この3人の娘たちの親の顔が見たい。
常識というものはないのか???
世界中の常識は同じではないし、尺度やら感覚やら、違うものはいっぱいある。
しかし、ローマのジャニコロの丘の噴水「アックア・パオラ」(パオラの噴水)を見て、どう見ても、歴史的、新しいものではなく、遺跡的建造物の一つであることはわかる。
たとえ、依頼した人が誰であれ、作者が誰であれ、いつの時代のものかはっきりわからなくても。
それも結構大きい噴水なので、ズブズブそのまま奥まで行き、滝の部分で水浴。
足を浸けただけではない。3人とも水着姿。噴水は丘の上とはいえ、町中にある。
考えられない。
写真はイタリアの新聞ラ・レプッブリカに掲載のもの(オンライン)
そして、さらに考えられないのは、「それで?彼女たちが、噴水を壊したわけじゃないでしょ?暑いのよ。これだけ暑けりゃ、入りたくもなる。そんなことでいちいち憤慨しないでよね。」と、支持している人がいることである。
旅行者。暑けりゃ、ホテルに戻って、シャワーを浴びて出直せ。
それができなければ、我慢しろ。
みんな(例外がいるわけだが)そうしてる。
と声を大にして言いたい。
それにしても。。。。本当に親の顔が見たい。
常識という文字はないのかもしれない。
ちなみに、噴水はジャニコロの丘の上にあり、そこからのローマの景色は抜群。
17世紀初めに、法王パオロ5世の依頼でジョバンニ・フォンターナが造った、パオラ水道の記念碑。