正月の写真や自分のブログ記事、カレンダーなどを見返したところです。数年前だとこの神社でも和太鼓の披露や獅子舞などの神事が行われていたようです。
川越喜多院のだるま市も、今年は中止されたようです。
ただ、参拝客は減ったとはいえそれなりに行列はできていたようです。
仕事柄、1月は忙しいことが多い。西欧社会的には12月中旬からクリスマスまでは皆休んで、元旦こそ休むがあとは平常通り。年次決算がこの時期という企業が多いので普段より余計忙しい。
という訳で過去には元旦出社、あるいは31日出社ということもけっこう経験しました。三が日は実家にいても3日の午後には帰宅して、4日から全開で仕事するという感じ。
それが今年は今日4日まで休みだと。基本繁忙期は変わりませんが、前職までのように銀行営業日ベースではなくなったので。。
今日はちょっと変な感じでした。世間は動いているのに自分は休みで、取り急ぎすることもない。年末は掃除したり買い出ししたり、色々あるものですが、正月は別にない。
ちなみに今年のように4日からフルに1週間平日が続く曜日が並ぶのは、過去には2016年、1999年、1993年などがそうだった(見落としあるかもしれません)ようです。なぜか4日が金曜日という年が多いような気がしますね。そうすると4日にどばあっと仕事して、また土日くたばっていられるので楽だった?気がする。'16年のブログでは長い一週間だった!と嘆いています。。
午後昼寝して・、そうだ、ずっと行けなかった映画でも見に行こうと思い立ちました。
長い前振りでしたが、昨年興行収入が千と千尋を抜いて一位になったと話題になった、鬼滅の刃を見てきました。
ニュースで社会学者がなにやら解説してたりして、いったい何がそんな人気なのかと。
結論から言うと、よくわからん。
一昨年のスターウォーズ最新版よりは間口は広いですが、あらかじめ漫画なりアニメなりを見てないと世界観がわからないような構成です。とはいえ何の予備知識もない僕が見ても、話の筋は普通に追える。
ただそうすると、よくある少年ジャンプ的冒険漫画の世界が展開されるだけ、という感じで・。
ひとつ感じたのは、絵が無駄にむちゃくちゃきれいですね。キャラクターは漫画のタッチを忠実に再現させているせいか、それと背景や建物などの描写との差異が大きくて違和感を覚えます。冒頭の墓地や、回想(夢)シーンの雪景色、森林、川などの描写はすごくきれい。
ただ、最近よくある、いわゆる聖地巡礼ができる様な設定ではないせいか、ディティールの描写にそれほどこだわりは見えません。
鉄道ファン的に見ると(邪道ですが)機関車は一目で8620型とわかり、最後のころまで形態的に破たんしていないのは見事です。しかし客車は資料がなかったらしく、車内描写を含めごくふつう(いわゆる昔の列車というステレオタイプな描写)。機関車を精密に描写することの意義があまりない(が、保存機を運営するJR九州がコラボしたことを考えると、その辺の営業的配慮があったのかもしれない)。運転室に機関士ひとりしかいないのはむちゃむちゃ違和感があります(石炭を焚く機関助士がぜったいひつよう)。
さらに言うと、物語的に列車が舞台である必要がどこにあるんだろうかとも考えてしまう。。
ちょっと期待していたのは舞台が大正時代ということだったので、当時の風俗とかどう描写されているのかな、と思ったのですが、基本その辺のこだわりはないようです。。まあ下手に三丁目の夕日やるよりはいいかな。
「風立ちぬ」もそうでしたが、古い時代を描写するときは、中途半端なこだわりは却ってマイナスの効果を感じることがあります。
実写だと昭和20年の東條英機がファントムVIに乗っていてもまあ仕方ないかも、と思いますが、アニメなら自由に描けますからね。その点「この世界の片隅に」は半端なくすごかったです。というか、全体としてプレシジョンがバランスとれていれば入りこめるんですけど。
SNSでピアノの先生やっている知人が「仕事の一環として見たけど(子供と話合わせるためか)、途中で退屈して困った」と書いているのをみて、なんか勇気ある発言だな、と思ったけど、けっこう自分も似たような書き方になってしまった😅 ・石投げないでね。
年末に、正月休みに読もうと仕込んでおいた「日出処の天子」。漫画は場所取るのでできる限り電子で読みたいのですが、山岸さんは電子書籍許可してないみたいなんですよね。ただ結局まだ1巻しか読めてないです。