( 写真は9月30日。
モミジで有名な 奈良の龍田川沿いで見た、鳥の群れ。
数多い鳥たちは、秋晴れの空を、何度も旋回している。
せいぜい15分程度の間だが、私も 彼等と共に、青空を飛んでいた。
『屈託なく飛びまわることのできる、鳥はいいなぁ・・・。』 )
記録だけ 2007年度 90冊目
『若者はなぜ怒らなくなったのか』 団塊と団塊ジュニアの溝
荷宮和子著
1963年 神戸生まれ
女子共文化評論家
神戸大卒
中央公論社
中央公書ラクレ 95
2003年7月10日
2003年8月15日 再版 248ページ 740円 +税
『若者はなぜ怒らなくなったのか』 を読む。
本の題名の後に 『団塊と団塊ジュニアの溝』と記されているので、著者はてっきり 団塊の世代或いは 団塊ジュニアの世代だろうと思っていた。
しかしながら 著者は 1963年生まれ。団塊と団塊ジュニアの間に生まれた、くびれの時代の人間と称する。
自分の考えや方向性を持ち、はっきりと記す部分は潔い。
問題意識を世間に発信する彼女の感性に脱帽。
思想的に考えて、読んで好きな人と嫌いな人に 二分される書。
彼女の解説部分は、一部分だが、内容、文体共に、故 辻まこと氏と通じるものがある。これには驚いた。
では、『若者はなぜ怒らなくなったのか』或いは彼女に対しての感想はというと、
「Un,umu,un,umu・・・・・・。」
なのである。
『こんな公の場で、確信に触れる自信はない。』
といったところが、本音かもしれない。
『いわゆる彼女の嫌いなタイプに属するであろう 口をもごもご族に徹することにしよう・・・・・・。』
と、決め込む 私。
『乱鳥の書きなぐり』はあくまでも 乱調に過ぎず、『乱鳥のなぐり書き』にあらず。考えはまとまっているのに、そんな自分でも腹立たしい。
著者は宝塚ファンで、漫画オタクといったタイプで、私とは全く共通点がないように感じる。 しかしながら 宝塚と歌舞伎、漫画と小説といった違いはあれど、時代の流れから考えて、・・・・・・の間に生きる一個の人間としては・・・・・・。
後は申しますまい。
最後に・・・
最後までお読みくださった皆様。
中途半端な記録で申し訳ございません。