乱鳥の書きなぐり

遅寝短眠、起床遊喰、趣味没頭、興味津々、一進二退、千鳥前進、見聞散歩、読書妄想、美術芝居、満員御礼、感謝合掌、誤字御免、

『ニンゲン御破産 松尾スズキ×中村勘三郎』と『ニンゲン御破算 阿部サダヲ×岡田将生×多部未華子 作・演出・出演 松尾スズキ』を続けて観る。観覧ご、松尾スズキさんの舞台が見たいねと夫と話していた。

2018-12-30 | TVで舞台


 『ニンゲン御破産 松尾スズキ×中村勘三郎』と『ニンゲン御破算 阿部サダヲ×岡田将生×多部未華子 作・演出・出演 松尾スズキ』を比較しながら続けて観る。
  

 松尾スズキさん



 
 家族とともに、『ニンゲン御破産 松尾スズキ×中村勘三郎』と『ニンゲン御破算 阿部サダヲ×岡田将生×多部未華子 作・演出・出演 松尾スズキ』を比較しながら続けて観る。

 はじめに、『ニンゲン御破算 阿部サダヲ×岡田将生×多部未華子 作・演出・出演 松尾スズキ』を見たのだが、面白過ぎて、止まらない。

 夫も私も、中村勘三郎さんのも見ちゃおうという同意見で、あらかじめ録画しておいた『ニンゲン御破産 松尾スズキ×中村勘三郎』を見た。

 またそれぞれに個性的な役者さんが出演されており、それぞれに面白い。

 それぞれが別の舞台であり楽しめたと同時に、脚本を軸に展開される舞台の重要性にも気づかされる。

 台詞は本筋、お同じ部分も多いが、演出や役者さんたちの個性や工夫により、自由な部分はかなり広がりを感じさせ、泳がれている。

 
 歌舞伎や安部公房スタジオでは同じ演目や劇を複数回観たことがある。

 その時により、観客も役者さんも感じが変わり、舞台は随分と違う。

 そして今回の『ニンゲン御破産 松尾スズキ×中村勘三郎』と『ニンゲン御破算 阿部サダヲ×岡田将生×多部未華子 作・演出・出演 松尾スズキ』のように、違う舞台では当然ではあるが、別物になるから面白い。


 先日は『GoGo!ボーイズ』を見た。

 そして今回二つの芝居を楽しんだあと、松尾スズキさんの演出・出演の舞台が見たいねと夫と話していた。


 




  いかのデーターは全てwowow公式HPより

       ▼

  『ニンゲン御破産 松尾スズキ×中村勘三郎』

 松尾スズキが十八代目中村勘三郎(当時:勘九郎)に当てて書きおろした2003年の伝説の幕末大河ドラマ。


 鬼才・松尾スズキ作・演出。歌舞伎界の寵児・十八代目中村勘三郎(当時:中村勘九郎)を迎えて、松尾スズキが初めて手掛けた幕末時代劇だ。舞台は幕末から明治にかけての混沌とした時代。芝居好きの侍・加瀬実之介は侍の身分を捨て、狂言作者を目指し、鶴屋南北と河竹黙阿弥へ弟子入りを志願。加瀬の抱く夢を中心に、多彩な登場人物によって繰り広げられる嵐のような歌舞伎の物語。幕末という波乱の時代に翻弄され、真の自分を見失っていく人間の姿を独特なタッチで描く。毒と笑いの松尾ワールドをたっぷり堪能したい。
【ストーリー】
舞台は幕末。芝居好きの侍・加瀬実之介(中村勘三郎)は、人気狂言作者・鶴屋南北(松尾スズキ)、河竹黙阿弥(宮藤官九郎)のもとを訪れ、弟子入りを志願する。加瀬はそこで自分の人生に関わる人間たちの物語を話し出すのだが…。加瀬の夢は叶うのか?そして時代の嵐に翻弄されるニンゲン達の行く末は?


演目
ニンゲン御破産
収録日・収録場所
2003年2月19日/東京 Bunkamuraシアターコクーン
出演
中村勘三郎
田畑智子
阿部サダヲ
吹越満
松尾スズキ
宮藤官九郎
秋山菜津子
小松和重
片桐はいり
浅野和之
伊藤ヨタロウ
池津祥子
猫背椿
皆川猿時
村杉蝉之介
荒川良々
近藤公園
平岩紙
少路勇介
田村玄一
植田裕一
野呂彰夫
岸建太朗
ドロレス・ヘンダーソン
萩尾麻由
山本将人
竹厚誠
星野源
桃山由希絵
康本雅子

スタッフ
演出
松尾スズキ



   『ニンゲン御破算 阿部サダヲ×岡田将生×多部未華子 作・演出・出演 松尾スズキ』


 Bunkamura30周年&大人計画30周年記念!
 ニンゲン御破産×ニンゲン御破算


 松尾スズキが十八代目中村勘三郎に当てて書いた伝説の幕末大河エンターテインメント。15年ぶりに阿部サダヲ、岡田将生、多部未華子ら最高の俳優陣でよみがえった。

 主人公・実之介を演じるのは、15年前の初演時の勘三郎と同年齢となった阿部サダヲ。映画、ドラマと活躍を見せる個性派俳優だが、本作でも圧倒的な存在感を見せている。共演は、松尾作品の「ゴーゴーボーイズ ゴーゴーヘブン」で一人二役を演じ、確かな演技力を見せた岡田将生、松尾のミュージカル作品「キレイ―神様と待ち合わせした女―」で力強い歌と踊りでみごとに演じ切った多部未華子。ほかにも、荒川良々、皆川猿時、平岩紙、ノゾエ征爾、平田敦子など、人気実力ともに兼ね備えた顔ぶれがそろった迫力のステージは必見。

 松尾スズキが十八代目中村勘三郎に当てて書いた伝説の幕末大河エンターテインメント。15年ぶりに阿部サダヲ、岡田将生、多部未華子ら最高の俳優陣でよみがえった。
2003年、松尾スズキが初めて時代劇に挑み、十八代目中村勘三郎(当時:中村勘九郎)に書き下ろした舞台「ニンゲン御破産」を、新キャストを迎えタイトルを1文字変えて再演。幕末の江戸を舞台に、狂言作者を夢見るひとりの侍とその人生に関わるニンゲンたちを描き、複雑な多重構造、歌や踊りが用いられた超大作エンターテインメント作品を放送する。
【あらすじ】
時は幕末、江戸の街。大の芝居好きで、家も侍の身分も捨てて狂言作者を志す加瀬実之介(阿部サダヲ)は、人気狂言作者の鶴屋南北(松尾スズキ)、河竹黙阿弥(ノゾエ征爾)のもとへ弟子入り志願する。2人から散々駄目出しされ、南北から「あなた自身の話の方が面白そうだ」と言われた実之介は、自分の人生に関わるニンゲンたちの物語を語りだす。
松ヶ枝藩勘定方を務めていた実之介は、藩から密命を受けていた。天保の改革以降、財政が逼迫しひそかに偽金作りを行なっていた藩は、公儀の目が厳しくなってきたため、その偽金作りの職人たちをすべて斬り捨てろというのだ。渋々職人たちをあやめる実之介は、その様子をマタギの黒太郎(荒川良々)と灰次(岡田将生)の兄弟に目撃されてしまう。2人は黙っている代わりに、自分たちを侍にするよう取引を持ち掛ける。そこへ黒太郎の幼なじみで、吉原の遊郭へ売られていく道中のお吉(多部未華子)が駆け込んでくる。

収録日・収録場所
2018年6月13日/東京 Bunkamuraシアターコクーン

出演
阿部サダヲ
岡田将生
多部未華子
荒川良々
皆川猿時
小松和重
村杉蝉之介
平岩紙
顔田顔彦
少路勇介
田村たがめ
町田水城
山口航太
川上友里
片岡正二郎
家納ジュンコ
菅原永二
ノゾエ征爾
平田敦子
松尾スズキ

スタッフ
作・演出
松尾スズキ

コメント
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