今は、ヨーロッパでは、マスクを着用していない乗客は、フライトの搭乗を拒否される。
KLMからは、1週間程度前に、ご丁寧にも電話で、マスク必須です、との電話が入った。
イタリアからではなく、オランダから。
久々のローマの空港は、人が少ない。
本当なら、この時期、多くの観光客で結構人が多いはずなのに。
念のために早めに空港へ行ったが、チェックインは余裕、セキュリティ・チェックを過ぎると、警察によるコントロールがある。
「移動証明書」を提出し、移動理由の簡単なチェック。
(今は同じ州内の移動の場合は、移動証明書の携行、提出義務がなくなったのだが、州をまたぐ移動、国外へは提出が必要)
私はちゃんとした理由があったためすぐに通過できたが、何やら長い説明を受けている人もいた。
空港内はこんな感じで、人は少ない。
ローマからアムステルダムまでのフライトは、100人乗りのかわいい小型機。
席は、通路を挟んで2−2、という構成。
その席を交互に利用。
空席が少しあったので、搭乗客は40名程度?
座席の上に、小さな箱に入ったスナックが置いてあった。
水とサンドイッチとクッキー(のようなもの)。
機内、途中で少し寝てしまったが、乗務員がサービスのために廊下を通り過ぎることは全くなかった感じ。
乗務員はもちろんマスクをしている。
定刻より早めに出発、アムステルダムにも、定刻より早く着いた。
スキポール空港での乗り換えは非常にスムーズに行き、次のフライトまでは結構待ち時間があった。
空港の店舗は、もちろん閉まっているお店も多いとはいえ、想像よりは開いていた。
簡単なお土産も買えるし、軽食程度なら取れる。
イタリアのソーシャル・ディスタンスは、以前は1.5mだったのが、解除にあたって、もっと現実的な数字、1mに変更になった。
オランダでは、1.5m。
さて、いよいよ、日本までのフライトは、この飛行機で。
乗客は50人程度だったと思う。
使用していけない席は、3−4−3の構成で、3人席の真ん中1つと4人席の真ん中の二つ。
なぜか、3席の窓側をとった私の一つ空いた隣に、ルーマニア人の男性がやってきたのだが、あとで考えると、向こう側と間違えたのではないかと思った。
とにかく、距離が近すぎるし、こんなに乗客が少ないのに、なんで3人席を二人で使うわけ??と思い、離陸後、空いてる席に移動した。
(離陸後の移動は全く自由、と言われた)
席には、結構大きな袋にいっぱい入っているスナック、他にサンドイッチが置かれていた。
袋の中には、水、コーラ、そして、スナック、チョコレート、ビスケット(みたいなもの)などが雑多に、あとはみかんが2つ入っていた。
9時間を超えるフライトは、暖かい食事を1回出すことになっている。
離陸して3時間目にお持ちします、との案内が事前にあった。
トレーに載ってでてきた食事は、ビジネスクラスも同じで、冷たいパスタで作ったサラダ風の一品と暖かいマカロニ、デザート(甘かった〜)と水。
いたってシンプル。
飲み物、スナックは、案内は一切ないが、ギャレーに行くと置いてあったので、水などが足りなくなったら、勝手に取ることはできる。
温かい飲み物は一切なし、アルコール類もない。
もともと乗客が少ないが、みんな最低限しか席を立たない雰囲気。
商務員が、時々、トイレの消毒をしているようだった。
かなりきちんとしていて、安心できる感じ。
日本へ近づくと、(日本人には)3枚の書類を配ります、との案内。
着いてから提出していただくものなので、必ず機内で記入してください、との案内。
ー携行品、別送品申告書(いつもの書類)
ー入国される方へ検疫所よりお知らせ
ー質問票
質問派もっと細かいかと思ったが、そうでもない。
熱や症状はあるか、などなど、いたって平凡な質問ばかりだった。
ホテルやアパートに滞在する場合は、「ホテル」「アパート」などの表記だけで、名前まで書く必要はない。
空港までのお迎えに関しても、誰が迎えに来るのか、間柄のようなものも書く必要はない。
日本って厳しいと言いながら、なんか、甘い、なんかゆるい。。。。という感じが書類から漂う。。。。
そして、いよいよ着陸〜