うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

良いお年を

2020年12月31日 | 日記・エッセイ・コラム
もうすぐ2021年。
本年も大変お世話になりました。
良いお年をお過ごしください。

アル、元気。
ココ、人間が見ても美人。

来年もよろしく。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ベートーヴェン 最後のピアノソナタ、その他今年読んだ本など

2020年12月30日 | 音楽

今年はベートーヴェン生誕250周年で、オーケストラもソリストもそれにちなんだプログラムを組んでいたはずですが・・。まあ音楽家の皆さんには特に大変な年になってしまいました。

プロの方々もそうですが、アマチュアの、僕もそうですが、合唱とかオペラとかミュージカルとかやっている人たちには、これからも受難が続きます。
練習ができてないから、しばらくコンサートとかは難しい。コーラスグループのクラスターも結構出たしなあ。。

閑話休題。
せめてこのベートーヴェンイヤーを記念して、ということで今年最後に買ったのは、ポリーニの最新録音、ベートーヴェンのピアノソナタ最後の連作、第30-32番、作品109-111です。正確には作品109が1820年、110,111が1821年から22年にかけて作曲されています。ベートーヴェン枯淡の境地。第9もいいのですが、年末にこの最後のソナタを聞くのも、また趣があって良いものです。

ポリーニは1975年から76年にかけてこれらの作品を録音しており、当時は相当に評判を呼んだようですが、評論家の意見は割れたようです。ポリーニが若かった(当時30代)ことも影響していたのかもしれません。

2019年にポリーニは77歳になっています。ちょっと信じられない感じがしますが、ポリーニも枯淡の境地、となったのでしょうか。

まだ一度聞いただけですが、かなりの快速テンポで演奏されるOps.109、110に、あまり円熟とか枯淡の境地という言葉は浮かんでこない感じがします。

前よくアサヒカメラの月例写真コンテストに、かなり年配の方が意欲的な写真を投稿してくることがあって、選評者の人が「〇〇さん、写真がお若いですね」とコメントしていました。この演奏も「ポリーニさん、ピアノお若いですね」ということなのかもしれません。
と、この辺はうさ耳の戯言ですので、適当に聞き流してください。
今回国内配給版を買いましたが、CDの盤面がずいぶん寂しくなりましたね。。コスト削減でしょうか。ライナーノーツは従来通りという感じで、解説は平野昭さんが担当されていました。

今年ほかに買ったCDというと、多少印象に残っているのはチェリのブル8、たしかバーンスタインのシューマンを買った記憶があるんだけど、あれどこにやったかな。。クラシック以外ではフランソワーズ・アルディの初期5枚組、カーペンターズの未購入のアルバム、この辺はブログには書いていない分です。映画から来たダウントンアビー、ブルースブラザース、昔のフォークから小室等など。CDも買っても忘れてしまうことが多くなった気がして、ちょっと考えないとな。。

書籍は今年は新しいものをあまり読んでいません。再読した高見順の敗戦日記はここに書きましたが、割と僕は同じ本を何十回と読んだりしています。ねじまき鳥を夏に読んだのは覚えてるな。サンデル教授の「これから正義の話をしよう」は、以前途中まで読んで止めてしまったので、夏に再読しました。

あとは時節柄感染症の本とかは読んだけど、あまり参考にならなかったな。ただ、まだ読了していませんが、小松左京の「復活の日」はすごいです。ほかにも「ペスト」も買ったんだけど(電子版)、読み終えてはいない。

通勤中は電車内で本を読むのですが、今年はそれが減ったせいか、あまりこれと言った本が思い浮かばない。そうだ、「あ・じゃぱん」には手こずったな。
お正月にはすこし古い漫画を仕込んであるので、それを一気に読みたいとは思っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仕事納め

2020年12月29日 | まち歩き
28日が年内最終出社でした。
今は個々人で働き方が様々で、早々とお休みして年末ちょっとだけ出る人とか、最後は在宅で、と人それぞれ。

僕も25日は在宅、28日はいつも通り朝早く出て、午前中に帰ろうと思ってました。が、白状すると日曜日にブログ書いてたら遅くなり、朝起きるのがしんどくなってすこし遅めに出社。
それでも午前中にはその日やるべき仕事と打ち合わせを終えて、1時ごろ退社しました。

そのまま電車に乗らず、少し歩いてみる。
割と近くにあるけど、普段昼休みに行くことはできないでいた神社へ。

GR2での撮影ですが、広角レンズでフードもないためか、ちょっとフレアっぽくなりますね。。

前回来たのはいつだったかな。。
なにかの序に来たような記憶もあるんだけど。。

既に破魔矢なども販売している様子なのは、年始に密になるのを防ぐためでしょうね。

もうみんな中止です。
今年6月の神幸祭も中止だったようです。
前の職場付近に来たときは、よく写真に撮ったりしたものです。

竹は1年中青いですね。

この時期これだけきれいに残っているのは珍しい気がします。

ぷる

ん~

このあと、前職の職場近くで昼食をとり、帰宅後少し用務をこなしたのですが、なぜかひじょうに疲れていて、しばし畳の上で気絶とうか寝落ち。
起きてもぞもぞ食事して(ほんとうはよくないとはおもう)、また寝る。
今朝もそうとう遅くまで寝てた。なんだろ疲れが一気に出た?

いちおう今は元気です。もう掃除とかなんとか、ぜんぶやりきれないね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年買ったもの カメラ他

2020年12月28日 | カメラ、写真
今年はスマホやパソコンなどのの買い物はなくて、直近でおおきなものというと車のバッテリーくらいかな。。

今回はさいごまでカメラ関係べったりです(あ、だったらカメラ他じゃないか)。

今年はコンパクトデジタルカメラ(GR 2)と、久々にMFTカメラ(E-PL9)を買いました。ダブルキットだったのでレンズ2本、それから中古ですがKマウントレンズが2本増えています。

冒頭の写真がペンタックスKマウントの布陣。
Pentax KPと、フィルムのMZ-3です。
今年増えたレンズはいずれも中古で、FA50mm F1.4 と、シグマ10mm-20mm。50mmはフィルムのMZ-3を意識したものです。

レンズの正式名はやたらと長いものが多いので適当に端折りますが、
DA18-135mm F3.5-5.6 WR
DA55-300mm F4.5-6.3 PLM WR
SMC 35mm F2.8 Macro Limited
HD DA15mm F4 Limited
HD DA21mm F3.2 Limited
DA 50mm F1.8
Tamron SP AF90mm F/2.8 Di MACRO (272E)
HD DA20-40mm F2.8-4 Limited
smc FA28-80mm F3.5-4.7 (MZ-3用)
smc FA50mm F1.4 (2020中古購入)
SIGMA 10-20mm F4.5-5.6 EX DC

3年半でこんなになってしまいました。
ほぼ購入順ですが、最初の3本はやはり使用機会が多いです。特に18-135mmは便利。一番使わないのは21mm F3.2かな。15mmと21mmは特に趣味的なレンズですね。50mmが2本あるのは、DAレンズには絞り環がなくて、MZ-3では絞り調整ができないからです。ただ、予算に余裕があれば43mm F1.9 Limitedをチョイスすべきかもしれません。

ニコン(キヤノンがいまどうなっているのか不明)がFマウントからミラーレスに移行しつつあるので、相対的にペンタックス一眼レフがクローズアップされつつある昨今ですが(ただの願望)、ペンタにはこの先も無理せず末永く供給を続けてほしいものと願います。。

MFTの部。
オリンパスE-PL9とダブルキット同梱の14-42mm EZ、40-150mmが新顔です。14-42mmは最初思ったよりは使いやすいです。40-150mmはいささか安っぽい外観に似合わず描写が良い。
MFTレンズは多少整理してしまいましたが、レンズキット付属の14-42mm、45-200mm (Panasonic)、14-42mm (オリンパス)のほか、12-32mm F3.5-5.6、20mm F1.7、17mm F2.8があります。いずれもMFT初期の古いものが多いですね。

MFTは大きさと性能のバランスが良くて、使ってみると手放せなくなります。今は主流になった一眼レフスタイルはちょっと重い(重量というより存在感)ので、PL9のような箱型ボディの継続を希望。ただ、売れないんでしょうね。。G3もE-P3も、この形が好きなので永久保存です。
コンパクト系。GR2が3月購入の新顔です。
この種の高級コンパクトは色々出てはいるのですが、使ってみるとカタログスペックでは見えない本機の良さが良くわかります。買ってよかった。

3じゃなくて2にした、というより本機を買おうと思ったのは、中野のお店で店頭特価で売られていたから。なので3か2か、という比較はあまりしていないのです。3を買うのはあと何年かしたらでも良いでしょう。最初は初代GRリミテッド(グリーン。出たとき欲しかった)にしようかと思ったくらいですから。。

なので、性能は十分です。と、言いたいのですが、泣き所はAF性能です。起動は速いのに、ぴ~んとがあわない。。

なので、Pモードを常時マクロ設定にしておき、これで撮影することが多い。マクロの方が遅くても確実にフォーカス合います。

センサーがAPS-Cなのは良し悪しで、画質は良いのですがマクロ性能(近接距離)は犠牲になっています(いまさらの議論ですが)。
ので、その辺は古いGX200で補っています。これ、センサーさえリニューアルされればかなりいいんですけどね。

GR2、E-PL9投入により、長年日常撮影用に活躍してきたペンタックスQシリーズは相次いで定期運用を退きました。

先日書いたように、Qは早朝散歩等に使っていましたが、4月2日を最後に引退。休日用のカバンに入っていたQ10も引退。Q-S1のみ、04フィッシュアイや08超広角レンズをつけて、ときどき使用しています。

GX200もQシリーズも、きちんと手続きを踏めばきれいな映像が撮れます。とくにQシリーズは、努力すればそれなりの成果が出るので、それで今日まで使ってきたんですけどね。なので、Qも10も、時折引っ張り出しては使うことになるかと思います。

実はこのほかにオリンパスOMシリーズ(レンズ5本)、ニコンD70sとレンズ2本があります。Fマウントの初心者向けレンズとか、よさそうなので、安いボディでも買おうかと思ったりしましたが、もうきりがないな。。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もう少し

2020年12月27日 | 日記・エッセイ・コラム
もう少し今年の世相の振り返りを。

なお、今日掲げる画像は今年の1月5日から4月2日にかけて、Pentax Qで撮影したもの。この頃やっていた朝の散歩の写真だが、SDカードに入れたまま、今日までPCに取り込まずにいた。

話はかなりあちこち飛ぶと思うけど。

さっきテレビで特集をやっていたけど、中国でコロナ感染者の報告が出たのが昨年12月31日、日本で感染者が出たのは1月15日、クルーズ船の感染が発覚したのが2月初旬。そこから3月にかけて欧米に飛び火。1月から4月にかけて、ものすごいテンポで状況が拡大しているのですね。


今思い返すと、この頃はものすごくナイーブな議論が交わされていた気がする。まあオリンピックも控えていたし、日本は過去のSARSの成功体験もあった。それこそ、世間でよくいわれる遠い目、になりそう。
あの頃、中国の武漢都市封鎖の映像を見て、随分と極端なことをするものだ、と思っていたものだが。
今でも完全な情報は伝えられいないとは思うが、少なくとも中国は経済活動を再開できる程度にはなっているらしい。

世の中動くときは動くものなのかもしれない。平成が始まるころ、冷戦が終結して世界は変わったと思ったが、じっさい世界も日本もものすごく変わった。でも変わらないものもあるし、人間そんなにやわなものでもないのだろう。

ただし、戦乱の世の中になることだけはぜったい御免。

中国の話に戻るが最近の政策、、例えば香港に対する対応など、控えめに言っても戸惑いを感じざるを得ない。
ニュースを見ていると、たしかに憂鬱な気持ちになる。
いずれ、21世紀の大国として揺らぎないものになるのだろうから(まあ異論もあるだろうけど)、もっと鷹揚でいてほしいものだが。。

香港の知人たちは今もSNSに投稿している。食事の写真とか、満月の写真、手持ちのJポップのCDの紹介とか。たぶん彼らも、生活様式の変化に戸惑いながらも、仕事や日々の生活を楽しんでもいるのだろう。。

こないだ本屋に行って、ああそうか、アサヒカメラが毎年付録でつけていた岩合光昭さんの猫カレンダー、来年のはもうないないんだな、と思った。

あれはたしか、オリンパスがスポンサーだったはずだが、そのオリンパスも映像部門を分社してファンドに売却してしまった。

旧宅にいたころは古いカメラ雑誌とか、山ほど持っていたのですが、3冊だけ残してあとは皆引っ越しのときに捨ててしまった。2000年の終わりごろから数年間、ほぼ毎月何かしらのカメラ誌を買っていたけど、あの頃かなり面白く読んだものだけどな。。

自分が今年どんなカメラを買ったか、という話はまた後日。

自動車が内燃機関からEVに一気にシフトしようとしているのは、前にも書いたけど政治的な思惑も結構あるとは思う。

僕はこういうことにはたいてい保守的に反応することが多くて、CDが配信になったり、フィルムがデジカメになったりするのも嫌だったんだけど、EVは嫌だとも言い切れないような気がしている。

もともと自動車が公害のもとという批判は僕らが子供の頃からずっとあった。石油ショックも大騒ぎだった。自動車ってこの数十年、けっこうお騒がせの存在だったのだ。
大好きなローカル鉄道も、車のせいで次々なくなってしまったし。

内燃機関って、効率のいいエンジン回転数が限られている。
加減速を頻繁に繰り返す自動車のばあい、変速機を使うなどして色々調整をする必要がある。
電気モーターはその点優れていて、通常は変速機を必要としない。
モーターの制御方法も進化して、非常に効率的に制御できるようになった(電車のモーターの制御は、この30年ですっかり新しい方式に変わった)。

なので、まあ時代の流れかなと。

とはいえ、エンジン車おくれてるぅ!これからはEVだぜい、などと言われるとやっぱり癪にさわる。。


あと、こないだの関越の立ち往生(雪でたくさんの車が長時間封じ込めになった)のときなんか、EVは弱いよね。燃料は最悪タンクに入れて補充できるが、電気はどこでも補充できるわけではない。日本よりアメリカや欧州のほうが余計深刻なんじゃないか。。
北国の自動車会社ボルボは、全社EVにシフトしようとしているそうだが、その点どう考えているんだろう。。


あと言い残したことは。。

例のレジ袋有料化になってから、コンビニで買い物あまりしなくなった。
飲み物買うとかならいいが、たくさん買うと手に持ちきれない。というか、時々忘れて往生する。袋買えばいいんだが。

オンライン会議するようになってから、自分の顔見る機会が増えて、辟易している。
そんなもの見たくない。背景を変える機能はあるが、早く自分の顔をネコとかに変換できる機能ができてほしい。

在宅勤務するようになってから、休暇で家にいてもなんか落ち着かない。
いちおう執務室は一か所にして、日常生活とは分けているつもりだが、昔とは違う感じ。やはりどこかサテライトオフィスがあったほうが良いかな。。

やばい。まだ明日仕事なのに遅くなっちゃった。。

というわけです。。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なにかちがう2

2020年12月25日 | 日記・エッセイ・コラム
今週はかなり変則的な1週間で、月曜、水曜は通常の勤務(但し月曜はかなり長く働いた)、火曜は所用で有給取得、木曜は午前中所用で午後から出社だが、既に月間所定労働時間はクリアしており(つまり出社した瞬間から残業=無給)、5時間ほど仕事して退社、今日金曜は在宅と、バラエティに富んでいた。
月曜は朝出て、ちょっと仕事と打ち合わせして帰るつもり。ここに来てから最も厄介な問題がおき始めていて、それを引きずったまま年明けを迎える模様だ。。

いろいろとやばい状況はあるのだが、なにしろ今年は世の中全体がこれなので、もうなるようにしかならない、という気持ちにはなっている。

ちょっとだけ、今年を棚卸してみましょう。

 自分中心に見た話ですが、とにかく年明けから年末まで大変で、今まで経験したことないことばかりで。。去年だってそうでしたが、それにしても。

 年明けから新しい職場でしたので、最初の数か月はそれが大変でした。連日エンジン全開でくたくたになり・。そのころから夜帰ってニュースを見ると、必ず「まずは新型コロナウィルスが・」で始まることが耳につくようになる。

 それでも2月半ばぐらいまではウィルスのことも、他の色々なニュースのなかの一つ、に過ぎなかったのですが、2月後半ぐらいから一気に拡大、4月に入って緊急事態宣言。オフィスも原則閉鎖になり、機材の調わないまま在宅勤務に。オリンピックもこの頃中止になる。

 6月になると少し落ち着き始め、7月中旬から第二波、そのうち世の中も対応が進んできたけど、11月にまたまた第三波。どんどん悪化して今ここ、という感じか。

 仕事のほうもその影響は少なからず来てはいる。色々問題はあるが、とりあえずその場の対応で何とかしているという状態だ。

 細かくは触れないが、家族や鳥にも色々あった。幸い大過なく過ごせたことは本当にありがたい。。

 日本の首相が代わり、大統領選もかなり異例の展開となった。先日ついに南極でも感染者が出て、すべての大陸に感染が蔓延したらりいが(小松左京の小説よりひどい)、世界中コロナの影響を受けなかった国はない。経済への影響はまだ始まったばかりだろう。

 歴史は繰り返すというが、天体の運行ではないので、当然ものごとの流れがまったく同じになるわけではない。戦争というと若者を根こそぎ徴兵して、特攻に駆り出す、というのは昔の話で、今は無人のドローンが街を襲うことを心配しなければならない。

 しかし、人々の猜疑心や恨みつらみがエスカレートして、ある種の野心を持った為政者と一体となって事を起こす、という図式は、ひとつの流れとして繰り返し現れるものなのかもしれない。
 それまで秩序やフェアネスを重んじていた人たちが、まるで何かに感染したように極端な考え方にとらわれていく。ネットを開いてみれば、そこかしこにそんな発言が転がっている。
 みんな知っているはずでしょう。90年近く前に、洗練されていたはずの市民社会に何が起きたかを。。
ケーキもチキンも、行列、行列。ここなどは野外だし、列もたいしたことなかったけど、昨日都心のターミナルの地下道を通ったらすごかったな、行列が。

この感じでいくと、やはり正月はなんだかんだ言って、みんな集まって飲んだり、初詣に出かけたりと、色々するんだろうな。
あまり無防備ではもちろん良くないけど、かといってガチガチに抑え込むことは無理だろう。
結局各自の良識に任せるしかない。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なにかちがう

2020年12月22日 | まち歩き
いつもだと朝早く出社して早く帰るようにしているのだが、月曜日は仕事が立て込み、遅くなってしまった。

若い子たちや、えらい子たちはみんな帰ってしまい、気がついたらお局もとい、縁の下の力持ちのお姉さまたちが残ってて、「昭和の働き方だねえ!」と笑っている。。「あたし夕方遅くなってからじゃないと仕事できないもん!」。
僕も参戦して「ぼくもむかしはそうだったよ、夜になると2段目のロケットがばくはつして・・。でもさいきんは夜おそいのだめで。。」

ちかれた・。

遅くなりついでに、ちょっと懐かしくなって有楽町あたりから歩いてみた。
ビックカメラも9時終業だが、ここは前はそうだったので違和感はない。

飲食店は、そこそこ人がいる感じ。
ただ、この時期なら忘年会の集団がぞろぞろ歩いていたりするものだが、それがいない。
若い人は多いが、おじさんは(この界隈では人口比最も高いはず)ほとんど見ない。

今回久しぶりにQ-S1+08ワイドズーム(超広角レンズ)を使ってみたんだけど、ちょっと寝ぼけた画質だなあ、と思ってデータを見たら、ISO6400 1/6
とかになっている。つまり、辺りが暗いのだ。

この庭も、イルミネーションが消えている。

仲通りに出たら、街路樹のイルミネーションも消えている。

ここ20年近く、この界隈を見ているが、午後9時台でこれは初めてのことじゃないかな。。2月末に至るまで、毎夜点灯しているのが常識だったのだ。


今はこうして偶々訪れるだけなのでわからないが、やはり人出を抑えるために早めに消灯しているのかしら。。

なにしろクリスマス前の最盛期ですからね。。

前にも紹介しましたが、丸ビルのツリーのイベントは開催中。

この辺が密になることはあまりないし、街路は余計そうだ。
ただ、イベントを見たくてこの界隈に遊びに来て、帰りに飲食するということはあるかもしれない。
実際飲食店は開いているのだが、窓越しにテーブル席を見ると若い子たちが談笑している。あれはどうなのかという、違和感はあるな。

ただ、いろんなことを言う人はいるけど、この国の場合、極端な規制、強権的な政策は取らずに、なんとかバランスを保とうとしている。
ゆらゆらしているのを強く批判する人は確かにいるが、まあ・・色々考えてしまうね。
そんな冬至の夜でした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バッテリー交換

2020年12月19日 | 鉄道、車、のりもの
先月のことになるが、朝出かけようとしたらエンジンがかからなかった。
バッテリー上がりだ。

JAFに救援を頼んでその場をしのいだが、JAFの人からも交換を勧められた。

その週末に、いつもお願いしている修理工場に持ち込んだ。
検査器具を使って確認してくれた。オルタネーター(発電機)のほうは問題ないが、バッテリーの「健全性」は7%!?だそうだ。。
印字されたスリップには下に検査器具からのコメント「バッテリーの交換をお勧めします」とある。
7の意味はわからないが、まあそういうことなのだろう。。

ここ数か月、その辺をのたのた走るだけだし、ライトやエアコンもよく使っているので、バッテリーには悪い環境だ。もう3年半経っているし、交換の時期なのだろう。

翌日念のため、高速をぐるっと走ってみた。高速長く走ってれば、その間充電が進むからね。
一回試したかったこと-都心から放射状にのびる道と環状に走る道を組み合わせて、AからBに行くのにその先までずっと走って環状路経由でぐるっと回って戻ってくる、-を実行してみた。途中下車できないし、延々走り続けるだけ。
料金はABの区間で済むが、走った距離はかなり長い(時間がかかるだけで意味がないといえばない)。規則的にどうなのかわかりませんが。。

注文したバッテリーが届いたというお知らせがあったので、今日やってもらった。

見てもらったとき、工場の人たちが「カルシウムです」「そうか・」と謎の?会話をしていましたが、さいきんは色々バッテリーも変わっているらしいですね。世の中の進歩は、みえないところで色々進んでるみたいです。

これは輸入車用で、国産車とは規格が多少違うらしいのですが、価格はあまり変わらないらしいです。というか、安いのから高いのまで色々あるらしい。そのへんをふくめて、お任せしました。ここの工場のおじさんは、無駄な修理や部品交換をできるだけしない、という方針の方です。

今朝はアルのお医者さんに行った。年内はこれが最後だ。
アルは変わりなし。体重はちょっと減って、いい感じになった。
飼い主の方がダイエット進んでない。。

良く晴れた空と、沿道の街の風景がいい感じだ。
こどものころの、冬休みに入ったころのことが色々思い出されてくる。
ふしぎと年の瀬の街の風景と、年が明けてからのそれは同じようで違う感じがするんだよね。。

いつも訪れる神社で、前をあるく鳩さん。
眼のくりくりとした、若い子のようだ。
近づいても飛ばない。
君はなんだ、大丈夫かい?と話しかけてみたが、ちょっと具合が悪いのかな。。

帰りにもまた見かけた。
元気でいてくれるといいんだけど。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

366

2020年12月17日 | 日記・エッセイ・コラム
知人と(時節柄ラインで)対話していて、ちょうど1年前の木曜日が前職最後の日だった、と言ったら、「前職が懐かしいのか?」と聞かれた。

前職が懐かしいんじゃなくて、前職が終わるころの開放感が懐かしいんだ、と答えたら、なるほど、と納得していた。


僕は続けた。
「あの頃は時間と金があれば、海外でも飲み屋でも自由に行けた・。」

いや、今でも行っちゃいけないことは全くない。
色々気を付ければよいのだが、やはり「気兼ねなく」というわけにはいかない。

実は今日も(久しぶりに夜予定がなにもなかったので)帰りに新宿寄ってCDでも買おうか、と朝考えていたのだが、夕方社を出ると、もう面倒くさくなってしまった。人込みを歩いたり、混んだ電車に乗るのが億劫なのだ。

本当を言うと、知人に書いたことは本心という訳でもない。

確かに1年前の今頃はあれこれ遊び歩いていたが、今は今だ。

去年とは職場もちがうし、そこで取り組んでいることもちがう。
一日の暮らし方もちがってきている。

これから年末どうするか。年賀状買ったり、掃除はするけど、その先は??
今は今の基準で考えないとね。
後ろを振り返る余裕はない。

あえていえば、朝の電車でウィンダム・ヒルの音楽を聴いていると、同じ曲をやはり電車の中で聴いていた、去年の11月下旬ごろを思い出すことがある。もう仕事の引継ぎを始めていた頃で、通いなれた通勤路もなんとなく違う感慨で乗っていた。ひんやりした空気とか、窓越しに毎日眺めていた沿線の風景とか。。

ただ、その季節ももうそろそろ終わって、今年もいよいよ押し詰まってきたねえ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

庭掃除問題

2020年12月15日 | 日記・エッセイ・コラム
また家族のことが多少絡む話だが。。

実家の庭にある駐車スペースを貸してほしいと、ご近所の方が民生委員を通じて頼んできた。仕事の関係で週に数回日中だけ使いたいという。只で貸してもいいと思ったが払いますというので、気持ちだけと言って一応受けた。

ただの普通の家の駐車スペースだし、領収書も出していない(出さないでほしいと言われた)。お金も気持ちだけと思っていたのだが、先方はどうも気が済まなかったらしい。というか、とにかく親切のつもりだとは思うが、庭の雑草などを取ってくれるようになった。

はじめは駐車場の周りだけだったが、だんだんとその範囲が広がり、庭木などもかなり大胆に剪定するようになった。雑草は確かにひどく生えるのでありがたくはあるが、ちょっと戸惑いを感じたことも確かだ。

僕が玄関を掃除していると、気になるのか寄ってきてしきりと話しかけてくる。ここは自分の領分だという気持ちがあるんだろうか、と思ったりした(あまり長く話をするので、すっかり蚤に食われてしまった)。

先日、後半の駐車料を払いたいと電話がかかってきた。そして、奥の庭の方も掃除したが、ごみ袋が16個もできてしまったという。
慌てて実家に行ってみると、庭中徹底的に手入れされている。僕はこういうことがへたくそで、頑張っても本当に掃除したのかわからない程度にしかできない。これはまさにプロの仕事だ。しかし。。
庭師にこんなことを頼んだら、それこそ10万、20万の仕事になるはずだ。シルバー人材センターはそもそも予約しにくいが、数万円は確実に取るだろう。いくら何でもやり過ぎだ。頼んだわけでもないし、そもそも庭に入っていいとも言っていない。

手土産を持ってお宅を訪ねた。すいません、大変ありがたいのですが、もうこの辺で勘弁してください、などと変な謝りかたをしたが、どうも通じていないようだ。手土産にお金を入れたポチ袋をいれて、黙って渡した。

本人からも留守電が来ていたが、今夜は民生委員からも電話があり、どうか今回だけは(お金を渡すのはやめてくれ)などという。
もともとは空いている駐車場を貸しただけなのに、こんなややこしいことになるなんて馬鹿な話だ。可笑しいのは、誰もがすいません、今回はそこを何とか、などと謝っていることだ。

切れてはいかんと、自分を抑えたが、ここで折れるとまた同じことになると思い、もうこの話はこれでおしまい!と押し切ってしまった。
駐車場も、折を見て終わりにするつもりだ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SIGMA 10-20mm F4-5.6 EX DC

2020年12月13日 | カメラ、写真

先月少し触れた超広角レンズです。
Amazonで中古「非常に良い」を買いましたが、古い製品で価格相応かどうかは微妙。絞り開放で方ボケがあります。絞れば改善するので不良とまでは断定できません。撮影には注意が必要ですが、使ってみるとかなり面白いレンズであることは確かです。

以下写真はかなり多いです。後半はちょっと紅葉とかの写真を掲げているので、あまり興味のない方は中間飛ばしてご覧いただければと。

シグマの超広角ズームは、調べてみると結構種類があります。同じズームレンジでF3.5の製品は近年までカタログモデルだった(一部店舗に在庫在り)ので、中古もやや高めでした。更に広角端の広い、8-16mmというモデルもありました。
このF4-5.6のほうは2005年末の発売で一番古いらしい。
いずれもペンタックス用は既に製造終了、後継モデルはありません。

今回の中古品は元箱、ケース、取説までついていて、それゆえ「非常に良い」ランクだったと思われます。ただ、それなりに古く、使用感があることは否めません。ケースはともかく、なぜか元箱にも使用感があります。元のオーナーは普段元箱に入れて保管してたのかしら。

この時代のシグマは墨汁を塗ったような強い艶消し仕上げの鏡胴デザインでした。なので、使っているうちにスレが目立ってしまうのですね。とりわけフードはスレが目立ちます。

なので、新品のフードを別途購入しました。これだけで古びた印象はだいぶなくなりました。新しいフードは多少デザインが異なるようです。

フィルターサイズは77mmですが、重量は370gと上記3種類のシグマレンズの中では最も軽く、持ち歩きもあまり苦になりません。
但しこのレンズのみHSM(超音波モーター内蔵)ではありません(軽さの一因と思われます)。ので、使うとボディ内モーターがギュンギュンと鳴ります。。

マウント周りは綺麗なので、丁寧に使われていたものと思われます。

ファインダーを覗くと、視界が非常に広いので驚かされます。
絞り5.6。やや周辺光量が落ちています。
後で書こうかなと思ったけどこのレンズ、ある程度絞らないと画質的に厳しいようです。これはF10。
やはり設計が古いのか、こんにちの目で見ると画質的にやや辛いものがあります。
最初の試し撮り。
無造作に絞り開放に近い状態(F5.6のまま)で撮り始めたのですが、無限遠で撮ると左側に顕著な方ボケが見られます。これだとそんなに変じゃないけど、水平線上の建物とかがはっきりしない。

ただ、逆光にはそうとう強いんじゃないかと思われます。

方ボケはシグマに調整依頼しようかと、HP見たりしていたのですが、前述のように絞るとまあまあなので(それに古いから受け付けてくれるかどうか)、どうしたものかとは思っています。

少し慣れたので、第二次試し撮りをしてみました。
これも周辺の色にじみやらなにやら、かなり厳しい状態ではありますが、もうこの辺は価格相応と考えるしかない。

画面端の歪曲は出るし、他社レンズなので自動補正は効きません。
水平線がうねうねすることはない(もっと古いレンズだと出ますから)。

一般的な注意としては、画角が広すぎて空がたくさん入るので、露出設定が難しくなりますよね。室内とかだと関係ないですけど。

肉眼ではこういうふうには見えませんから、やはり面白い。

換算約15mm少々-30.5mm(いずれも概算)ということになります。
20mmは見慣れた画角なので、レンズを装着したままふつうのパースで撮ることも可能。逆に言うとテレ端は非常用というか、あまり使わない感じなのかも。



神社、七五三の親子がまだ訪れていた(12月12日)。
一方で初詣用の準備も(お焚き上げとか)進んでいた。

今が紅葉を見られる最後。
クリスマスが近いというのも、信じられない感じですけどね。

もう夕方近いせいか、見た目よりきれいに撮れなかった。



滅多に持ち出すレンズではないと思うけど、使ってみれば面白いということで。


正直画質は十分満足とは言い難い。ただ使用頻度を考えると、最新の11-18mmはちょっと手が出せない。純正12-24mmの方が安心だし画質も良いかもしれない。そこはちょっと迷うが、まあこれも縁か。。

というわけでした。。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あせ・

2020年12月11日 | 健康・病気
家族のことはあまり触れないようにしているが簡単に。
親の通っている施設の職員一人に無症状陽性反応が出た。施設は2日間お休みになった。ただし親はその職員とは接触がない。

ところがそこは妹の職場でもある。念のため、他の職員全員がPCR検査を受けることになった。
妹は先週末、親の服などを片づけたりしていた。

翌日、職員全員の陰性結果が出た。

今までも用心していたし、日々のニュースに心を痛めてもいた。
それでも・こういうのを間近に経験すると、それは意識がかわるわな。。

今や全世界で多くの人たちが、似たような経験をしているんだろうな。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

せそう

2020年12月07日 | 日記・エッセイ・コラム
前回イルミネーションの写真を掲げたとき、後から飾りつけが始まったKitte等の写真も撮りに行こうと思ってたのですが、あれから軽く1か月がたってしまいました。まさに光陰矢の如し。

世間の師走事情を交えながら、写真を掲げていきます(少な目です)。
TIFの干支ツリー。今年は抽選当たりやすそうですね。

週末に行った床屋さんの話。

いつも予約入れてくれるお客さんがしばらく来なかった。先日久しぶりに来たので話を聞いたらコロナがらみで自宅待機してたのだという。
この人の馴染の飲み屋さんでちょっとしたクラスターがあった。前後来店した人を保健所が確認した中に、この人がいた。指示を受けてPCR検査したが陰性。ただ、念のため2週間の自宅待機を命じられた?のだそう。



この人は指示を受けて検査したので、検査費用は公費になる。ご家族も一緒に検査した(いずれも陰性)が、これは自由診療で有料。ただ、地元自治体では検査に補助が出るのと、検査した民間医療機関(ニュースとかで有名なところ)の検査費用がもともと安くて、それほど負担にならなかった由。

前はそうでもなかったけど、いつの間にかコロナの包囲網が狭くなってる感じね、と床屋さん。

Kitteのツリー。
例年おそろしく巨大なモミの木を展示していて、これ終わったらどこにしまっておくんだろうと思ったりしていたが、今年はしまいやすそうな。。

自動車修理工場のおじさんの話。
さいきん部品を注文しても(配送は宅配で来る)いつ届くか読めない。
AとかBとか、いろんな業者があるけど、〇〇(大手の会社のかたほう)はいつもとてもきっちりしていた。それがここのところちょっとおかしい。

●●(大手の会社のもう片方)なんかはちょっとイイカゲンで、まえからちょっとあれだったけど、〇〇はそんなことなかったんだけどねえ。



と、いう話を聞いていたら、今日うちに来るはずだった荷物が指定時間(19-21時)に来なかった。9時ちょっとすぎるのかな、と思って待っていたのだが・・。
まあしかし、世界レベルでは大した問題では。。
日本もこれからイタリア並になっていくのかもしれないが、これからはもっと広い心を持って生きていかないといけないんだろうなあ・。

新丸ビルの3階。

SNSで友人が、前職に関係のある投稿をしていたので、それにコメントして、そのことを前の同僚にラインで知らせた。

でもどちらからもいいねも返信も来ない。
なんか微妙にセンシティブにさびしい。。

でも考えてみると(考えるまでもないか)、もう前職を去ってから1年になるのだから、あれだよねえ。。

朝の電車(座れた)で、そんなことでスマホと格闘していたら、降りる駅飛ばしてしまった。。次の駅で降りても、別ルートだが同料金で行けたから良かったけど。。



オフィスに着いて、コーヒーマシンのボタン押したらカップをセットするの忘れてた。下にトレイがあったから良かったけど・。

と、いう話を知人にSNSで伝えたら、ハインリヒの法則という言葉を頂いた。

とにかくどうも落ち着かんわい。。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沁みる電車

2020年12月05日 | 日記・エッセイ・コラム
数年前(去年かな?)からNHK BS1で、不定期の10分程度の番組「沁みる夜汽車」が放送されている。

鉄道にまつわる、いろいろな人たちの思い出やちょっとしたエピソードを紹介する番組である。
これを目当てにテレビつけてるわけではないし、繰り返し再放送されると煩わしくて切ったりしていたが、いくつかのエピソードはタイトル通り心に沁みるもので、おもわず引き込まれてずっと見てしまうこともある。

とくに昨日のエピソードは、ちょっと沁み方がつよくて、おもわず涙しそうになったわ。。

佐賀県に住む齋藤泰臣さんは4年前、長崎本線に乗り込んだ。その列車内で隣の中年夫婦が言い争う声を聞く。2人の会話から、夫の父親に死が迫り、病院に駆けつけるところだとわかった。妻は、間に合わないことを心配して、夫に電話するよう必死に頼む。しかし、夫は周りの乗客の迷惑になることを気にかけて拒んでいる。偶然、乗り合わせただけの10人ほどの乗客たちの間に緊張が広がった。その時、1人の乗客が立ち上がった…。 
(NHKの番組紹介より)

たぶん繰り返し再放送されるから、見てらっしゃらない方もそのうち見かけるかもしれませんね。



ほぼ1年前、正確には12月12日(木曜日)、ちょっとした旅行に出ていた。
宿は名古屋近郊一宮駅の近くにとった。単にホテルチェーンのリストで目的地に近いところを探したらここになったので、この街そのものに用事はなかった(お住まいの方しつれいいたします)。

特に予備知識もなかったのだが、行ってみると大都市近郊の歴史のある街で、ここから都心に通勤する人も結構いそうな感じがする。

ひとりで飲み屋に入るとかできない(あまり飲めない)ので、駅のデパートにあるとんかつやさんでゆっくり食事した。僕の他には若いサラリーマン(だったか就活の学生かな)がいるだけだった。若者たちは色々な会社の社風とか、そんな話をしていた。

食事を終えるとまだ8時ぐらい。
駅ビルの商店街はにぎやかだが、本屋やチェーンのファストフードなど、僕がふだん利用している地元の駅前と何ら変わりがない。
名古屋駅まで電車で30分ぐらいなので、ちょっとだけ行ってみることにした。

といっても、目的は電車の写真を撮ること。
夜の街にくりだすわけではない。


12月前半の木曜日、ターミナル駅は通勤客で賑わっている。
ふだん見慣れている、東京都心の風景と同じだ。


この日は、最終出社日の1週間前だった。
月初の様々な手続きを引き継ぎ終わり、ひと段落着いたころ。
いちおう仕事はもう、引き継いだ子に任せるようにしていた。

前の週には来日した本社CEOにランチをごちそうになり、忘年会にも出た。
あとは基本片づけたり、時間潰すだけだ。

だが因果なもので、頭の中の仕事メモリーは正常に動作していた。昨日まではこうなっていたのだから、今日はこの位になっているはず、という見通しが頭に浮かんで離れない。

自分の推測が正しいかどうか、確かめたくなる。
ホテルの部屋に入り、一息つきながら心が苦しくなった。


家路を急ぐ通勤客と一緒になっていると、どこかほっとするものを感じた。

帰りは快速電車(だったかな)に乗る。写真を撮ってから車内に入ると、通勤客で混みあっていた。
もう9時半かそこらだったと思う。
僕のすぐ脇で、たぶん僕と同世代くらいの女性と、少し若い女性二人が話をしている。どうやら忘年会の帰りらしい。二人ともほんのり顔が赤い。

ふだん職場ではあまり話ができなかったとかで、色々話せて良かった、などと若いほうの女性が言う。年配のほうの女性は子供が既に巣立ったような様子だった。数年前から猫を飼い始めて、可愛くて仕方ないらしい。

朝、枕元にきて舐めておこしてくれる、のだと。そのくせ、こちらが呼びかけると答えてくれないのよ、などと話していた。

どちらか片方の人が先に降りた。もう一方の人は、僕と同じ駅で降り、駅の階段に消えて行った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相変わらずののたのた

2020年12月02日 | 日記・エッセイ・コラム

フレックスの適用はふだん朝早く始めて早く帰るほうに使っている。
この月曜日は所用があり、それを済ませてから出社することにした。

ところが車のエンジンがかからない。

” ばってりぃがあがってしまった。。 ”

仕方ないのでJAFを呼んで電気をもらう。
実は先月もいっかいやっている。バッテリーが寿命なのと、もしかしたらどこかに漏電している可能性も、と言われる。
JAFの人はいつもひじょうに親切で応対も丁寧です。。

いつもお世話になっている修理工場に電話して今回の顛末を告げ、週末伺うことに。車はしばらくエンジンをかけておく必要があるので、このまま出かける。

じつはこの日、30日は地元自治体の発行するプレミアム商品券の販売期限。これ、対象全店で使えるA券と主に個人店で使えるB券があり、B券は郵便局で1万円払って買う必要がある(13,000円使える)。

地元個人店で買い物って言っても、たいていは大型店で買ってしまうので買う必要ないかな、と思っていたのだが。。

くだんの自動車修理工場さんが対象店だとわかったので、期限ぎりぎりで買うことにした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする