在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

vinitaly trinoro franchetti passopisciaro

2013-04-09 23:20:28 | Toscana トスカーナ

昔はずっと行っていたvinitalyに久々に行ったのが2年前。しかしあるスタンドを手伝ったので、好きに回っていいとは言われたが、結局スタンドから出ずに何も飲まなかった。昨年は事情があって行かず、今年、久々に自由に試飲をした訳であるが、なかなか面白かった。

初日、正面入り口からではなく、その間反対の入り口から入る。こちらの入り口は空いているのですぐに入れるのだが、入ったらすぐにtrinoroが目についた。誰もいなくて暇している。これは、飲まない手はない。
そこで、フランケッティ氏のワインから始めた。


passopisciaroは割と飲むので飛ばして、contradaから。5種全部を飲めるのがvinitalyの醍醐味。600mから1000mにもなる畑。
franchettiはイタリアではあまり出回っていない。petit verdotとcesaneseと言う実に変な組み合わせのブレンド。
何でエトナにcesanese???と聞いてしまった。ラツィオでは、多少良いものがで始めているとはいえ、ほとんど駄酒しかできない品種を何故に。。。。



そして、trinoroは昨年秋にfrancescanaで2000年を飲んだが今度は2009年。
ひたすら綺麗で、唸ったのでした。