一月十日。
今宮戎神社のえべっさんに行った折、敷津松之宮(大国神社)にも詣でてみた。
まず正面の鳥居をくぐると、神社の縁起物や福飴?が売られている。
ずずうっと前に進むと、写真上のような光景。
なんとなく 明治っぽい感覚に陥るのはなぜか・・・。
ライトが嫌に紅く、神々しい。
神社の名にあるように、ここには大きな大黒様(大国様というべきか)が添えつけられている。(写真上)
日本一の木彫神像ともいわれる福徳円満の日出大国神が鎮座する『大国主神社』の杜という訳だ。
大黒様の前ではお払いを受ける方々が 神妙な面持ちで祈っておられる。
心の中で祈りながら、罰当たりにも写真を一枚、写させていただく。
写真(大黒様)の左斜め横には 結構新しい ねずみの阿吽。
その奥には 七福神を祀る社がある。
いずれにしても めでたいではないか・・・。
ここ 敷津松之宮(大国神社)は、祭神は素盞嗚尊(スサノオノミコト)http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B9%E3%82%B5%E3%83%8E%E3%82%AA (スサノオノミコト説明)
とのこと。
ここも 素盞嗚尊の関係か・・・・・・と分かったような分からぬような頼りない私。
浦つたいに敷津浜の航行された時、宿禰、荒磯浪の岸にうち寄せるのを見て、今より後は、 ここを境として、潮満ちよすことなかれと、松樹三本を渚に植え、その松の下に素盞嗚尊を祀る。これが当社の起源と伝えられている。 だから松の宮云々・・・。
と、神社のHPに記されていた。
大国主神は大黒天で、古くから『今宮の戎さん』と並び、商売繁盛・諸願成就の福神として 親しまれているが、他府県の者にとっては、やや知名度が低いのが残念だ。
そのため 今宮戎に行く道に大黒様姿の着物を着て化粧をし、案内版を持った 若い男性を、二人ばかり見かけた。
何れにせよ 大黒様(大国様)と戎様を参ることができ、今年は何かいい事がありそうな予感。
まるで 宝くじも買わずに、当たりくじがあたった気分の 阿呆である。
敷津松之宮(大国神社) 大阪市浪速区敷津西1-2-12