うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

テレビの音をBluetoothで飛ばす

2025年02月12日 | デジタル・インターネット

以前、耳の遠くなった親用にテレビ用スピーカーというの、買ってあげたことがあった。
あの頃も無線式のはあったけど、結構高かったので有線式のを買ってあげたのだけど、あまり使ってはもらえなかったな。線が長く伸びて、なんか煩わしいのだ。

今回自分用に設定したのは、少し離れたところで聞いていたいとき用だ。
キッチンで洗いものしてる時とか、隣の和室でくたばっている時、無線でつないだスピーカーで音を聴いていたいという。
まあ、とても若くてモスキート音もよく聞こえるようであれば、テレビの音そのままでもいいのかもしれないけど。。

15年前の古いテレビなので、Bluetooth送信などの機能はついてない。
ので、トランスミッターをつけた。もともと持ってたのだけど、接続テストしたらペアリングできなかったので壊れたと思い(後に誤解と分かる)、新しいのを買ってしまった。1500円くらいだからまあいいか。
イヤホン端子につなぐ。もちろん普段は外しておく。

これを、去年買ったビクターのスピーカーに飛ばす。

うちには1台しかないが、これを2台買うとステレオ再生ができる。前買ったトランスミッターを試した時繋がらなかったのは、スピーカーのモードがステレオ接続モードにだったかららしい。新しく買ったのもつながらなくて、取説見て気がついた。
ただ、新しいのはBluetoothバージョン5.4で、割とすぐつながるから無駄とも言えない。

実際に和室で寝ながら耳元にスピーカー置いて聞いてみたが、聴きやすい。洗い物してると水道やら煮炊きの音やらいろいろ聞こえるのだが、手許にスピーカーがあると、結構ストレスなく聴くことができる。

難点というか、Bluetoothそのものはすぐつながるのだが、そのあとトランスミッターをテレビのイヤホンジャックに刺して、テレビの音量を思い切り上げて(レベル19からレベル上限である60近くまで上げる)、スピーカーで音量調整する、とかしないといけない(トランスミッターにもボリュームがあるが、最大音で固定している)。
ので、それなりの手続きをしないと聞くことができない。

間違えてテレビ音量最大のまま、トランスミッターを抜いたりしたらえらいことになる。

今は面白がっているが、そのうち飽きちゃうかもしれないな。。

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Deep Seekをつかってみた

2025年01月28日 | デジタル・インターネット

朝起きたら市況がおおさわぎになってて、NVIDIAの株価が急落したとかいっている。それは中国のDeep Seekが、半導体規制や資本などのハンディにもかかわらずOpen AIやGoogleに匹敵する高度なAIを開発したからだと。

そのDeep Seekはアメリカでも多数の人がダウンロードしており、日本でも利用可能だという。
ので、新聞読んだ手を休めてDLしてみた。

ふつうにGoogle Playストアで無料で入手できる。ただ、個人情報に関する規約とか、色々な承諾を求められる。相手が中国発のアプリだからちょっと怖い。

AIのインターフェースはごく普通。
微妙な話題を聞くのは勿論避けて、いちおう無難な質問「たぬき親父とはなんですか?」と日本語で聞いてみた。

ら、「検索中」と出て反応がない。
ので、あなた日本語より英語の方がいいんでしょと聞いたら、そうだ、という。

あらためて日本語のTanuki Oyajiというスラング、means what?と聞いたが、やはり反応が返ってこない。

難しいみたいね、大丈夫だよ、とAIに労りの言葉をかけた?ら、「そんなことありましぇん!わたし、質問にぜったい答えられますわよ!」と強気の発言をして色々答えてくれたのが上のスクリーンショット。

というわけで、AI開発競争はいよいよ熾烈に。

ふだん使っているのはMS Copilot (中身はChat GPT4)だけど、不思議なことに使う端末(ID。会社用と自宅用)によって回答精度がちがう。

Googleのジェネシスは回答は速いがけっこうとんちんかん。ちょっと言い訳がましい。あと、絵は下手。

日本でもAIは色々開発されているらしいが、あまり個人ユーザにはその姿を見せることはない。大手の開発したものは商用目的が多く、ベンチャーのものはよくわからない。

よくAI絵を描くとき、日本の風物が上手く表現できないのを悩ましく思っている。この辺を解決してくれる和風AIがあるといいのだが。
60年代ヒッピー風の少女たち?本文とはあまり関係ないですけど。
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ウォークマンとイヤホン

2024年12月03日 | デジタル・インターネット

ウォークマンを買ったのは去年のGW前後だった。理由はカセットの時代から代々使っていたWalkmanへの敬意、ということもあるが、より直接的には、当時音楽を聴くのに使っていたスマホの電池がへたってきて、しかし機種更新まではまだ間がある(今夏に更新)状況の下、間つなぎというか目先を変えてみたかったという動機が大きかった。

最新型は高いので型落ちのこれを買った。このウォークマンは実はアンドロイド端末で、スマホあるいはタブレットのように使える。アンドロイドのバージョンは当時でもやや古い(使っていたスマホと同じ)のと、内蔵メモリが16Gで、OSやアプリでほぼいっぱい(Micro SDが差せる)のが難点だった。
それと、動作がかなり遅い。

CD等を音源とする、従来からのWalkmanとしての音楽再生ソフトと、配信系のYouTube Musicを使っている。最初はお試しでAmazon Musicも入れていたが、無料期間終了前に削除した。

Walkman アプリの方は特に問題はない。YouTube Musicはスマホでよく聞いていたので、こちらでも使いたかったのだが、本機にはやや重いのか動作が遅い。起動に「数分」かかる。オフライン(外出でストリーミングを使うことはない)のライブラリを読み込むのに更に数分かかる。

YouTube Musicは基本通信環境で利用することを前提としているようだ。
なので、起動すると最初にWi fiとつながっていない旨警告が出る。
最近は更に、よくわからないが追加のIDを入力するか、というポップアップが出るようになった。すぐ消せるが、なんで出てくるのかわからない。

ライブラリを構築しているので仕方なく使っているが、You Tube musicにはかなり、というかひじょうに不満が多い。
良い点はYou Tubeだからなのか、カバーする曲の範囲が広いところだ。Amazonは音質は良いがコンテンツが少し弱い。

このYouTube musicがさいきん時折不調になる。曲が途切れ途切れになったり、エラーメッセージが出たりする。いったんアプリを落としてもだめで、再起動しないといけないこともある。


イヤホンはふだんはテクニクスの完全ワイヤレスのをつかっている。
アプリを使って音質を変えたり、外音取り入れモードにできたりして便利だ。音質も割と良い。

Walkmanとの接続では、普段は問題はないが、時折音の途切れに遭遇するときがある。混雑した雑踏などを歩いていると、時折そうなる。スマホと繋いだ時は比較的でない所を見ると、WalkmanのBluetooth(のバージョン)がやや古いせいで途切れるのかな、と思っている。

今朝は、前日に充電していたイヤホンを忘れてしまった。
カバンに入っている、オーテクの普通のイヤホン(ATH-CKR70)を取り出して聞いたが、久しぶりに使ったらずいぶんと音が良いので驚いた。普通のといっても一応中の下ぐらいのお値段てこともあるが(ハイエンドなイヤホンは外れ値とみなした場合)、やはり有線式は音質に有利だ。当然音途切れもない。

というわけで・。今は電池持ちの良いスマホに変えたので、Walkman使わずにスマホで聞いても良いのだが、まだ買って1年半だし、もったいないので使い続けている。

のだが、近頃だんだんと使い勝手に懸念が出てきた、というお話。

iPodとのし烈な競争も今は昔だが、生き残ったWalkmanは競争に勝ったというよりは、アップルに蛙飛びされたラバウル基地のような存在になってしまったような(なんだ、その例えは)気がする。。。
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広告をなくす

2024年11月13日 | デジタル・インターネット

本題に入る前に、今日の昼めし。

五右衛門行っただけですけど。
たまに行きたくなります。


タコのペペロンチーノですよ!
高級食材のタコ!



というわけで、今日の本題です。

先日、X(旧Twitter) の広告の話を書いた。

通常の広告と違い、ミュートやブロックができない広告があると。
求人の広告など、見たいとは思わないのでミュートワードを設定して対策した(但し効果があるのか不明)、と先日書いた。


これはキーワードとなる言葉があるときの対処法だったが、そのうち広告上にキーワードが全くないパターンの広告が出現した。

商売の邪魔する気はないので一部分のみ掲げるが、一番上にゲームのタイトル、下に「インストール」のリンクがあるほかは画面いっぱいに当該ゲームの動画が表示される。
タイトル自体はミュートワードの対象外らしく、ミュートが効かない。

動画は縦長の、実際にゲームをやったときに表示されるのと同じ大きさ、フルスクリーンで出る。
読み流し(見流し)てスクロールするにしても、画面が大きいので煩わしい。

いちおう、禁じ手であるが「この広告に興味がない」ボタンを、広告が出るたびに押していた。

こっちは本当に興味がない(ゲームにはからきし興味がない。いまスマホに入ってるゲームは「ねこあつめ」だけで、それも長く使ってない)のだが、「興味がない」以外、選択のしようがないのだ。

やった方はわかると思うが、「興味がない」を選択すると、その広告が出なくなるわけではない。むしろ余計出てくる。

興味のない広告を見させられても、広告主の意図は果たされないが、繰り返し表示されればPV料金はかかる。X社はもうかるが、ユーザーは辟易し、広告主は無駄なお金を払うことになる、という図式らしい。

しばらく我慢してつかっていたが、そのうち耐えられなくなった。

ふと思い立って、専用アプリ(Android)から見るのを止めて、ブラウザ(Chrome)から見てみた。
そしたら、ブラウザではこのゲームの広告は出てこない事に気がついた。アプリとブラウザではユーザーエクスペリエンスが共用されていない?らしい。

それと、上記の新広告パターン(ミュート不可)はブラウザ上のXでは出てこない。

という訳で、今スマホからはブラウザ経由でXを見ている。



ブラウザでもこの広告は出てくる。

これはX自体の広告だ。Xのプレミアムサービス(課金)を利用すると、広告表示がなくなる?か軽減されるらしい。

このコピー「あなたの時間はこの広告よりも貴重です。」、一見すると何のことかと思う。

「広告挟んでちょっと使いにくくしてるけど、金払えば広告見なくてすむよ」
という意味だ。


こちらはもっと直截だ。

「もう広告にはうんざりですか?」

つまり;「広告を見せられるとうんざりするだろう。嫌な思いしたくなかったら金払ってプレミアムをつかえ」

ここでいう「広告」とは、「プロモーション」として出稿している、広告主たちの広告も含まれるのだろう。
つまり、X社は同社の顧客である広告主の広告を「うんざりするもの」と言っているわけで・。

まあ確かに、課金すると広告を出なくさせるのはサービスとして常套ですけどね。。言い方がちょっとさ。



広告には詳しくない。以前、会社の経営会議で、担当者がよく、これこれのSNS広告を打った、アクセスがこれだけ増えた、その間の契約数推移はこれこれで・、とプレゼンしていた。

その時、たぶん今の電子媒体の広告って、そういう統計値をきれいに出せるようになっていて、代理店的にも社内的にも、担当者的にもやりやすくなっているんだろうな、と思った。

もう、そういう時代になって久しいけど、昔の広告マンたちはそれをどう思っているのかな、とも思う。バブルの頃、今ははるか昔のことだけど、感性がなんとやら・。とか言っていた人たちは・。




あした、ダルマ買ってこようかしら。
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AI 絵について

2024年11月10日 | デジタル・インターネット

少し前から、このブログで盛んにAI絵を使うようになっている。

AI画像の事を初めて知ったのは2年ほど前の事だが、その時は絵師の人が専用のアプリを使って、さいしょは人物のいない廃墟を中心とした画像をよく掲げていた。


昨年の春頃には自分でも無料のサービスを使って試してみたが、この頃には人物も描けるようになっていた。
また、そのアプリでは実在の人物をあしらうことも可能だった。
いわゆるフェイク画像がつくれる。以前紹介したが、P大統領とかE女王とかの写真風のイラストが作れてしまう。

ただし以前は指が6本あったり、顔の目鼻がとても変だったりすることが多かった。これらは急速に改善されたが、今も多少おかしな時はある。

今はMSのイメージクリエイターを使っているが、これは微妙な用語にはとても敏感で、実在の政治家の名前は禁止ワードになっていることが多い。
バイデン氏はもちろんだが、ケネディ大統領もリジェクトされる。エリザベス女王は禁止だが、イギリスの女王と書くと出てくる。

日本の電車に関する知識は殆どない(=まともな絵を出してくれない)。ほかのシーンでもそうだが、AIのベースはアメリカなので画風がどうしてもアメリカンになる。アメリカでは鉄道はそれほど身近ではないということか。

自動車は国際商品なので、そこそこそれらしく出てくる。

以前にモーツァルトやハイドンを書いてもらったことがある。

このモーツァルトには感心した。若く情熱的なモーツァルトと、その才能を見抜いたメンターのハイドン。非常に説得力がある。

しかしこんな風にうまくいくことはめったにない。たいていはどこか破綻していたり、ストレートには表現されないことがほとんどだ。


有名なマンガやアニメ作品をプロンプトにいれたらどうなるか。


ムーミン。そのまんまではないか。 

ただし、傍らにいるのはリトルミーのはず。


ドラえもん。 そのまんまではないか。 

ただし、傍らにいるのはおばけのQ太郎。

これなど、著作権がそうとうにやばいのではないかと危惧されます。

アスカとシンジ君。誰かのスピンオフ作品みたいに雰囲気出てる。

失敗例。 サザエさんとカツオくん。 
サザエさんは国際的には知られていないのであった。



本気でアート編。
ラファエル前派風、とはプロンプト打ってないけど、いい感じ。

これも詩集か何かの表紙に使えそうですね。

「アビーロード風味」

AI絵に著作権はあるのか。

法務省だかの見解では(プロンプトの)作者が一定の意図をもって作成したAI絵には、著作権が認められる場合があるという(但しまだ法的には固まっていないらしい)。

今のところ、一定のキャラクターを作って活躍させる、みたいな事は出来ないようだ。出力させたある絵の、特定の所だけ直してくださいという依頼もできず、いったんご破算にして書き直されてしまう。
但し僕が使っているのは無料のサービスなので、専門のイラストレーターは既に色々な使い方をしているのかもしれない。

僕はブログ記事のカット絵によく使っているが、じぶんなりにある程度プロンプトを工夫して、それなりの統一感、個性が出るようにはしている。

絵柄があんなかんじなのは、絵的にある程度安定する画風、キャラクター(少女)を選んでいる、と言う面がある。

いずれにせよ、この分野は進歩が極めて速いので、半年後にはまた違う使い方になっていると思われる。
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Xのブロック

2024年10月19日 | デジタル・インターネット

今週は連休もあったせいであっという間でしたね。。
色々書こうかと思いながら、また週末になってしまった。

さて、X(旧ツイッター)のブロック機能が変わる、というニュースが流れたのは今週半ばだったようです。いっときタイムラインがそのことでにぎやかになりました。
これは例えば、自分が書き込んだ投稿にしつこく誹謗中傷のような事を書いている人がいた場合、従来はブロックすることで相手は投稿を見ることができなくなっていた。
これが、見ることはできるが返信や引用はできなくなる、という形に変わる。

多くの人はブロック機能が骨抜きになる、と捉えているようだ。上記記事では改修目的を透明性の向上のためとしているが、正直この意味はよくわからない。

Xは運営方針の是非を巡って大きな議論になる。閲覧数の収益化が始まって変なリプが増えたとか、過去に凍結されたアカウントが復活したりとか。ツイッターからXという名前に変わったときも、だいぶ騒ぎになった。

ただ、もうXやめる、という人も言う割にはやめてなかったりする。マスコミも誤情報がSNSで広がっている、と言いながら自分でも発信している。

個人的にはXに投稿することはもうあまりしていない。鉄道系の話はちょっと書くことはある。
ブロックを使うことはあるが、自分の場合はミュートでも良いかもしれない。
こちらは読むだけなので、TLに出さえしなければ良いからだ。

ニュースにはなっていないが、Xでもう一つ変わった(らしい)のは広告だ。
従来広告投稿は一般の投稿同様にブロックやミュートができたが、最近見かけるのはこれらができない広告だ。
その代わり「この広告に興味がない」を選択できるが、例によって全く効果がない。

こういうばあい、ミュートにするキーワードを設定すると消えることがある。ひところ、貨物自動車の運転手にならないか、という広告がやたらと出てきた。あと便利店の臨時雇用の紹介とか、貸金業系とか。
いずれもうさぎには関係ないので、固有名詞をミュートワードにした。ただ、その後も出てくるものがあるので、もしかしたら広告にはミュートが効かないのかもしれない。

まあ、Xも商売だから、消せない広告を出すのはわからんでもないが。
ちなみに今は「求人」もミュートしているので、有効求人倍率のニュース記事も出てこないとおもう。

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当世SNS事情(定期)24年夏

2024年08月18日 | デジタル・インターネット

朝からあちこちでかけていた。午前の会合が終わって車に戻る途中、通りがかった花屋で唐辛子を売っていた。165円。
なぜか気になって買ってしまう。店員さんに食べられるか聞いたら、基本的に観賞用ですというお答え。


前澤友作氏がメタ社を提訴したり、Xのオーナーであるマスク氏が大統領選で前大統領の支持を表明してX上で対談したり、そのX上でイギリスで起きた事件に関し偽情報が拡散され、数週間にわたる暴動事件のきっかけを作ったとされるなど、相変わらずネット界隈は百鬼夜行である。

メタは前澤氏の訴えについて争う構えだそうだが、既にFacebook上で前澤氏のなりすましを見ることはなくなっている。かつては誰彼構わず友達申請をする前澤氏がいたし、FBの検索で前澤と入れると、大げさではなく100人位前澤友作のアカウントが出てきた。
これらは今は一掃されている。おそらくメタの方で対策を打ったはずであり、逆に言うとかつてはやればできる対策をしていなかった、という事になる。

イーロン・マスク氏は、投稿管理に問題ありとしてXへの広告を差し止めた一部企業を提訴したが、FBの投稿管理、広告管理もかなりひどい。というよりFBの方がずっと悪質だと思っている。

ここでは何度か書いたと思うが、本当に見え透いた詐欺みたいな(というか本当に詐欺)広告、投稿が繰り返し出てくるのだ。前澤氏もそうだが、ひところ話題になった有名人のNISAがらみ投資詐欺も、なんのてらいもなく普通に出ている。一眼レフカメラが9割引きで1万円とか、閉店したデパートの在庫を売りますとか、枚挙にいとまがない。
これらをフィルタリングせずに表示させているのは、表示さえすればメタに広告料が入る仕組になっているからだろう。FBに掲出された広告は全て信用しない方が賢明だし(近しい人がFBを活用しているのが片腹痛いところだが)、良心的な広告主はこうした背信的行為をするメタを提訴したほうが良いのではないかと思う。

さいきんは詐欺の方は減って、えっち系の投稿が出てくることが多い。前はいったんタイトルページを表示させてブロックしていたが、それだと同系の別サイトがまた出てしまうので、今は右上X印を押してリロードだけしている。

ただ、Facebookは近年過疎化が著しい。一部の知り合いが投稿しているので見てはいるが、リアルな知人の投稿はかなり減って、グループ(鳥とか車とか鉄道とか)の投稿ばかりになってしまった。



Xは相変わらず変な人のフォローが時々あるが(知らないうちにフォローしているので時々チェックして消している)、数は減っている。前にも書いたが政治的な書き込みは排除した(反応しない。トレンドに出たら「興味がない」と押して表示させない)結果、だいぶ平静な気持ちで見ていられるようになった。今でも眺めてはいるが、投稿は既にほとんどしていない。

Xもかつてはものすごく剣呑なやり取りが多かった。感染症やウクライナ情勢、パレスチナ情勢を巡り、専門家の方を誹謗中傷するやり取りもよくTLに出ていたが、法整備も進み、最近はやや落ち着いているようだ。能登の時に偽の救助要請をした人も逮捕されたらしい。

Xと同系のThreadsもそうだが、moan and groan 的な書き込みを読んだりするとTLがそればかりになってしまう。陰謀論も相変わらず飛び交っている。

ネット徘徊しただけで本当の話なんて拾えるわけがない。

というか、ほんとうに世の中を動かしているのはネットにでてくるような連中ではない。いかにもそれらしい話をする人がいるが、真実というのはもっとにわかには信じがたい話だったたりする。あまりにも荒唐無稽なので、誰もそれを言う人がいない。しかし、そこまで踏み込まなければ本物とは言えない。

そう、ほんとうに世界をうごかしているのは、

うさぎなのだ。



今、世の中がぎすぎすているのは、人々がうさぎの力を十分に活用していないからだ。
もっと、うさぎだらけにして、そこいらじゅうモフモフにしてしまえば、世の中に争いごとはなくなるのだ。

なので、XもThreadも、TLにはうさぎ、インコ、シマエナガ、ねこや大型犬、時々うずらとかアヒルなどが出てくるように、せっせといいねを押している。
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システム障害

2024年07月20日 | デジタル・インターネット

暫し手許の資料に目を落としていて、ふと目を上げてパソコンでデータを探そうとしたが、パソコンが動かない。マウスを動かしても反応がない。

無線のマウスなので何かの都合で接続が切れたのかもしれない。キーボードのカーソルを押すがこれも利かない。アプリケーションの問題かもしれないと思い、立ち上げているほかのアプリを動かそうとするが、そもそもパソコン自体が全く動かない。

仕方がないから電源を長押しして再起動した。

そこへ部下の子がやってきた。「あの、データフォルダアクセスできますか?」というので、ん、今はできるけどな・さっきPCがおかしくなったので、再起動したけど。

別の子もやってきた。「弥生(会計ソフト)のデータにアクセスできないんですけど」ん、やってみたら・・、僕もそうだね。
スマホの通知見たら、全世界でパソコンに障害が起きているらしい、とでてるよ。
「ニュースはど~でもいいんですけど、この忙しいのに困る困る・」

ITからも通知が来た。担当の若い子にデータにアクセスできないみたいだけど、関係あるの?とチャット打ったら「関係ありますう・鯖止まってます。今やってます」と返ってきた。
ファイルの保存はこまめにやっておいた方が良いです、と。

隣の席の子が再起動してる。ふと目が合って「もうほんとにこまるう・止まったときもう今日は帰ろうかとおもっちゃいましたよ!」と。

クラウドストライク、ってやつらしいです。うち、つかってましたね。

その後は特に問題なくPCを使えるようになった。が、帰宅して社用PC起動したが、VPNが使えなかった。打ち忘れて家で送ろうとしてたメール出しそびれた。



ところで最近、Windows11のアップデートにより、頼みもしないのにOne Driveにデータをバックアップされる、という問題が起きているらしい。無料枠が5Gしかないのですぐいっぱいになり、有料サービスを使うように促される。それはいやなのでOne Driveのデータを消したら、バックアップ元のデータまで消えてしまった、という悲劇も起きてるらしい。

自分のパソコンはどうなってるのかと思い、調べてみたら3.5Gぐらい同期されていた。もともと画像や音声などはほとんど本体に入れてないが、多少は入っていて、その中にはこのブログに上げる前の画像ファイルも含まれる。

仕組みはよくわからんが、並行して使っているDrop Box(前はかなり便利だったが、こちらも容量と利用可能端末が制限されるようになった)に格納したデータはOne Driveでは同期されないらしい。なので、データが分散されて、問題が表出しなかったようだ。

ウェブ情報を探して、同期しないように設定をしてみたのだが、やると同期を外したフォルダの中身が(PC上は存在するにもかかわらず)見えなくなる。
人質に取られたようなものだ。いったん設定を戻した。

One Driveは昔はスカイドライブとかいってたやつで、前にも画像がいっぱいになって削除した経験がある。
フォルダの使い方を見直して、画像などは本体に入れないようにしようと思う。
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一日中設定していた

2024年07月15日 | デジタル・インターネット

この連休は予定通り新スマホの設定に充てた。
金曜日に現品を受け取って、その後もポケファイを使って前のスマホを持ち歩いていたが、日曜の午後にようやく設定を開始、以後一日半かけてようやく一通りのところまできた。

前回スマホを取り替えたのは5年前の5月だ。
その時買ったのはソニーの、わりと良いスペックの製品だったと記憶している。今回は同じソニーだが廉価版の、それもちょうど1年前の型落ち品だ(キャリア向けには先週新型が出た)。
かなり安かったので、とりあえず一括で買ってしまった。


この5年間でスマホアプリが劇的に増えてしまい、移行するのに1日半かかった。。
難関と思われたマイナポータルやLINEは、工程は多いがまあまあ難しくはない。。
あとはT(V)ポイントアプリをはじめ、音楽、保険、自動車、鉄道、メガネ、ペットショップ、紳士服とか、日常のあらゆる事がアプリなので、移行がとにかくたいへん。
普段気にしていないパスワードを入れないといけないので、結構ストレス。ときどき控えていないアプリがあったりする。

電子お薬手帳だけはパスワードを控えてなくて、できませんでした(なんとなく今思い出したものがあるが、もう遅いかな)。たしか処方もらった日にお店の人の前で設定したからだと思う。
処方記録なんて、マイナの医療記録でいいのにね。

 
前のスマホはケースがぼろぼろになってしまい、この正月から安価な新しいやつを使っていた。手帳型で留め具がないタイプだが、意外と使いやすい。
ので、今回のも同じタイプにした。色も同じにしたので、違和感はないが、持ち出すときに間違えそう。

マイクロSDは512GBのものを奢った。
バックアップした写真を取り込むとき、まだSDを入れてなかったのでデータは本体メモリに入ってしまった。ので、後からSDに移し替えたが、その時データの更新日時がすべて7月14日になってしまい、写真の順序がバラバラになってしまった。

仕方ないので、前のカメラのカードから画像を取り出し、四半期ごとにフォルダに入れなおした。ついでにその前のスマホの画像も同じく整理して入れ治した。スマホの画像データってスクショとかQRコードとか、見返す必要のないものが多いので多少整理したが、全部はやり切れていない。

自動バックアップのAmazon Photoもバラバラのままアップロードされ、とても見にくくなってしまった。失敗だ。

冒頭の写真が新スマホの画像。12メガだが、前のスマホは19メガだったそうでスペックダウン。レンズが3つもついているが、こけおどしのようなものか。但し画像自体は特に気になるようなところはない。
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有名人なりすまし詐欺 (18 Apr.追記あり)

2024年04月15日 | デジタル・インターネット

ニュースなどで話題になっているSNS上の有名人なりすまし詐欺。別に最近になって降ってわいたわけではなく、ずいぶん前からFBなどで見かけていた。

前澤友作氏は投資詐欺より前に、無言で友達申請が来ることが時々あった。その頃グループページの投稿などを見ていると、前澤氏があなたは正しい、私のプロフィールを見てください、みたいなコメントを寄せているのも良く見かけた。もちろん偽物である。

前澤氏は確かに、なりすましの格好の餌食となっていた感がある。

金融関係では偽の法人もひどかった。前にも書いたが、SBI証券や松井証券などの名前で、いかにもそれらしい記事を投稿していた。
法人側で対策をしたのか、最近はあからさまななりすましは減っているように思う。

ニュースでは専門家のコメントとして、振込先が個人名となっていたらそれはなりすましの疑いがある、などと助言をしている。

そいつはいささかナイーブな助言だ。よりシンプルかつ確実な対策は、SNSの広告は一切信用しない、という事につきる。

プラットフォーム側で厳格な対策をとるべきだ、という意見に対し、事業者はあいまいなコメントしかしていない。詐欺ページであっても一定の広告料がとれること、線引きが難しいなど、なにがしかの理由があるのだろう。
ただ、総じていえば今のところ、プラットフォーム側では(詐欺広告が混じる)現状に、慌てて対策を講じる必要性を感じていないのだと思う。

詐欺にまつわる広告が出てくるのなら、そのプラットフォームの広告は一律信用できないと考えた方が無難だ。良心的な広告主であれば、そんなプラットフォームに広告を掲載することにリスクを感じ、掲出を控えるかもしれない。

なりすましに限らず、SNS(というか特にFacebook)の広告は以前から詐欺広告が多い。一眼レフカメラが9,800円とか、デパートの閉店在庫を安く売るとか、怪しい広告があとからあとから出てくる、ということがよくある。

スラム街を歩いていると次々と客引きが声をかけてくるようなものだ。SNSの広告はそうしたスラム街になりつつあるのだろう。

18. Apr. 追記
チェックなしに近い状態で広告掲載できる所に問題があるのに放置していたのだからプラットフォームの瑕疵であることは明白。まともな広告主は引き上げるべきだし、損害賠償請求すべきケースはもっとあると思う
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AI絵 2024春

2024年03月19日 | デジタル・インターネット
Microsoft Copilotは通常の対話型生成AIに加え、旅行案内や料理、フィットネス、そして作画の機能を備えている。

1年ほど前にAI絵を試した時、無料のものはあまり良い作画はできなかった。プロンプトも英語で書く必要があった。

CopilotはMSのアカウントがあればだれでも使えるし日本語で指示できる。回答の文書もかなりこなれている。
絵も相当うまい。

南極で演説をする国連事務総長。

固有名詞とかをプロンプトに入れると禁止ワードとして描画を拒否されることがある。単に大統領とだけ書くのはOK.

鉄道模型を楽しむ子ペンギン。

愛車と犬。
うちの車を指定したが、かなりの再現率。

古代ローマの下町。なんで本持って歩いてるんだ。キケロか?

ハイドンと語り合うモーツァルト。
こんな絵をそらで描くことはできんな。

いとこのベースレちゃんとバカ話をして盛り上がるモーツァルト。

うさ耳をつけて歌う少女。

これがやたらめったらとかわいい。

後の2枚はピアノの形がちょっと変ですね。1枚目は完璧じゃないかと。

子どもの頃に好きだった女の子。
というプロンプトで描いてもらいましたが、色々指示を与えるともっとリアルになっていくかもしれません。
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当世SNS事情(定期)

2024年01月25日 | デジタル・インターネット
車に乗るときはうさぎと鳥たちを連れて行っていたのだが、エアバッグが動作すると危ないので、今年から鳥たちは留守番とした(車を降りたら家に連れて帰っている)。
のだが、うさぎをトートバッグに入れて持ってく時、つい癖で鳥たちも一緒に入れて持って行ってしまう。なんだか鳥たちがやっぱり一緒に行きたい!と言っているみたい。。

能登半島地震からの復興はまだ道半ばだが、今回の地震はネット上でもかなり話題になった。対応が遅いとか、現地に行け、行くな、という個人の意見のやりとりはさておき、今回話題となったのは災害デマ、偽情報、フェイク映像などのたぐいだ。

人工地震だなどというのはそういわれても・という反応しかできないが、家が倒壊して助けを求めている、という偽情報は悪質だ。
僕も当日夕方に救助要請の書き込みを見かけたが、「夫が」と書いているのに男性のアカウントだ、偽情報だ!と非難している書き込みがあり、いやこれは夫のスマホだ、と反論しているのを見た。偽なのか本当なのかはよくわからなかった。
今日来たショートメール。よくあるパターンで、間違えメールのふりをして返信を誘う。地震にあったのではと心配している、などと書かれているところが時節を感じさせる。

ニュースなどではX(旧ツイッター)のサービス変更が影響しているのではないかと報じている。閲覧数が多いポストの投稿者には、広告収入が分配される、とかなんとかだそうで、だからつい見たくなるような書き込みをしようとするのだとか。

Xがアナーキーにな世界になっているのは現実だが、広告分配に関しては少し変化を感じたことがある。政治的なハッシュタグ、例えば#誰それ辞めろ、とか#うんちゃらメガネ、などで検索すると、当然ズラズラとそういう書き込みが次々表示されるのだが、途中で全然場違いな、『伝統の味ーたぬき饅頭 〈プロモーション〉』みたいなのが混じってる。みんな罵詈雑言(なぜか「ふざけるな!」「いい加減にしろ!」というキーワードを使う人がやたらと多い)を浴びせているのに、急にそんな広告を入れられても宣伝にならないと思うのだが。

と、思っていたら、さいきんはそういう言葉で検索した時は広告が入らなくなった(ふつうのタイムラインでは出てくる)。背後でなにか調整しているのではないか。


時々へんな人がフォローして来ることがある。典型的なのはえっち系の人(毎日えっちなことばかり考えてます、とか)、金もうけ副業系の人(以前はつらかったけどあるきっかけで年収何千万になったひと)、なんだかよくわからない国の女性(基本えっち系なのかもしれない)。

さいごのパターンの人は、タイムラインを見る限りふつうのひとに見えたりする。料理の写真とか、花の写真なんかが掲げてある。ただ、数か月前に突然書き込みが始まっていたりすることが多い。
とりあえず実害はなさそうだ、と思って放っておくと、この人のフォロワーらしき別のひと(上記えっち系、副業系)がうわっとフォローしてくる。

この種の変な人たちの繁殖力はものすごくて、ごく普通のアカウントのフォロワーを見ると、この種の人たちばかり並んでいたりする。ちゃんと管理できている人はこまめにブロックするなど対策を講じているが、そうでない人も多い。僕もいつのまにかフォローされていたことがある。

本物の詐欺師も見かける。お金配りますとか、短期バイト募集ー1日何万円、みたいなやつ。これは完全に通報ものなので、そうしている。

ブロックするのは失礼にあたる、と思って慎重になる人もいるが、今や百鬼夜行のSNS界でそんなナイーブなことは言っていられない。政治家が意見の合わない人をブロックするのは問題だが、自分が見聞きしたくないものを見えないようにするのは当然の権利だ。

あと、魔除けみたいな感じで、アカウント名の末尾に天安門とかそれに類する言葉を入れる人が増えた。中国系のおかしな人がフォローしにくくなるらしい。

Xはぎすぎすしていて、良い子は絶対に近づいちゃいけないような世界になっているのだが、良い子もまだ結構住んでいるので止めずにいる。偽情報は困るが、例えば大統領候補者が党大会で勝利、みたいな速報が入るのは本当に早い。

時折うんざりして、もう自分の好きなものだけ、うさぎやシマエナガの映像ばかりTLに流れていればいいのに、と思うことがある。実はメタのThredsはほぼそんなふうになっている。日経やロイターもフォローしているので、時事ネタも流れてくる。
なのに、なぜかXの方が話題性は高いし、なんといか、何かが違う。Thredsにはない何かが、Xにはある。

よくXは現オーナーのマスク氏があれこれいじったおかけでダメになったとか言われるが、Thredsの低迷ぶりを見ていると、Xには依然何か独自のノウハウがある、と言わざるを得ない。

それにしても、Xのような無法地帯に国や自治体、政治家、名門大企業がアカウントを作って広報活動をしているという今の時代というのは。。
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ネットスパム事情2023

2023年11月22日 | デジタル・インターネット
数年前、前澤友作氏が同氏の名前を語るなりすましアカウントに対し、発信者情報などの開示を求めてSNS管理者を提訴した(開示は認められた)ことがあった。

偽前澤友作氏は一時期SNSではかなり暗躍していた。FBの設定を変える前は僕の所にも友達申請とかがいくつも来ていた。

今年の夏ごろからFBで、SBI証券の広告が出るようになった。「ローソク足の読み方」という教則本を無料でお配りします、というものだ。
ページを開けてみるとLINEをフォローしてください、などと書いてあってなんだか怪しい。大手のネット証券なのにフォロワーが100人ぐらいしかいない。

実はこれはなりすましサイトで、本物とは何の関係もない。
ただ、証券会社がチャートの読み方を指南する教本を配るキャンペーンはありそうな話だし、だまされても不思議はない。

検索すると『SBI証券』という名前ですごい数のユーザーが出てくる。
松井証券という名前で広告が出たこともあったが、広告内容がSBIと同じ、ローソク足の教本を配る、というものだった。

ちょっと気になって調べてみたが、金融機関を語るなりすましはかなり広範にみられるようだ。
FBには「i_ページ」という、カテゴリーを示す欄があるが、写真にあるように「ローカルビジネス」、「コミュニティ」などとなっている。これは、本物じゃないですよ、というエクスキューズのつもりなのかもしれない。
はなはだしいのは「衣料品ブランド」、「スポーツ選手」などというのもある。

経済学者の野口悠紀雄もなりすましに使われていた。
上に掲げた堀江氏もそうだが、このページの文章は日本語としてこなれていて、内容もそれなりに説得力がある。要は投資へのおすすめと、情報を無料で提供します、と伝えているわけだが、ここで疑いを持たなければ本気で案内に従ってLINEをフォローしてしまう人がいるかもしれない。

なりすましの対象になった人(実際に見かけた人)には他に三木谷浩史氏、桐谷広人氏、厚切りジェイソン氏、森永卓郎氏などがいた。エコノミスト、実業家が多い。
三木谷氏は検索すると無限に出てくる。
60件ぐらい数えて、きりがないからやめた。

これを表示させないようにするため、名前横の・・・というところをクリックして「サポートを依頼またはコンテンツを報告」を選択、さらに「他の誰かになりすましている」を選択して通報する。

ところがこの名前欄はFBの実際のアカウントと合致しないと先に進めないことになっているらしい。たぶん野口悠紀雄氏はFBアカウントを持っていないと思うが、そうなると先に進めない。

よく見たらほかに「偽装Facebookページ」という欄があったので、今はこれをもっぱら選択し、該当アカウントをブロックしている。

ただし、一つや二つブロックしてもまた出てくる。本当にきりがない。
Facebookにはそういうところがある。定期的に「リールとショート動画」(Meta社が提供している動画サイト)の広告のようなものが出てくるが、しばしば水着姿の女性がくねくねしている動画が数点掲示される。腹が立つ(お前こういうの好きだろ、と言われているみたいで)ので、時々そういうのをブロックしたりするが、やってもまた出てくるから無駄といえば無駄だ。
Metaも商売なので、たとえ逆効果でも自社のサービスを宣伝したいのだろう。

しかしFBの金融広告は問題なしとはしない。これでは本当の金融機関が広告掲示できないだろう。
また、なりすましを受けた人たちの被害は言うまでもない。
仮に識別可能性や類似性が法的に問題なかったとしても(そうは思えないが)、該当ページの記事はしばしば断定的判断による勧誘に相当すると思われ、金商法に抵触するはずだ。

マーケティングには詳しくないが、以前は雑誌広告やテレビCMでもアーティスティックな映像、気の利いたコピーなどで人々の目を惹きつけた時代があった。
今例えばまとめサイトなどを開くと、読みたいコンテンツにかぶさるように広告が出てきたり、不快感を催す画像が掲示されるなど、嫌がらせとしか思えないような広告掲示が多い。

この辺の実情、往時を知る広報担当者たちはどう感じているのだろうか。
もうネット時代も長いから、みんな引退しちゃったのかな。。



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まよう

2023年09月17日 | デジタル・インターネット
2019年5月に今のスマホを買った。4年が経過してそろそろ取り換えを考えているが、ちょっと迷っている。
正直大したことに使っていないのでなんだっていいのだが、もんだいはケースだ。
長年愛用しているTK-JIANGさんの手帳型ケースが最新機種に対応していないっぽいのだ。
たしかGalaxyを使い始めたころからだから、もう8年ほど使い続けている。2年もすると表面が傷んでしまう。2年ごとに買い換えて今4巡目だが、2年前に買ったやつのほうが傷みがひどいので、今はその前のやつを再登板させている。

最近の機種を見ると、最新機でもワイヤレス充電が使えないとか、色々トラップがありそう。スマホケースもワイヤレスもなければ無いでいいのだが、ようするになんだか物欲がわかないのだ。。


Pentax KPを買ったのは6年前の6月のことだ。その年の1月に発売されて、ディスコンはいつだったのかな。後継機はなく、今は入門版のKFがこのKPと同じくらいの価格で、上位機のK3-3が20万弱ぐらいで売られている。

ペンタックスは一眼レフのパイオニアだが、大手メーカーが相次いでミラーレスに転換した後は事実上唯一レフ機を続けているメーカーになりつつある。

細かいこと言うとペンタはK-01というミラーレス機を昔出したことがある。あと、小型のQシリーズを2011年から展開していた。K-01は他社のようにマウントの変更を伴わないもので、いちど出ただけで後継機もでないまま消えてしまった。Qシリーズは昔のAuto110をほうふつとさせるミニチュア的カメラで、僕もボディ3機、レンズを9本(シリーズ全部、一部重複)持ってる。

Qシリーズはレンズを含めメーカー終了となってしまった。ここでは触れてないが、中判の645シリーズも終了している。ペンタックスはどうやら他社に伍して戦うよりは伝統工芸品的な路線を歩んで行く覚悟をしているらしい。

うちのKPは今のところふつうに現役で、実務上困ることはない。
露出や設定に癖があるというか、ありていにいえば技術的にやや古いので、厳しい条件の下ではカメラ任せにできないところがある。

春に所属音楽団体の部内公演を撮影した。撮影条件(係としての条件)は悪く、自分も舞台に上がるのでその間普段カメラを使わない人を代理でお願いした。結果その間の写真がどうにもいけなくて、公演全体の写真を表に出さない(全体のバランスの関係で)ことになってしまった。なおかつ、今後もう静止画を撮るのはやめて、動画の切り出しでいいという話になったようだ。

率直に言ってもう公演写真はこりごりという気持ちもあったので、まああれなのだけど。。
以前は条件の厳しい場面は一眼レフ(およびレンズ交換式カメラ)必須だったが、その辺りの状況も変わりつつあるようだ。

僕は動画のほうは撮るのも見るのも苦手で、YouTubeもうさぎがコロコロしているものならいいけど、誰かが画面に向かってしゃべってるのを見るのはまず30秒が限界だ。そんな人間に動画撮影などできるわけがない。うさぎだけど。

なので・。
ペンタはたしかに気に入っているところは多いけど、先々どうするかな・と考えることがある。MFTもさいしょは良かったけど、途中から重厚長大の方向に流れてしまって。。
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SNSその後

2023年07月23日 | デジタル・インターネット

今月初めにThredsが公開になり、短期間で1億人のユーザーを獲得したと話題になった。他方、ツイッターのイーロン・マスク氏は「広告収入が最大50%減少した」とし、収益改善の見通しが立っていないことを示唆している。

Thredsはインスタグラムとの連携性が高いのが特徴で、アカウントを持っていればすぐに開設できる。故に5日で1億ユーザーが獲得できたのだろう。
自分のつながりでいうとFacebook(インスタと共にメタ社のサービスなのでインスタ、Thredsとも親和性が高い)のユーザー群、Twitterから移行(というかパラレル)したユーザー群を中心に、Thredsのフォロワー、フォロイーが整備されつつある。最初はランダムだったタイムラインもフォロイーの投稿を中心に流れてくるようになった。

メディア系は早々とThredsに対応しているようだ。ロイター、日経、産経をフォローしたが、朝日、毎日もアカウントを開設している。自治体はまだ対応が進んでいないようだ。政治家ではデジタル大臣がさっそくアカウントを作っているが、岸田文雄で検索すると政治的に少しおかしな人のアカウントしかない。各国大使館もまだ。トヨタはあるが、マツダはMazda USとかUKしか今のところない。

Twitterの方は閲覧数の制限や不具合が続くなど、先行きが案じられるニュースが散見される。友人によると運行情報を掲示ししていた鉄道会社のアカウントが止まってしまったらしい。東武鉄道はひと月ほど前から更新が止まっている。京王電鉄、京成電鉄、東急電鉄は今週に入って止まった。西武鉄道はまだ生きている。京王電鉄は19日に次のようなメッセージを掲げた。東急でも同様の掲示をしている。

Twitter社のサービス内容変更の影響により、運行情報の配信ができなくなっております。 大変恐れ入りますが、京王公式HPまたは京王アプリでご確認いただけますので、こちらをご利用ください。

従来は7時と19時に運行情報を伝えていた。

自治体では先般の豪雨に伴う広報活動に支障が出ている。花巻市では避難所についての広報を繰り返したところ、アカウントが凍結されたという。


今や世界中の政治家がツイッターを通して発信を行っている。北米の前の大統領が記者会見よりツイッターが好きで、それが昂じてアカウントが凍結されたのは有名な話だが(更に、ツイッターを買収したマスク氏がそれを戻した)、マスメディアもツイッターを渉猟してニュースとして掲げたりしている。そんなものいちいちニュースにしなくてもオリジナル見られるので百も承知なのだが。。

ここまでSNSが公的なインフラとして使われるのであれば、郵便や空港などのような共通ルールを作って管理するとか、なんならG7あたりで話し合って国際機関みたいのをつくればいいと思っている。
G7と言ったのは国連レベルだと国によってはあれこれ難癖つけるところが出てきそうだから。

ちなみにイランのハメネイ師もツイッターアカウントを持っていて、色々発信している、という情報は、某氏から数年前に聞きました。
ちなみにこの方はインスタもおやりになってます。


(なぜかアカウントのURLを直接リンクできません)。

なお、この手の有名人のアカウントはなりすましもあるので注意が必要です。
こちらのアカウントも、ごほんにんかどうはか確認してません。。金正恩氏のアカウントもあったもんな。


さて、ツイッターには事業的にも公共インフラとしての有用性にも問題がでてきた。このまま勢いを失い、人々はThredsに移行していくことになるのか。

個人的にはそう簡単には行かないんじゃないかな、という気はしている。
Thredsのアカウントを作った人たちも、Twitterをやめて完全移行したという人は少なそうだ。Thredsは今のところEU圏ではサービスを提供していない。

日経の記事でも書かれているが、Thredsはユーザー、サービス内容的にインスタと近い。二つもサービスはいらないんじゃないか、という気がする。

メタ社のサービスはユーザー情報の抜き取りに懸念がある。EUでサービス提供できないのはそのせいだ。FBも再三おかしな広告がTLに出てきて、うんざりしている。広告主はオンラインでアップロードして広告掲載を自由にできる(らしい)。なので、ニコンのD5600レンズキットが1万9千円とか、渋谷東急が閉店したので在庫品を特価で売ります、なんて怪しい広告が平然と出てくるのだ。
(「問題を報告」して消してます。最近は少なくなりました)。

ThredsもさいしょTLには水着姿の女性の写真がやたらと出てきて閉口した。何らかの商業目的を持ち、一定の企画のもとに個人アカウントで発信するユーザーというのはツイッターにもけっこういる。メタ社のユーザーにはそういうのが多い。世の中に自分の水着姿を(知らない人たちに意味もなく)見せたい女性が(そんなに)いるわけがない。
(出てきたら程度によりブロックしてます)。

一方ツイッターは相変わらずへんてこな政治的主張をしたがる人に愛用されている節がある。その手のハッシュタグで検索すると、体感的には半分ぐらいは捨て垢からの投稿だ。コンテンツの監視が緩められたこともあり、この手のつぶやき内容はかなり荒廃している。無内容で口汚いだけではなく、政治家の殺害を示唆する書き込みが放置されている。
(ブロックするか報告してます。政治的なトレンドが出たら基本的に有害指定にしてます)。

中にはちゃんとした内容の書き込みもあるし、異なる見解に勉強されられることもあるのだが、だんだんとふつうの市民が近寄ってはいけない世界になりつつあることは確かだ。。



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