うさぎくん

小鳥の話、読書、カメラ、音楽、まち歩きなどが中心のブログです。

あついですから

2023年07月30日 | まち歩き

皆さまどうぞご自愛ください。
ピンポイントでの気温は確認できませんが、東西隣接する自治体の予報を総合すると、この辺でも14時ごろには37℃ぐらいにはなっていたものと思われます。おそらく38℃に近かったのではないかと。

2年ほど前、高温で有名な熊谷に暑さ体験に行ったときは36.5℃で、その日の最高温は八王子の39℃だったようです。あそこはデパートの前に巨大な温度計があって、記録更新すると地元新聞が写真撮ったりしてますね。
今日の熊谷は39.1℃とのこと。

どのぐらい暑いのか、ちょっと外に出てみましたが、今日はけっこう風があったので助かりました。

この辺りは木陰や店舗もそこそこあるので大丈夫ですが、もう少し郊外に出ると一面畑だったりするので、日中徒歩や自転車で出かけるのは危険かもしれません。

昨日ですが、近くのサンマルクカフェで。
店の前にこれのポスターが出てたので、そのうち頼んでみたいと思ってました。
ところがクリームソーダのポスターの他に、30日で閉店になるという案内もついていてびっくり。慌ててお店に行った次第。

サンマルクは店舗戦略の見直しをしているらしいです。このお店も、職場の近くにあっていつも行っていたサンマルクカフェも、日中はかなりお客が入っていたのですが、賃料その他の採算を考えての事なのでしょう。

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騎士団長殺しほか、再読

2023年07月29日 | 本と雑誌


最新の長編小説「街とその不確かな壁」を読んでから、村上春樹の長編小説を何冊か続けて読んでみた。

ひとつは「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」で、これはもう定例行事みたいになっていて・、20回ちかく再読してるかな。

「街と-」を読んだ時の感想として、第一部(主人公が壁に囲まれた架空の町に幽閉される話。作者が若い頃書いた作品だが、納得できずその書き直しとして「世界の終わりー」が書かれ、さらに今回の「街と-」の第一部にそのモチーフが再利用された)が、まるでこの「世界の-」のあらすじを読んでるみたいだ、と書いたが、こちらを読んでしまうとやはり「街と-」の第一部を無批判に受け止めることは難しい。作家から見れば必要な手続きだったのかもしれないが。
今度「街と-」を再読するときは、第一部を飛ばして読むかもしれない。

若き村上氏の感性が素直に出ていて、そこがこの作品最大の魅力だ。物語はかなりトリッキーで、破綻寸前の縁を辿っていくが、とにもかくにも二つのストーリーが最後に一つに収束する(「街と-」のあとがきで作者もそのカタルシスを述懐していた)。

「私」のやや偏屈な性格の描写は、今日の村上氏作品にはもはや出てこない。村上作品の主人公たちは、時代と共に徐々に諧謔性やこだわりが抜けていって、脂身のない、妙に薄味な性格の人が多くなった、という印象がある。

過剰に細かい描写も魅力的だ。深夜スーパーで待ち合わせをするとき、タバコや酒のポスターを眺めながら論評したり、暗闇を歩きながら信号待ちの時見かけたカップルの事を思い浮かべ、テレビドラマのストーリーを考えていったり(配役も決めている。近藤正臣と中野良子と山崎努)・、コインランドリーで女子大生が「JJ」を読んでいたり。

近年の作品でも具体的な描写は出てくるが、作品的に洗練されてきたのか過剰感というものはない。ただ、面白みからいったら昔の方が上かもしれない。ギャグマンガの中で全体的に書き込みが薄い中、一部に戦車とか機関車だけが異常に書きこまれてたりするのと似ているかな。

ただ思うのは時代の変化につれて、若い人たちはこの辺の描写を見て、僕と同じようにリアリティを感じにくくなっているかもしれないということだ。。
近未来的な描写もあるが、基本約40年前の東京が舞台なのだ。

コインランドリーは今でもあるが雑誌「JJ」はないし、カリーナGT-Tという車の位置づけもわからないだろう。レンタルビデオとミュージック・カセットは辛うじて通じるか。連絡手段も固定電話しかない。
前にも書いた気がするが、「私」が買い物のための中古車を買ったとき、中古屋の人が「車というのは本来こういうものだ、世間の人は頭がどうかしてる」という発言の意味も分からないかもしれない(80年代半ばの高性能車、高級自動車ブームを揶揄した言葉)。

世界の終わりー壁の中の物語では、最終的に「僕」は森に残る(ことが示唆されている)。
個人的には「影(心)」を失って、閉ざされた街で平穏に暮らす世界がどんなものか、体験してみたい気はする。
読むたびに繰り返しそう思うので、つい再読してしまうのだ。。



6年前に刊行された「騎士団長殺し」は、後期村上作品の代表作として、今後も位置づけられていくだろう。

「街と-」は、第一部を含めた完成度が個人的には気になるが、これもひじょうによくできた作品だとは思う。
しかし「騎士団長殺し」は物語の面白さ、深さからいっても、作品としての完成度がとても高い。

「免色渉」さんがとても興味深い。
「世界の-」で「私」がしたように、読みながらこの人に演じてもらうと似合うと思う俳優を思い描いたりすることがある。「街と-」の子易さんは僕的には高橋克実さんが浮かんでくる。
免色さんの場合は俳優ではなく、僕の知り合い(芸能人ではない)が思い浮かぶ。髪が白いとか日々体を鍛えているとかは当てはまらない(黒髪ででっぷりしてる)が、なんとなく。

この人は社会的に非常に成功し、なんであれ自分のやりたいことを成し遂げる財力と手段と粘り強さや冷静さ、すべてを備えている。しかしその根本にある「なにか」が欠けている、という、とても興味深い性格の人だ。

もっと平たく言えばお金持ちで仕事もできて人あたりも良い。努力家で体も鍛えてていつも身ぎれいにしている。だけどほんとうの意味で人と結びついたり、誰かの為に生きるようなことができない。
そして、そのことをご自身が自覚している

主人公(私)は物語の最後に免色と自分の違いを次のように評している。

二人ともこの子は自分の子かもしれない、と思われる子供が身近にいる。
免色はその子が自分の子供かもしれない、しかし違うかもしれないという可能性のバランスの上に自分の人生を成り立たせている。

「私」は、そんな面倒なことに悩むことはない。なぜなら私には信じる力が備わっているからだ。どんな状況でも、どこかに私を導いてくれるものがいると、率直に信じることができるからだ。

免色は一連の事件で「私」と行動をともにしながら、私は時々あなたがうらやましくなります、とかなり率直なことを言っている。

「私」は優れた知性と絵の才能を持っている。目の前にいる人や置かれた環境への対応を見るに、非常に誠意をもって適切な対応ができる人だとわかる。しかし、人生の大きなうねりの中で図らずも自分が運ばれていく、ということに対しては無力であり、それ(自らの力できることが少ないこと)を半ば自覚しながら、流れに任せようとしている。

免色も自分の運命には逆らえないことは理解しているが、彼は自らの力で運命をコントロールできる範囲が、幸か不幸か広い。

社会的、あるいは超自然的な分野で強い力を持つ人物は「1Q84」にも出てきた(緒方静恵婦人、深田保)が、本作を読んでから振り返ると、それらの人物の描写は必ずしも成功とは言えなかったのかもしれない、と思えてくる。
免色さんは村上作品のこの種の登場人物の描写を、一段と高いものにしたキャラクターではないかと思う。

最初から最後まで読者を飽きさせない一方、作品全体に一本筋が通っていて無駄な伏線がほとんどない。



さいごにマニアックなおまけだけど、本作は近年の村上作品として必要な要素?みたいのはほぼ網羅している。以下は同氏の長編作品(「世界の終わり-」、「ねじ巻き鳥クロニクル」、「1Q84」、「騎士団長ー」、「壁と-」にほぼ共通する描写だ。
  • 主人公の精神的危機とその克服
  • 井戸や暗いところにもぐる
  • 壁を抜ける
  • 異世界的ないきもの、またはアイテム
  • 裕福で力のある副主人公(たいていは株で財産を築いた)の存在。ふつうはできないようなことを世間に知られずにできてしまう
  • コミュニケーションに何らかの障害をかかえる少年少女の存在
  • 父親または父親的な存在との確執
  • 主人公は料理が得意で、1週間分の食材をまとめて買ってきては小分けにして冷蔵庫にしまったり、ソースを自作して保存したりする
  • 主人公は酒飲みで、何かに驚いては酒を飲んで落ち着こうとする。飲んでもほとんど酔わない
  • 主人公は必ず誰かと、または登場人物の誰かが誰かと性交する(「街と-」は初めての例外)
    直接の場合もあれば、イマジナリーな場合もある
  • 主人公はニュースを見聞きしたり、新聞を読んでは、世の中の動きはじぶんとは全く関係ない、という感想を持つ
まあこういうのは僕が書くよりはもっと評論が書ける人がやってるはずだ。そちらの方がきちんと網羅できてると思う。

つぎはノルウェイの森あたりを再読したいところだが、ここしばらく村上主義できたので、少しやすみます。。

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中古屋さん

2023年07月26日 | 鉄道、車、のりもの

中古車屋さんの不祥事が話題になっているけど、思ったよりも強燃性らしくて、ただでさえ暑いのに、困ったわねえ。

伯父は中古屋さんというか、修理とか車検とかする町工場やってました。
街道沿いに店を構えて、ひところはOptionだったかな、何かの雑誌に広告載せたこともあります。父の家は農家で兄弟がたくさんいたのですが、その中で伯父は異色というか、ちょっと伊達っこきで奔放な性格だったみたいです。
本田宗一郎っぽいというか。

後年は少し離れたところに広大な土地を借りて、そこに売り物というかジャンクというか、車を大量に並べて商売してました。例えば艶の失せたカエルみたいな色のロータス・ヨーロッパとかがでろ~んと地面に置いてあるのです。

そこへ通りがかった蠅、じゃなかったお兄さんがフル・ブレーキで止まり、シフトチェンジももどかしくアクセル全開でバックしてお店に入って「おおおじさん、あのロータス!いくら?」という物語が始まるのです。

いなかの人はもしかしたらわかってくれるかもしれませんが、車ってなんとなく地面に生えているというか、野菜とか植木とか、そういうようなものって感じがします。
やっぱり植木かな。。いっこずつ見てると、少しずつ枝ぶりがちがうんだけど、買ってからここらへん手入れすればいいかとか、考えながら選ぶ。花がたくさん咲いているのがいいかというと、もしかしたらこの先散る一方かもしれないとか、色々考える。

前の車買うときに訪れたお店も、そんな売り方でした。
レストランを再利用した建物に行くと、若いお兄さんがひとりで留守番してて、じゃあ車みましょうと言って空き地に行く。こんなのがいっぱいいる。

V70試乗できるかなといったら、バッテリーつないでエンジンかけてくれて、5mぐらい前と後ろにうごかして、あ・動くね、という感じでした。
あちこちやれてたりするのですが、指摘すると(納車の時は)直します、という。これはベースで、あとは予算に応じて手を入れていくのです。

最終的にここではなく別の店で買いました。そこはここまで植木じゃなくて、ふつうの外観でしたが、やはりブレーキサーボとか、スイッチが経年でべたべたしているとかありました。納車の時は直ってた。

店主はヨレヨレのボタンダウンシャツに指紋がべたべたついた眼鏡かけてる人で、何しろ良くしゃべった。

関東の中古車店は昔は環八とか16号横浜付近が多かった。それが八王子になり、大宮になり、とだんだん東に移動しているんだそうです。

トヨタは部品注文すると当日~一日で来る。それができるのはトヨタだけで他にはない。この車(北欧)は壊れたりしないが、フランスはだめ。フランスとくっついてる日本のメーカーの、人気ミニバンは電気系がだめ。スライドドアはたいてい壊れている・。云々。

たしか大手商社出身で輸出もしてると言ってたから、ロシア語とかできる人だったなのかもしれない。ヲタっぽいけど、わりと信用できそうな方でした。

前の車をずっと見てくれた工場も、伯父がやっていたような小さなところでした。おじさんは僕と同年配ですが、行くと車の話じゃなくて世間話ばかりずっとしていた。奥さんも一緒になって和やかにお話してました。

車も壊れますが、壊れると面白い、という世界線はあるわけです。

「スーパーの駐車場に止めようとしてハザードつけてたら、スイッチが戻らなくてつけっぱなしになっちゃって(笑)、仕方ないからレシート丸めて隙間につっこんでさ・・」

「部品、まだあるんですね」
(書類指さして)「『平成』ですからね・。。これが『昭和』になるとちょっと探しにくいかもしれないけど。。」

「これ、ボンネット開けるとワイパーアームに当たるんですよ」
「ああ、そうそう!」
「よく見たら、本当は左右部品が違うはずなのに、この車左右とも同じアームがついてるんですよね(一同爆笑)」

とか。

中古屋さんって、そういうノンシャランなところが好きなんですけどね。。

とかいいながら、今は普通の新車ディーラーで車買って、カフェテリアみたいなところでコーヒー飲みながら商談したりしてますが。
まあ、今の営業さんもいい人です。動物好きらしくて。こないだ鳥とかリスの話してた。

たぶん、周りの人には恵まれてるのかしら。。
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おまつり

2023年07月24日 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は近所のお祭りでした。

コロナの影響でここ数年は開催されておらず、4年ぶりです。
昼間まだすいているときに、親とちょっとだけ外散歩したりしましたが、日が暮れる頃からすごい人手に。

皆さんおまつりに飢餓感があるのかもしれないですね。。

前は高円寺阿波踊りみたいな、チームごとのダンスパフォーマンスをやってたのですが、今回はその時間に自分がいなかったのかなにか、見ることができませんでした。。

先週の土日よりは暑さも穏やかで(湿度35%ぐらいだったそう)、よいお祭り日和でした。

話は変わりますが、昨日SNSの話を書いてたら、今日になってツイッターの名前が変わりましたね。。

青い鳥とさようならだそうで、TLにはとりを惜しむ声がたくさん上がっています。
なので、ちょっとアル君を呼び出してみました。
ついったの青い鳥がそちらに行ったら、仲良くしてやってね、と言っときます。
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SNSその後

2023年07月23日 | デジタル・インターネット

今月初めにThredsが公開になり、短期間で1億人のユーザーを獲得したと話題になった。他方、ツイッターのイーロン・マスク氏は「広告収入が最大50%減少した」とし、収益改善の見通しが立っていないことを示唆している。

Thredsはインスタグラムとの連携性が高いのが特徴で、アカウントを持っていればすぐに開設できる。故に5日で1億ユーザーが獲得できたのだろう。
自分のつながりでいうとFacebook(インスタと共にメタ社のサービスなのでインスタ、Thredsとも親和性が高い)のユーザー群、Twitterから移行(というかパラレル)したユーザー群を中心に、Thredsのフォロワー、フォロイーが整備されつつある。最初はランダムだったタイムラインもフォロイーの投稿を中心に流れてくるようになった。

メディア系は早々とThredsに対応しているようだ。ロイター、日経、産経をフォローしたが、朝日、毎日もアカウントを開設している。自治体はまだ対応が進んでいないようだ。政治家ではデジタル大臣がさっそくアカウントを作っているが、岸田文雄で検索すると政治的に少しおかしな人のアカウントしかない。各国大使館もまだ。トヨタはあるが、マツダはMazda USとかUKしか今のところない。

Twitterの方は閲覧数の制限や不具合が続くなど、先行きが案じられるニュースが散見される。友人によると運行情報を掲示ししていた鉄道会社のアカウントが止まってしまったらしい。東武鉄道はひと月ほど前から更新が止まっている。京王電鉄、京成電鉄、東急電鉄は今週に入って止まった。西武鉄道はまだ生きている。京王電鉄は19日に次のようなメッセージを掲げた。東急でも同様の掲示をしている。

Twitter社のサービス内容変更の影響により、運行情報の配信ができなくなっております。 大変恐れ入りますが、京王公式HPまたは京王アプリでご確認いただけますので、こちらをご利用ください。

従来は7時と19時に運行情報を伝えていた。

自治体では先般の豪雨に伴う広報活動に支障が出ている。花巻市では避難所についての広報を繰り返したところ、アカウントが凍結されたという。


今や世界中の政治家がツイッターを通して発信を行っている。北米の前の大統領が記者会見よりツイッターが好きで、それが昂じてアカウントが凍結されたのは有名な話だが(更に、ツイッターを買収したマスク氏がそれを戻した)、マスメディアもツイッターを渉猟してニュースとして掲げたりしている。そんなものいちいちニュースにしなくてもオリジナル見られるので百も承知なのだが。。

ここまでSNSが公的なインフラとして使われるのであれば、郵便や空港などのような共通ルールを作って管理するとか、なんならG7あたりで話し合って国際機関みたいのをつくればいいと思っている。
G7と言ったのは国連レベルだと国によってはあれこれ難癖つけるところが出てきそうだから。

ちなみにイランのハメネイ師もツイッターアカウントを持っていて、色々発信している、という情報は、某氏から数年前に聞きました。
ちなみにこの方はインスタもおやりになってます。


(なぜかアカウントのURLを直接リンクできません)。

なお、この手の有名人のアカウントはなりすましもあるので注意が必要です。
こちらのアカウントも、ごほんにんかどうはか確認してません。。金正恩氏のアカウントもあったもんな。


さて、ツイッターには事業的にも公共インフラとしての有用性にも問題がでてきた。このまま勢いを失い、人々はThredsに移行していくことになるのか。

個人的にはそう簡単には行かないんじゃないかな、という気はしている。
Thredsのアカウントを作った人たちも、Twitterをやめて完全移行したという人は少なそうだ。Thredsは今のところEU圏ではサービスを提供していない。

日経の記事でも書かれているが、Thredsはユーザー、サービス内容的にインスタと近い。二つもサービスはいらないんじゃないか、という気がする。

メタ社のサービスはユーザー情報の抜き取りに懸念がある。EUでサービス提供できないのはそのせいだ。FBも再三おかしな広告がTLに出てきて、うんざりしている。広告主はオンラインでアップロードして広告掲載を自由にできる(らしい)。なので、ニコンのD5600レンズキットが1万9千円とか、渋谷東急が閉店したので在庫品を特価で売ります、なんて怪しい広告が平然と出てくるのだ。
(「問題を報告」して消してます。最近は少なくなりました)。

ThredsもさいしょTLには水着姿の女性の写真がやたらと出てきて閉口した。何らかの商業目的を持ち、一定の企画のもとに個人アカウントで発信するユーザーというのはツイッターにもけっこういる。メタ社のユーザーにはそういうのが多い。世の中に自分の水着姿を(知らない人たちに意味もなく)見せたい女性が(そんなに)いるわけがない。
(出てきたら程度によりブロックしてます)。

一方ツイッターは相変わらずへんてこな政治的主張をしたがる人に愛用されている節がある。その手のハッシュタグで検索すると、体感的には半分ぐらいは捨て垢からの投稿だ。コンテンツの監視が緩められたこともあり、この手のつぶやき内容はかなり荒廃している。無内容で口汚いだけではなく、政治家の殺害を示唆する書き込みが放置されている。
(ブロックするか報告してます。政治的なトレンドが出たら基本的に有害指定にしてます)。

中にはちゃんとした内容の書き込みもあるし、異なる見解に勉強されられることもあるのだが、だんだんとふつうの市民が近寄ってはいけない世界になりつつあることは確かだ。。



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とてもあつい

2023年07月18日 | 日記・エッセイ・コラム
暑いのは好きですが38℃とか聞くと、ちょっと大変ですね。
平均気温がこの数十年で上がっているのは事実ですが、気温の体感というのは場所、本人の環境や体質などによって変わってきます。

僕は昔から何故か暑さには強くて、周りの仲間が参ってるときに涼しい顔してることが多かったです。高校時代の今ぐらいのとき、駅から岡山城までみんなで歩いたことがあって、仲間数人はぼろぼろになっていたのに、自分だけ平気だったことがありました。

だけど、昨今そんなことを口走るとそういうのを正常性バイアスっていうんだ、昔と今は違うんだぞこのすっとこどっこい!とかののしられそうで、肩身が狭い気がします。

暑く感じないわけじゃないですし、過去には暑さで参ったこともあります。
社会人になって(実家住まい)最初の夏は暑さで寝不足になり、ひどい目に遭いました。自室にエアコンはなかった(家族全員エアコンのある部屋で寝てなかった)。
学生の頃は昼まで寝てられたので良かったのですが・色々疲れてたんでしょうね。。今思い出してもしんどいな。。
あのころ、地下鉄は冷房が普及するのが遅くて、満員電車で汗だくになったりしてたし。クールビズとかまだまだだったので、ネクタイは外してなかった。上着も持ってはいたと思う。

その後は少なくとも寝室にエアコンはつくようになったし、職務的に外出歩くこともなかったし、なにより怠け者なので、暑ければ寝てたし、それほど困った記憶はないな。

なので個人的には昔は涼しかったという印象はないです。設備的、社会習慣的に変わってきて、だんだんと過ごしやすくなった。

南欧が42℃とか聞くと、なかなか厳しい気象になったなとは思います。。
どうなることやら。。

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都市

2023年07月17日 | 旅行記
週末仙台に行ってきました。
基本的にてつたびなので、詳細は「鉄道部」の方に書くつもりですが、ここでは別の感想を。

仙台市は東北最大の都市で人口は110万人に達します。平成元年に政令指定都市に移行し、宮城県内の半数近くの人が住んでいます。
政令指定都市がどんなものなのかとか、そういう行政云々のことは素人でよくわかりません。スケールメリットがありそうというのはなんとなくわかります。仙台市には南北に市交通局の地下鉄が走っています。
南北線は’87年の開業、東西線は震災後の8年前に開業しました。
経営状況は少し大変なようですが、乗車した実感としては結構利用客は多いようです。
これに石巻から松島を経由して仙台市中心部には地下線で入る仙石線、南北を貫く東北本線、山形方面へは仙山線、名取から空港へ向かう空港アクセス線などによって、仙台都市圏が形成されています。




仙台空港は新千歳、関西、九州、那覇などの国内線のほか、台湾、中国本土(25日再開)などを結んでいます。
3.11の震災のときは津波が押し寄せ(地震発生時、奇跡的に旅客機は滑走路にいなかったそうです)、小型機やヘリが押し流されました。
僕は丸の内のオフィスにいて、ワンセグのニュースでそれを見て、天を仰いだのを覚えています。

12年が経過して、街には当時の様子を思い出させるものはありませんが、うっすらとペンティメント(画家が後に塗りつぶした下絵)のように浮かび上がってくるものがあります。





大宮から新幹線に乗りましたが、仙台まで1時間ちょっとです(上野からは1.5時間ぐらい)。いちおう昔を知ってますから、ちょっと感覚がバグりますね。今でも常磐線経由だと4時間ぐらいかな。。

交通の便はかなり良いと言っていいでしょう。
太平洋側に面した平野で気候は穏やか。雪は降るけど積もるようなことはあまりないそうです。

仙台駅前はパルコとヨドバシカメラが大きくて驚きますが、見たところ都内の繁華街よりはコンパクトで何でも買い物しやすいように思えました。


地下鉄の話に戻りますが、ひとつ感心したことがあります。
それぞれの駅、どこもトイレが改札の外にあって誰でも利用できるようになっています。それもひじょうにきれい。公営の地下鉄だからなのかな。
たぶん関東地区の駅はそうなってないと思う(都営地下鉄はどうだろうか)。

ただ、ごみ箱が見当たらないのは困った。新幹線のホームや待合室にはリサイクル専用(ペットボトル)の回収箱があって一般ごみ禁止とあり、その一般ごみ捨て場がない。
大宮のスタバで買ったコーヒーの紙コップを捨てられなくて、在来線乗り換えて石巻に着くまでずっと手に持ってました。
最後は石巻市役所(の中のイオンにあるフードコート)で捨てた。

コンビニ(ファミマが多い気がした)の店前にもないような気がしたけど。
どうしてるのかしら。。

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たっちあっぷ

2023年07月12日 | 鉄道、車、のりもの
車に1年間乗ってるうちに、飛び石などにより3か所ほど、塗装に傷がついた。
高速などを走っていると、前の車がはじいた小石などが車にぶつかることがある。悪くすると塗装に傷がつく。もっと困るのはフロントグラスにぶつかって割れたり、傷になること。小さなものはリペアできるが、交換となるとかなりの支出になる。

車両保険に入っては?と勧められたが、それも結構なお値段なので入らなかった。めったにないと思ってたし。でもそこそこあるみたいだ。



塗装も補修となると相当お金がかかる。
もっとも、軽微なものはタッチアップで目立たなくすればよい。

旧車とかポルシェみたいのはあれだけど、うちのは実用品なんだし、スマホとかだって使っていれば傷がついていく。あんまり猫かわいがりするのもかっこわるい。ただ、一定の手入れはきちんとしていたい。

というわけで、ディーラーに相談したら、タッチアップペイントを取り寄せますと言われた。ねだん1,100円。ホムセでもそんなお値段ですね。

じっさい、フロントとリアはプラスチックのところなので、本当は別にいいのです。ただ、Aピラー(運転席両脇の柱)に1か所あって、それも0.5mmぐらいの傷だからいいのですが、なんか錆そうな気がして気になるので。

まんなかへんにゴマみたいなのがみえますね。


ぬりました。
なんかへたですね。。


前の車はもっとひどくて、最初慣れてない時、駐車場でフロント右側をこすっちゃいました。あのときはもっと大胆で、ホムセでよく似た色(ホンダ用だった)のやつを買ってきて、傷のところを耐水ペーパーでごしごしやって付属の筆で塗りこみました。
きれいになんか塗れてませんわよ。まあ、あの車は歴戦の跡があちこちにありましたから。

・・考えてみると、直径0.5mmの傷をタッチアップするのに、15mL入りの補修塗料を買ってもあれだよね、ってのもあるし、純正の色じゃなくてもわかりゃしない、または何塗ってもどうせ目立っちゃうって、いわれればそうなんですけどね。

気持ちの問題です。いちおう手入れしているよって。


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かいぎ

2023年07月08日 | ビジネス

長い1週間だった。久しぶりに週5日在宅勤務なしで出社したし、金曜の午後からオフサイトの会議。翌日も会議で、6日間みっちり仕事した。。

金曜日は懇親会にも出席。
僕が現職に就いたと同時にコロナ渦が始まったので、こういう対面のイベントは初めての経験だ。海外、および国内グループ各社の方々とも交流した。

今日は今後の課題解決に向けて意見交換を行った。

夢を語ったり、解決策を考えるのは楽しいが、他方自分に残された時間のことも、そろそろ考えて発言しなければいけないということを、ずっと意識しながら参加していた。

若い頃、色々夢を語るのは楽しかった。それらはほぼ全く実現していないが、その頃は夢を語ること自体に意義があるということに気が付いていなかった。

今後は限定された条件のもとで、自分が貢献できることを考え実行していくことになるのだろう。
また、そうした力も必要とされる時代でもあるようだ。

それにしても疲れた。蒸し暑かったせいもあるが(会議室は逆に寒すぎたけど)、帰宅したらぐったりと疲れてしまい、昼寝というか宵寝をしてしまった。
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そ~しゃる

2023年07月06日 | デジタル・インターネット
*写真はお話とはあまり関係ありません。。

話題のThreadsをさっそく登録してみました。
メタ社が提供するTwitter類似のサービスです。

事前に友人から、インスタのIDがそのまま使える、PCでは使えない等聞いていました。実はインスタはスマホに入れておらず、FBのアプリも外していたのでこれらをインストール。そのあとThreadsを入れたらすぐに使えるようになりました。


友人も何人か始めていますが、TLを流れてくるのは知らない人ばかりです。

ハッシュタグとかトレンドというものはなく、ひたすら無差別にいろんなものが流れてくる感じがします。まだ書き込みが少ないからかもしれず、そのうち閲覧履歴などを基準に表示傾向が変わっていくのかもしれない。

そもそも自分からして、別に書くことはないからスマホに入ってたイラストを掲げただけです。それ自体意味があるものでもない。


Twitterはなんといってもニュース等の速報性が身上だと思ってます。昨年の安倍元首相暗殺のときもツイッターのつぶやきで知ったのが最初です。

あるていどカスタマイズが効くので、たとえばうさぎの写真にいいね、と押しているとTLがうさぎだらけになります。
ほんとうはもうそれだけでも良いと思ってて、うさぎ、犬猫鳥あたりの画像が延々流れるようにしたいくらいです。現実にはいろんな政治的なトレンドが時々入りこみます。〇〇廃止!とか、XX辞めろとか。
時々腹が立ってハッシュタグ掲げてる奴らを根こそぎブロックしたりしますが、きりがない。ただ、い~ろん氏が色々設定をいじりだしてから、多少目立たなくなってきた気がします。

とはいえ、本質的にこういうサービスは、利用者がすべてをコントロールできないようになっているようです。TLが極めて限定的になってサービス自体に飽きられてしまうとか、広告の入る余地がなくなるとか、色々あるのでしょう。

FBはソーシャルの中では限定的な設定をしやすい方ですが、その分広告が入り込みます。この広告の質がいまいち(詐欺まがいのものが入り込んでる)なのがFBの難点です。全部オンラインで掲示手続きできるらしいんですよね。


Threadsから話が離れましたが、今後使うかどうかは様子見です。なんとなくインスタもTreadsもFBも、同じ会社のせいか似たような風味だなというのがざっくりした感想です。

ぜんぜん関係ないけど、初恋という文字とイラストを見て買ってしまった。
たしかにレモン風味だが、初恋にしては味が濃すぎる。。
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12か月点検

2023年07月02日 | 鉄道、車、のりもの
備忘記録として

7月になったので、少し早いが12か月点検をしてきた。
やってもらったことはオイル/フィルターの交換、エアコンのフィルター(結構黒くなっていた)の交換。

飛び石で小さな傷がついたので相談をしていたが、様子を見てもらってタッチアップペイントで対処することに。取り寄せなので、また来週引き取りに行く。1,100円。

カーナビは自動更新されるのか?と聞いたら、道路は自動で更新されるが建物(お店とか)の情報は、SDカードをパソコンに接続してダウンロードするんだとか。やり方を聞く。


バッテリーの、健康度は100だが、充電レベルは66と低い。もっと乗ってくださいという。
先々週高速を含むかなりの距離を走ったつもりだが、その時も渋滞に巻き込まれたし、昨日も相当時間渋滞を這いずり回っていた。そのせいかもしれない。
渋滞が続いたらアイドリングストップは止める方がいいのかもしれないな。

ふだんはその辺を短距離走ることが多い。
距離はこの1,2か月でちょっと伸びた。これは5月末。

先週の月曜。ぞろ目のときの写真はたしか2222,3333,4444辺りは撮れた(いずれも去年)。今年はこれが初めてかな。

このときは用務先の駐車場についたときあと1キロ、というところだった。
そのまま帰ると狭い道をしばらく走ることになるので、車通りの少ない道にルートを変えて、撮影した。まああまり気にしすぎてもいけないけど。

点検の後、お墓参りやら買い物やらしながら帰ったが、その途中で9000キロになった。

2日は半夏生。気がつけば道端にヒマワリが咲いている。
今年初めてのセミの声を聴いた。

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Metamorphosen

2023年07月01日 | 本と雑誌
6月よりもっと前からだと思いますが、仕事その他でごたごたすることが多くて(前にもちょっと書きましたが)、結果まわりまわって、6月後半はあまりここに記事が書けませんでした。

頭抱えちゃうような仕事上の問題とかもあれば、予想外の渋滞に巻き込まれてトイレいけなくてつらかった問題とか(・いやそっちは何とか大丈夫でしたけど、頭に毒が回ったらしく、行った先で知人にやらかしたという余波が・・)、いろいろ。

個々にはべつに大したことなくても、障害物競走みたいに連続して来るとペースを保つのがつらくなってという・・。


雑誌「レコード芸術」が6月20日発売の7月号で休刊になりましたね。
創刊は1952年だったそうなので、70年以上の歴史を持つ雑誌でした。

手許には30年前に買ったものが、1冊だけ残っています。
音楽系の雑誌はあまり定期的には買っていなかったけど(たぶん一番買っていたのはFM fan)、ひところは毎月買っていたな。その月に発売(再発売を含む)になったレコードの新譜月評というコーナーがあり、評者2名が「推薦」という評価(=特選)を出すと、国内版CDの広告や店頭で「レコ芸特選!」と表示して宣伝に使っていました。

昔(30年ぐらい前)はそれなりに権威のある雑誌でした。その後のクラシックレコード界の事情はよくわからんのですが、その頃でもカラヤン、アルゲリッチ、VPOといったスタープレーヤーを中心としたマーケティングには批判があり、安価な輸入盤が多く出回るようになってからは、はた目にもビジネス的に大変じゃないかな、とか思ってはいました。

いろいろあって、20日の発売日すぐには本屋に行けなかったのですが、先日からいくつかの本屋を巡って探してみました。ありません。

近所の駅ビルに入ってた本屋は今月閉店とかで、併設貸ビデオ/CD屋のレンタル品を放出してました。8割引きぐらいで売ってたけど・欲しいものは特になかったな。。

丸の内の丸善本店に行ってもなかったので、流石にこれはと思い、ネットで調べましたがどうやら各店売り切れみたいですね。hontoは電子版の扱いがなく、紙の雑誌は全店売り切れ、楽天書店もなし、amazonは電子では扱いあり、紙の本はプレミアムが倍ついている状態。

でまあ、そこまでして買うこともないかな、という気になってきた。

それにしても、雑誌全体ここまで縮小して来ると、寂しいというよりしんどいですね。カメラ雑誌も歴史ある2誌が相次いで休刊したけど、機材云々の記事もさることながら、色々な写真家の作品を、雑誌を通してみることができることは、考えてみると得難いチャンスだったと思うのです。写真展に足を運んだり、作品集を買ったりするというのは、それなりにコストと努力が必要ですから。ウェブは一定の代替にはなりますが、あれは消えてしまうのでリファレンスにはならない。

雑誌の話から飛びますがCDなどのパッケージメディアも縮小しています。代わって配信が主流になりつつありますが、配信音楽の源はCDだということが多いので(現代新しく作られている音楽のことは知りませんが)、音源をきちんと管理しているところはともかく、零細なレーベルの音源とかはこのさきどうなっていくのか、興味のあるところです。

まあしかし、ある時期にはビジネス形態として一定の整合性を持っていた雑誌が、今消えかけているわけですね、何はともあれ。
他方ネット情報はアーカイブされにくい性質を持つと思われるので、もしかしたら今の時代の世相というのは、未来の研究者にとって資料の少ない時代、という扱いになっていくのかもしれません。


それで、レコ芸買えなかったので別のもの買ってきてしまったのでした。。
コメント
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