『ホッカイエビ』とは
北海海老/Pandalus latirostris は、タラバエビ科に分類されるエビの一種で、
北西太平洋沿岸部の海岸の藻場に生息するエビ。
一般的には「ホッカイシマエビ(北海縞海老)」と呼ばれています。
獲れたて新鮮『ホッカイエビ』に衝撃!
水揚げされたばかりの『ホッカイエビ』は実は甘くないのです・・・
見た目は赤いし、唯一違うのは、身がまだ固くネットリ感が無いことです。
実は鮮度の良いプリプリの身に甘くない秘密がありました・・・。
『ホッカイエビ』の甘み成分は
グリシンやアラニンというアミノ酸です。
しかしこれらの量は、獲れたてと1日経過したのと、ほとんど変わりありません。
1日たった『ホッカイエビ』をよく見ると・・・
トロトロしたモノが出てきています。
このトロミに包まれたアミノ酸が舌にのると、長い間甘みが舌の上に残り、
甘みが強調されるのです。
そう、甘み成分が増えるのではなく、
トロミが甘さを際立たせていたのです!
トロミの正体は
『ホッカイエビ』がエサを分解するために持つタンパク質分解酵素が、
死後、自らの筋肉を分解して出来たものです。
今朝の『ホッカイエビ』は、北海道東部•野付半島の尾岱沼(オダイトウ)で水揚げされた逸品。
サロマ湖など汽水域のモノとは、甘さが違います。
一握りのご飯に『ホッカイエビ』をのせ、ワサビと能登・珠洲の揚げ浜塩をパラリ・・・。
美味しく健康に、自然の恵みに感謝していただきます(合掌)。
出典元
田川ひろぶみさん
ajinomoto.jimdofree.com
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