新居の片づけは大変なスローペースながらも少しずつ進み、午後11時現在、まだ解体していない段ボール箱は5個となった。一つは引っ越し後に関連手続きをした書類やら、エアコンの説明書、リモコンブラケットなど、所在のないものをとりあえず突っ込んである。冬物衣類は来週来るタンス待ちだ。雑多なものを突っ込んだ鉄道模型、各種の書類ファイルの入った箱は、これから整理をしていかないといけない。書棚はまだすべての本を収容しておらず、区分棚もまだ整備中。CD、DVDは一応収納したが、特にDVD(録画を焼いたもの)は、今後選別して捨てていくことになると思う。CDは収容ぎりぎりなので、細長い隙間家具を調達する予定。
色々捨てたことは確かだが、残したつもりでどの箱にもなかったものがいくつかある。特に、食卓塩を入れた瓶(赤いキャップのごくふつうのもの)は、転居前日に養生テープで蓋を固定したことまで覚えているのに、結局出てこなかった。仕方がないので、天ぷら屋で使っているような、小さな匙で塩をまくような器(もらいものだが使っていなかった)を洗って使うようにしている。
これ以外にもあれはどこやった、なんていうのは日常茶飯事だ。なまけ癖のついた脳を活性化させる訓練と思って、根気よく頑張るしかない。
CDにしても本にしても、ただ突っ込んだだけで並び方は全くのランダムな状態だ。鉄道雑誌などは、一応並べているが、これまでの40数年の蓄積のうち、何割かは実家に、残りをここに置いて、もうほとんど余裕がない。転居前に心を鬼にしてかなり捨てたつもりだが、もう今までの調子で気軽に増やしていくことは不可能だ。
書類もなるべく持ちたくはないが、整理しながらも多少は保存が必要なものもある。安いバインダーを買ってきたので、少しずつ整理していくつもり。
さて、整理したファイルの背表紙のため(と、入り口の表札に使うため)、久しぶりに出土してきたラベルライターを使おうと箱を開けてみた。
今、まだ売ってるのかしらとアマゾンを徘徊してみたが、健在ですね。スタイルもあまり変わっていないや。
写真ではあまりわからないが、本体のグレイの部分は経年でやや黄色っぽくなっている。白物家電なんて言葉があるが、白のプラスチックモールドのものは、10年もするとたいてい黄変しますね。ヤケルといういい方もあるが、実際には太陽光とは関係なくて、室内の空気清浄機なんかも色が変わっている。機能は矍鑠としているのに、外装が変わるとすこしみすぼらしく感じてしまうことがある。
とはいえ、メーカーから見ると、あまり製品が長期間変わりなく使えるというのも困る面もあるのだろう。新製品が売れないという意味ではなく、長寿家電がもたらす発火事故などのリスクを減らす意味で、経年をコントロールしているのかもしれない。
そうそう、このラベルライターがどのくらい古いのかを書いていなかった。
なんと20年前の購入です。
MDやVHSテープのタイトル記入のために買ったのですね。特にVHSはテープ幅がちょうどフィットして、非常に見栄えがいいんですよね。
MDは量販店のデモ用に使っていたディスクが、ラベルライターでプリントてあって、それで欲しくなったのです。
もともとオフィスには常備されていることが多いので、なじみはあったのです。たいていはテプラですが。
専用のハサミがついていますが、それはいま気が付いたことで、全然知らなかった。。ACアダプタは別売で、単三電池8個かな、すごくたくさん入れて使います。
箱には、使用例が示されていますが、先ほど触れたVHSやカセット、ノートや文房具、眼鏡ケース、デジカメ!?、手帳などに名前を入れています。
カシオはデジカメのパイオニアですから、こういうところにも登場させたかったのでしょう。これも今調べて知ったのですが、写真のデジカメはどうやらごく初期のQV-10かその後継機のようです。
電池は入れっぱなし(いつ入れたのか覚えていない)でしたが、液漏れもしておらず、驚いたことに電源を入れたらちゃんと動きました。
カシオの製品はけっこうしっかりしていて、いいですね。電卓は仕事柄たくさん持ってたけど、オフィス用を含め手元に今あるのはみんなカシオだし、あとなんだっけ、結構カシオだからと選ぶことは多い気がします。あ、腕時計はすみません、昔からSEIKOでして。
カシオのコンデジはまだ買ったことないけど、そのうち買ってみるのも面白いかもしれません。
カメラといえば、転居終了を記念して、今日一眼レフを買いにいこうとしたのですが、結局家の片づけで終わってしまった。。