ドラマ『川のほとりで episode1〜5』平山秀幸監督 ベンガル 綾田俊樹 岸部一徳 倍賞美津子 山内圭哉 小泉今日子 他
ドラマ『川のほとりで episode1〜5』を見た。
ベンガルと綾田俊樹のなりきりにも思える役柄と軽快なアップテンポの台詞に見とれる。
帽子をとってみろだの、何をいれているのだだの、岸部一徳に容赦がない。
そのあろドラマは展開し、岸部一徳が、二人にズタズタに悪口を言われながらも、石のようにじっと聞いている。
挙げ句の果てには、禿げだの、顔が長いだのいう始末。
顔が長いと宣った役者は、(小虎河豚のようなちっこいお顔立ちの)綾田俊樹だと来たものだから、腹が立つのかパロディなのかと、もう一度綾田俊樹の面持ちを凝視する。
ところがどっこい。
さすがの岸部一徳。
娘と初老の婚約者(男)が帰って行く後ろ姿を見て、初めて帽子を脱いで、丁寧に深々とお辞儀をする。
ここで、薄くなった髪が生かされ、岸部一徳のお人柄と、父親の愛情がうかがえる。
岸部一徳の勝利である、と言っても、ドラマの中のあくまでも お話。
岸部一徳といえば、ザ・タイガースを思い浮かべる。
まだ一桁だった頃の私でさえも、テレビで見たことがある当時人気のあったグループ・サウンズ。
ザ・タイガースが別段好きではなかったが、彼らは京都出身なので意識をしていた。
今では岸部一徳は好きな役者の一人である。
ベンガルと綾田俊樹の将棋を打つ場面があった。
話の展開もさることながら、ベンガルの最後の表情と台詞がなんとも味わい深い。
「待っ……っ…」
episode2の小泉今日子が潔い。
小泉今日子ってこんな風な演じ方をする方だったんだと、感心し、好きになった。
広岡由里子が良い意味で面白すぎる。
この方の舞台を見てみたい。
山内圭哉が出ていたよ。
うしゃしゃ。
舞台が見たいヨォ〜。
全体を通して、東京の上野を思い浮かべ、安部公房氏の写真(ダンボールに入って寝ている人)を思い出す。
そして何よりも、全体を通して、この方達の舞台が見たいという願望が強くなった。
コロナめ!いざ!!… (いざ!!…の「…」は何なのよ???)
今回も見たというとりとめもない簡単な記録のみにて失礼いたしまする。
監督
平山秀幸
episode1
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綾田俊樹
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ベンガル
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成海璃子
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広岡由里子
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大窪人衛
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佐藤文吾
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監督平山秀幸
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脚本てっかんマスター
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音楽安川午朗
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制作協力オフィス・シロウズ
episode2
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綾田俊樹
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ベンガル
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小泉今日子
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山内圭哉
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山中崇
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原金太郎
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監督平山秀幸
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脚本奥寺佐渡子
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音楽安川午朗
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制作協力オフィス・シロウズ
episode3
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綾田俊樹
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ベンガル
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岸部一徳
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臼田あさ美
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瀧川鯉昇
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森下能幸
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広岡由里子
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戸部俊介
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音峯大樹
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監督平山秀幸
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脚本てっかんマスター
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脚本山田耕大
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音楽安川午朗
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制作協力オフィス・シロウズ
episode4
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綾田俊樹
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ベンガル
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監督平山秀幸
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脚本安倍照雄
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音楽安川午朗
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制作協力オフィス・シロウズ
episode5
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綾田俊樹
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ベンガル
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山田裕貴
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外波山文明
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村岡希美
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加藤啓
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渡辺梓
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岡部たかし
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林えりか
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監督平山秀幸
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脚本長塚圭史
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音楽安川午朗
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制作協力オフィス・シロウズ