節分の習慣として最近定着してきたことといえば、「恵方巻き」。その年の恵方(運気が良くなるとされる方角)を向き、巻き寿司を一気に食べるという習慣です。
「一気に食べるとはいえ、折角ならおいしいものがいい!」と、毎年激化する“変わり種恵方巻き戦争”。今年もとんでもない恵方巻きが登場しています。
北海道札幌市にある「センチュリーロイヤルホテル」の日本料理「北乃路」が今年用意するのは、豪華な「金箔の恵方巻き」。同レストランで、恵方巻きのテイクアウト商品を販売するのは初めての試みなのだそう。
それがこちら。ジャン!!
なんということでしょう……。海苔に多少金箔が使われているのかと思いきや、ぐるりとまるごと金一色です。
「今年はオリンピック、そして来年は地元札幌での冬季アジア大会が開催されるなど世界的なスポーツ大会に対する関心が高まっている。大会に出場する日本人選手に是非とも金メダルをとっていただきたい、という思いを込めて豪華な金箔に仕立てた恵方巻きを企画いたしました」(担当者コメント)
なるほど、金メダルをイメージしたのですね!っていやいや、気合い入りすぎです。ちなみに豪華なのは外見だけではありません。
中身の素材には北海道産牛ヒレ肉、フォワグラ、キャビア、車海老など、こだわりの高級食材をふんだんに使用し、調理長がひとつひとつ丁寧に作り上げるのだそう。手間もお金もかかりすぎですね!
そして気になるお値段ですが……1本15,000円。確かに高いのですが「これだけ贅沢ならこれくらい出してもいいかも!?」なんて、ちょっと思ってしまうお値段ですね。
ちなみにこちらの恵方巻は「センチュリーロイヤルホテル」の日本料理「北乃路」でのお渡しとなりますので、現地で受け取りが可能な人のみが楽しめる逸品となっています。1月31日(日)までの完全予約制。詳しい情報は、公式ページをご確認ください。(鈴木 梢)
情報提供元:センチュリーロイヤルホテル
100種類以上の恵方巻きが上野松坂屋に集結! 「五郎巻き」「ハイブリッド巻き」など注目の “ニューウェイブ恵方巻” をご紹介します☆
「節分には恵方巻きを食べる」という習慣、もともとは関西の「丸かぶり寿司」と呼ばれていたものがルーツなのですが、今ではすっかり全国的に。毎年節分を前にすると、「今年はどんな恵方巻きにしようか……」と頭を悩ませている方も、少なくないはず。
選択肢は少ないよりも多いほうがいい! ってなわけで今年は、100種類以上(!)もの恵方巻きが集結する東京・松坂屋上野店へ、出かけてみてはいかがでしょう?
【注目なのはこの5商品☆】
1月27日(水)から2月3日(水)まで、同店本館地下1階・1階ほっぺタウンに顔を揃えるのは、前年80種類を大きく上回る数の恵方巻きの数々。
100種類以上すべてここでご紹介することは不可能なので、記者(私)が個人的に注目したい恵方巻きを5つ、ピックアップしてみましたよぉ!
1. ハイブリッド恵方巻(地下1階 北辰鮨)/ 1,000円 *2月1日(月)から3日(水)各日30本限定
ズワイガニと丸ごとの有頭タイガー海老がドーンと1本に! カラ付きの真っ赤なカニと海老は見るからに縁起が良さそうです。はたして丸かぶりできるのか……?
2. 黒毛和牛・黒豚恵方巻(地下1階 ポール・ボキューズ)/ 1,296円
A4等級以上の黒毛和牛、そして鹿児島県産の黒豚を、甘辛くすき焼き風に味付け。酢飯で巻きこんだ、これまた贅沢すぎる1本!
3. 万幅極太恵方巻高菜巻(地下1階 創作鮨処 タキモト)/ 2,000円 *2月1日(月)から3日(水)50本限定
高菜と海苔で二重巻きにしているせいか、名前にあるとおり、とにかく太い! 中には千葉県産の〆鯖・穴子・数の子・いくら・かに・エビ・きゅうり・玉子といった具合に、もりもり詰め込まれております。
4. インバウンド巻(地下1階 天領庵)/ 2,160円 *2月1日(月)から3日(水)各日20本限定
カリフォルニアロールをイメージして作られたというこちらは、目にも鮮やか。天然まぐろ・サーモントラウト・カニ・アボカドをまとい、金箔・抹茶の塩で仕上げた、恵方巻きとは思えないビジュアルが、目を惹きます。
5. 五郎巻(地下1階 佃浅)/ 1,350円 *2月3日(水)限定&限定100本
この名前……も、もしや。ラグビー選手の五郎丸さんとかけてる…..?
使用されているのは佃浅こだわりの熟成ローストビーフに、ごぼう、サンチュ。ごぼうの「ご」、ローストビーフの「ロー」で五郎巻、とのことです。