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乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

友人からの電話は吉(例顔見世興行)をもたらす。

2009-11-28 | 舞台・音楽 雑感メモ

(写真は京都の八坂神社.仮名手本忠臣蔵・・・*^^*)





 朝8時。電話がかかる。

 受話器からは明かるい友人の声。

「おっはよぅ。夜よね.夜。」
っと、テンションが高い。彼女は和服美人。

「席はまかしてね。とらないでよ。一緒に行こ。」

 どうやら、顔見せのことらしい。

「年末はいそが・・・。」
という私の声をさえぎり、

「いいからいいから。私のでいいでしょ。さいなら~。」

 受話器は切れた。忙しい人である。

 ま、いいか。彼女なら、間違いなし。

 私は自分のヒラヒラの友の会カードを取り出して、にんまりと笑う。

 友とはありがたいものだ。

 私は彼女のおかげで、師走に向けての重い腰を上げた。


京都四條南座

京の年中行事
當る寅歳 吉例顔見世興行
        東西合同大歌舞伎

平成21年11月30日(月)~12月26日(土)


    夜の部

第一 天満宮菜種御供(てんまんぐうなたねのごくう)

   時平の七笑

            藤原時平  我 當
           判官代輝国  進之介
            頭の定岡  亀三郎
            藤原宿祢  亀 寿
            三好清貫  薪 車
            春藤玄蕃  亀 鶴
           左中弁希世  竹三郎
            菅原道真  彦三郎




第ニ 新古演劇十種の内 土蜘(つちぐも)

       僧智籌実は土蜘の精  菊五郎
             源頼光  時 蔵
            侍女胡蝶  菊之助
           渡辺源次綱  愛之助
            坂田公時  権十郎
            碓井貞光  男女蔵
            ト部季武  亀三郎
             巫子榊  梅 枝
            番卒次郎  團 蔵
            番卒藤内  松 緑
            番卒太郎  翫 雀
            平井保昌  梅 玉




第三 助六曲輪初花桜(すけろくくるわのはつざくら)

   三浦屋格子先の場

           花川戸助六  仁左衛門
           三浦屋揚巻  玉三郎
        くわんぺら門兵衛  左團次
            通人里暁  翫 雀
          福山のかつぎ  松 緑
           三浦屋白玉  菊之助
            朝顔仙平  愛之助
        三浦屋傾城八重衣  吉 弥
            同 浮橋  宗之助
            同 愛染  亀 鶴
           遣手おたつ  竹三郎
           若衆艶之丞  團 蔵
             母満江  東 蔵
            髭の意休  我 當
          白酒売新兵衛  藤十郎




第四 石橋(しゃっきょう)

            獅子の精  翫 雀
            獅子の精  愛之助
コメント (4)
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141; 『河原巻物』 ものと人間の文化史 26  盛田嘉徳 著  法政大学出版局

2009-11-28 | 民俗学、柳田國男、赤松啓介、宮田登、折口信夫



記録だけ  


2009年度 141冊目  



  『河原巻物』 ものと人間の文化史 26

 

 盛田嘉徳 著

    メモ

    盛田嘉徳 1912ー1981

    富山生まれ 早稲田大文学部卒

    大阪教育大学教授・文学博士

 法政大学出版局

 1978年2月20日

 1988年10月10日

 P.127 2000円(+税)



 本日『河原巻物』 ものと人間の文化史 26を読了。

 先日から5、6冊を併読していたせいか、気が読書以外に散っていたいか、間を置いての読書は3週間以上がかる。

『河原巻物』は日本中質の良し悪しに関わらずずいぶん多く残っているという。

 字を知らない人も形をたどって書き写したという『河原巻物』

 彼らにとって『河原巻物』は一体どういった意味が有ったのだろうか。


 そもそもこの本を選んだ理由は伝統芸能の立場を知りたいがためであった。

 動機が不純といわれそうだが、芸能の好きな私である。これは致し方が無い。

 著者盛田嘉徳さんは『中世と雑芸能の研究』(雄山閣)も書かれているのだから、この項目は詳しく、満足できる。

 個々の民俗学の本や古文書を研究しておられる方のY先生のお話を思い浮かべながらこの本を読むと、何となくぼんやりとわかる気がする。

 単に職業などを連ねるにのではなく論理的で背景から解き描き上げられた秀作。

 学者の書き上げられた書物という気がする。




 
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冬を歩く

2009-11-28 | お出かけ



       冬を歩く




 こんな 冬を見た

 緑豊かな 恵まれた畑

 秩序正しい 畝

 あ、赤蕪だ そしてあれは おだい

 土から顔を出す 息吹ある野菜たちの向こうで

 陽水と 土に生きる人を見た




                  おだい=大根です。  

                  2009年11月26日 奈良にて


  
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お漬け物用?切らない切り干し?用途はわかりませんが、大根干し。

2009-11-28 | 乱鳥徒然 Rancho's room.


    

 先日、畑に干したお大根を見ました。

『まぁ、かわいらしい。』
と、内心ほくそ笑みながら、カメラに収めました。

 すると
「今、大根の写真を撮りましたよね!AHO子さんは都会の生まれですか?」
とお尋ねになります。

 都会という訳ではありませんが京都であることを伝えると、
「京都市内?」
「京都市内のどこですか?」
「生まれたのも◯京区?」
「育ったのも◯京区?」
といった具合にお尋ねになります。

 別段隠す必要もないし、京都には愛着も有りますので正直にのべました。

 わたくしは不思議な感じが致しました。

 京都ではこういった会話は成立しません。

 私はよくは存じ上げません。

 しかしながら、奈良ではこういった会話が名刺変わりになる場合が多いのです。

 私は相手様のお生まれなどを聴かないことを礼儀としています。

 ですから、お尋ねになった方がどこのお生まれの方かは存じ上げません。

 おっしゃりたい方は、自ら自分のお住まいを語られる方が多いのもここに住んでの特徴です。


 奈良にこしてきた頃には理解しがたい不思議な会話でした。

 ですがここ二年ばかり民俗学の本で遊んでいますので、宮座など今も残る村人の感覚がうすらぼんやりと感覚的にわかり始めてきました。

 難しい話ですのでわたしにはよくわからないのですが、就職問題や障害者問題や老人問題などそういったこともみんなひっくるめて、みんなが幸せに生きることができる世の中にしたいものですね。
 


 ところで、


       写真の大根はお漬け物の下準備でしょうか?

       大きいままの切ってない「切り干し大根」にするのでしょうか?


 以前講義で
「モミ(米)洗い云々」
とおっしゃっていたので、
「モミ洗いとは呪術的な行為ですか?」
と授業のあとに質問すると。
「米を撒く前に洗うのです。」
と不可思議そうに教えて下さいました。
 あれ以来、わたくしは素朴な疑問が聞けないでいます。


 大根干し、かっこいいなと思います。

 私もやってみたいなぁと思いましたが、用途はわかりません@^^@

                          こりゃ!だめじゃん。


 
コメント (1)
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