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現代のウィーン
現代のウィーン(whikipedhia )
1989年のベルリンの壁崩壊は、中欧におけるウィーンの持つ価値を蘇らせた。
150万人を切っていた人口は特に外国からの流入により再び増加傾向にあり、2030年ごろには再び200万人の大台を回復すると予想されている。
これは2004年に中東欧8か国が欧州連合に加盟したのに加えて、2007年にはルーマニアとブルガリア、2013年にはクロアチアが加盟、今後もセルビアをはじめとするバルカン諸国の加盟が見込まれるからである。
ウィーンには中東欧の経済的中枢として多くの多国籍企業が進出するようになったが、旧共産圏諸国のインフラが整うにつれて、企業の拠点としてプラハやブダペストなどとの競合も厳しくなっている。
このため2005年に法人税などが引き下げられた。
ウィーン市はバイオテクノロジー産業の育成に注力しており、Vienna Biocenter などを積極的に整備している。
またウィーンに拠点を置く金融機関が活発な買収を通じて中東欧での業務を拡大しており、中東欧における金融の中心としての地位をワルシャワと競っている。
他方、観光も相変わらずウィーンの重要産業である。
ICCAによる2016年の国際会議の開催件数では、パリに次ぎ世界第2位であった。
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