( 写真は9月19日と21日に行く。
ここの遺跡はイランのナクシェ・ロスタムにある 浮き彫り。
形が決まっていて、これまた格好が良い。
歌舞伎の形を見ているようで、心がときめく。
ここでも夫は仕事に没頭。
はじめに行った日のこと。
「太陽光がきつくてだめだな。 」
と、ここの遺跡も二度訪れる。
この写真は二回目(21日)。朝の8時半頃に撮ったもの。
9月のイランの日差しとしては、柔らかな時間である。 )
記録だけ 2007年度 92冊目
『形の美とは何か』
三井秀樹 著
日本放送出版協会(刊)
NHK BOOKS 882
2000年3月20日 238ページ 920円 +税
歌舞伎の好きな私は、歌舞伎の形というものが好きである。
また絵画や映画を観ていても、構図といったものに心惹かれる。
形についてもう少し知りたいと思い、『形の美とは何か』 を読む。
しかしこの本は私の思っていた単純な内容ではなかった。
黄金比やシンメトリーの幾何学的法則など興味深い内容が多い。
日本やイランや中国、エジプト等の文様も多く例にとって、分かりやすく説明。
茶の湯にも通じるような 日本の好む 一見規則性のないように思える いびつな美にも規則性があり、計算され証明されているとのこと。
この本は、内容が面白い。
形に興味のある方には お勧めします。