春日大社 万燈籠再現 藤浪之屋(ふじなみのや)
ここを入ります。
中はこんな感じです。
以前、ここでは御仏様の御御足の元まで行けたのですが、万燈籠が再現されたことにより、中を回ることができません。
奥側も仕切りがあり、また入り口側も腰掛けが四つ置かれ、仕切りがなされていました。
上の写真には薄く、御仏様が写っております。(中央少し左上)
二度ばかり実際に夜に見たことのある春日大社の万燈籠。
春日大社 節分万燈籠 「釣燈籠」(18景+1)
春日大社 本殿外の灯 (12景)
ですが、このように由緒ある建物の中で再現されている万燈籠は、期間に限りがなく多くの方が楽しめて良いですね。
春日大社燈籠がたくさんあることで有名で、平安時代から現在まで奉納された燈籠がおよそ三千基あります。
春日の燈籠は数が多いだけでなく、歴史的な資料としても重要で現存する室町時代以前の燈籠の六割以上が春日大社にあると言われております。
2月の節分、8月14日・15日の年3回、すべての燈籠に浄火をともす春日万燈籠が行われており、この万燈籠神事を感じていただこうと、江戸時代まで神職の詰所であった藤波之屋を開放しました。
由緒ある建物の中で、万燈籠の幽玄の美を体験ください。 春日大社公式HPより
拙ブログにお付き合いくださいまして、ありがとうございます。
感謝申し上げます。
私も脇を通る時、春日大社の歴史を感じております。
拙句
千歳ふる人の願いと萬燈籠
春日大社は、初詣で来られたのですね。
「三笠山に出し月」ですか。複雑な心境を重厚に描かれていたのでしょうか。
「三笠山に出し月かも」
都の帰れると決まり、唐で読んだ歌とされていますね。唐に出ている月は都から登った同じ月だと喜んだにもかかわらず、嵐で結局船が他国に流されて、帰れなかったんでしたね。(最近、たまたま読み返したところでした^^)
無念だったでしょうに、最後に見た月はどのような心境でどんな歌をうたわれたのでしょうか。
* 唐国の望んだ月はけふも出て
(平城京の京と今日の懸詞)
毎回素晴らしい句に堪能させていただき、最近では、期待しているわたくしでございます。
楽しい時間をありがとうございます。