オリンパスは、同社初のマイクロフォーサーズシステム規格を採用したレンズ交換式デジタルカメラ「オリンパス・ペンE-P1」を7月3日に発売する。価格はオープンプライス。 E-P1は、同社往年の銀塩カメラ「ペン」(PEN)シリーズの「小型軽量」、「独創的な機構」、「魅力あるデザイン」といったフィロソフィーを製品コンセプトにしたデジタルカメラ。E-P1の“E”は「E-システム」を、“P”はPENを表す。ボディ上面には、「OLYMPUS PEN Since 1959 E-P1」の文字をレーザーで刻印した。(中略) デジタル一眼レフカメラの性能と、コンパクトデジタルカメラの簡単さ、携帯性を併せ持つことで、コンパクトデジタルカメラからのステップアップを検討しているユーザーなどをターゲットにする。オリンパスでは「マイクロ一眼」の愛称で訴求する。
タイトルをラフモノクローム(笑)にしようと思ったが、そもそも時代遅れのカメラの、マニア筋ではすっかり消費されたエフェクト機能を、季節外れの寒いギャグで紹介してなんになるんだ、と思いなおし、やめた(わら)。
ただあれですね、こういうモノクロみたいな普遍性のある表現は、あまり一過性の遊び機能としてではなく、各社でモードダイヤルに明記するなどして、定着を図っていくといいと思ったりしますけど。それでもまあ、ラフモノクロームという名称自体は、ある程度定着はしているようです。
まあ写真そのものはうさ写真なので。。
たしかに季節的にモノクロが似合う時期なので、その点でもベタな感じではあります。。
というわけで。
書棚を整理しなおして、本を取りやすくなった結果、古い雑誌などを手にとる機会が増えた。
10年ほど前、今のオリンパスペンシリーズが出始めたころのムック本などをぱらぱらとめくってみる。
と、オールドレンズ+アダプタで撮影する、という記事に随分とページを割いていることに気づく。当時はMFTのレンズも少なかったし、古いレンズを活用する手段としてMFT規格をとらえる人はおっこう多かったようだ。。
というわけで。。
今更感染してどうするんだ、という気もするが、急にオリンパスOMレンズをまた使いたくなった。
まずは標準レンズ、ZUIKO 50mm F1.4から。
今手元で使っているのは、10年ほど前にジャンク棚から拾ってきた(価3千円と記憶している)もので、多少チリが多いが撮影にはほぼ影響がない、と思っていたもの。
親がOM-1とともに揃えた方は、レンズのカビが撮影に影響するまでになっているので、現在お蔵入りしている。
以下、いちおう絞り開放で撮影しています。
まず最短撮影距離が45cmなので、ケージの鳥たちを撮影することには多少問題がある。レンズをケージに十分近寄らせることができないので、この写真のようにソフトフォーカスっぽい感じになってしまう。ピント合わせ自体は拡大機能を使うと簡単で、レンズのヘリコイドを動かすよりはカメラ自体を動かしたほうがやりやすい。
ので、このぽやっとした感じは、ケージ越しであるから、という理由もあるかもしれないです。。
アルのほうがケージが銀色で細いので、多少撮りやすいかな。
蝋幕をみると、ピントは合っていると思うが、ぜんたいにヴェールを一枚かけたような、非常にふわぁっとした描写になる。
後ろのケージのボケ具合はあまりきれいではないですね。。
今回このレンズで撮影した中では、これが一番よかったかな。インコの場合、しぜんと蝋幕にピントを合わせようとするが、そうすると目はわずかにアウトフォーカスになりますね。。
もともと、この時代のレンズはいまと違って、開放絞りで撮影することを設計上前提としていないことが多いとも聞く。
今度は多少絞り込んで再度トライしてみたい。
次に、うちのOMレンズではいちばん広角のCOSINA 24mm F2.8 MC MACRO。前にどこかで書いたかもしれないけど、以前機材を売却したとき(コンタックスT3)、ただ売るのではなく、下取り購入の形にするとお得です、と言われ、目についたこのレンズを新品で買った。たしか1万はしなかったと思う。。
MFTでは48mmの標準マクロになり、19Cmまで寄れるので、非常に実用的だ。
以下、これも絞り開放で撮ってます。
これはさっきの50mm F1.4とは全く違う。すげえシャープだ。本当に普段実用に使っても違和感はないと思える。
純正OMレンズと比べると、外見は安っぽいが実力はかなり高い。
今回はケージの目の前まで寄れるので、撮影はしやすい。
ただ、ココちゃんは人間もカメラもきらいなので、そこはちと撮りにくいものがある。
ちょっとまだお羽根が替わるとちゅうだね。
MFTのマクロレンズは持っていなくて、必要な時はMicro Nikkor 60mm F2.8Dを使っていた(現在売却済み)。
今後、MFTでマクロ撮影が必要になったら、これを使うか。。
ここで元祖OM-1とE-P3。
こうしてみると、E-P3も頑張ってはいるが、やはりOM-1の質感やデザインにはちょっと譲るかな。。
さいごはMFTのM Zuiko 17mm F2.8 。
現代のレンズの代表・・といいたいところですが、最新のカタログにはこのレンズ、載っていないようだ。
ご存知(の方はよくご存じ)のように、ネット上では散々な評価をされているレンズだが、天邪鬼なものでE-P3につけて結構使っていたりする。
E-P3はもはやクラシックの域に達していて、それなりに興味深く使える。自分が気に入りさえすればよいのであって、他人の意見になんか、同調しなくてもいいのだ。
まあ、そうやってときどき自分を励まさないと?ついつい流されてしまうのだけど。
色が急に変わるのはあれかな、iAutoで撮ったので、自動的に仕上がり調整をされたからかな。
このレンズもかなり寄れるはずなのですが、多少画角が大きめですかねえ。
というわけでした。
夏に買ったオリンパスE-P3、外観、手にしたときの感触などは良好で、EVFとの相性も良い。
ただ、夜景などを撮ると、盛大に偽色が出るときがある。
よく雑誌やウェブのカメラ記事とかで、感度テストをやっているが、それに似たことをしてみた。こういうのは実は苦手で、最初は適当に手持ちでやろうとして挫折、三脚を持ち出すが、設定を直し忘れてやり直したり、やたらと時間がかかってしまった。
そもそも、僕は細かいことは気にしない質なので、こういうことには向いていないかな・・。
あと、すみません、余り関心のない人には、同じ写真ばかり出て来て、退屈かと思います・・。最新機種でも、マニア受けするカメラでもないし。また、撮影した写真は縮小している。
うちにあるMFTのカメラ、E-PL1, Lumix G3, そしてE-P3を比べてみた。レンズはM.Zuiko 45mm F1.8に統一し、絞り開放で撮ってみた。
E-PL1は2010年2月の発売、G3とE-P3はどちらも11年7月の発売だ。うちには’11年もののカメラがやたらと多くて、他にも2台ある。
ISO160
Lumix G3の最低感度はISO160。ホワイトバランスはオート。
ISO200
以下、E-PL1, LumixG3, E-P3の順番に掲載。
PL1
G3 三脚を使っているくせに、構図がずれているのは??
E-P3 PL1とセンサーは同じだし、画質もまあ同じですね。
ISO1600
個人的にはこのくらいまではまあ、気にならない。が、PL1とP3は偽色が出ている。
PL1の方は粒状感を残していて、この方が自然に見える。
G3はややのっぺりしているが、偽色は全く出ていない。3台の中では一番見栄えがする。
PL1
G3
E-P3
ISO2500
PL1
G3 *これだけ、設定を直したしたのを撮り忘れて、1/3マイナス補正したのを掲載してます。
P3 なんで構図が右に寄っているんだ?
ISO3200
PL1 PL1の高感度はここまで。
G3 ふうん、たいしたものだな。
E-P3 スピーカーのネットのテクスチャがつぶれかけている。
ISO6400
G3 G3の高感度はここまで。 横筋が目立つ。
E-P3. P3はノイズの消しすぎがやや鼻につくのだが、ISO6400をG3とくらべると、横筋が目立たない分良好に見える。背景の木目はもうわからなくなりかけている。
ISO10000
以下はE-P3のみ。 粒状を残し、それなりにまとまっている。
ISO12800
E-P3。 背景がまだら状の模様になってしまう。どうしても高感度で撮りたいなら、ISO10000にとどめた方が良いようだ。
実は、あまり偽色を感じるので、サポートに持ち込んで設定を確認、調整してもらおうとおもっていたのだ。こうして比べてみると、P3はノイズを消しすぎる傾向があるかも(調整できる)。センサーが同じPL1は、上限も低いが、画質は今でも良好なことを確認した(まあ、今のOMD,P5はもっといいのだろうけど)。これなら、調整は必要ないかも知れない。
G3はセンサーが16メガだが、良くノイズが押さえられている。パナソニックのセンサーはノイジー、と言われることが多かったが、ずいぶん頑張っていたな、という印象だ。
型落ちで入手しやすくなったE-P3を購入して1月ほどになる。が、あまり使っていない。まだ500枚ぐらいだ。特に、キット付属のズームレンズはほとんど使っていない。もっぱら手持ちの17mm F2.8とVF-1を使っている。
うかうかすると来週辺りにはQ10も来てしまうので、簡単にまとめる。
2年前(2011年)の製品だが、我が家には図らずも2011年型のカメラが集結してしまった。Lumix G3, IXY31S, Powershot SX150IS と、どれも同じ頃にデビューした製品だ。E-P3も11年7月発売で、ほぼ同期。なので、性能面で向上を体感することはあまりないだろう、と思っていた。
その予想はあたり。ただ、画質は光量が十分な場所ではかなり良好で、文句ない。全体の質感は、相当入念に作っているようで、シャッターの音なども配慮が見られる。E-PL1はおもちゃみたいな、ぱっちぃーんと言う音でびっくりするが(そこが憎めないところでもあるが)、こちらは妙に上品な音だ。
今気になっているのは、起動の時のカードの読み込み。電源をいれると、数秒赤ランプがついている。こんなに時間のかかるカメラを見るのは久しぶりだ。一応class 10 45MB/s というカードを使っているのだが、数秒かかる。手元にある4GB class 4のカードを入れてみたが、余り変わらないみたいだ。
夜はあまり得意でなさそう。AFも結構迷うし、ノイズも出る方だ。E-PL1も結構ノイズが出たが、あれはなんか得な性格のカメラで?それも愛嬌に思えてくる。こちらはちょっとクールな顔をしていて、なんだ、そんなもんか、と思われてしまう??AWBも、変なときに時折外すが、まあ仕方がないかな?
わかっていたことだが、ちょっと大きくて重い。同時期に出たPL3は小型軽量だったが、エンジニアがやりたかったのはあちらの方だったのかも知れない。P3は従来のP1,P2のお客を受け継ぐ配慮で、小さくできなかったのかも。とはいえ、P5は更に重くなってるんだけどねえ。
設定メニューがわかりにくい。ダイヤルがついているのに、PL1と使い勝手がたいして変わらない。ただ、これは慣れの問題もあるか。
いずれにしても今更レビューして誰かの参考になるかという感じではあるが・・。
実力は今でも十分だが、夜景を撮りにくいと、うちでは使う機会が限られるかな?
P3にとって我が家はなかなか、活躍の難しい職場になってしまうかも知れない。
心配だったペンのの様子も、日に日に元気になっているようだし、一段落ついたので・・。
オリンパス PEN E-P3を購入した。 ちなみにうちの鳥はペンはペンでもPenguinさんのペンからきている。
E-P5発売後、2年前の機種であるP3は次第に下落し、発売当初の3分の1近くまで下がった。P5は内容も変わったが外見も歴代PENとは大きく変わった。P5のデザインも魅力的だが、P3の新品は今でないと手に入らない。現製品との性能差はあるが、P3もそう悪くはないはず。
OM-D E-M5も検討対象だったが、今回購入の主目的がE-PL1の代替だったので、次期以降に見送った。
大手量販店でも入手できるが、価格があまり下がっていないところもある。品切れの店も多い。シルバーは特に人気があるようで、専門店でもシルバーだけ売り切れた店が多い。今回はキタムラ系の通販店(デジカメオンライン)で購入した。アクセサリー類も通販や実店舗で購入。SDカードは32GBも3千円程度まで下がったが、今回は容量は追わず少し早めのもの(45MB/s)とした。
数日で到着。梱包もしっかりしている。
グリップは購入者が取り付ける。コンタックスG系に通じる、このボディは魅力的だ。
交換グリップも各種用意されているが、ちょっと手が回らないかな。P5はグリップ固定式だから、こういう楽しみもP3ならでは。
ジャケットは純正の黒を取り付けた。作りは良いが、両脇に足がなくて、置いたときに不安定。また、グリップとジャケット底部の間に銀色のボディがのぞいてしまうのも気になる。
持ち運びようにソフトケースも買った(CS-14F)。最初汎用品を探したが、適当なものが見つけられなかった。これはP3専用ではないが、きれいに納めることができる。
左下にアクセサリー収納仕切りがあるが、なぜか底が抜けている。右に予備電池が入る。
P3を選んだもう一つの理由は、手持ちのアクセサリーが使えるから。EVFも新しくなり、見え方も良くなったようだが、VF2も悪くない。また、今までは45mm F1.8だけで使っていたマクロコンバータも使える。
17mm F2.8も、PL1時代からつかっているもの。フジツボ型のフードをつけていたが、ちょっと飽きたので外してみた。F2.8もそう悪くはない。