在イタリア、ソムリエワインノートとイタリア映画評論、他つれづれ appunti di degustazione

ソムリエ 20年、イタリアワインのテイスティングノートと、なぜか突然のイタリア映画評論、日本酒、日本茶、突然アートも

イタリア コロナ ロックダウン状態の中で 徒然20 日本が心配。。。

2020-04-04 19:00:05 | もろもろ、つれづれ



日本の状態がだんだんひどくなっていくのを心配している。

感染者が日増しに増え、もう、歯止めをかけるのにはかなり難しいところまできているような気がする。


イタリアも最初はそうだったし、みんな甘く見ていた。
中国国内だけで、ほぼ抑えられると。
また、もし、ヨーロッパに来ても、中国のような状態にはならないと信じていた。

ところが、このザマである。

そして、イタリアは〜
イタリアだから〜

と、散々、いや、本当に散々言われていたが、その後、各国が続いている。


こうなると、先にきて、先に抜けられる国のほうが強いかもしれない。

イタリアは、州によっては、抗体検査をして、すでに抗体ができている人から仕事を再開していくような動きが出てきている。

これから、産業をなんとか復活させなければ。
もう、かなりボロボロだが。。。


つまり、日本は、ダイアモンド・プリンセスの事件があったために、先にコロナが上陸したようなイメージがあるが、実は、あれは、日本を襲ったのとは違うものと認識して、これからいよいよ来るかもしれない、と覚悟したほうが良いと思う。


でも、極端に怖がる必要はない。
というか、怖がっていたら何もできない。

感染しても、軽症だったり、ほとんど症状が出ない人が8割と言われている。
2割は重症になるが、致死率が決して高いわけではない。


でも、自分なら、かかっても軽症だろう、と信じないほうが良い。

身近なところに高齢者がいたら、絶対にうつさないために、すでに自分が感染しているかもしれないつもりで行動したほうが良い。
それも、特に、致命傷的な既往症を持っていたら、命に関わる。
そして、死の間際に、近くにいてあげることすらできない、ということをどうか考えて欲しい。

また、若くても、、普段は健康でも、熱が出たら、まず、とにかくコロナを疑うべきである。

発熱したから、病院を2箇所受診し、その後、陽性だとわかった、というような記事を読み、あちゃ〜
いったい、どれだけの人に感染させたか。。。

電話がなかなか通じない、いつも話し中、というような話は聞いているが、それでも、絶対に直接医療機関を受診してはいけない。

どうか、一人でも多くの人が認識を改めて、責任を持って行動をして欲しい、と、先に始まったイタリアから、切に願っている。


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