百菜健美☆こんぶ家族ラボ

おいしい
と感じることは生きる喜びに
そして笑顔になります。
舌で味わい、
目は閉じていても
耳は心で。

昆布コレクション

2017-02-17 | Weblog

出典元

こんぶログ

http://blogs.yahoo.co.jp/arachin0/28517890.html?vitality

BYあらパパさん

 

らパパさんの昆布コレクション。めるだけ貯めて満足のコレクションとは違います。たまに、察してみたり、嗅いだり食べたりもします。

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 今日は、保存箱のコレクションを全てダシて、種類分けしながら整理整頓しました。
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 ンテージ物の昆布がザクザクと出てくる中、事に活かすためのコレクションというか保存品も出てきた。
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 っかり忘れていたので、結局は仕事に活かすことが出来なかったけれど…!? いやいや、種類は違えど同じ昆布なのだかから、経験や知識としては使えるでしょう。
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 年、全道的に言えることかもしれないけれど、昆布のトーンが明るい品質のものが目立ってきている。
 取場所の影響か、水温なのか海流なのか、はたまた栄養源の不足なのかは、正直なところ専門家でも分かってはいない。
 もしかすると、昆布を採る生産者が少なくなってきていることで、海底の耕し(昆布を採らなくなった場所)が足りない!?間引きが足りない!?だからこその質の低下なのかもしれない…!?
 いずれにしても原因は分かっていないのだけれど、あらパパさんは、昔々たくさん捕れたクワガタが少なくなってしまった原因(林業の衰退)と同じなのかな~なんて個人的には考えています。
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 昆布は日乾燥、または燥機で乾かします。
 せ上がったばかりの昆布は、どんなに質の良い昆布であっても、黒々艶々と干せ上がることはありません。どちらかというと青味(緑とか黄緑)かかった色だったり黄味かかった色をしていることのほうが多いです。そうゆう明るいトーンの色をした昆布も、アンジョウという過程で昆布本来の艶々とした茶褐色、又は黒褐色へと変化していくというのが通常なのですが、中々変わらない、変われない昆布も増えてきたという事なんです。

 で、そんなサンプルを5年間保管していたあらパパさん。
 独特な色変わりをした昆布が果たしてアンジョウを長く続けることで変われるのか!?ということを実験的に試みたのです。

 果はこの通り。
 昆布の検査員だからこそ分かる、昆布の漁師だからこそ分かるアノ独特な色をした昆布は…正直!わらんとあらパパさんは思う。
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 より量でカバーができる加工用向きの昆布であれば、まぁ~仕方がない部分はあるけれど、より質を重んじるダシ用の昆布であれば、採取方法、乾燥方法を含めた製品化の見直しなんかも必要になるのではないでしょか!?
 
 然、それに見合った規格も見直すべきなんでしょうけれど…。
 
 ちなみに、規格の見直しとか新設とかは、漁師さんと昆布屋さんが大きな声を出さないと…残念ですが(情けないですが)変わりませんよ(変えられません)。
コメント
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