うさぎくん

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番組改編

2023年03月14日 | 日記・エッセイ・コラム
まだ少し先だが、今年も各放送の4月改変の季節がやってきた。
NHK BSは12月にBS1とBSプレミアムチャネルが統合されて、BSデジタルと4k,8kに変わる。ので、それに対応した準備がされるはずだ。

BSデジタルの2局は、衛星放送初期からの伝統でニュース、スポーツ系の局(BS1)と、映画、音楽芸能(プレミアム)とに分けられていた。既にその区分けはかなりあいまいになっている。衛星の人気番組を地上波で再放送することも、以前から行われていたが、さいきんは更に衛星と地上波の区分があいまいになっている。

平日朝の、海外ニュース番組(キャッチ!世界のトップニュース)も、春からは地上波に移動するらしい。数年前までは朝7時台に放送されていたが、それが8時台に移り(11時に再放送。さらに昨年からは10時に地上波で放送)、10時からの放送だけになる。

ラジオ放送もだんだん変わってきた。

数年前からラジオを含めた放送チャネルの整理が計画されていて、AMラジオ第二放送も、数年後に終了するとのこと。この準備のため、FM放送の朝6時台に、昨年4月から中高生向けの英語番組がサイマル放送されている。

FM局は伝統的に音楽番組を中心に構成されていたが、最近は春夏の甲子園(やその予選)その他のスポーツ中継も放送されている。

そんなこんなで、全体的に過度期、コンテンツは全体に縮小傾向、サイマル放送化が進み、各放送チャネルの特徴が薄れる傾向が続くようだ。

25年ぐらい前かな、テレビラジオを一番見聞きしてた頃、平日夜は映画か国際ニュース(きょうの世界)、ラジオ第二の「やさしいビジネス英語」を予約録音して、金曜の深夜だったかはオペラの二本立て、日曜午後のFMは海外クラシックコンサートやってたし、Eテレでは能歌舞伎、昼間のBSでは時々宝塚とか中継してたりして、もう浴びるほど見聞きしていた。邦楽や民謡、歌謡曲もやってればそれを聞いて、結構楽しんでいた。

ところが、NHKは時に世間の風当たりを強く受けることがある。主に視聴料を徴収するところから来ているらしいが、どこかの大学教授が書いた本によると、最近NHKを視聴しているのは国民の半数程度だとして、その在り方に疑問を呈している。
ごく最近名前が変わったみたいだけど、ワンイシューの政党ができて、その在り方が論じられたりした。

知人(ネット上の)は、NHKのような公共放送の必要性は認めるが、受信料徴収の周知や方法に問題があり、それが例の政党のような活動を招いたのでは、という意見だ。

個人的には先の教授や政党のような批判がどうもピンとこないのだが、一部の人にはセンシティブな問題らしい。ツイッターで流れてきたある方のコメント(上記教授の記事)に、NHK結構見てるけど、と引用リツイートしたら、なぜかブロックされたでござる。ちょっと、うかつだったかもしれない。。

このさきどう変わっていくのかはわからないし、それをどうすることもできないけど、いわゆる公共放送は必要なんじゃないかな。ネットだのSNSだのって、難しいでしょ・・特にこどもたちには。

伝統芸能など、商業放送やウェブでは提供できないようなコンテンツは、何らかの形で身近に触れられるようにしておいてほしい。

写真は12年前の今頃。BSが3チャンネルから2チャンネル(デジタル)になった。東日本震災の影響で、ほとんど話題にならなかったけど。

コメント
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