2010・10・01
それは突然やってきた。
高尿酸血症という病気、その目に見える症状が痛風という。
初めてこの発作が起こった時、
ほとんどの人は関節痛と思うらしい。そりゃ関節が痛むんだから。
それでまず行くのが整形外科。
とりあえず痛みを抑えるためにはそれでも正解かもしれない。
発作の兆しは朝、目が醒めた時にあった。
右足の小指の付根に、何かシクシクと引っ掛かるような違和感があったのだ。
それが昼過ぎから少し痛みだす。
しかしその時点ではまだ昨日の仕事の後の痛みぐらいにしか感じなかった。
ところが次の日になるとその部分を床に付けて歩くのが出来なくなってくる。
更に、激痛がやってきたのその次の日(10・03)だった。
痛・風・ね、風が当っても痛い。
確かに風が当っても痛いと思う、これは。
その関節に1g、いや多分0.001gでも負荷かかると激痛が走るはず。
ということは(想像してみてください)
痛みを感じないで移動することは不可能だということ。
地球には重力があることを再認識した。
そして、足を宙に浮かせるだけでも、
小指一本分の重さがその関節にかかるということを初めて知った。
だから畳に寝そべってじっとしているしかない。
でも他のことは我慢できても、トイレにだけは行かなければならない。
で、何度か移動するうちにあまり痛みを感じない歩き方を会得するのだが、
それはとても不安定。
何かのはずみでバランスをくずすと・・・そこには地獄が待っている。
……激痛に耐えること半日。
もうその頃になると足全体が痛み、赤く腫れ上がる。
何もしなくてもジンジンとした鈍痛はあるから当然寝られない。
綺麗な月夜
仲秋の名月が過ぎ、
秋分が過ぎ、
十六夜、立待月、居待月、寝待月、更待月夜。
今宵の月は明るくて綺麗です。
仲秋の名月の時の、
月は私たちに何かを告げるような、そんな感じがします。
今夜の私は喜楽です。
『あなたの人生の未来は明るい。
夜、空を見上げてごらん。
月は欠けてもまた丸くなる。』
そんなことで今日は十月十五日
ようやく、完治にまで一息です。
長かった、二週間。