エジプト原産のモロヘイヤは、栄養価の高さと語源により「王様の野菜」と呼ばれています。
抗酸化作用が高く、豊富なビタミン類は葉野菜の中でもトップクラス。
美肌効果もあるのでエイジングケアにもお勧め、かのクレオパトラも愛食していたそうです。
薬膳では、体内の水分を調節する(津液)を補う野菜とされています、陽が盛んで疲労する日には特にお勧めの野菜となります。
今日のような猛暑日の夏バテ防止に役立つ酢の物ですが、モロヘイヤと合わせると疲労回復効果が高まります。
モロヘイヤを茹でて水気をよく絞り、叩くように細かく刻んで粘りを出し、酢浸しにしてタッパーにたっぷり冷やしておきます。
いただく時におろし生姜を添えますが、心地よい辛味と香り、ひんやりした喉越しと共に生き返ります。
もうひとつは名ずけて「王様のモロヘイヤスパイスカレー」。
唐辛子、ニンニク、香りスパイスを40度から80度の間でゆっくり油で炒めて香りに華を咲かせます。
スパイスは水溶性もありますが、脂溶性が多いので油と合わせると良いのです。
後はチキン、水分、モロヘイヤを加え、好みの味に整えて煮込めば出来上がりです。
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