(写真はイランのヤズドにある沈黙の塔(一回目))
橿原考古学博物館
2009年度 秋季特別展「銅鐸 -弥生時代の青銅器生産- 」
関西文化の日を利用して、橿原考古学博物館を楽しむ。
昼前に館内に入ると 『銅鐸 』の特別展が開催されていた。
『銅鐸 』
なじみが無いので説明をじっくり読みながらすすむ。
儀式や祭事に使われたことは知ってはいたが、聴くための小さな銅鐸と,見るための大きながあるとのこと。
作り方や実際に現在ボランティアの方々によってつくられた銅鐸などが展示されている。
『銅鐸 』についてわたくしが興味を覚えたのは三点。
1、絵柄
2、文様
3、銅鐸4種類分類法(正式名を知らない)
1、絵柄
流水文銅鐸によく見られる 動物 人間など
* 鹿や亀、猿や蜻蛉
* 鹿を捕まえる人物
* 脱穀をする人物
これらは銅鐸の前後で物語性を持つ。
上の*を見ると,五穀豊穣祈願がこの絵の中に含まれていることがわかる。
ここで興味深いのは 蜻蛉と鹿を捕まえる人物
蜻蛉文様においては時代を下って奈良時代ではあるが,正倉院展の宝物の中にも蜻蛉の絵柄が複数回 認められた。
蜻蛉の模様に心を止めていたが,弥生時代に既に蜻蛉の絵柄が描かれていたのはどういう訳か・・・。
思えば不思議な気がするが,蜻蛉においては今後気をつけておこう。
鹿を捕まえる人物。
鹿は神に仕える生き物という。
ではなぜ鹿を捕まえる人物なのかという疑問が生じる。
この疑問を解決すべく説明が,常設展の説明にあった。
鹿
弥生時代には高床建物のまわるには鹿が群れていた。
鹿は神とつながる生き物でありながら,弓でいられ,神に捧げられることが必要とされていた。
また、弥生人は再生する鹿の角に霊力を感じていたという。
2、文様
流水文
渦巻文様
袈裟襷文様
横帯文様
上などの文様が多く見られる。
3、銅鐸4種類分類法(古い順)
『菱環紐式』
『外縁付紐式』
『扁平紐式』
『突線紐式』
これらがわからず、説明員の方に教えていただいた。
説明員の方は『菱環紐式』『外縁付紐式』『扁平紐式』『突線紐式』についての見方と区別の仕方を代表的展示物の前まで行って詳しく説明して下さいました。
教えていただいた後すぐにノートをとり、なんとかわかった気分。
2009年度 秋季特別展「 銅鐸 -弥生時代の青銅器生産- 」の二室で一時間半から二時間を楽しむことができました。
銅鐸 を見学した後は,常設展に向う。
橿原考古学博物館の常設展については後日記録したいと思います。
最後までおつきあい下さいました皆様,ありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
また博物館の中でご親切にして下さいました関係者の皆様,ありがとうございました。
この場を借りまして,御礼申し上げます。
皆様,ありがとうございました。
乱鳥合掌
【橿原考古学博物館の公式HPによる
2009年度 秋季特別展「銅鐸 -弥生時代の青銅器生産- 」のご案内内容 ▼】
弥生時代を象徴する青銅器である銅鐸は表面に鋳出された絵画などから農耕祭祀に関わる道具と考えられています。それと同時にその立体的で、優美な姿は弥生時代の青銅器鋳造技術の結晶です。奈良県内では、銅鐸が破片も含め28点、鋳型は田原本町唐古・鍵遺跡から発見されています。
今回の特別展では、銅鐸の鋳型や青銅器生産に関連する資料から弥生時代の青銅器生産に迫ります。また、銅鐸に残された製作痕跡から製作技術について紹介します。
会 期: 2009年10月3日(土)~11月23日(月・祝)
開館時間: 午前9時~午後5時(ただし、入館は午後4時30分まで)
休 館 日:毎週月曜日 10月13日(火) *会期中の祝日は開館
入 館 料:大人 800円(500円)、高校・大学生 450円(350円)、
小・中学生 300円(250円)、()は20名以上の団体料金
主 催:奈良県立橿原考古学研究所附属博物館
文化庁
橿原考古学博物館
2009年度 秋季特別展「銅鐸 -弥生時代の青銅器生産- 」
関西文化の日を利用して、橿原考古学博物館を楽しむ。
昼前に館内に入ると 『銅鐸 』の特別展が開催されていた。
『銅鐸 』
なじみが無いので説明をじっくり読みながらすすむ。
儀式や祭事に使われたことは知ってはいたが、聴くための小さな銅鐸と,見るための大きながあるとのこと。
作り方や実際に現在ボランティアの方々によってつくられた銅鐸などが展示されている。
『銅鐸 』についてわたくしが興味を覚えたのは三点。
1、絵柄
2、文様
3、銅鐸4種類分類法(正式名を知らない)
1、絵柄
流水文銅鐸によく見られる 動物 人間など
* 鹿や亀、猿や蜻蛉
* 鹿を捕まえる人物
* 脱穀をする人物
これらは銅鐸の前後で物語性を持つ。
上の*を見ると,五穀豊穣祈願がこの絵の中に含まれていることがわかる。
ここで興味深いのは 蜻蛉と鹿を捕まえる人物
蜻蛉文様においては時代を下って奈良時代ではあるが,正倉院展の宝物の中にも蜻蛉の絵柄が複数回 認められた。
蜻蛉の模様に心を止めていたが,弥生時代に既に蜻蛉の絵柄が描かれていたのはどういう訳か・・・。
思えば不思議な気がするが,蜻蛉においては今後気をつけておこう。
鹿を捕まえる人物。
鹿は神に仕える生き物という。
ではなぜ鹿を捕まえる人物なのかという疑問が生じる。
この疑問を解決すべく説明が,常設展の説明にあった。
鹿
弥生時代には高床建物のまわるには鹿が群れていた。
鹿は神とつながる生き物でありながら,弓でいられ,神に捧げられることが必要とされていた。
また、弥生人は再生する鹿の角に霊力を感じていたという。
2、文様
流水文
渦巻文様
袈裟襷文様
横帯文様
上などの文様が多く見られる。
3、銅鐸4種類分類法(古い順)
『菱環紐式』
『外縁付紐式』
『扁平紐式』
『突線紐式』
これらがわからず、説明員の方に教えていただいた。
説明員の方は『菱環紐式』『外縁付紐式』『扁平紐式』『突線紐式』についての見方と区別の仕方を代表的展示物の前まで行って詳しく説明して下さいました。
教えていただいた後すぐにノートをとり、なんとかわかった気分。
2009年度 秋季特別展「 銅鐸 -弥生時代の青銅器生産- 」の二室で一時間半から二時間を楽しむことができました。
銅鐸 を見学した後は,常設展に向う。
橿原考古学博物館の常設展については後日記録したいと思います。
最後までおつきあい下さいました皆様,ありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
また博物館の中でご親切にして下さいました関係者の皆様,ありがとうございました。
この場を借りまして,御礼申し上げます。
皆様,ありがとうございました。
乱鳥合掌
【橿原考古学博物館の公式HPによる
2009年度 秋季特別展「銅鐸 -弥生時代の青銅器生産- 」のご案内内容 ▼】
弥生時代を象徴する青銅器である銅鐸は表面に鋳出された絵画などから農耕祭祀に関わる道具と考えられています。それと同時にその立体的で、優美な姿は弥生時代の青銅器鋳造技術の結晶です。奈良県内では、銅鐸が破片も含め28点、鋳型は田原本町唐古・鍵遺跡から発見されています。
今回の特別展では、銅鐸の鋳型や青銅器生産に関連する資料から弥生時代の青銅器生産に迫ります。また、銅鐸に残された製作痕跡から製作技術について紹介します。
会 期: 2009年10月3日(土)~11月23日(月・祝)
開館時間: 午前9時~午後5時(ただし、入館は午後4時30分まで)
休 館 日:毎週月曜日 10月13日(火) *会期中の祝日は開館
入 館 料:大人 800円(500円)、高校・大学生 450円(350円)、
小・中学生 300円(250円)、()は20名以上の団体料金
主 催:奈良県立橿原考古学研究所附属博物館
文化庁