むぎのときいたる(ばくしゅういたる、むぎあきいたる)と読むそうで、二十四節気、夏の季語の1つです。
実際には初夏ですが、麦が熟して一面が黄金色に輝く時節をいい、梅雨前の乾燥した一瞬。
麦にとっては収穫の頃などで秋なのですが、二毛作の農家さんにとって麦秋は短いものです。
素敵な呼び名があって、稲の穂を吹き渡る風を(麦の秋風)といい、雨が降れば(麦の秋雨)と呼ぶそうです。
麦畑に降り立つと、青空に黄金色が映えて、絵画のように美しい一面に見惚れる。
昨日花が咲いたと思ったら、スクスクと直ぐに大きくなっている胡瓜。
栄養価はあまり無いようですが、夏にふさわしい薬効を持っていますよ。
身体の熱を冷まし、喉の渇きを止め、利尿作用が高い。
成分は約80%以上が水分です。
鎮静作用や美白効果もあるので、日焼けや火傷などの時はきゅうりでパックをしてほてりを鎮める民間療法も伝わっています。
食感がパリパリのきゅうり漬け。
醤油と酢とみりんか砂糖、赤唐辛子を種を抜いて火にかけて漬け汁を作り、きゅうりを入れます。
長野県ではお茶請けに作られるようですが、私はごはんのお供やお酒のアテにいただきたい。
むぎのときいたる(ばくしゅういたる、むぎあきいたる)と読むそうで、二十四節気、夏の季語の1つです。
実際には初夏ですが、麦が熟して一面が黄金色に輝く時節をいい、梅雨前の乾燥した一瞬。
麦にとっては収穫の頃などで秋なのですが、二毛作の農家さんにとって麦秋は短いものです。
素敵な呼び名があって、稲の穂を吹き渡る風を(麦の秋風)といい、雨が降れば(麦の秋雨)と呼ぶそうです。
麦畑に降り立つと、青空に黄金色が映えて、絵画のように美しい一面に見惚れる。
朝食にはこんがり焼いたイギリスパンにバターをカリカリ隅からすみまで塗ります。
外側は香ばしく粋な焼き目がつき、中はふんわりで、パン自身の香りとトースト香が立ち上る。
葡萄が育まれる土地、適した品種、泡が生まれる理由さえも一緒に飲み込めたら、歴史の背景と共にさらに美味しく感じられるハズ。
で、ナカナカ覚えられませんが勉強中です。
シャンパーニュとはフランス北東部のシャンパーニュ地方で作られた発泡性ワインのみ、名乗る事ができるお酒です。
グラスに注がれる繊細な泡からパチパチはじけていく音を(天使のささやき)とか(天使の拍手)と呼ばれ、グラス1杯のシャンパーニュから約1200万粒もの泡が出るらしい。
気分が高揚する華やかなシャンパーニュはお祝いやロマンスばかりではなく、頑張った自分へのご褒美にも最適、優雅に一人静かに堪能しても。
雨季に入る前の5月から6月、ハーブや薔薇の香りがただよいますね。
新緑の香りや気候がこの上なくシャンパーニュに合うと思うのです。
例えばディアボロ・ヴァロア・ブリュット・プレステージ辺り。
青空もキレイ、心地よく吹く風、私にワインの奥深さを教えてくれた恩師も、千の風になって一緒に楽しんでくれているような。
砂肝の下処理は敬遠されがちですが、今日ご紹介するコンフィー(油煮)は日持ちもして簡単。
砂肝(350g)の硬い盛り上がった部分からそぎ切りで3、4等分にする。
ポリ袋に入れて粗塩大さじ2をまぶして袋の上から全体をもんで一晩冷蔵庫におく。
ザルにあけてざっと流水で洗い、水気を適当にきって厚手の小鍋に入れ、山椒を漬けたオリーブオイルをたっぷりかける(オリーブオイルと赤唐辛子1本でも)。
厚手のキッチンペーパーをかぶせフタをして極弱火で15分煮てそのまま冷ます。
消毒した空き瓶などに入れ、冷蔵庫で保存すると旨味たっぷりの煮汁がジュレ状になって砂肝にまとわりつく。
砂肝を柔らかく美味しくしてくれるのは一晩の時間と、塩だけの調味料、ワインが止まらなくなる。
金目鯛は主に太平洋側で水揚げされる事が多く、伊豆下田が有名です。
旬は冬のイメージがありますが、この時期の産卵直前に脂がもっとものると言われています。
しかし、通年等してパサつく魚ではないので煮付けや、お刺身、脂が多いのでしゃぶしゃぶなどでも楽しめます。
金目鯛を店頭で見かける時は全体が鮮やかな赤ですが、泳いでいる時は背中の方だけが赤いのも特徴。
底魚釣りを楽しめる遊漁船も下田にはあり、釣れたてとの色の比較も楽しいものですよ。
梅ジャムのjamはカタカナでも英語でもなく、なぜか「梅じゃむ」とひらがなで書きたくなります、日本のイメージが強いからでしょうか。
梅干し用の完熟梅が余ったら(キズがついたものでもOK)ジャムにします。
1時間くらい水につけ、竹串でヘタを取ってホウロウなどの鍋に入れる。
グラニュー糖を適宜加えまぜて弱火で煮て、水分が出てきたら、厚手のキッチンペーパーをかぶせてゆっくり煮る。
梅が煮えてきたら、味をみてグラニュー糖を足す。
ツヤがでて香りが立ち、甘さを好みに決めたら火を止める。
この後、消毒したビンに詰めるワケですが、私は種ごと入れる。
種の回りが美味しいから甘いものが食べたいときにポンと口に入れたり、煮物に使ったり。
誰かが言った、脳天直撃の美味しさの(梅のじゃむ)は手作りならでは。
パッションフルーツの別名はクダモノトケイソウ。
βカロテン、ビタミンCやB6などのビタミン類が多く貧血予防にも有効。
完熟すると皮にシワがよってくるのですが、酸味がやわらぎ甘みが立ってきます。
奄美大島で海から上がったばかりの新鮮なもずく。
甘酸っぱい香りと爽やかな酸味と甘みさを調味料代わりに使って、パッションフルーツのもずく酢を作ってみました。
少し醤油を加えたらドンピシャの美味しさ。
暑い日差しの中の出会いもの、キリッと器ごと冷やしていただきます。
地元の方はこんな食べ方はしないようですが、もずくの食感とパッションフルーツの甘酸っぱさが何とも美味。
カラダも脳もリフレッシュします。
大好きな本があります。
江戸時代の小料理屋のお話しですが、粋な言葉や料理が沢山ちりばめられ、スルスルと読めてしまう。
完結最後の巻末付録にのっていた蛸飯は干し蛸を使う(干し蛸を作る場合は生タコの足を塩でよく揉んで天日に2日ほど干す)。
作り方は米2カップを洗って水に30分つけ、ザルに上げて鍋か炊飯器に入れる。
酒大さじ2、みりん、薄口醤油各大さじ1と水を合わせて2カップ分にする。
干し蛸半枚は足先を落として軽く炙って1㎝弱に切り、生姜千切り適宜を加えて普通に炊く。
充分に蒸らしたら器によそい、ちぎった海苔を散らしていただく。
干し蛸で作る蛸飯は本当に美味しいです!と、書いてありました。
炙るところもいい、作ってみたい高田郁さんの「みおつくし料理帖」心許りの「蛸飯」。
タウリンや亜鉛が豊富なたこは、疲労を回復する手助けをします。
北海道が約7割の水揚げをほこる甘えび。
北国赤海老又は南蛮海老とも呼ばれ、南蛮は赤い唐辛子や葱などの料理を南蛮料理と呼ぶことからの由来。
春から夏にかけて青緑色の卵をつけるのですが、後味に微かな酸味を感じます。
甘えびは、アスタキサンチンやビタミンEなども豊富なので美容にも◎。
刺身や揚げ物、贅沢に塩辛などもいいですが、紹興酒に漬けたものも絶品です。
とれたてはプリプリ、次の日はねっとり感がでて甘みを増します。
余市にある燻製屋さんの丸ごと甘エビの燻製は殻ごと楽しめます。
小腹が空いた時に食事の約30分くらい前に5〜10粒のナッツ類をよく噛んで食べると、食事後の血統値の上昇が緩やかになります。
私はクルミ好きなので、いつも持ち歩いています、中医学ではボケ防止にも有効とされ、栄養学的にもクルミに良質な脂に効能があることが判っています。
ナッツの中でもGI値が低く、悪玉コレストロールを減少させるオメガ3脂肪酸をとても多く含みます。
マカダミアナッツは風味が美味しい、含まれるパルミトレイン酸は血管を強くし、肌や髪をキレイにします。
アーモンはビタミンEが豊富、美女のアンチエイジング、ダイエットに最適なのは有名ですね。
メロンは本当は果菜(野菜)の定義。
しかし、市場や栄養学上の分類では果実、果物として取り扱われます(苺やスイカも同じです)。
一般的にメロンは糖度が高い果物というイメージですが、カリウムが特に多く塩分が気になる高血圧やむくみの気になる方にはオススメです。
メロンのビシソワーズはよい組み合わせ、配合がよければとても美味しいジャガイモのスープになります。
ワインのお供としては生ハムメロンが定着していますが、メロンの熟し加減でこその美味しさ。
旬のメロンをポンと割って種を取り、ビンごと凍らせたトロリと冷たいジンでジンメロンもアダルトでいいし、ソーダにアイスを乗せて本物メロンクリームソーダも楽しい。
オススメはキリッと冷やしたメロン、少し辛味のあるオリーブオイル、摘みたてバジルを散らしたバジルメロン!
ヨーグルトの本場、ブルガリアの冷たいヨーグルトスープ・タラトル。
風邪をひいたり、体調が悪い時にもヨーグルトを食べる風習のあるブルガリア。
手作りも当たり前で、日常的にたっぷり料理に使います。
きゅうり1本分の皮をところどころ剥いて粗みじん切りにし、オイル大さじ1、おろしにんにく、クミン、レモン果汁各少々とヨーグルト2カップを加え混ぜ、牛乳や水1カップくらいで飲みやすく伸ばし、塩、胡椒で味を整えます。
冷蔵庫で冷やして器によそい、オイルをさらにひと垂らし。
柔らかいディルを添えるとより本場風になります。
ヨーグルトは発酵食ですが、グッと腸に効かすには野菜の食物繊維、ビタミン、良質のオイルと共に摂取することが大切です。
お腹に効くスープ、旬の野菜や好みのスパイスを加えてもいいですね。
抗酸化作用が高いアントシアニンが豊富な赤しそは、お弁当のごはんなどによくふってある(ゆかり)。
梅を塩漬けすると白梅酢が上がってきますが、赤しそと一緒に漬けると梅が鮮やかな紅色になります。
葉をむしり、塩でもんでギュッと絞ってアクを抜き、再度塩をしたら白梅酢少々で洗って、もどして一緒に漬けます。
この赤しそは梅干しを干す時に、広げて一緒に干しましょう。
カラカラに乾いたら、形を残して保存瓶や缶に(お菓子や海苔についている乾燥剤と一緒に)保存してください、使いかってがよいですよ。
食する時には細かくほぐします、胡麻と調理すると吸収がよくなります。
赤しそは紅ショウガの色素の素にもなりますね、胃液の分泌をよくします。
キレイな色の元気がでる旬のジュースです。
色が濃いめの赤しそ(2袋)を選んだら、葉だけを摘んでボールにはった水でよく洗い、ザルに上げる。
鍋に約1ℓの湯を沸かし、5〜8分茹でる。
ザルにしそを上げてギュッとしぼり、エキスをしぼりきる。
きび砂糖は半カップ〜好みの量を入れてとかし、酢50cc(レモン果汁)を加える。
一瞬で色鮮やかになりますよ。
冷めたら清潔な瓶などに入れ、冷蔵庫で保存する。
しそ、赤しそは夏の疲れを癒やします。
殺菌効果が高く、胃液の分泌をよくし、消化を助ける効能や美肌効果が期待できます。