日本での閉鎖、自粛期間があと1ヶ月程度延びるということがほぼ確実に決まり、さらに不安になっている人も多いだろう。
それでも、全体の感染者数がやや減少傾向にはあるようで、多少の成果が出ているとは言えると思う。
日本は、ダイアモンド・プリンセスでのコロナを経験して、その後のコロナ再来という感じで、経済にすでに細く長く影響が続いていたところに、この緊急事態宣言では、たまらない、というのが本音だと思う。
いや、本当に、たまらない。
どうにかしてくれ
いい加減にしてくれ
と言いたい。
しかし、相手が目に見えないウィルスでは、どうにもできない。
それも、こちらは、なんとか光が見えてきているものの、日本はまだ闇の真っ只中で、どれだけストレスが溜まっていることやら。
この状況で、酒量が増えている人が多い、と聞いた。
酒好きには、結構きついかもしれないが、そして、ソムリエの私がいうのもナンだが、封鎖の間の酒量はくれぐれも減らしたほうが良い。
時間はあるので、つまみを用意したり、料理をちょっと凝ったり、テーブルセッティングも一応きちんとして、ちびちび。ちびちび。。。
最初の頃、仕事が減り、暇はあったので、ワインクーラーにあるワインを結構開けた。
仕事柄、180センチのワインクーラーは、当然いっぱいいっぱいで、いや、溢れているものもあり、その中で、友人のところに持っていくのが怖いもの、という基準で開けていった。
古くてもうダメになっているかもしれないワイン、である。
今は、ワインクーラーが、結構スカスカになって、ちょっと寂しいくらいになった。
またせっせと買い足さなきゃ、とも思ったり。
フェーズ1(54日になるか?)で飲んだワインの瓶を数えると、25本。
だんだん量を減らしていったので、結果的には、それほど多くない数に収まった。
結果的に、うち1本がブショネ、数本、ちょっと行き過ぎかな、と思うワインもあったが、大体がかなりいい線、そして、数本は大変良い味に変化していた。
もちろん、全部が古いヴィンテージのワインではなく、途中で買い足した新しいヴィンテージのワインが数本混じっている。
ワインは、ボトル1本でグラス6−7杯になる。
つまり、昼に3杯、夜に3杯飲むと、1日で1本が終わる。
(一緒にいる娘は全く飲まないので、飲むのは私一人)
最初は、今まで時間に追われていたのが嘘のようで、もちろん、感情のアップダウンはあれど、それなりに、楽しんでいた。
でも、6日くらいで胃が痛くなった。
お酒は、生活のリズムを乱す。
ストレスは溜まるので、眠れない、眠くなる、寝たは良いが、真夜中に起きてしまう、など。
反省し、その後は、1本を3日ペースで開けることにしたが、ついつい飲みすぎると、やはり、真夜中に起きてしまったり。
明日からフェーズ2が始まるが、フェーズ2は、たくさんの休肝日を設けていこうと思っている。
それとも、コロナが終息するまで願掛けて、酒断ちとか。
いや、一瞬思ったが、そうするとワクチン開発まで酒が飲めないことになってしまう。
だから、これはやめ。
やはりペースを落とすしかない。
コロナの自粛期間中は、酒と良い友達でいるためには、やはり、量は減らすことをお勧めする。
いや、絶対に減らしたほうが良い。