがある。1日1テーマの、いわば金言集である。英語の勉強にもなるかな、と思って買ったと思うが、これ、文章は結構難しい。最初カレンダー通りに、1日ずつ読んでいったが、たぶん途中で挫折していると思う。これを書いているのは3月27日だが、この日のページは"Command orPartner"だった。

今回参加資格として、ドラッカーの著作を1冊以上読んだことのある人、とあったのを見て、この本を思い出したのだが、全編読んでいないので、本当は失格だったかもしれない・・。そういえば、「もしドラ」がはやった頃は素通りしていたな。
とはいえ、冒頭行われたドラッカー・テストは6割正解で平均点クリアだったぞ!

もっとも、このセミナーはそんなに堅苦しいものではない。また、ドラッカーの「教義」を頭に詰め込むようなセミナーでもない。皆が興味のある課題を選び出し、それについて数人でテーブルを囲んで話し合う。これを、相手を変えて数回繰り返してまとめていく(ワールドカフェ、と呼んでいた)というセッションが中心だった。

会場は、子供の絵やぬいぐるみ(発言者はそれを手元に置いて話す)の置いてあるような、カジュアルな雰囲気の部屋で、飲み物を飲みながら行われた。参加者は僕と同じ年代の人が多いが、若手の人、中堅の人も結構多く、またコンサル会社の人も一緒に参加して一緒に考えていた。

印象的だったのは参加していた皆さんの頭の切れの良さだ。僕など、質問の意図を酌んで答えるのがへたくそだし、結果を簡潔に表現するのも四苦八苦だが、参加者の皆さんは短時間で見事に話をまとめていく。若い人たちを含め、皆さん立派なものだな、と感心した。

ワールドカフェはドラッカーとは直接関係ないようだが、初対面の皆さんと、胸襟を開いて話し合いすることができたのは、得難い経験だった。





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当日の帰りに見た夕日。いつの間にか日が長くなった。




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日本人のための「集団的自衛権」入門

2014年03月26日 | 本と雑誌
日本人のための「集団的自衛権」入門 (新潮新書 558)日本人のための「集団的自衛権」入門 (新潮新書 558)
価格:¥ 714(税込)
発売日:2014-02-15

著者は石破茂 自民党幹事長である。この本、書店の目立つところに平積みされていた。

噛んで砕いたような語り口が、いかにもこの人らしい。国際法上の定義から、日本における集団的自衛権の解釈まで解説し、さらに後半には対話編として、FAQ、よくある疑問に答えるような構成になっている。

詳しいことは本書を読んでもらうしかないが、ごく短く、一言でいうなら、現在の日本政府の解釈、「我が国は国際法上は集団的自衛権を有するが、憲法上その行使は許されない」に対する批判である。権利があるのに行使できないとはどういうことか、そもそも憲法は集団的自衛権を禁じているのか、と議論を展開する。

おもしろいと思ったのは、現行解釈に矛盾があると批判し、むしろ「我が国は国際法上集団的自衛権を保有しているし、憲法上も保有もしている。憲法上も行使できるが、政策判断としてこれを行使しない」とすればすっきりしたのに、憲法に拠り所を求めてしまったところに誤りあがったのではないか、と述べている点だ。

僕なんかがみれば、解釈に矛盾があるとするならば、それを改めてこれでよし、でいいんじゃないかと思うのだが、実際には著者のやりたいことがその先にあるようで、議論はその先、使えるんだから使おう、という話に進んでいく。

このブログではあまり深い議論をするつもりはないので、この程度の紹介にとどめておくが、文章はわかりやすく、また、視点がぶれておらずストレートな語り口で書かれている点は良いと思った。読者を煙に巻くようなごまかしがないし、感情的に煽るようなこともしていないので、批判的にも読みやすい。この種のテーマの本はやたら扇情的だったり、刺激の強い書き方をしているものも多いが、その点この本は良いと思った。

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今回は堅苦しい話だったので、ちょっと息抜きを。
オフィスのコンピュータを新型に置き換えている。銀行EBの電子認証(セキュリティのため、各PCに固有の認証を与えて、そこでしかアクセスできないようにするシステム)を移し替えるため、リモートで旧PCの画面に、新PCの画面が表示されるようにしてもらった。

旧PCで使っていた、ぺそぎんウィジェット(時計)を、新PCに移すことができた。旧PCのぺそぎんは、常に手前に表示になっているようで、新PCの画面にもしゃしゃり出てしまう。小さい方が旧PCのぺそぎん。

置き換えは、XPパソコンのサポート終了に伴うもの。置き換え機のOSはセブン。オフィス用は8.1ではなくセブンというのが、何となく一般的になってしまったが、使い勝手が大きく変わるのがイヤだ、というのが理由らしい。その気持ちは分かる。コンピュータも成熟して保守化しているのと、自分の頭が固くなっているののどちらか、あるいは両方か。




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山桜

2014年03月23日 | 映画
そろそろ桜のたよりも聞こえてくる季節だ。などと思いながら、出がけに「時雨みち」を取り出して読んでみた。
読んだら、映画も見たくなった。

時雨みち (新潮文庫)時雨みち (新潮文庫)
価格:¥ 620(税込)
発売日:1984-05-29

僕は藤沢周平の、全く新しい読者で、この本を読んだのもほんの1年前のことだ。映画が、6年ほど前に公開されたことも、当時は知らなかった。

僕などよりずっと、思い入れの強い人も多いだろうし、ウェブをちょっと探しただけでも、この作品について触れられた記事がたくさん見つかる。今更僕が書くのも気が引けるが、この小説、そしてそれを見事に映像化した映画も、とても好きなんだよね。でも、うっかり電車の中で読んでいると、思わず泣けてきて、恥ずかしい思いをするときがある。

小説の「山桜」は、文庫本では20ページ少々の短い作品だ。簡潔な文体の中に、見事な世界が描かれている。映画はこれを1時間45分にひろげて構成している。往々にして、原作の雰囲気が損なわれたり、タイトルだけ借りて中身が全く違う作品になってしまいがちなパターンだが、本作品は原作の雰囲気が全く損なわれていない。監督、制作陣の、原作に対する愛着を感じさせる。

山桜 [DVD]山桜 [DVD]
価格:¥ 3,990(税込)
発売日:2008-12-24

改めて見直すと、檀ふみ(主人公野江の母)がとてもいい。世間の厳しさに晒され、傷つく娘をいたわりながら、少し離れたところで静かに微笑み見守っている。最近のドラマや映画だと、年輩の役の人が若作りしすぎて、どっちが親なのか子なのかわからないようなケースがおおい、というよりほとんどがそうだが、檀ふみは、いい感じに年輪を重ねた女性という感じがでている。

原作では母はそこまで細かい描写はされていない。役者が作品に入り込みとけ込むことで、命が吹き込まれたのだろう。

野江が持ってきて、床の間に活けていた桜が、次第に散ってきたのを、花びらを拾いながら、心配そうな面もちで(娘を思い)たたずむ姿など、うまい演出だなあと思う。桜は葉を出しているのだが、まだ活け続けてあるのだ。

同様に、野江の夫、磯村庄左衛門(千葉哲也)も、役者によってその姿を明らかにされている。甘やかされて育ち、嫁に対して強いコンプレックスを抱いている、ちょっと情けない男ぶりがよくでている。彼がいてこそ、野江の婚家での苦労がはっきりしてくるのである。「諏訪様」に取り入る時の、如才のなさもいい。感情が高ぶって、庭で真剣を振り回してしまう、という演出もよくできてる。

手塚弥一郎(東山紀之)もいい。ちょっと格好良すぎる嫌いもあるが、映画なのだから、華がなければいけないし。諏訪氏を城中で斬るという、強い行為にでた理由もよくわかるように演出されている。

野江(田中麗奈)は気の強さと、しつけの良さがよく出ている。表情の出し方がとても上手で、黙って物思いしているときにも、存在感がある。伏し目がちにしたときや、辛い仕打ちを受けたときの表情、とても説得力がある。夫をとがめるときの目つきも実にいい。

母と、叔母の墓参りに言った帰り、いかず後家だと思っていた叔母には、祝言の日取りまで決まっていた人がいたが、直前に病死したのだ、と聞かされる。

小説で野絵は、それを聞いて叔母が自分より不しあわせな人生だったと思っていたのは間違いではないか、と思うようになる。叔母には死なれて痛手を受けるような相手がいたが、自分はそうではない、と。

映画ではそれが、親子との会話表現される。野江は母に「房おばさまは、本当はお幸せだったのかもしれませんね。・・私とは、違うのですね。」というと、母は、「いいえ。あなたは、ほんの少し回り道をしているだけなんです。」と応じる。意をつかれた野絵はふと立ち止まり、ふと物思う表情になるが、やがてほんの少し口元をほころばせる。
檀、田中どちらも演技達者であったからこそ、成立したシーンだ。

こうしてみると、この映画は時間を潤沢に使って、小説の世界を丁寧に描き出そうとしているようだ。演技や演出がしっかりしていなければ、観る人はあきてしまう恐れがあるし、制作者としてはあれこれ詰め込みたくもなるのかもしれないが、難しい手法を見事に成功させたと思う。

最後に、文庫版巻末の、文芸評論家岡庭氏が書いた解説について。岡庭氏は藤沢周平の描く人物の魅力について、「現実世界への”断念”、現実には期待せず、その上にたって、かえって果敢に難題の克服、正義の実行への努力、そしてそれらの行為の果てに垣間見られる夢と感傷」という表現をされている。

決して大声で抗議したりしないが、かといって虚無におそわれたりニヒルになるのではなく、いくら小声であれ呟き続けること、これこそがこつこつと社会生活を積み上げてきた藤沢周平の、現実体験の要約なのだ、と。

我々が時代小説に感じる魅力とは、まさにそういうところなのだろう。動かしがたい体制のもとで生き続けながら、不満をぶちまけたり、悪し様に大声を上げたりはせず、かといって現実のすべてを受け入れるのではなく、どこかで筋は通したい。そういう感覚は、長く社会に身をおいていないとわからないものだ。ただ、あるいは女性の方が、早くから共感しやすい感覚であるかもしれない。

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春はまだ

2014年03月22日 | まち歩き
今年は例年に比べても寒いという印象が強いが、先週辺りから少しずつ寒さが緩んできた。

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ただ、昨日は冷たい雨だったし、今朝は日差しは戻ったが、外に出ると風が冷たかった。日中は黒い雲に覆われたときもあり、かなり寒く感じた。




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この時期は結構忙しくて、外を出歩く機会もあまりない。今日、久しぶりに外を歩いてみて、日差しが強くなっていること、生き生きとした緑が芽生えていることに気がつき、何となく嬉しかった。




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桜のつぼみはまだこんな感じ。満開は4月に入ってからになるかな?

今はPCが無いので、EYE-Fiカードの入っているIXY31Sをもっぱら使っている。画面が小さいので、写真がどんな写りになっているか、確認しにくい。文章も変換ミスがチェックできなかったり、改行がおかしかったりするかもしれないが、ご容赦を!




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マナー違反

2014年03月19日 | 日記・エッセイ・コラム
PCがないのは不自由ですが、逆に今まであまりやったことのなかった、出先からの更新みたいなことでも、やってみる気に。タブレットの文字入力、苦手だけと。みんな、なんであんなに速く入力できるのだろう?
1 先日の朝、通勤者で混雑する地下道を、若い女性がいわゆるスマホ歩きをしていた。道の真ん中を、前を見ずにゆっくり歩いている。前方から、目の不自由な人が、点字ブロック沿いに歩いてきた。

ああ、ぶつかるな、と思っていたら、本当にぶつかってしまった。

危ないなあ、でもスマホ歩き、自分もやってるときあるなあ、などと思っていたら・・。
この人、またスマホ見ながら道の真ん中を歩き始めた。

2 朝の電車で、吊革につかまっていたら、前の席に座っている人が新聞を読んでいた。僕も電子版の新聞を読んでいたが、近頃は紙の新聞を読む人がめっきり減った。

でも、目の前の人には、新聞を紙で読む理由があるようだ。

その人はオレンジのマーカーを手に、記事にハイライトを引いているのだ。
それはいいのだが、マーカーを持った手を、新聞の前、つまり僕の立っている方に突き出して、沈思黙考している。

マーカーの先のところが気になる・・。

車内の編み物ではないが、電車が揺れたときにマーカーが服についちゃうかもしれない。

車内は狭く、ただでさえその人は新聞を大きく広げているのである。

見ていたら、手でもてあそんでいたキャップがポロッと、その人の袖の中に落ちた。
慌ててカバンや座席を一生懸命探していた。

言ってあげてもよかったが、黙って探すの見ていた…。

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パソコンとしてのタブレット

2014年03月15日 | デジタル・インターネット
3月3日にパソコンがクラッシュしてから、うちではパソなしの生活が続いている。
新しいPCは先日注文したが、注文生産の製品で、納品までまだ1ヶ月以上かかるという。消費税増税前、またXPのサポート終了前ということで、製品需給は逼迫しているようだ。

来ないものは仕方ないので、いぜんからやっているように、NEXUS7をパソコンがわりに使うことにしている。キーボードは昨年買ってきた安い製品だが、一応使える。マウスもBluetooth接続のものは、使えるようだ。新パソコン用に使うため、買ってきたものだが、暫定的にタブレットで使っている。

オフィスはとりあえずKingsoftのものを使っている。プリンタも一応ユーティリティをインストールしたが、文書印刷はできないようだ。

一応、ネットに繋いでウェブ閲覧、オフィスファイルの表示や簡単な変更はできる。
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これでしばらくしのぐしかないな。




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3度目の春

2014年03月13日 | まち歩き
朝、建物の入り口に日の丸が掲げれられているのを見た。会社の子に、なんだろう、と間抜けなことを聞いてしまった。会社の子は心得ていて、国旗に黒いリボンのようなものが巻かれていることも知っていた。
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あの日、オフィスから新宿にいた親を迎えに行き、親戚の家まで歩いた。今日、一昨年、昨年の同じときと同様、あのときと同じ道をたどってみた。




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あのときは都心を離れる人が列を作り、さながら大晦日の初詣の一群を連想させた。今、この道を通ると、ジョギングをする人たちが列をなしている。





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前回歩いたときは、途中で道がわからなくなり、あの日歩いた道を完全にトレースできなかった。今日は国会議事堂のところから、首相官邸の横を抜ける道を思い出して歩いてみた。あの日、道に迷って、警備をしていた警官に道を尋ねてここを通ったのだ。少し風が出ていた。竹藪のそよそよという音が、すごく印象に残っている。都会の真ん中なのに、さっきまで人がごった返して、緊迫した空気が漂っていたのに、この場違いな雰囲気はなんだろう?




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赤坂プリンスは当時、すでに営業を終え、明かりの消えた真っ黒な状態でそびえていた。今は解体も終了し、再開発が始まっている。

3年前と今の違いは、以前は道がわからなかったのに、今は距離感がつかめていて、時間が短く感じられることだ。あのときは赤坂に出るまでが大変で、四ッ谷からの道はどこまで続くんだろうという感じだった。

意味のない行為だ、といわれると一言もないが、僕なりの、あの日を忘れないための儀式だ。




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原発敗戦 船橋洋一

2014年03月10日 | 本と雑誌

今年もまもなく3.11を迎えようとしている。3年がたち、震災の記憶の低下も懸念されているが、他方、当時の状況の検証や、復興に向けた根強い支援の動きもある。今日(9日)も、恩師主催の復興支援コンサートに行ってきた。

船橋氏のこの本も、この2月に発売された新刊である。船橋氏はこの前にやはり原発災害とその対応を取材したドキュメンタリー「カウントダウン・メルトダウン」を発表し、大宅賞を受賞されたという。カバーの紹介文は、「フクシマで日本は「あの戦争」の失敗を繰り返した。・・危機下にあるべきガバナンスとリーダーシップを探る」とある。

本書の視点はこの扉の言葉に言い尽くされていて、本文では事故対応段階での問題点と、先の大戦中の戦史ににおける事例を並行して紹介し、その類似性を表そうとしている。また、対応にあたった米国支援部隊、東電、自衛隊そして半藤一利氏らとの対話編があとに続く。

個々の事例紹介や見解などは大変面白く、示唆に富む。特に米国が日本の管理体制に驚き、不満を表明し、それに当時の日本政府が自ら国の統治に不安を感じたという記述には驚く。助けに来たアメリカが、政府や東電の対応のお粗末さに呆れて、この国との同盟を続けてよいものか、不安を覚えるほどだった、というのである。

ただ、事実関係の記述が最小限に抑えられているので、時間の経過した今では、やや分かりにくい記述がみられる。まるで、当時の事情は本書を読むまえに同氏の「カウントダウン・メルトダウン」を読んでくれといっているようだ。新聞の社説をあとからまとめ読みしているみたいだ。ちりばめられている大戦中の出来事(失敗事例)は彫りが浅く、現代の事例検証と釣り合っていない。全体に、ちょっと散文的で論理性に欠け、読者を情に流して説得しようとしているような印象がある。

読者を引き込むような文章力はさすがで、とても読みやすいし、読むものを飽きさせない。
何となく、上手にできたテレビのドキュメンタリー番組を見たような読後感だ(文春新書 800円+税)。

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ペンタブレット

2014年03月08日 | デジタル・インターネット

PCが使えなくなって4日たつ。タブレットNEXUS7等も使えるが(この記事もネクサスで書いている)、いろいろ不便なこともおおい。ブラウザはポップアップメニューなどが使えず、日本語入力も癖がある。

余談だが、このタブレットにはGoogle ChromeとFirefoxが入っている。FirefoxはPCでも使っていて、期待してインストールしたが、blogを書くとき、キーボード操作がおかしくなる。Chromeは動作が遅いという不満があったが、どちらも大差ないようだ。 PCは、なんとか今日中には手配するつもりだ。

タブレットと言えば、3年前の最初の週末に、ワコムのペンタブレットを買った。 Img_6588jpg

なぜ急に買おうと思ったのか、よく覚えていない。保証書を見ると、3月5日になっている。翌日、これを使うとメモリが足りなくなるかと思い、増設メモリを買いに行った。もとの2ギガに1ギガ増設した。3月6日、日曜日のことだ。

使ってみるとこれが難しくて、ぜんぜん思うように書けなかった。ペンをおいている場所と、書いている絵を見られる場所が違う(タブレット本体と、液晶画面)のが、どうも馴染めなかったのだ。1万円と安価なので、書き味もそこそこなのかもしれない。

とにかく勉強しなければと思い、本屋に行って解説書などを買ってきた。SAIというソフトを前提としたものだったが、まずは手持ちのソフトでなれなければ、と思い、少しずつ練習することにした。

ところが、その週末には東日本大震災が発生してしまい、おえかきどころではなくなってしまった。 地震関係の話になるが、こんなぐあいに、地震の起きるまえ数日間のことは不思議とよく記憶している。

ペンタブを買ったのはヨドバシ新宿、翌日メモリを買ったのはヨドバシ吉祥寺で、たしかフォトプリンタの用紙も一緒に買った。3月10日、スマホを買おうかと、ヨドバシ秋葉原に行った。なぜかやたらとヨドバシにいっている・・。

(3/10追記:タブレットではレイアウトの崩れを直すことができず、オフィスでこっそり直した
Firefox(スマホ用)はHTMLの編集に難があるようだ。PCはまだ買っていない。XP移行と消費税増税で生産が間に合わず、納品まで時間がかかりそうだ。型落ち品はどんどん売りきれているようだ・・)。

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緊急対策会議2

2014年03月06日 | デジタル・インターネット

うさぎA: というわけで、うさぎC君にヨドバシ秋葉原店に行ってもらいました。

うさぎC:お店を見てきました。ちょうどXPのサポート期限が近いこともあり、お客は多かったですね。割と年配の人も目立ちました。
売り場の目立つところには、外国製の5万円くらいのノートがおかれています。性能は押さえられているのでしょうが、値段は魅力的でした。
中心価格帯は、5、6年前と変わっていない印象でしたね。15万くらいから20万くらいかな。

うさぎB: 安いモデルは昔もあったとおもうけど、量販店にはあまり出てなかったかな?

うさぎA:5年前なら、台湾のメーカーはもう結構出していたね。ただ、あの頃は国内ブランド数社が、売り場の大半を占めていた。ほとんどが標準品で、オーダーメイドの製品は目立つところにはなかった。

うさぎC:前買ったときは、長い間検討して、お店にも何度も足を運んだからね。だんだん見慣れて、区別がつくようになっていた。今日みたいに、久しぶりに行くと、一度では全体の傾向はつかみにくい・・。あと、同じボディでもCPUなどが何種類もあって、価格が倍くらい変わる。むかしからそうだけど、じゃあ何を買えばいいのか、その場では判断しづらい。CPUの形式もまだ見慣れてなくて、よくわからない。

うさぎB: 前回はそれなりに予算があって、その価格の範囲で選べばよかったけど、今回は急なことで、予算をやりくりしないといけない。こういうときは選択が難しいな。急な出費は少ないほどいいけど、もっといいのを買えばよかったと、後悔したくもないし。

うさぎA: とりあえず安いのでいいや、落ち着いたらいいのを買おう、と思っていると、そのままずるずると使い続けてしまう。

うさぎB:それは、結局その程度のもので役に立っている、ということの証明だよね。なにも高いものを買うことはない。

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緊急対策会議1

2014年03月05日 | デジタル・インターネット

うさぎ家のリビングルーム。急遽召集された家族一員が、緊張した面持ちで集まった。

うさぎA:皆さん、お忙しいところお集まりいただき恐縮です。ご存じの通り、本日未明、我が家のコンピュータがクラッシュしました。直前まで何事もなく使えていたのですが、ふと見たら画面がモザイクもようになっていて、HDDのランプがつきっぱなしになっていました。セーフモードで立ち上げたものの、次第に画面表示もされなくなり、チェックディスクもとちゅうで止まってしまいます。

うさぎB:リカバリしてから1ヶ月もたっていないのに!

うさぎC:あの頃から本当はおかしかったんだろうね。動作がおかしくなり、ソニーのサポートに電話して修理を頼もうとしたが、電話口であれこれ確認してもらった結果、ハードには問題ない、という結論になったのだが。

うさぎB:リカバリしてからは全く問題なく使えていたし、むしろ直前より調子いいくらいだった。設定やソフトも見直して、ブラウザのお気に入りも整理し直すなど、生まれ変わった気分で使っていたのに。ショックだなあ!

うさぎA:前回はセーフモードが有効だったので、ドキュメント等は不調になってから移動することができたね。今回はなにもできなかった。ただ、幸いリカバリから時間がたっていなかったので、本体にはほとんどデータが入っていなかった。

うさぎC:写真や音楽データなどは、外付けHDに保存しているからね。バックアップ用に、先週新しいHDDを買っていて、時間ができ次第バックアップするつもりだった。

うさぎA:今夜、リカバリできるかどうか、電源を入れてみたが、OSが立ち上がらなかった。修理は受け付けてはもらえるが、HDD換装は約6万円かかるらしい。もっと安いパソコンも売られている。うちのPCは5年半ほど前の製品なので、修理という判断はどうかなあ、という気もする。

うさぎC:量販店で見たが、4万円台のノートPCもあるようだ。しかし、性能はともかく、質感やトラブルの可能性など、安いPCはリスクがあることもたしかだ。直せるなら直した方が安上がりという考え方もあると思う。

うさぎB:僕らはPCの専門家でもマニアでもないので、性能のことはわからないが、いくら廉価版でも、5年前のパソコンよりはいいんじゃないか?

うさぎA:うちはパソコンを割りと長く使うからね。前のやつなんか、7年近く使ってなかった?

うさぎB:02年2月から、08年12月まで。もっと早く買おうと思ったんだけど、なかなか買えなかった。

うさぎC:ネットオーダーで買ったけど、価格の割に性能はよかった。ただ、当初は2ー3年ですぐ買い換えるつもりだった。

うさぎA:拡張性とかは犠牲になってたね。グラフィック性能も低かったし、いまから思うと結構頻繁に壊れていた。
いままで使っていたVAIOなんか、性能もそこそこ良くて、質感もよかったし、故障も少なかったよね。結局5年で壊れちゃったけど。

うさぎC:デジモノの最上級品と、最廉価版は不経済なんだよね。

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桜 さよなら

2014年03月01日 | 植物、花

駅までの通勤途中に、小さな林があり、そこに桜と楓の木がある。春になるときれいな花が、晩秋には真っ赤に染まった紅葉が、目を楽しませてくれた。

桜の花については2年前にふれたことがある。毎年花が咲くと、写真を撮っていた。
昨年春はこんな感じ。そろそろ葉桜になりそうな頃。
Img_4776

紅葉がきれいになるのは師走の初め頃のことだ。
Img_0084
鳩もお気に入りの場所だったようだ。春にはウグイスもきれいな声を聞かせてくれていたが、もう何年も聞いていないな。

昨年暮れの様子。
Imgp1481

葉桜もきれいだったが、この頃は少し遅かったようだ。それでも、青空によく映える。
Imgp1486

沿道の人たちを和ませ、鳥たちには憩いの場を与えてくれたこれらの木々は、今週半ばに切られてしまったようだ。特に桜は、剪定ではなく、根元から切ってしまった。
Imgp2530
いわゆる山林とはいえ、どなたかの土地なので、利用上の問題で切らざるを得なかったのだろう。ただ、沿道の住民としては寂しく思うことも確かだなあ・・。

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