行者にんにくは山菜で、別名はアイヌネギ・ヒトビロ・キトピロで可愛らしい響きです。
花が咲いて食べ頃になるまで、5〜7年ほどの長い期間がかかるそう。
にんにく、ニラ、玉ねぎと同じユリ科のネギ属多年草で、北海道の天然ものは3月〜6月頃が旬となり、希少な特産品です。
アイヌの人達は春に採集し、乾燥させて保存をしていました。
北海道で食べたアイヌ料理店の「オハウ」(鮭や鹿、野菜を煮たスープ)にも入っていて、滋養をつけながら魚の生臭さを緩和する効果もあるようです。
私の行者にんにくのしょうゆ漬けは、山菜名人仕込み!
ゆでずにざくざく切って漬けるだけ。
山菜名人宅で、これを炊き立てのごはんに卵黄といっしょにのせてごちそうになり、美味しくてやみつきになりました。
私流に昆布の端切れを加えて一緒につけています。
にんにくの風味が移ったしょうゆは和え物に使ったり、卵黄をつけたりして楽しんでいます。
行者にんにくは抗菌作用が高いアリシンを多く含み、免疫力を上げてくれます。
香りからしてとての元気が出ます。
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