今日のお昼は特別に行きたいところ、食べたいものがなかった。
とりあえずファミレスでもいいかと思って歩いていくと、夜はバーをやっているお店が目についた。いつも店の前を行き帰り通るのだが、入ったことはない。
飲み屋さんだからちょっと薄暗くて、昼間は入りにくい印象もあるが、中に入るとけっこう女性客もいたりして、にぎやかだ。
頼もうとしたローストビーフ丼はなくて、代わりにパスタを薦められた。
ミートソース風だがローストビーフを刻んだのが入っているとか。
お味噌汁とたくあんがついているというのが、珍しい。。
たぶんオーナーシェフの方がやっているお店だと思う。お値段も良心的だ。
一通り食べ進んだころ、注文を聞いてくれた女性の方が話しかけてきた。
お客さんで毎日のように来る方が、メニューにない、自分の食べたいものを注文してきて、それがもとでこのパスタ料理ができたのだそう。夏はまたメニューが変わるんだとか。
駅前や街道沿い、あるいはショッピングモールなど、この辺はチェーンのお店がとても多くて、ほとんど何でもあると言ってもいい位だ。
半面比較的新しい街だから、古くからの商店街や、昔ながらの小さな個人店というのがないのだ。
しかし、全くないかというとそうでもない。昨年暮れにはこの近くの別の個人店に行ったし、実家周辺にあるお店にも伺ったことがある。数年前にできたお店で、シェフのお子さんが僕の前に座って、お出かけした時のこととか、あれこれお話したりした。
改めて考えてみると、これらの個人でやっている飲食店は、人が少ないせいもあるが、たいていお店の方が親しげに話しかけてくれる。。別に前から知っているわけでもないんだけど、お店の密度的に、自然と話がしやすいのかもしれない。あるいは、僕はなんか話を聞いてくれそうな人間(うさぎだけど)に見えるのかもしれないが。。
チェーン店ではそういうわけにはいかない。前職の近くにあったスタバの店員さんと親しくなったのは例外だ。お店にもよるが、あそこは社風的に?そういう感じなのだろう。だって2年近くぶりに行ったのに、前よく来てくれた方、とか声かけられたもんなあ。
なので、チェーン店でも全く人同士の交流がないわけじゃないけど、一般論としてはひじょうに機械的、淡白な人間関係。むしろその距離感がいいというのもある。
が、それがHuman beingとしてほんとうに自然なことなのか、というのは、よくわからん。だから醤油舐める輩がでてくるんだ、とか言えば、なんとなく話の収まりはいいかんじもするが、どうだかね。
今の季節感というと、とってもピリッとしているけど、ほんの少しだけ春の気配が見え隠れという感じがなんとも。
大学生のころだと、今頃期末試験がおわって、ほっとしてるころだよね。
先週末の4日がカレン・カーペンターの命日でしたが、ニュースでそれを知ったのは数日たった、今ぐらいだったような記憶があります。。