在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

Bologna Modena Langhe Torino e Milano (4)

2012-11-22 08:44:55 | Piemonte ピエモンテ

まだまだバローロは続くのだが、しかし、トリノに入るころにはワインリストが制限されていく。そろそろ違うものをという感じでもあり、ちょっと毛色の変わったものをソムリエと話し頼んでみる。
ピエモンテのメルローとか、ヴェネトで、干したカベルネとメルローを混ぜたものとか。しかし、ここまでモダンなものは体が受け付けないということがわかった。進まない。。。
そして、ミラノに入るころには、他の州のワインも豊富なので、各地の無難な有名どころを。珍しく白を頼んでみたり。
ヴェニカは個人的に好きなワイナリー。新しいヴィンテージしかないのが残念。こういうワインを3年はたって飲むのが好きなのだが。。。


そして、ちょっと南にも行ってみる。しかし、ここでも、超モダンなものは飽きてしまうことを大きく発見。飲めないのである。量が進まない。。。
で、最後は、再びバローロ、ピーラで締めたのでした。

Bologna Modena Langhe Torino e Milano (4):
una scoperta...non riesco a bere i vini super moderni...massimo due bicchieri, poi basta.
E' una fatica.

La felice finale del lungo viaggio con il Barolo di Pira...

Bologna Modena Langhe Torino e Milano (3)

2012-11-22 08:16:47 | Piemonte ピエモンテ


ランゲに移り、嬉しいことにバローロ浸け。最初からいきなり飛ばすのも何なので(後がなくなるのが怖い)バローロ村で、コンテルノの普通のものから始める。


このあたり、前か後に何か飲んだような気がするが、思い出せない。
かなり良かったグリンツァーネのレストランAl Castelloで、きちんとしたソムリエがいたのでお勧めを聞いて選んだのがこの2本。


バルベーラも良かったのだが、生産数240本と言う、バルバレスコの伝統的な硬い味がとても良かった。見たことも聞いたこともないワイナリーだったが、友人のソムリエLuca氏は知っていた。


おなじみブルーノ・ロッカ。ラバヤではなく、普通の。バルバレスコ村に来たら、やっぱりバルバレスコを飲もう。バローロを飲んでは失礼なような。。。
そして、素晴らしかったのがカッシーナ・フランチャ。アルバのレストランにて。
他のヴィンテージはみんな高かったのに、2003年だけが破格に安かった。暑い年だったのでもたないのはわかる。これも在庫をはきたかったのか。値段があまりに違い、ちょっと恐る恐る頼んで、大正解。素晴らしい味だったのでした。
しかし、この次は?となるとこれが、困った。そこで、カヴァッロット。これも、とてもよかった。


Bologna Modena Langhe Torino Milano (3)
Ristorante Al Castello di Grinzane, un Barbaresco Ovello ineressante: Bianco Alfredo.
Era strepitoso il Barolo Cascina Francia 2003 di Giacomo Conterno!

Bologna Modena Langhe Torino e Milano (2)

2012-11-22 02:40:57 | Piemonte ピエモンテ


ボローニャで、ちょっとモダンだが、久々のアヴィで始める。サン・パトリニャーノは、昔よく飲んだ。Vinitalyのスタンドには毎年挨拶に行ったが、いつも丁寧にご対応いただいた。
アヴィは毎年ラベルが変わってかわいいが、今年は狼?ローマならここに双子が加わる。。。


エミリア・ロマーニャにいるとはいえ、ちょっとランブルスコはさけたい。次に、このワインは知らないワインだったが、サンジョヴェーゼではかなり美味しいと言われ、頼んだもの。確かに悪くなかった。


オステリア、ラ・フランチェスカーナで、魚を頼んだので軽く白に。 ヴィエ・ディ・ローマンスは、かなり個人的にお気に入りのワイナリー。最近はヴィエリスばかり出回っているので、ピエールは久しぶり。ヴィエリスがだいぶ樽が少なくなったような感じなので、差が少なくなったと言えると思う。ピエールは非常に澄んだ緑の香りがきれいで、ひたすらエレガント。


そして、魚は無視して、赤ワインに。トリノーロが安かった。当然びっくりする値段なのだが、安かった。最新ヴィンテージが200ユーロとすると、2000年で300ユーロでおつりが来る。多分在庫をはきたかったのだろう。ちなみにリストにあったのは2000年のみ。
参考までにマッセートもあって、値段を見たが、最低750ユーロ。それを考えるとトリノーロは破格値段だったと言える。若干アニマルが出てきているが、まだまだ行ける感じ。でも、あと数年以内には飲んだ方がいいと思った。

Bologna Modena Langhe Torino Milano (2)
Tenuta di Trinoro 2000 all'Osteria Francescana

Bologna Modena Langhe Torino e Milano 8 gg. (1)

2012-11-22 02:10:25 | Piemonte ピエモンテ
8日間のグルメの旅。
ご一緒は、業界の人というわけではないので、選択は若干バラバラ。
レストランによっては平凡なワインしか置いていなくて選択が限られる時もあり、メモを忘れたものもある。
さらに、ほぼ必ずワインの前にスプマンテ(ほとんどプロセッコ)、ワインの後にカクテルかウイスキーが2杯。。。
そして、2件のワイナリーの訪問では、1軒で5種、もう1軒では10種のワインを試飲した。
実によく飲んだものだ。

まずはそのリストから。
なお、写真を撮らなかったもの、漏れているものも若干ある。

Avi 2007 San Patrignano
Sangiovese di Romagna Riserva 2009 Predappio di Predappio
Sauvignon Pierre Vie di Romans
Tenuta di Trinoro 2000
Barolo 2006 Aldo Conterno
Barbera Bric Cenciurio 2009 Naunda
Barbaresco Ovello 2007 Bianco Alfredo e Figli
Marchesi di Gresy Martinenga
Barbaresco 2007 Bruno Rocca
Barolo Cascina Francia 2003 Giacomo Conterno
Barolo Bricco Boschis Vigna San Giuseppe 2004 Cavalloto
Monpra’ 2010 Conterno Fantino
Barolo Mosconi Ginestra Gris 2008 2009 Contento Fantino
Barolo Ginestra 1999 Contorno Fantino
Barolo 2007 Massolino
Langhe Eventi 2004 Beppe Doslo
Refola 2005 Le Vigne di San Pietro
Langhe rosso Bric du Luc 2006 Ca Viola
Luli Nino 2009
Barolo Lazzarito 2004 Ettore Germano
Chianti Classico Riserva 2008 Castello di Ama
Collio Sauvignon Ronco delle Mele 2011 Venica
Vigne Cinquant'anni merlot 2007 Le Vigne di Zamo'
Le Difese 2010 Tenuta San Guido
Santa Cecilia 2007 Planeta
Barolo Vigna Ridonda 2008 Pira

写真は、ちょっと面白いラベルのカオリラ。
こんな明るいラベルがあるんだぁ・・・



Bologna Modena Langhe Torino Milano 8 gg.:
Abbiamo mangiato, abbiamo bevuto...non solo vino.
Si iniziava con lo spumante e si finiva con due bicchieri (cioe' due tipi) di Whisly....
Tutti i giorni e tutte le sere...