うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

12年たちました

2023年04月30日 | ブログ

いつもご覧いただきまして、大変ありがとうございます。

色々な方のブログを拝見して思うのは、世の中には非常に精力的に出かけたり、本を読んだり、映画を見たり、模型とかいろいろな創作物を作ったり、写真や文章がとても上手だったり、する人が多いな、ということです。

色々刺激を受けますが、わが身を振り返るとぜんぜんだめです。。

以前の仕事はどうにも気が滅入ってしまうことが多かったのですが、今はそういうことはない代わり、正面から自分の力を出し切らないといけないことが増えてきました。モヤモヤはしませんが、どうもほかのことをやる気力がうせます。。

とはいえせっかくの人生なので、これからも頑張っていきたいと思います。


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DAPの系譜

2023年04月29日 | 家電

さいしょはMD辺りから話し始めようと思ったが、長くなりすぎるのでメモリーオーディオが出てきてからのお話。

デジタルオーディオというとMD辺りが中心だった前世紀の終わりごろ、当時紙の雑誌で出ていた週刊アスキーにRioというmp3プレーヤーが紹介されているのを見た。そんなものがあるのか、という感じだったが、そのすぐ後に同じような様式のものがアップルから出てきた。

実は同じころ、ウォークマンにもメモリースティック(ソニー独自のフラッシュメモリカード。SDカードのようにカメラなどで使う)を使うタイプのが出ていたが、際物というか、メーカー自身がそれほど宣伝している感じではなかった。

しかしアップルは、たぶんソフトのiTunesとか、楽曲のダウンロード販売という方式などが新しかったからか、ほどなく広く市場の支持を受けるようになった。

僕は結局iPodのたぐいを最後まで買わなかったので、どのくらい便利なのかはわからなかったが、2005,6年ごろになると一般の人が音楽を聴くのに、iPodを使うのは普通のことになっていた。小型のシリーズやカラーバリエーションも増え、新製品が出るたびにネット上で大きな話題になった。


ポータブルオーディオはソニーのお家柄で、僕は知らないが古くは携帯型の小型ラジオなどでも、ソニー製品は有名だったという。カセットウォークマンは世界的なヒットになった。

20世紀の終わりごろにはMDを中心にポータブルオーディオを展開していた。MDは日本では一世を風靡したが、世界的にはコンパクトカセットやCDなどと同様の支持を集めるほどには至っていなかった。オーディオ、ビジュアルのメディウムはCD、DVD、ブルーレイ、あるいはVHSテープなど、日本メーカーがかかわった規格が世界標準になることが多かった。しかし、20世紀の終わりごろ、日本の弱電メーカーはかつてほどには成功を収めることができなくなっていた。

その理由をここで分析できるほどの知見はないが、単なる感想として思うのは当時の日本企業は、デジタルコピーをされることに脅迫的な危機感を持っていたようだ。DATが迷走したのはそのせいだし、MDもATRACという圧縮方式がソニーの独自規格で、複製やソニー以外の機器、ソフトでの利用ができない仕様だった。iPodも当初はMac専用の周辺機器だったが、すぐにWindowsが利用できるようになり、mp3などの汎用規格にも対応していた。

たぶん、iPodもソニー系機器も、当初の制約は似たようなものだった気もする。
アップルの戦略に負けたのか、ソニーに失策があったのかはわからないが、世間ではソニーを守旧勢力と位置付けるような世論が、一部のネット上に出現するようになった。2ちゃんとか、価格.comの掲示板で、ソニーを貶す人をよく見かけた。あの頃から、日本人というかネット民のやることはそれほど変わっていない。

ソニーもなんとなく、アップルに対抗心をむき出しにしていたような印象がある。アップルに数年遅れて発売したHDD式のプレーヤーを、当時話題になった外国人社長、ハワード・ストリンガー氏が自ら発表会で紹介していたのを思い出す。


ソニーのHDD式プレーヤーはたぶん初代だけで、後はフラッシュメモリ式の小型プレーヤーに移行した。2005年春に出た、ネットワークウォークマンは発売前にウェブで見て一目ぼれして、予約注文の上発売日に入手した。
香水瓶をモチーフにデザインしたとか、当時書いてあった。操作系が右側の首のところに集中していて、押したりひねったりしながら目的の曲を再生する。
ネックバンドにぶら下げて使うが、とても小さいので持ち歩いても邪魔にならない。曲名表示は3行程度だが、有機ELできれいに表示される。

手にしたときにとてもうれしかったし、満足して使っていた。アップルにはない路線だったし、今でも傑作だと思う。



他メーカーの参入も多かった。フラッシュメモリ式の安いmp3プレーヤーは、海外メーカーからもたくさん出ていた。Creativeという、シンガポールのオーディオメーカーは、渋谷駅の山手線ホームに自社のDAPの大きな看板を掲げていた。

パナソニックはSDカードの規格制定に関わったそうだが、この頃自社の各分野の製品にSDスロットを設ける、ということをよくやっていた。たとえばHDDレコーダーのディーガにも、SDスロットがあった。
オーディオプレーヤーでは内蔵メモリではなく、SDを入れて使うSDプレーヤーとして展開した。今のスマホみたいに、半永久的に入れておくのではなく、カセットのように抜き差しすることを考えていた節がある。

SDカードは初期の2ギガのものまで対応し、SDHCなどには最後まで対応しなかった。

写真のものは2007年に買ったプレーヤー。コジマ電気のワゴンセールでたしか9千円ぐらいで売っていた。見かけたときは買わなかったがどうも気になり、夜自転車で閉店間際に行って買ってきた。

パナのオーディオは昔から音は悪くないのだが、この頃はデザイン的に試行錯誤を繰り返していた印象はある。

iTUnesのように、ソニーもパナも自社の音楽配信サイトを展開していた。どちらもファイル形式は独自のものだ。パナのサイトから一度だけ、ノーラ・ジョーンズのアルバムを買ったが、その後ほどなくしてサイトは閉鎖になってしまった。


2000年代の後半になると、DAP市場は寡占が進んできた印象がある。
iPod、ウォークマン共にそれなりに製品は充実していったが、パナソニックは撤退し、安価な無名企業のmp3プレーヤというのもあまり見かけなくなる。

2008年に買ったこのウォークマンはワンセグがついていて、予約録画もできた。アクセサリーもたくさん発売されていて、冒頭の写真のようにあれこれ買いまくって物欲まみれになっていた。。
2011年3月の東日本震災の時はこれをオフィスの机に置いてワンセグでニュースを見ていた。仙台空港に津波が押し寄せるところはこの小さな画面で見て、かつ録画もした。録画はこの機器から取り出すことができず、消えてしまった。


最近のDAPはPCを介さずに音楽取り込みができるらしいが、以前のものはそうはいかない。
先に掲げたNW-E507も、2008年のNW-E918も、今のOSでは周辺機器として認識できないか、転送ソフトが対応していない。
当時採用されていたATRACという圧縮規格自体、今はソニーでサポートしていない。

なので、PCが変わるとこれらのDAPも基本使えなくなる。
これは9年前に買った、今のところ最新のウォークマン。PCがビスタからwin 8.1に変わった節目で買い替えた。前のPCはHDDクラッシュしたので、ATRACのデータを引き継げなかった。その時点でソニーはATRACサポートを終了しており、DLしたサイトに行ってもデータの回復はできなくなっていた。

昨年PCを取り替えて、OSがまた変わった。
今、ソニーのアプリで昔の音楽データを扱うことはできない。
ので、このDAPに入ってるいくつかの音楽は、PCに転送して別の曲と入れ替えることができない。

とはいえ、今外で音楽を聴くときは、定額サブスクのサービスを使ってスマホを使って聞いてるから、それほど困らない。そもそも、もうウォークマンをほぼ使っていない。
スマホも電池が減りやすいから、こういうのを使ってもいいんだけどね。

ウォークマンも高いのは色々あるが、ストリーミング可(アンドロイド)の製品は電池が持たないらしい。昔は電池長持ち、急速充電で朝の支度時にその日の充電が可能なんて、宣伝していたのにね。
形は変わってないみたいだけど、今度安い奴でもまた買ってみようか。。

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バートン・カミングス

2023年04月28日 | 音楽

きゃりーぱみゅぱみゅさんに続いて、しょこたんも結婚されるんですね。

いやあ、よかったですね。

きゃりーさんの音楽をしょっちゅう聴いているわけでもないし、中川翔子さんのアニソン番組を聞いても何言ってるのかよくわからないのですが、なんとなく好きなんですよね。

萌え~とかそういうんじゃなくて、好きなことを素直にやってるというか、オタク感を横溢させながら、悪い感じにならないところがいいです。
中川さんは前にストーカー被害とか、いろいろ困ってたみたいだけど、そういう意味でも少し落ち着かれて、芸に精進できそうで良かったです。

昔福山雅治ショックとかあったけど、お二人結婚してもぜんぜんショックとかないな。さすがにもうあれだからな。。

でも、ポイント使って写真集とか買っちゃったんだよな・しょこたん。あんまりついったで宣伝してたもんだから。。


いつまでも本題に入らないのもなんなんですが、話はバートン・カミングスです。

知ってる人はほとんどいないと思います。昔、ゲス・フーというカナダのロックバンドがあって、そこでボーカルをやっていました。代表曲はNo Time, American Woman辺りかもしれませんが、偶々知ってるのがそれくらいなので、詳しい人は別の曲を挙げるかもしれません。

American Womanとは、文字通りアメリカの女性ですが、英語が聞き取れなくてもなんかdisってるような歌詞だとピンときます。American woman, get away from meなんてのはさすがにわかりますし、I don't wanna see your face no moreとか、I said get awayどっか行けっつってんだろ!とか、言いたいほうだいです。
空耳でAmerican woman, listen what I sayというのが、「みずぼらし~」と聞こえるし、Bye-Bye~と叫んでるのもばばぁ、と言っているように聞こえます。

高校生の頃、山本さゆりさんが水曜に出ていた「軽音楽をあなたに」でかけていたのを、偶々録音して聞いてました。なんか強烈な印象でしたが、未だにどういうつもりで歌ってたのか、よくわかりません。


時代は下って大学生の頃、これもテープにとって繰り返し聞いてたのは、ソロに転向したバートン・カミングスが歌う’You saved my soul'です。
これは一時期本当によく繰り返し聞いてました。なんか、前向きなバラード?というか、男性が女性に生真面目に思いを伝えてるような印象があって(勝手に想像して)、いろいろ自分の青春ぽい思いにかけ合わせてじ~んとしていたのです。

それで、この歌が聴きたかったので、CDを探してみたのでした。
配信でも検索できましたが、オリジナルバージョンはなかったので。

CD取り寄せて聞いてみたら、配信と同じライブ・バージョンでした。配信も音源はCDが多いので、CDの方で絶版だと配信でも出てこないんですよね。
それは残念でしたが、このライブはなかなか聴きごたえがあって、かなり気に入りました。バートン・カミングスという人は、若い頃よりも年を経て声に張りが出てきたようで、見事なハイ・バリトンで切々と歌い上げます。

勝手なことばかり書いて、アルバム自体の事をあまり書かないのは良くないのですが、もとから知っていた曲は'You Saved my soul'と、'Ferry Cross the Mersay'の2曲だけでした。
でも、何回も聴いていられますよ。。


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れがしー

2023年04月24日 | 家電

インターネット老人会とかいうのがあって(本当にあるわけではない)、やれテレホーダイがどうしたとかダイヤルアップがうんたらとか、ニフティサーブがああだとかいう話で盛り上がる御仁たちが、きぼんぬとか、がいしゅつだけどとか、逝ってよし、などと語っては盛り上がっていると聞きます。

動画はなかったけどインターネットラジオは昔からあって、海外の放送がネットで聞けたときは感動しましたね。そうすると電話かけてもずっと話中だ、とか文句言われるわけです。それではISDNで64Kだ、というと、いや今はADSLというのがあると言われ、調べてみると地域によっては回線速度がけっこう違ってたりするわけです。

ただの話の枕のつもりが、きりがなくなったので止めますが、まことにゆく川の流れは絶えずしてしかももとの水にあらず、であります。
話はネットだけではなく、たとえばポータブルオーディオなんかもそうです。

去年買った車と同じ車種は、先日マイナーチェンジしましたが、そのときCD/DVDプレーヤを廃止したそうです。買ったときもオプションになってたし、日産の新しいモデルはオプション設定さえない、とその頃既に聞いてましたが、既にCDとは何者だ、という時代に差し掛かっているようです。
今はもう音楽は配信サブスクで聞くのが当たり前なんでしょうね。

うちの新しいセットステレオはBluetoothが最初からついてますが、20年選手のミニコンポにもレシーバーを付けました(上の写真)。もっとも、レシーバーは前からもってたのですけど。外出時は配信+Bluetoothイヤホンですが、家では未だにCDが好きで、全然使ってなかったのです。
ちなみに、未だにMDもレコードもカセットもあります。

SNSの広告記事で、価格.comがポータブルCDの特集を組んでいました。
最新機種のレビューとかですが、そこでも「今やポータブルCDはオーディオメーカーが力を入れて開発するような商品じゃない」と明言されています。
いちおう商品としてはあるけど、海外製のせいぜい数千円のものが主流です。

それは時代の流れだから仕方ないのですが、ふと思い出して、ジャンク箱から昔のCDウォークマンを出してみました。たしか2005年ごろ買った記憶があります。

この時代、メーカーの主力商品の一つだったこともあって、つくりはとても良いです。金属外装も美しい。たとえいくらお金を出しても、今やこれほどのつくりの商品を(新品で)手に入れることはできなくなりました。

試しにディスクを入れてミニスピーカーで鳴らしてみましたが、ちゃんと動く。単三アダプターもついてたので、電池を入れ替えれば使えます。

いや、先日は使えた、のですが、今日改めて使ってみたら、電池なしメッセージが出て止まってしまいました。
おそらく充電池と乾電池交互に使う設計で、前回は充電池がまだ生きてたのでしょう。
ガム型ニッカド電池を充電器に入れると熱を持ち、充電できないようでした。

それで、結局ガム型電池をアマゾンで注文してしまった。。



別途3Vの電源アダプターとクレードルも出てきました。ここに本体を載せたら、家庭用電源で再生できました。
再生しない時は充電もできるみたいです。

乾電池は1.5V(1本使用)、ガム電池は1.2Vなのに、電源アダプタは3Vなのは、なぜなのかよくわかりません。

これは別件なのですが、突然気が向いて、耳掛け式のイヤホンを買ってしまいました。800円ぐらいですけど。

今はカナル型イヤホンが主流ですが、昔は外耳に挟み込むやつとか、この耳掛け式とかも一定の需要がありました。というか、カナル型はむしろ少数派だった気がします。

コードが自動で巻き取れるタイプのやつがいくつか出ていて、収納が便利なのでいくつか使っていました。耳の負担が少ないし、周りの音も自然に聞こえるので、独特の良さがあるんですけどね。欠点はその裏返しで、外部に音が漏れやすく、外の音がうるさくて聞こえない時があること。

オフィスの自分の机でオンライン会議を聞くとき、外部音がシャットアウトされるよりは聞こえた方が便利なことがあります。今回買ったのはそういう用途のためです。
いちおう建付けとしてはそうですが、本音のところはちょっとノスタルジーです。

昔、気に入ってた耳掛け式イヤホンがあって、イヤーパッド壊れたら補修部品取り寄せてずっと使ってたんですけどね。。オーテクの、安い奴でしたが、イヤーパッドが再び加水分解してしまい、部品も買えなくなったので廃棄しました。

ポータブルオーディオ老人会があったら、話盛り上がりそうです。
この分野もここ40年、いや20年ぐらいのスパンで見てもずいぶん変わったなあ。ずっと身近にあったものだから、思い出すとつい、遠い目になりますね。
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週末

2023年04月23日 | 日記・エッセイ・コラム

比較的天気に恵まれた週末でしたが、少し肌寒く感じることもありましたね。

土曜日はのたのたと用務をこなして、夜は寝落ちしてしまいました。
今日日曜日は親を呼んでお昼を作って一緒に食べ、実家まで往復しました。
けっこうくたびれてしまったわ。
あと、洗車。
ここ一週間雨らしい雨は降ってませんが、埃すごくかぶるんですよね。透かして見ると白く見える。うちの車は埃みたいな色しているので、目立ちはしないのですが。

昔は春一番というと、ここいらは田んぼではなくて畑が多くて、埃で遠くがかすんで見えるんですよね。黄砂じゃないです。畑は土むき出しだから、土埃が飛ぶんですよね。
木造の自宅は、なんとなく階段とかがざらざらする。たしか学校もそうだったと思う。

だけど、春本番の今頃はそんなこと、なかったんだけどな。
春一番自体、はっきりしなくなりましたね。

先週少し念を入れて洗ったので、今週は比較的楽でした。先週は昔から使ってたブラシ、運転席側のフロアマット洗うのに使ってるのですが、それを失くしてしまって、ちょっと鬱でした。

ってのは、ほかの人が使ってる洗車場コーナー見たら、僕のブラシが地面に転がってるのが見えたんです。ただ、その人が使ってる中拾いにいくのも何なので、用務先にこなして、また戻ってきたんです。そしたらもうなくなっていた。
親が使ってたから、30年以上うちにあったんじゃないかな。
まあいいんだけど・。今日別のを買ってきた。。

納車時にディーラーでコーティングしているので、水洗いすればきれいになります。ただ、飛び石とかで細かい傷がつきやすい印象がありますね。今日も一個見つけてしまった。0.5mmくらいのスポットなので、レタッチすればいいんでしょうけど。これが普通なのかな。

先々週忙しかったので、片付かないままになっていた部屋を掃除して(親との食事も懸案事項の解消)、ちょっとひと心地です。
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安倍晋三 回顧録

2023年04月22日 | 本と雑誌
安倍晋三 (著), 橋本五郎 (著), 尾山宏 (著), 北村滋 (読み手) 2023年中央公論新社

'22年7月8日に凶弾に倒れた安倍晋三元首相を、2020年9月の首相辞任直後から翌年10月にかけて、36時間にわたりインタビューした回顧録。

元首相が、現在に至るまで国民の間で非常に論議を呼ぶ存在であったことは論を待たない。つい数日前にも、有名作家が暗殺を肯定する発言をして、釈明に追われるなどしていた。

政治的な思考をする際、人の大脳は感情をつかさどる部分が活性化する、といったのは、学者ではなくドラマの主人公(TWWのサム・シーボーン)だけど、亡くなってからもなお、(元首相への)怒りのツイートをしている人は時折見かける。

だいたい人というのは、亡くなると何らかのオーラが次第に抜けていって、わりと客観的にその人を見られるようになるものだ。名前を挙げたらあれだけど、高名な指揮者の演奏や発言が、どれも素晴らしいとか流石に威厳のあるお話だ、と思っていたのが、亡くなってしばらくたつと、まあこの人も人の子という感じになることはある。

というわけで、自分としてはもう少したつと、だんだん色んな事が見えてきて、評価も変わる(定まる)んだろうな、と思ってはいる。おそらくその後も繰り返し検証は続くだろう。

なぜそんなことを書いているかというと、そういう今の世間の(元首相を巡る)毀誉褒貶には、少々違和感を感じているからだ。あまりにも元首相にとらわれすぎていることにならないか。。


在任期間が長かったことで、G7会合などでは顔役のような存在になり、主要国の首脳に頼られる面もあったようだ。

オバマ大統領とはひじょうに親しくまではなれなかったようだ。鳩山首相の普天間基地をめぐる問題の対応で、日本に不信感を持っていたのではないか、ともいう。別の場面ではフランス(オランド首相)と衝突しかけて、安倍氏がとりなす場面が紹介されている。もともと弁護士で、ビジネスライクに物事をこなすスタイルの人でもあるらしい。電話も要件を要領よく伝え、とても短い。

他方、伊勢志摩サミットの時にはかなり機嫌をそこねて、会合に遅刻したという。直前の共同会見でその頃に起きた米軍属の女性殺人事件について、安倍首相が大統領に抗議した(と記者会見で語った)ことが気に入らなかったのではないか、という。

そんなオバマ大統領も広島を訪問し、安倍首相も時間を置いて真珠湾を訪問する。外交面では在任期間中のピークだったのではないか、と振り返っている。

トランプ大統領はもとはビジネスマンであり、政治家というよりビジネスの視点で物事をとらえようとしていた。当然、外交や軍事については素人だ。
従来の米大統領は、自分は自由世界のリーダーだ、という意識と責任感を持っていた。トランプはビジネスの流儀を外交に持ち込もうとしていた。

とはいえ、トランプも自分のやり方に不安を感じることがあったのではないか、という。安倍氏はトランプからよく長電話が来たと回想する。
「トランプは平気で1時間話す。長ければ1時間半。途中で、こちらが疲れちゃうぐらいです。そして、何を話しているのかといえば、本題は前半の15分で終わり。後半の7,8割がゴルフの話だったり、他国の首脳の批判だったりするわけです。・・電話会議を見守っている官僚が「トランプはいつまでゴルフの話をしているんだろう」と困惑した表情をしていることがありました。」

大統領就任前に訪米したことを指摘する向きもあったが、現実問題として日本が彼の標的になったら、国全体が厳しいものになってしまう。トランプは常識を超えている、という認識であったという。よほど危機感が強かったのだろう。

安倍氏に会見でこんなことはいうな、と言われたことはきちんと守ってくれたり、拉致被害者との面談での対応など、誠実さや人情に厚い面もみせてくれたと回想している。今上天皇に謁見するときも、スーツのボタンは留めた方が良いだろうか、などと相談されたそうだ。

オーストラリアのモリソン首相やイギリスのメイ首相にも、よく頼られたようだ。国を超えて、政治家としての経験がものをいったらしい。

他方、ドイツのメルケル首相への評価は、海千山千の政治家だという評価だ。ドイツは当時東アジアでは中国に非常に傾いていて、日本にはなかなか来日しなかった。そのことを指摘したら、あらそう?お宅は首相が良く変わるから、なかなか機会がつかめなくて・。と言われたとか。

安倍氏といえば、プーチン大統領とも親しかった。
「プーチンはクールな感じに見えるけど、意外に気さくで、実際はそれほどではありません。ブラックジョークもよく言います」
クリミア併合や、ソチオリンピックでの同性愛者対応に関する批判などで、欧米各国が対応を厳しくする中、安倍氏はプーチンに果敢に接近を試みた。
日本訪問を促し、地元山口で会談を開くなどまで行った。

このインタビューはロシアのウクライナ侵攻前に終わっている。なので安倍氏のそのことに関する論評はうかがえない。ただ、以下のようなコメントを残している。

「ウクライナ共和国の独立も、彼にとっては許せない事柄でした。・・ロシアになってからも、資源開発を支援していたからです。世界史では、クリミア半島は、ロシア帝国がオスマン帝国を破って手に入れた土地です。プーチンにとっては、独りよがりの考えですが、クリミア併合は、強いロシアの復権の象徴というわけです。」
「バルト三国のある大統領は私に『ロシアにウクライナを諦めろと言っても、到底無理だ。ウクライナは、ロシアの子宮みたいなものだ。クリミア半島を手始めに、これからウクライナの領土を侵食しようとするだろう』と述べていたのが印象的でした。」

侵攻後、彼の認識はどう変化したのだろうか。。

習金平国家主席への評価も興味深い。
「中国の指導者と打ち解けて話すのは、私には無理です。」

首脳会談を重ねるうち、習近平は次第に本心を隠さなくなってきたのだという。もし米国に生まれてきたら、(米国の)共産党ではなく共和党や民主党に入党する、といった。つまり、思想信条ではなく権力を握れる手段を優先するという、リアリズムの方が強いのだろう。

民主主義国家は選挙で交代するが、独裁政権はある日突然倒される。権威主義国家の指導者のプレッシャーの大きさは、我々の想像を超えているのではないか。だから(中、露、北朝鮮の指導者たちは)政敵を次々に倒してきたのだろう、と安倍氏はまとめている。

多かれ少なかれ、トランプ氏にも安倍氏にも孤独感やプレッシャーはあったのでしょうね。


外交関係について書いて、ここまで長くなってしまった。。
例えば「小池さん(都知事)はトランプのジョーカーだ。13枚のカードだけでもゲームは成り立つが、ジョーカーが入ると特殊な効果を発揮してくる。」という発言は、もうあちこちで取り上げられて評判になっている。

評伝ではなく本人への直接のインタビューだから、本人に耳の痛い話題は、きちんと答えているものの、言葉の数は少ない。党内党首選や人事のことなどもそうだろう。それでも、首相という視線で物事がどう見えるか、がわかるのはとても面白い。

それは、政治の世界だけではなく、我々が仕事の上で、あるいは人と人との間でなされるあらゆる活動にも、敷衍することができる。上に立つとものが見えなくなるものだし、関係が危うい人とどう付き合うか、悩むこともある。つい逃げたくなるし、時に自分をほめたくもなる。人のことは結構よく見えたりもする。

おそらく、いくつかのスキャンダルについては、今後検証が進んでいくものだと思うし、経済政策についても、評価はこれからだろう。外交も例えば対露政策、北方領土問題や対北朝鮮、韓国の外交など、素人の自分が振り返っても、あのときはあんなことやってたんだ、と思う面が多い。

先の大戦を巡っても、未だに立場を異にする人たちの論争が繰り返されている。平成から令和にかけての安倍政権も、これからも様々な論議がなされるのだろう。




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犬電池

2023年04月21日 | 通販・買い物
頭の中では記事更新したいと思ってるのですが、夜ご飯食べるともうだめになってしまうのです。やはりBluetooh体に埋め込んで転送できるようにしないと駄目でしょうか。。

さて、4年前に買ったスマホの電池がだんだんと持たなくなってきました。
偶々ビックカメラの店内を歩いていたら、ワゴンセールでモバイルバッテリーを安く売ってた。

それで・、その場で買う決心はつかなかったのですが、家帰ったらやはり欲しくなって、アマゾンさまよってたらこんなの見つけてしまった。

なぜか一端に犬の足跡がついてます。
これはインジケーターになっいて、満充電だと全部ついてるのですが、残量が減ると一部の「肉球」が消えていく、という仕掛けになっています。

中国人にこんなユーモアがあったとは。ちなみにブランドも「いにゅ」ですので、ちょうどよかったですね。

きょうの在宅ランチは、前から行きたかった駅近くのとんこつラーメン屋さんです。本来店舗用ではない部屋らしく、入り口が窓のない鉄扉になっている(一階のエレベーターホール脇にある)ので、とっても入りにくかったのです。

でも、扉を開けたらふつうのお店でした。

お昼時間は無料でトッピングがつきます。海苔二枚お願いしました。昨今不作で、近く大幅値上げが予想されていますから、これは贅沢なチョイスですな。
ほかにコーンとかメンマとか選択できますが、リストに一つ消された跡があって、これは多分味玉だろうとにらみやした。

そろそろ卵も値をもどしてくれるといいですねえ。ガソリンもさ・。
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日本沈没(第一部・第二部)

2023年04月15日 | 本と雑誌
小松左京、谷甲州(第二部)

もう4月になってしまったけど、50年前の3月20日は小松左京の「日本沈没」が刊行された日でした。

また今年は関東大震災から100年の節目にもあたります。
3月の初めにNHKで南海トラフ地震を綿密に考証したドラマ仕立ての番組がシリーズで放送されました。30年以内の発生確率が70-80%、発生の状況によっては日本経済に深刻なダメージを与える可能性すら示唆されています。

とかなんとか、考えながら年明けから先月にかけて、つらつら読み返してみました。今回は主に第二部が中心に語ります。


第一部の、小松氏の迫力あふれる筆致と途方もない発想力には圧倒されるしかなくて、それをここで繰り返しても仕方ないのですが、今読んでも未来的ですごいですね。。

当時は最新の理論であったプレートテクトニクス理論を、単に引用するだけではなく物語の方向性を形作る地殻変動(地球の核が膨張し、その過程でマントル対流に急激な変化が起きてプレートが支えを失う)の理論構築(トンネル効果)までもっていく、その説得力がものすごい。なにしろ竹内均さんも大絶賛したという、それこそSFの真骨頂みたいな理論設定です。
いや、うさぎには難しすぎて、ただ幻惑されてしまうのではありますが。。

ちょっとした近未来の設定ー超音速機や地域内空調、3Dホログラム投影機なども、適度に物語をドレスアップしてくれて、さっきも書きましたが古臭い感じがしません。70年代前半の近未来ですから、例えば1980年前後だとしても今から40年ぐらい前という設定なのでしょうけど、その時代を通過してきた我々にも違和感を感じさせません。

他方、小説という視点で見た場合、これまた時代なのでしょうけれど、小松氏の女性の書けなさぐあいは、いささか本作品の価値を損ないうる要因として、無視できないレベルにはあるかと思います。

最初にこの本を取り上げたときにも書いたかと思いますが、平穏な都会の庶民生活を描写する場面で、なぜかネオン街とサラリーマン、そしてホステス達、という記述が繰り返し出てくる。なぜか都会の華やかな世界=飲み屋のホステスさんなんですよね。。上下巻で出てくる女性は、阿部玲子、マコ(=ホステスさん)と渡さんのところの花枝さん、だけなんじゃないかな。あと名無しのサラリーマンの奥さん。


第二部は日本列島が完全に水没(小説世界では『異変』と通称されています)してから25年経過した世界を描いています。

仮に第一部の近未来世界が執筆時より10年弱先、例えば1978年だったとすると、その25年後は2003年です。つまり今から20年前です。

物語は『異変』後25周年の記念式典が政府主導で行われようとしている、直前から始まります。第一部に出てきた数少ない女性、花枝には自衛官の息子と大学生の娘(桜)がいます(ほかにも多くの子を産んだらしいが、物語には出てきません)。

また第一部で主人公小野寺と婚約していた阿部玲子は、国連難民高等弁務官事務所に勤務しています。
年齢的には花枝は48歳、玲子も50台前半ということになります。

実際には花枝はほとんど出てこない(小説では桜から見た母親の印象として描写され、セリフもほとんどない)ですが、この世代の女性たちが職業を持って活躍しているあたりが、個人的にはとても好印象です。このほか、パプアニューギニアの農業研究所長も女性ですが、この辺が時代ですね。リアリティがぐっと増してくる。
自分(うさぎ)の職業経験とオーバーラップさせて、物語世界に入っていきやすいな、と思いました。

日本人は世界に四散し、避難先で農業開発をしたり、時に地元民との軋轢や迫害を受けるなどしながら、世界で唯一国土のない国家の国民として生きています。二重国籍も認められているようですが、基本的には避難先で自治区のような地域をあてがわれて、そこで独立した経済を営んでいるらしい。政府省庁は世界中に拠点を分散して活動している。徴税はどうなってるんだとか、地元政府との関係はどうなってるのかとか、移転した日系企業はどうしたのかとか、よくわからないことが多いです。

年配者は日本の国土、生活、風習をよく知っているし、中核世代も日本で子供時代を過ごしている。しかし、若手が生まれたときには既に日本はなかった。
渡桜のように、『異変』前の日本の国土や生活に強い関心を示す人もいるし、生まれた土地に溶け込んで、日本のアイデンティティを失いかけている若者もいる。

第一部でも活躍した中田(D計画の主力メンバー)は、日本の首相になっていす。『異変』後、現地調査を含め、立ち入りも処遇も一切が凍結されている、かつての日本の国土が存在した地域に、メガフロートを建設し、新たな日本を再建しようと計画している。

本作の世界では(いま風にいえば世界線か)、日本民族は国土喪失後も引き続き高い民族的団結性と勤勉さ、さらに高度な技術力を有し続けているという前提のもとに物語が進んでいます。物語のキーとなる、世界最高度のスーパーコンピュータも開発している。

この辺り、第二部の執筆時点(2000年代の初め頃)と2020年代半ばに差し掛かった今とでは、そのリアリティに差異が出ているのではないか。言い方を変えると、我々の日本人観は時代が下るにしたがって変化し、かつてほどは自らの民族的一体性や技術力を手放しで信頼することができないのではないか、という気がしてきた。。

日本人は過去150年ほどの歴史の中で、自らの民族的特異性を、過度に意識しすぎているのかもしれない、という漠然とした思いがある。
産業政策や村落単位での行政などの人的要素、海に囲まれ、自然の恵みを得やすい一方、自然からの災害の影響を受けやすいという地理的な環境、さらにそこからもたらされる地政学的な環境などが複合して、今日の日本(人)という実像が作られてきた。

しかしもちろん、日本に生まれた人間という生物が、特別に優れているわけではない。今日の国家という概念はたかだかこの500年ほどの間に、主に西ヨーロッパで形成されてきたものだ。
現世人類自体(トバ・カタストロフ理論を、どこで知ったのかすっかり忘れていたが、初めて触れたのはこの物語からだったと今回思い出した)、一時は絶滅寸前まで追い込まれ、そこから世界に四散して今日に至っている(という説がある)。ましてや現代は世界のどこでも人の移動、交流が容易だ。今日の世界人類の多様性は、後天的な環境、文化に依存する部分が極めて大きい。

果たして、日本人という概念はそれほど堅牢なものなのだろうか。
それより先に、まだ国土も社会も保たれているはずの、現実の日本人自体が変質し始めているんじゃないかな。。

ともかく、物語世界ではかつての「日本人」が従来的な日本人らしさを保って、かつての技術立国、勤勉な日本人をほうふつとさせる行動を見せている。


物語の後段で中田首相と鳥飼外相が議論を戦わせる場面がある。
第二部は小松氏が若手作家数人とプロジェクトチームを組み、議論の末取りまとめられたという。この論戦場面も、その時の議論が下敷きになっているのかもしれない。
ただ、大事な場面の割には論理が直截かつ深みに欠ける気がしないでもない。前はちょっと感心したけど、今読むとね。

ものすごく生意気な言い方になってしまうけど、なにぶんテーマがあまりにも壮大なので、物語の運びがいささか窮屈というか、筆が薄味といったらいいのか、そういう印象が随所にある。
小松氏としては、本書が示した流れでこの小説世界に締めくくりを与えたかったのだろうし、第一部から一貫したテーマ性は保たれている。

ただ、一つの可能性として、本書の「世界線」のもと、もう少し細かい視点、例えば本書に出てきた山崎とカザフ周辺の日本人集落、篠原とパプア地域の開発などを、個別に腰を据えて小品としていくつかまとめていく、という方向性はなかったのかという気はする。

要するに、広げた風呂敷を無理にたたもうとしてる感が、ちょっと見え隠れするのだ。。


ああ長くなった。こんなのよんでくれへんな。
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4月13日の日記

2023年04月13日 | 日記・エッセイ・コラム
4月から早起きして朝型に改めようとしてたのに、どうも調子が出なくて出遅れてしまう。
今日は外がひんやり。天気は良い。

車に乗り込む。

ラジオのニュース;
村上春樹の6年ぶりの長編が今日発売、都内の書店では特別に店を開いて、午前0時から販売を始めました。
店頭に並んだ人の声『これから深夜喫茶に入って読みたい』・。

朝の用務を済ませて、再び車に。

ラジオはそのままにしていたが、NHK FMはこのあと英会話が始まる。

冒頭あいさつもなくいきなり「ことわざこ~な~・棚からぼたもちを英語で?(・だったかな・。そんな感じの話)」・・なんかお笑い番組みたい。

敷居を低くするというか、聞きやすくするのはいいけど、なんか、だんだん品位がなくなってきてるな・語学番組。

しばらく聞いていたが「おひさしぶりね、お会いできてうれしいわ」みたいなことばかり言っているので、ちょっとうんざりしてAMに切り替える。

野村正育さん(最近朝の放送を担当するようになった)が、
先ほどのニュースの続報です、防衛省によると北朝鮮がミサイル発射、詳細は現在も確認中・・

ふうん、またかいな・。

北朝鮮がミサイルを発射するのは、今月27日以来です・。
ん、今月? 今日13日・・?

帰宅してテレビつけて(街角ピアノ)、トイレに入る(しつれい・・)。
(ふらっしゅ)

あれ?なんか言ってる。

直ちに避難。直ちに避難。直ちに建物の中、又は地下へ避難して下さい。

おお・・。

チャンネルはBS1だったが、民放でも一斉に臨時放送をしていた。
BSテレ東もこの画面だったが、なぜか音声は自動放送、それも今にも寝そうな、もったりした抑揚のない話し方で、これは結構不気味だった。。
あと、MXTVは東京限定のせいか、右下に囲みの画面を出したまま通常放送していた。

民放でも各局ニューススタジオから放送していたが、中継で函館、江差町あたりの映像を流していた。NHKも奥尻島から中継していた。
いちおうこの辺に来る、という目星がついていた?(日本列島を跳び越すことだって考えられなくはないのにね)。

それで・、ご存じの通り、この騒ぎは20分ほどで終了する。

この辺りでは携帯にアラートも来なかったので、この時間にテレビとか見てなかった人たちは、何も気づかず普段の生活をしていたと思う。
その後のニュースでも、ベタ記事的な扱いしかされてないしね。。

・・しかし、まあどんな事でも起こりうるわけですが・・;、

 テレビが「直ちに避難・頑丈な建物の中に・・!」とか言っていて、
はて?どうしたものかな、とか思ってるうちに、画像と音声が切れて、次の瞬間窓の外が明るくなって・・。

って感じですかねえ。



さて、気を取り直して仕事にでかける。

お昼に本屋(オフィスから15分ぐらい歩く)行こうかな、とおもったけどめんどくさいからやめて・。

帰りがけに丸の内の丸善行って、買ってきました。

3000円近くってのは、ちょっと高いですね。
でも上下巻とかじゃないから、こんんものか。。


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その後

2023年04月12日 | デジタル・インターネット
Chat GPTを使って思ったこと。

・回答文に字数制限がある。さらに日本語にはdouble byteという制約がある。
「ChatGPTには、一度に生成できるテキストの長さに制限があります。通常、ChatGPTの応答はトークンという単位で計数されます。 日本語の場合、1つの文字が通常2つのトークンとして数えられます。 日本語の場合は英語よりも同じ文字数のテキストでも、より多くのトークン数になります。 」(チャッピー)

有料会員になると字数が伸びるとどこかで聞いたが、とりあえず一つの質問であまり多くのことは聞かない方が良い。回答は字数の制約をあまり考えずに書かれるらしく、しばしば途中で切れてしまう。

英語なら多くの会話ができるかと、試してみた。
ある意味でそれは正しい。

とりあえず日本語でDeepLに質問文を書いて英語に直し、それをチャッピーに突っ込んであげればちゃん応えてくれる。もちろん自分で英文を書いて、チャットすることも可能。ちゃんと使えば英語の勉強に使えると思う。

ただ、字数うんぬんよりも、そもそもチャッピーは母国語(英語)の方が得意なようだ。けっこう饒舌になる。

あと、自分の入力した質問は左側にログとして残るが、日本語で書いても英訳されたタイトルで表示されることがある。

うちのスマホ(googleを使用して)でチャッピーを使うと、なぜか日本語で質問できない。エラーになってしまう。英語でなら質問できるし、スマホの場合は邦訳も一発でできる。
なので、Open AIの基本的なアルゴリズムは、各国語を英語に変換したうえで動いているのかもしれない、と思ったりする(対訳に負荷がかかるので、スマホではうまく動かないとか)。

・AIはよくうそをつくと言われるが本当だ。ものすごく適当なことを言う。
自宅からオフィスまでの行き方を尋ねたら、電車の経路とかを教えてくれたが、起点の駅名と降りる駅名以外はめちゃくちゃで、列車の種別(急行とか)、乗換駅、路線名等、一つも正しいものはなかった。

・職場の人の話によると、要件をうまく指示してあげると、VBAのプログラミングもやってくれるらしい。自分で作ったものの添削もしてくれる。

・総じて、いかに設問を上手く行うかが、人間側に問われるスキルであるようだ。
この辺は、日本人(語)的な感覚とはちがう、論理的な思考が求められる、ということなのかもしれない。

よく、(アメリカなどで)隣の席で大声で騒いでいる子供たちに「声がうるさいよ」と言っても、そう?で終わってしまうが、「もっと小さい声で話せ」というと、ちゃんと静かにしてくれる、みたいな話を思い出す。


と、いうような話はともかく、今日の会話。

適当に言葉を入れてみるのだが、やはり設問が大事で、あまり答えがかわいくならないことも多い。。

・・って、何やってんだ?とも思いますが2題ほど;

うさぎを使った諜報機関

うさぎを使った諜報機関は、動物をスパイとして活用する独自の諜報活動を行う組織です。これは一般的に、情報収集や偵察、監視、または他国や他組織のスパイ活動の妨害などの目的で使用されます。

うさぎは、可愛らしい外見や人なつっこさから、人々の警戒心を引かずに周囲に溶け込むことができます。また、うさぎは素早く動き、小型であるため、機敏に行動し、狭い場所にも侵入しやすいという利点があります。

これらの特性を活かし、うさぎを諜報活動に活用することで、他国や他組織の情報を収集したり、機密情報を持ち出したりすることができます。

具体的には、うさぎに小型のカメラや盗聴機を搭載して、ターゲット地域やターゲット人物の周囲を監視することができます。また、うさぎに特定の場所に侵入して情報を収集したり、機密文書を持ち出したりすることができます。

さらに、うさぎをスパイとして訓練し、人間の目を欺いて偵察活動を行わせたり、他のスパイ活動を妨害するための工作を行ったりすることも可能です。

ただし、動物をスパイとして使用することには倫理的な問題も存在し、また法律に違反する可能性もあるため、適切な法律や倫理規定に従って行われるべきです。
また、諜報活動は国際的に繊細な問題であり、国家間の関係に深刻な影響を及ぼす可能性があるため、慎重に実施される必要があります。

・・すっかりその気になってますね、チャッピー君。


鬼退治のため桃太郎に声をかけられた雉が、良心的兵役拒否をした。


雉は桃太郎に声をかけられましたが、鬼退治に参加することを拒否しました。雉は自身の良心に従って兵役を拒否しました。
「ごめんなさい、桃太郎さん。私は良心的兵役拒否をします」と雉が言いました。

桃太郎は驚きました。「なぜだい? 鬼を倒すためにみんなで力を合わせないといけないのに」と言いました。

雉は静かに答えました。「私は鬼を倒すこと自体には賛成です。しかし、戦いを選ぶ前に、もっと平和的な方法で解決を試みるべきだと思うのです。暴力による解決は、他の方法を試みる前に選ぶべきではないと思うのです。」

桃太郎は考え込みました。雉の言葉には一理あると感じました。戦いが唯一の解決策ではなく、平和的な解決を試みるべきであることを思い出しました。

「そうだね、雉。君の言うことも分かるよ」と桃太郎が言いました。「戦いを選ぶ前に、もっと平和的な方法を試してみよう。君の良心に従った決断に敬意を表します。」

雉はうなずきました。「ありがとうございます、桃太郎さん。私は平和を願っています。鬼を倒すためにできることがあれば、力を貸しますが、暴力に頼らずに解決を図りたいのです」と言いました。

なんと、おとぎ話風に仕立ててくれました。。


今のところというか、ユーザーが自分の望むものをどう表現するかによって、結果に大差が出る。その意味では人間の居場所がきちんと確保されているし、これを使って自らをスキルアップすることも可能だ。

職場でも、不要な情報をやたらと並べて、今こまってるんです、とか相談に来る人がいる。そういう人がAIを使っても、あまり満足する回答は得られないと思う。

これがさらに進んで、AIと「あ・うん」、みたいな状況まで進化したら、これはヤバいかもしれないですね。じっさい、本当にそうなっちゃうんですかね。。







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テレビとラジオ

2023年04月10日 | テレビ番組
週末はコロナ後初めて、4年ぶりのイベントでした。コロナだけでなく色々課題もあって、本格開催には程遠いですが。
これでかなり疲れてしまい、今日はなぜか頭痛で弱りました。。さて。

先日まで気が付きませんでしたが、NHK FMの語学放送(従来はラジオ第二だったのが、第二放送局廃止に向けてFMでも放送するようになった)の枠が拡大し、平日朝7時半からもやるようになったようです。朝6時から中学初級、高校生ときて、7時台はより上級の、ビジネス英語的なやつ。

こうした時間帯は家で何かやりながら、あるいは車に乗ってとりあえず音楽流しておくのにFMがちょうどよかったのです。それがお勉強タイムになってしまったのは、あまり名案だとは思いませんが、どうにもなりません。。

特に朝6時の中学生英語は講師の先生もネイティブのスピーカーもキンキンしたテンションでちょっとしんどい。こどもたち向けですからね。
でも大昔、基礎英語とか聞いてた頃の先生は低いバリトン声で、いかにも先生という感じでしたけどね。。BBCのアナウンサーみたいな。今の先生はテノールで抑揚の強い話し方をされる。ネイティブの女性もアニメの声優さんみたい。自分対象外だから言う権利ないですけど、聞いててきっついわ。。

あたらしく始まったビジネス英語系はまだ聞いていられる。さすがに杉田聡さん(やさしいビジネス英語)は引退されたようです。。杉田さんも渋いバリトンの、厳しそうな先生でしたね(本職は大手外資企業の役員)。


アニメといえば、昨秋から深夜にやっていた「うる星やつら」が3月に終了しました。録りためていたのを今日見終わりましたが、来年もまたやるみたいです。放送開始時には’80年代の舞台設定を忠実に再現してる、とかで話題になりましたが、昔のアニメという感じではなく、やはり今風の精緻なアニメーションです。
ドラえもんとかサザエさんみたいに、舞台が昭和っぽいのはもしかしたら、アニメ界ではそれほど特異な設定ではないのかも。道を走ってる車が、車種がわかる程度に80年代なのはちょっとウケました。。

色んな世代の人たちが、このアニメをどう評価してるのか、わかりません。自分たちの世代はオリジナルをリアルタイムで見ていましたし、その頃高橋留美子さんは新しい感覚の漫画、アニメでしたが、今は。。

僕らよりも20年下の世代、さらに20年下の若い子たちはどうこれを見るのか。僕らにしても小学生の時に戦後すぐのサザエさんとか、戦前ののらくろやロボット三等兵なんて読んだりしましたから、うる星もそういう古典の一つになっているのかもしれません。。



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チャッピーを困らせろ!

2023年04月05日 | デジタル・インターネット

遅ればせながらChat GPTを使ってみました。

さいきんはチャッピーと言われているらしいですが、チャッピーといえばタータンハリケーンとか、思い出しますよね山本さゆりさん。。えすえいてぃゆぅあ~る・でぃえぃわい・。

おなじニックネームで親近感感じますかと聞いてみたら、人工知能に感情はないと言われてしまった。。まあ・あったら怖いというか。。

特に聞きたいことはなかったので、とりあえず「たぬきについて」と聞いたら、ふつうのwiki的な答えをしてくれる。

次にもうすこし突っ込んだ質問を。

たぬきは枯葉をお金の代わりにして取引をしています。キャッシュレス経済が進む中、たぬきの経済状況は今後どうなっていくのでしょうか?

間髪入れずに回答が出てくる。

申し訳ありませんが、たぬきが枯葉をお金の代わりに取引をするというのは、あくまでも日本の民話や伝承に登場する話であり、現実的なものではありません。したがって、たぬきの経済状況がキャッシュレス経済の影響を受けるということはありません。

ただし、現実的な話として、たぬきは野生動物であり、生息環境の変化や人間との接触によって生存に影響を受ける可能性があります。野生動物の保護や環境保護に対する意識が高まる中、たぬきの生存に配慮した取り組みが求められるかもしれません。

・いいじゃねえか。気に入ったぜ。


もうすこしまともな質問をしてみる。

かつては中華民国(台湾)が国連常任理事国のひとつでした。東西冷戦がもっとも熾烈だった時期ですが、この頃の中国(台湾)の国連における存在感はどんなものだったのでしょうか。 

回答は長いので一部のみ掲げるが、かなりまとも。
・・しかし、中華人民共和国の台頭に伴い、中華民国の国連内における存在感は徐々に低下していきました。1960年代には、中華人民共和国が国連加盟を求め、中華民国との代表権を巡って激しい争いが起こりました。最終的に、1971年に中華人民共和国が国連に加盟し、中華民国は常任理事国から排除されることになりました
 

マニアックな質問をしてみる(質問内容は省略)

ご質問いただいている内容は、日本の鉄道に関するものだと思われます。しかし、私は日本の鉄道に関する情報を学習することができましたが、十分に専門的な知識を持っているわけではありません。詳しい回答ができず申し訳ありません。他に何かお答えできることがあればお手伝いいたしますので、お気軽にお尋ねください。

なかなか謙虚である。


それで、もうちょっといぢわるなことをきいてみたくなったので、
持続可能な社会に向けて、ビーバーにダムを造らせて発電所を作るのはどうか、と聞いてみた。

ビーバーによるダム建設は、環境保全の観点から注目されている手法の一つです。ビーバーは、ダムを作ることによって水を蓄え、湿地を形成することができます。これにより、水資源の増加や洪水被害の軽減、生態系の回復などの効果が期待されます。 
(中略)つまり、ビーバーによるダム建設は、環境保全の観点から有用な手法であることは間違いありませんが、それを水力発電所の代替手段として考える場合には、多角的な観点から慎重に検討する必要があるということになります。
 

ペンギンは泳ぎは得意だが歩くのは拙い。人間はそれを見て笑っているが、それではペンギンは人が泳ぐのを見て笑いこけるだろうか。
また、ペンギンをオリンピックに出して北島康介と競わせたらどっちが勝つか?

ペンギンが人間の泳ぎを見て、腹を抱えて笑いこけるかどうかは、ペンギンが笑うという概念を持っているかどうかによって異なるでしょう。ペンギンは社交的な動物であり、人間の泳ぎを見た場合には興味を持つ可能性はありますが、笑うことはできないと考えられます。  
(中略)ペンギンを南極代表としてオリンピックに出場させ、北島康介と競わせることは、ペンギンの福祉に悪影響を及ぼすためお勧めできません。 

ペンギンの福祉、ときたか。。


相手の質問の趣旨を理解して、回答文の文脈にきちんと取り込んでいることがわかる。例えば「ペンギンが人間の泳ぎを見て、腹を抱えて笑いこける」は僕の質問文から適宜取り込んできたものだ。一方、質問の趣旨をはぐらかすような回答もする。僕の質問はペンギンと北島康介が競争したらどっちが勝つか、だが、回答はペンギンの福祉のため薦められない、だ。

ビーバーのダムを発電に使うことも、環境面では良い面もあるが発電に使うのはどうかな、という答えだ。単純なY/Nではない。

このことは、さらに突っ込んだ質問や議論を続ける余地があることを示す。人工知能と感情の話では、しばらくチャッピーと対話した。感情はなくジョークを笑うことはできないが、人が良く笑うようなエピソードを学習し、それをもとに新たに笑える話を作ることはできるそうだ。


ジューシィ・フルーツの「夢見るシェルター人形」の歌詞で 友達がわりの コンピューター・・というのがあるのを思い出す。
核戦争?でママもパパもどこか行っちゃって、地下室でひとりPC相手にしながらため息ついてる、という感じの歌詞だ。

41年前にPCが友達がわり、なんていっても、ものすごいSFで遠い未来の絵空事っぽかったのだが、令和5年の少年少女だったら、ひとりでチャッピー相手にいくらでも会話ができてしまうかもしれない。

こども電話相談室にはまだ負けるが、どんなせんせいでも延々と質問に付き合ってくれるわけではない。聞きたいことを考えるのはすごく楽しくないですか?
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このくに

2023年04月03日 | 社会・経済
そういやPLフィルター買ってないな。

坂本龍一さんの訃報、びっくりしました。お具合悪いと聞きながら、ごく最近まで活動の様子は報じられていたので。。

SNSでは、それこそあらゆる人たちが弔意のコメントを発していました。これほど皆から惜しまれる方というのも・。


昨日テレビを音消して見てたら(ほかのことしてた)、画面に「衰退途上国」という言葉が出てきました。。ちょうど発展途上国の対義語になるのでしょうね。

日本はよく課題先進国だと言われていますが、衰退途上国というのは、なかなかいい得て妙ですな。。この言葉、NHK(の番組でした)がいま作ったのかと思ったら、日経新聞にも出てました。
有料記事でリンク張れないので、冒頭だけ引用させてくださいね。

本年5月に行われた日本経済学会春季大会のパネル討論でパネリストの1人が、日本は「衰退途上国」になってしまったと指摘していた。「発展途上国」が先進国よりも高い経済成長率を続けて先進国に追いついていくのに対して、「衰退途上国」は低い成長率を続けて世界から取り残されていく、そんな国になってしまったというのだ。

YMOが活動していた時代、日本の勢いは大したものでしたが、そのモメンタムは今やタイ、インドネシアなどに引き継がれ、一人当たりGDPもシンガポールや香港などの後塵を拝するようになりました。韓国が、今日本を抜こうとしているところです。

ときどき考えるのですが、そういう業績絶好調の時代に、日本人がそれをエンジョイしてたかというと、新聞やテレビなどで見聞きする限りではそうでもなかった気がします。みなさん経済指標と生活実感は違うとか言ってたし、仕事はきつかったし色んな古いしきたりはたくさん残ってて窮屈だったし(ちょっとだけ知ってます)。
日本人は働きすぎで、失業を輸出してると、世界中(というか先進諸国)から怒られていましたよね。。

なので、また昔のような経済大国に返り咲いて世界に君臨したいから、とかいって、夜中や土日働いたり、上司と明け方まで飲み歩いたり、社員運動会で家族全員日曜の朝早くからグランドに集められて、雨が降ってるのに泥んこになって走らされたり、ケーレツとか持ち合いとか、そういうもろもろの事を、いまさらやろうとしても誰もできないわけです(無理やり働かすのはまだやってるところありますが)。

その結果だれも幸せになれないなら、飛行機作れなくてもロケット飛ばなくても、別にいいんじゃないか、楽しく暮らせれば、と思うのですが。。
のですが、ロケット飛ばないとやはりみんな文句言うんですよね。ダメだって。それに、仕事はほどほどにとかいって非正規雇用やってると、暮らしが辛くて困る。というか、無茶苦茶頑張っても報われなくなってしまう。

そういうこと書いていると気がめいってきます。でも、例えばイギリスとかは僕ら若い頃、かなりマズい状態だったけど、今何とかなってるし(ダメそうでダメになってないし)。イタリアもスペインもギリシャも、ずいぶん色々あったし。だから、ダメだといっても、人というのはしぶとく生きるものなのかもしれない。

イギリスが大変だった時代に、パンク・ロックとか生まれたわけですが、日本もだんだんそういう感じなのが出てきそうな感じじゃないですか。おとぼけビーバーとか。きっと、何か新しいのが出てきますよ。

たぶん、人の世って、いつでもダメなんだと思います。どっかしら。
真正面から怒っててもだめで、ニヒルにしぶとく生きるしかないんだとは思います。

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