うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

日本フィル第643回定期演奏会

2012年09月29日 | 音楽

9月に入って急に思い出したようにCDを買い始めたが、実演も聴きたくなり、残席残り少ないチケットを何とかゲットした。2階席上手の、奥の方だが、致し方ない。指揮は小林研一郎。曲はブラームスの交響曲第2番と第4番。

実はオーケストラのコンサートに行くのは9年ぶりである。いちど足が遠のくと、おっくうになってしまう、というのはあったが、ずいぶんと久しぶりになってしまった(オケ以外は行ってるし、先日はメトのオペラ映画を知人と見たりはしているけど)。

ブラームスの2番というのは苦手とまでは行かないが、普段はCDでも積極的に聴こうとは思わない。しかし、今回出だしの弦の音を聞いたら、まあ久しぶりの実演だった事もあるけど、ちょっと心が震えた。弦の音は家の安いスピーカーで聴いているとなかなかきれいに出ないものだが、目の前で聴くと切れ味が全然違う。
2番もなかなか悪くないな、と考えを新たにした。

ただ、演奏そのものは後半の第4番のほうが良かった気がする。前半も悪くないのだが、後半は固さがとれたというのか、絵で言えば細密ではないが勢いで見せる、という感じに近い感じだ(相変わらず文章力がなくて・・)。

そういえば、久しぶりに思い出したけど、あの終演後の拍手の早さは、やはり気になるな。もうちょっと余韻を楽しめばいいのに。

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六本木一丁目駅に着いたら、急に懐かしさがこみ上げてきた。以前の職場に近く、よく昼休みに通りがかったりしていたので。その頃はなかったビルが右の方にできていて、少し驚いた。
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職場が近かった頃には、なぜかサントリーホールには行ってないんだよな。歩いてすぐなのに勿体ない話だが、かえって気持ちが切り替わりにくかったのかもしれない。
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ホールの賑わい。写真はここまでね。
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帰りに寄ったお茶漬けの店。となりの男性も、コンサート帰りの人だった。
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カラヤンプラッツの銘板。ここがアークカラヤン広場と命名されたのは14,5年前だが、実はその命名式を見たことがある。昼休みにたまたまそこに居合わせたのだ。
ホールと反対の隅に、30席ぐらいの椅子が並べてあって、大賀典雄氏が出て来てスピーチをした。目の前でカラヤンが亡くなって云々・・という話をされていた。
それまでそこは単なる広場だったのだが、ただいまからここをカラヤン広場と命名します、みたいなことを言われ、ひどく唐突な気分だったのを覚えている。

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静電気

2012年09月27日 | うんちく・小ネタ
いつも悩んでいた事がある(ちなみにわかっていると思うけど、たいしたことではありません)。

よく行くスーパーで、陳列棚にある商品を取ろうと触れた瞬間、『バチッ』静電気が火花を散らす。静電気は湿度の低い冬(*関東地区)などに帯電しやすい。しかし、このスーパーでの静電気火花は1年を通して起こる。

 だれもグレープフルーツを触ったら感電するなんて、思いもしないからびっくりする。何度も感電すると、だんだんものを買うのも嫌になってきてしまう。

 時々はレジのお姉さん(と、表現を統一しておきます)からおつりをもらうときにもバチッと来るときがある。おつりのコインをレシートの上に載せて、指が触れないように渡されるようになったのは、あれはここ10年ちょっとぐらいのことじゃないかと思う。なんだか自分が汚いもののように扱われている気がして、最初は嫌な気がしたが、お客と火花を散らしては余計失礼になってしまう、という理由もあるのだろうか?これが恋の芽生えになるなら、そういう人生も悪くない?が、それはそれで大変だろう(謎)。

 静電気がなぜ起こるのか、理由はよくわからない。そのスーパーの床材か塗装が靴と触れるときに帯電しやすい性質のものだとか、そういうことがあるのだろうか?

 あまりバチバチ来ると静電気恐怖症になってくる。そうするとほうれん草を取る前に、家のカギをおもむろに取り出して、陳列ケースに軽く触れてから手を出したりする。人が見たら一体この人は何をしているだろう、と思うかもしれない。

 きょう一つ気がついたことがある。ショッピングカートを押していたのだが、カートがステンレスの冷蔵ケースに触れた瞬間、バチッと火花が散った。自分はプラスチックの取っ手カバーを握っているから、衝撃は感じない。おや、と思って、以後数メートル歩くごとにわざとカートをケースなどの金属に触れさせたが、そのたびにバチバチいっている。

 もしかしたら、カートの車輪かなにかが回転するたびに帯電するような現象を起こしているのだろうか?普通は地面にいわゆるアースされて、帯電しないのが、何らかの理由でたまっているとか。
 今度から、カートを押して買い物するときは、商品を手にする前にまずカートを金属ケースに触れてからにしよう。
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ペンをお迎えして1年

2012年09月26日 | セキセイインコ

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1年前の9月25日に、小鳥やさんからお迎えした。
今年は閏年だから、今日で366日ということか。
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1年前はこんなだった。今見るとずいぶんとちっちゃくてかわいい。
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夏はペンには厳しかったようで、結構やきもきさせられたが、まあ元気だ。
抗生物質の薬は終わったが、一緒にいただいた栄養薬(ビタミンB,E)はまだ続けている。
筆毛がずいぶんと長く残っていたが、きれいになった。今、毛並みはとてもきれい。
前より飛び回らなくなったが、全然飛ばないというわけではない。

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ちょっと気になるのはくちばしの先。
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先のところ、色がはがれたようになっている。
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春以降、おしゃべりをすっかり忘れていたが、最近また少ししゃべるようになった。
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ただ、「ぺんちゃんはとりだよ」から進歩していない。他に教えたのは「おかえり」「おはよう」ほとんど何言ってるかわからない。「とり」だけはわかる。
最初の頃はもっと希望があって、「むかしむかしあるところに おじいさんとおばあさんが・・」
と教えていたが、首をかしげるばかりで全然覚えてくれなかった。
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とにかく、げんきがなにより。

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キヤノンPIXUS MG6230

2012年09月25日 | デジタル・インターネット

 先日少し書いたが、8年使ってきたPIXUS 960iの調子が悪くなってしまい、CDラベル印刷がエラーを起こようになった。その後、試しに写真印刷をすると右端、すなわち印刷の最後の頃になると色味が変わってしまう。960iは2004年3月の製品で、修理対応期間も終わってしまったらしい。8年も使えれば十分かもしれないと思い、新型に買い換えた。

 選択の方向性については前回書いたが、今年はキヤノンの新製品がやや遅れているそうで、逆に言うと現行品は最も安い時期に当たる。それと過去数台使い続けたよしみでキヤノンにした。最上級機にはフィルムスキャナがついているが、6コマ対応と手持ちのフラットベッドスキャナに劣るのに、価格は一つ下の機種より倍も高いので却下。結局、カタログに一番大きく出ている標準型の、MG6230というものに決定。
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重量10kg。手で持って帰るのはこのくらいが限界かもしれない。まだ少し暑いとき(19日)で、最寄りの駅に着いてから家まで持ってくるのが一苦労だった。

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過去に配送してもらえば良かったと後悔した家電製品は3つある。一つは大昔に買ったワープロ。画面が小さなブラウン管(だったと思う)で、重かった。次に電子レンジ。これは重い。最後はオーディオ・セット。本体とスピーカーが別の箱で、重さもあるがとてもかさばるのだ。

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表面がとても艶のある黒。きれいだが指紋やホコリ、傷がつきやすいと、ネットでは指摘されている。今が一番きれいだからと、記念写真を撮ったが、部屋が丸ごと映り込んでいる。
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設定は画面を見ながら行う。960iの頃はモニター付きのプリンタは少なかったが、今は当たり前のようだ。
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インクカートリッジ。奥のが今回のMG6230用。手前はこれまで使ってきた、BCI-6という型番のもの。新しい方が一回り小さい。インクのかずは6種だが、黒が2種、グレーが1種と、内容が違う。
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8年ぶりだといろいろなものが珍しい。インクを装填すると、ランプがつくのには驚いた。
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ちょっと見えにくいが、本体色はブロンズ。この種の製品にしてはずいぶんと変わった色だ。

接続は以前はUSBだけだったが、LAN、それも無線LANが簡単に使えるのが便利だ。
設定自体はCDの案内に従ってやれば、問題なくすんなりできる。

ただ、普通にインストールしていくと、起動時にキヤノンの製品情報やらなにやらのポップアップが出て来たり、「時々お宅の情報を収集しに来るから、許可するかどうか教えてくれ」、とか、妙なメッセージが出てくるようになる。今は放ってあるが、そのうち煩わしくなって出ない様にしないといけなくなるかもしれない。
 民放のテレビにはCMがあるから、雑誌は広告枠があるから、無料または安い値段で見たり読んだりできるが、さいきんはプリンタを買ったら自社の広告を見せられたり、無償モニターに協力させることで、安価にハードを提供する体制になりつつあるのか。ま、いいか。それほど意地悪な気持ちで言っているわけではないが。

 とりあえずテキスト、写真(2L)、CDラベルを印刷してみたが、従来機に比べるとかなり速く感じる。テキストは染料インクだけだった960iよりはいい感じだ。写真の方は960iもきれいだったから、正直画質はよくわからないが、速いのはいいことだ。960iはL版-はがき版専用トレイがあって、まとめて印刷できたが、MG6230にはない。L版写真については、今は昇華型のフォトプリンタを持っているので、これで印刷する機会は少ないかもしれない。
 CDラベルはソフトが新しくなった。慣れてないせいか、そういうものなのか、模様が数種類からしか選べず、ちょっと戸惑った。

 他にもいろいろ機能があるが、しばらく試行錯誤して慣れていこうと思う。

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指揮者関係の本3冊

2012年09月23日 | 本と雑誌

・・こんなに雨が降り続けているのは久しぶりだな。昨日は具合が悪く1日家にいたので、週末は全く外出しないことになりそう。気が向いたら東京駅のイベントには行ってみたいけど。

閑話休題。

CDを買うのはちょっとお休みになっているが、ここのところ音楽家、というより指揮者に関する本を何冊か読んでみた。

 最初は日本の名指揮者、朝比奈隆氏の本である。
1985年のインタビューなので、まだ朝比奈氏も70台、カラヤンも存命の頃だ。朝比奈氏は音楽大学を出てすんなりと指揮者になったわけではなく、京大の法科を出て鉄道会社にいったんは就職し、途中から音楽の道を目指したという、少し変わった経歴を持つ。戦争中は軍属となって上海、満州を訪問し、現地のオーケストラを指揮しているところで終戦になった。難民となって帰国するまでの様子など、音楽以外のエピソードがとても面白い。
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買ったのはもう20年近く前だが、今でも時々取り出しては再読している。
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カラヤンに関する本は、本屋で検索して見るといくつか出てくる。何冊か買ってみた。

 「カラヤンとフルトヴェングラー」は、カラヤンのデビューから戦後ベルリン・フィルの首席指揮者となるまでの経歴を、同時代の名指揮者フルトヴェングラー、そして最も有力な後継者であったチェリビダッケの動きと共に追跡した本ある。これも音楽の本と言うよりは、歴史書、戦国武将興亡記のようなものに近い書かれ方をしている。続編ではないそうだが、この後の「カラヤン帝国興亡史」を今読んでいるが、同じような手法だ。
 実際、戦前、戦後を通じて彼らは、好むとこの混ざるにかかわらず、政治の影響を排除することはできなかった。カラヤンとフルトヴェングラーは共に時の政権に翻弄された。

 興味深いのは、これは朝比奈氏の場合もそうなのだが、戦争の最も激しかった時点でも、音楽会が開かれ、彼らが指揮をしていることだ。もっとも、朝比奈氏は内地ではなく満州でロシアやイタリアの楽員を指揮し、フルトヴェングラーもカラヤンも45年に入ると亡命してしまうが。ベルリン・フィル自体は活動を続け、ベルリンが包囲される直前の4月半ばまでコンサートが開かれていたという。

 もう一つ、本筋とは関係ないところで興味深く思ったことがある。

たとえば、こんな人物がいる。反ナチだとして追放されたフリッツ・ブッシュの後任として、ドレスデンの音楽総監督に就任し、一九三九年にはヒトラー生誕五〇周年記念に出版されたドイツ芸術家友好団体の機関誌に寄稿し、『交響曲能文やにおける今日の音楽の道は、国家社会主義の世界観によって規定され、それを模範とする』と書いた指揮者だ。彼は念願のウィーン国立歌劇場音楽監督に就任するのだが、戦後になってから、『私がウィーンに呼ばれるについては《最高の権力者》が反対していたそうだ』と回想録で語っている。いうまでもない。カール・ベームその人である。

ここでは、カラヤンもベームも、戦後になってナチスとの関わりを否定しようとしたという点においては変わりがない、という事を例示しているが、ベームに関する数少ない記述でこのように書かれているあたり、かなりベームには辛口な表現になっている。

 長くなってしまった。次に行こう。
「素顔のカラヤン」は女性からの視点で、70年代以降のカラヤンとのふれあいを書かれた本である。カラヤンは六〇代半ばの最盛期から最晩年に至るまでの年代となる。真鍋氏はカラヤンに認められ主に日本での公演などでは秘書のような役割を果たされ、更にサントリーホールの建設と運営に尽力された、才能のある方だ。

 ここではカラヤンは陰謀家とか独裁者のような書かれ方はされていない。シャイで素朴な芸術家であり、ジェット機のシミュレーターに目を輝かす子供のような人であり、若い日本人女性である筆者に気配りを欠かさない人、として描かれている。

 一つ一つのエピソードがとても細かい点まで記述されていて、読んでいるとついさいきんの事のように思えてくるが、既に30年以上の歳月が過ぎている。筆者の方には余程印象の強かった思い出なのだろう。

 このカラヤン著作2冊も、とても面白かった。今でもカラヤンが音楽を殺した、みたいな本も出ていて、往年の影響力の大きさをあらためて認識させられたりするが、カラヤンはもうとっくに歴史上の指揮者になってしまっている。さすがにアンチカラヤンみたいなペダンチックな文章はうんざりだ。
 というわけで、中川氏の続編も楽しみながら読み進んでいきたい。

 
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キヤノン Powershot 160 IS, 500IS

2012年09月22日 | カメラ、写真

手持ちの150ISの新型だが、少し角張ったボディに変わった。正面のエッジが立ったのでボディの印象は変わったが、パーツが似ているせいか全体の雰囲気は余り変わらない。わずかに小さく軽くなり、撮影枚数が増えた。望遠側が伸びて16倍ズームとなった。
Sx160is
価格は約2万円弱からスタートのようだ。
単3乾電池仕様ではないが、望遠側が720mmまで伸びるSX500というのも同時に発売される。
Sx500is
比較的小さいが、奥行きだけは80.2mmと、SX160の倍近い。グリップが厚く、EVFがないため背が低いのでちょっと猫背というか、一眼レフがかがみ込んだような形になっている。これも3万円弱という低価格だ。

このような小型高倍率ズーム機は、SX150ISを買うまで全く興味がなかった。ファインダーのない望遠ズーム機なんて、欠陥商品のようにすら思っていた。しかし、手ぶれ補正の発達した今ではそれは認識不足だったようで、持っていればそれなりに便利に使えると言うことが、所有してだんだんわかってきた。

単3電池にこだわるなら160ISだが、500ISも大きささえ折り合いがつけば良さそうだ。1200mmまで望遠の伸びるSX50ISはまた用途が違うが、この二つはちょっと買うのに迷いそうだ。もっとも、僕自身は今のところ間に合っているので関係ないが。

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フィルムスキャン

2012年09月22日 | カメラ、写真

先日プリンタが不調になり、代替機を考えたとき、フィルムスキャン機能を備えた上級機にするか、その下の標準機にするか、考えた。今使っているのが単体のプリンタと、フィルムスキャン機能付きのフラットベッドスキャナなので、これらをまとめて代替する事も考えられる。

問題は上級機は標準機の倍近い値段になることだ。そもそも、スキャナの方は一部部品が脱落しているものの、使用自体には問題がない。厳密に言うと、ガラスの内側が汚れているのが気になるが、使えないわけではない。

それで、ここしばらくやっていなかったフィルムスキャンを試して見ることにした。
Scan10021
全体にちょっと眠い感じだが、プリントしてもそんな感じだ。古いフィルムは端のところがカールして、スキャンするときに具合が悪いのだが、さいきんのフィルムはその点問題がないようだ。
Scan10023
コントラストはいじった。そのままだと明るすぎる。プレビューしながらスキャンして調整する事もできるが、面倒なので取り込み後調整している。

まだまだスキャンできるようだ。

・・・などと書きながら、実は先日標準機を買ってしまった。まだ箱からも出していない。週末にセッティングしなければ。

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オリンパス E-PL5, E-PM2

2012年09月19日 | マイクロフォーサーズ全般

どちらもグリップがついて持ちやすくなり、やや精悍なデザインになった。
E-PL5は昨年2月頃に出たE-PL2、E-PM2は僕の持っているE-PL1に少し似ている。もしかしたらそれを意識しているのかもしれない。
001 E-PL5
E-PL2はこんな感じ
Pl2

Pm2E-PM2
E-PL1はこういう感じ。

003

特にE-PM2の方は完全にPL1を意識していると思う。過去の機種のオマージュがやたらと好きなメーカーだ。どちらも薄いので、ちょっと全体のバランスが悪く、その辺が時間がたってみるとどう見えるか、という気がする。

うちのPL1は今でも元気で、撮影主体ではない小旅行にはよくこれを持って行く。枚数は余り伸びないが、それは歩きがてらすこしずつ撮影するような撮り方をしているから。PL1の難点はAFの遅さだが、こういう撮り方では気にならない。

今週は新製品のニュースがたくさん飛び交っているが、いくつか気になったものをあげると、パナソニックのGH3、35-100mm F2.8のレンズ、オリンパスの60mmマクロ、ボディキャップレンズ、キヤノンのG15, S160といったところか。

 

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プリンタがもうダメらしい

2012年09月17日 | デジタル・インターネット

CD-Rディスクを買ってきた。ダウンロードした音楽をCDに焼いて、セットステレオで聞くためである。何枚かオムニバスを作って、CDレーベルソフトで LP風のデザインを作って(外周を黒、内側をライトブラウンにして、タイトルを入れただけ)印刷した。鼻歌交じりの楽しい作業である。ところが・・。

1枚目のプリントのときエラーが出たが、もう一度装填し直したら印刷できた。しかし、2枚目からはエラーを連発して、なかなか印刷できない。ローラーがへたったのか、ディスクを載せるトレイをうまく移動できないようだ。
購入から8年、いよいよ買い換えの時期が来たのだろうか?

価格.comをちょっと覗き、数分のうちに情報をまとめた。

  • 先日はスキャナ(プリンタとほぼ同じ頃購入)も破損したし(使用自体はできる)、まとめて複合機に買い換えようか?
  • スキャナはフィルムスキャンもできるものが必要だ。最近そういう機種は少なくて、キヤノンのMG8230しかないようだ。キヤノン複合機では最上級で、その下の標準モデル(MG6230)との価格差が倍近くある。
  • そもそもうちのスキャナはまだ壊れていない。レーベル印刷できるプリンタ専用機(要するに現有機と同じ機能のもの)を買えばいいのではないか?(TWAIN機器がダブると問題が起きそう?)
  • もはやフィルムを使う機会は激減している(去年2本。今年の2本はAPS)。
  • もう少し様子見るか?書類の印刷は問題ない。
  • 例年10月か11月に新型が出るそうだ。今が買い時だ。

こ れまでスキャナ、プリンタ各3台、キヤノンを使ってきた。ので、今回もそうしたいが、時代を反映してかちょっとラインナップが寂しくなっているようだ。余 り安価な機種ではまた壊れたときに困る(現有機は2回修理に出したが、安い機械だとまた買い換えを考えることになる)ので、多少値が張ってもMG8230 を買おうか?とはいえ、急な出費は昨今気が重いよなあ・・・。

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04年7月に買ったとき。この頃の最上級機は7色インクの990iで、本機は6色。

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'05年12月に1回目の修理。さくらやの延長保証で負担0。

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'09年5月、2度目の修理。このときはお金がかかった。

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さいきんのオーディオ事情

2012年09月15日 | 家電

CDを買い始めてからまたオーディオ・セットで音楽を聴くようになった。
それまではご多分に漏れず、携帯プレーヤーでばかり聞いていた。移動中聞くことがくせのようになっていたが、だんだん飽きてきて、しばらくは持ち歩かずにいたら、自然と家でCDをかけるようになってきた。

以前、15,6年ほど前まではオーディオに凝っていて、単品のコンポをそろえていた。既にピーク時は過ぎていたが、まだ名門メーカーも元気だったし、製品も多かった。
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今年民事再生法を申請して、上場廃止になってしまったサンスイのアンプ(α607XR)は、比較的安価なものでもきれいな音を出してくれた。アンプは今も持っているが、ちょっとガリが出ていて、休眠中だ。
スピーカーはリビングにあるが、使うのは年に数回という感じ(テレビのスピーカーで用が足りるので)。CDプレーヤーは壊れた。チューナーも片側の音が出ず、そのままになっている。
MDは知る人ぞ知るTEACのMD-10という、同社の初号機で、今見てもかっこいいスタイル。一応今でも使える。
DATはパイオニアの普及版。エアチェックしたものがいくつもあるが、もうダメかも。
カセットはソニーの、ESシリーズで最後まで残ったTC-KA3ESというもの。3ヘッドとか、クローズドループ・デュアルキャプスタン、3ポイントキャリブレーション、ドルビーS NRやらドルビーHX-PROやらと、今の人が聞いてもよくわからない?特徴を備えていた。6年前にオーバーホールしたが、もう何年も使っていない。

今使っているのは書斎にある小さなセットだ。
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 まだメインのシステムを使っている頃、こちらはAMラジオなんかも時々聞きながら、BGMとして聞ければいいや、というつもりで買ったものだ。メインのシステムを片付けてしまったので、CDを聞けるのは基本的にこれだけになった。うちではまだMDもたくさんあるので、一体型のこのシステムは貴重だ。

 ご覧のように部屋のかなり高いところ、本棚の上に設置している。文字通りブックシェルフ・コンポである。音は部屋全体に拡散し、スピーカーの音を直接聞くことはない。マニアが聞いたら色々言いたいこともあるだろうが、意外と音は悪くない。設置場所が良かったようだ。
写真でも少しわかるが、カラーボードのベースを針金で止めて、鴨居に取り付けたヒートンに縛り付けている。昨年3月の地震にも耐えたが、鴨居のへぎが逆に少し曲がってしまった。

 昔のコンポばかりで、ぜんぜん今のオーディオ事情にならないが、CDを買い始めた頃に、そういえばさいきんのオーディオはどうなんだろうと考えて、少し量販店などに行ったりしたのだ。フルサイズ機はそれなりにあるが、むしろ小さいセットコンポあたりはだいぶ縮小されたようだ。セパレート式のカセットやMD、チューナーなどをそろえたセットはもうどこにもないようだ。わずかにオンキヨー、ビクター辺りが気を吐いているという感じ。

 PCオーディオという言葉を知ったのはわりと最近のことで、それも日経電子版の経済記事から知った。書店に行くといくつか入門書が並んでいるので、買ってみた。
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USBで音源を取り込むやつは、どこかにしまい込んであると思うが、どうだったかな。
CDというのは不思議なメディアムで、いつも音質で批判を受け、それを改良したと称するメディアが出るのだが、結局30年間生き残っているのはCDだ。今回もCDを超える音質など言って耳目を集めようとしているが、どうなのかなあ・・。

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残暑

2012年09月14日 | まち歩き

本来暑さには強い方だが、同じ暑さでも残暑がいつまでも続くとちょっと参ってくる。
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男性がひとり大型のビデオカメラで撮影していた。周りの人もカメラで撮っていたので混ぜてもらった。
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記憶では昨年は連休後半になって急に涼しくなった。一昨年は今年以上に猛暑だったが、やはり20日過ぎにがくっと涼しくなった。
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この女性はきれいとか可愛いと言うより、なんだか妙に憂いを含んでいて、気になる。どこかにこんな人がいそうな気がする。
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暑さ寒さも彼岸までというから、まあこんなものか。
wikipediaで「暑さ寒さ・・」をみたら、「なお、この慣用句の意味を転じて、「辛いこともいずれ時期が来れば去っていく」という意味の(ことわざ)として用いられることもある。」のだという。まあ、そんな感じで、もう少し我慢していこうか・・。

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ニコンD600

2012年09月13日 | D70s

噂のカジュアル版フルサイズ機、D600が発表になった。滑り出しの価格は22万弱というから、かつてのD300辺りより少し安く、位置づけとしては少し古いけどD200辺りとおなじぐらいになるのだろうか。値がこなれてくると14万ぐらいになるかもしれない。僕はいつも中の下ぐらいの入門機ばかり買っているので(フィルム時代はF100は買わずにF80、デジタルはD200は買わないでD70s)ちょっと縁がなさそうだが、それなりに興味はある。
当然かもしれないが、ちゃんとDタイプレンズも使える。
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以前、4,5年前だと、手持ちのレンズは28mm F2.8D, 50mm F1.8D、70-300mm F4.0-5.6(シグマ)、80-200mm F2.8s と、フルサイズにちょうどいいラインナップで、これにキットレンズの18-70mm F3..5-4.5Gを組み合わせて使っていた。デジタルのフルサイズと言うより、程度のいいフィルム機があったら買ってみようかな、などと考えていたが、買ってもすぐ使わなくなるかとも思い、買わなかった。そのうち50mmも28mmも売ってしまい、DX専用レンズが増えてしまったので、今FX機またはフィルム機を買うならレンズも買わないと意味がないか、使えない。

FX機はクロップができるので、18-70mmしか持っていなくても一応使える。また、DXだと長すぎて困る(広角側が120mm相当)80-200mmは、FXの方が使いやすそうだ。ではあるが、もう手持ちのニッコールは古すぎるか、安物かどちらかという感じで、ボディを買ったらレンズもそろえ直さないと済まなくなるだろう。もうそんな財力も元気もない・・。

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ペンの近況

2012年09月13日 | セキセイインコ

今日お医者様には電話したのだが、数日前から向かって右側の羽根をぶるぶると震わせている。最初はしばらくすると止まっていたが、今日などはかなり長くふるわせている。
7月末ぐらいまではとても元気で、外に出すと良く飛び回っていたが、さいきんは飛ぶのをためらうようだ。

お医者様は、僕の話し方のせいかもしれないが、ぶるぶるは余り気にしなくて良いという。飛ばないことについても、換羽の時期等で飛ぶことに違和感を感じると飛ばなくなったりするので、これも気にすることはないという。

左右の羽根に何らかの違いがあるようだと、病気の可能性があるそうだ。
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7月30日のペン。向かって左が上に重なるようになっているのは、生まれつきか。

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9月13日のペン。外見上、大きな違いは見いだせないのだが。

ここ数日で言うと、元気なことは元気で、昨日も良く鳴いたり、おもちゃと遊んだりしている。
まもなくお迎えして1年、先日は365カレンダー(インコたちの写真を投稿して作るカレンダー)が全部埋まった(=カレンダーとして作ってくれる)という連絡があった。
嬉しい話のはずだが、今は少し心配で重い気分だ。

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The Green Green Grass of Home (思い出のグリーングラス)

2012年09月11日 | 音楽


YouTube: Joan Baez - The Green Green Grass Of Home

 曲自体はどこかで聞いて知っていたが、まあ昔の歌であり、誰が作ったどんな内容の歌なのかは知らなかった。素朴な感じのカントリー・ソングという印象しかなかった。

 偶々ジョーン・バエズのCDを図書館で借りたら、この曲も入っていた。ずっと聞き流していたが、ふと3番の歌詞が耳にとまった。

Then I awake and looked around me at the cold gray walls that surround me. 

And then I realized that I was only dreaming..

目を覚まし、周りを見れば冷たい灰色の壁が取り囲んでいる。

私は気づく ただ夢を見ていただけなのだと

 (ウェブによく掲載されている歌詞は少し違うが、ジョーン・バエズはこういう感じで歌っている。僕のヒアリング能力も怪しいものだが)。

 あらためて1番、2番の歌詞を聴き直すと、昔と変わらないふるさと 汽車を降りると父と母が迎えてくれる 駆けおりてくるメアリーは金髪にサクランボの唇・・という感傷的な歌詞だ。

 細かいところまでわからなかったので、ウェブで訳詞を検索して見る。前半はべたべたと言っていいほどの故郷賛歌だ。甘ったるいフィドルとギターの音がそれを助長する(CDの方は)。ところが、3番になるとそれが夢だというのだ。

 いくつかのウェブでは、この人は死刑囚なのだという。

There's a guard and sad old padre arm in arm we'll walk at daybreak..

 そこにいるのは看守と年老いた悲しげな'padre' 夜明けには腕をとられて歩いていく 

padreは従軍牧師、あるいは単に神父などを差すようだが、この辺りから死刑囚だという解釈になるのか。四方を壁に囲まれている、とあるので、どこかに収監されているという事になるのだろうが、心情的には犯罪者というよりは、戦犯とか何か、背後に何らかの悲劇的なストーリーがあるものと想像してしまう。

 前半の故郷を訪ねる様子が甘く感傷的なのも、これが夢だとなるとにわかに深みが増すというか、哀愁を感じるというのか、ある種の感慨を覚えるようになってくる。

 こうなって欲しい、と思っていることが夢の中で実現している、という事は良く経験することだ。些細なこと、部屋の掃除をしておかなきゃと思っていると、夢の中で掃除してたり、会わなきゃと思っている人に会っていたり、というのもあるし、もっと切実な悩みを抱えている時期には、それが解決して、夢の中でほっとしていたりする。

 辛い思いをして仕事を辞め、次の職場がなかなか見つからなかったとき、良く夢を見た。どこかの職場で何人かの同僚と、にこにこと笑っている夢だ。なにかおかしな事、ちょっと楽しいことがあったらしいのだが、何のことかはわからない。目が覚めて、ずいぶんベタな夢を見るなあ、と我ながら驚くのだが、寝ているときは自分の夢で癒されているようなのだ。もちろん、目が覚めると余計悲しい気持ちになったりもするのだが。

そのときの体験があるからこそ、この歌が余計もの悲しく感じられるのだ。曲調の甘さが余計泣ける・・。

 ふと、昔見た映画「ジョニーは戦場へ行った」を思い出したりもする。ジョニーも夢の中で父や恋人に逢っていたのだ・・。

 

 

 

 

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カラヤンのモーツァルト交響曲集

2012年09月11日 | 音楽

8月下旬から急にはまってしまったクラシックCD、だんだん買い方にも慣れてきた。日曜日には新宿の中古盤販売店に行ってみた。探していたモーツァルトのCDが900円だったので、買ってしまった・・。そろそろやめよう。

Img_0494
例によって?これもちまたではあまり評判が良くないみたいだ。そういう人の気持ちもわからないではない。たしかにちょっとくせがある演奏かもしれない。しかし、これはこれで、ある時代を風靡した演奏の記録として考えれば、それなりの存在価値があるように思う。
70年代のなかばの録音だそうだ。僕はそのころリアルタイムにこのレコードを聴いた訳ではないが、その時代の記憶自体は共有している。
 良く思うのだが、録音スタジオのドアを開けると、その時代の街の喧騒がどっと聞こえてくる-自動車や路面電車、街を行き交う人々の笑い声など。そんな空気が、CDの音のどこかに記録されているような気がする。

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