MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

台風がやって来る前のオニヤンマ撮り

2016年08月16日 | 昆虫

今晩から関東地方は荒れた天気になりそうです。

被害が出ない程度の大雨が首都圏の水瓶に降ってほしいものですね。

 

今日は連チャンでカワセミ狙い…とも考えましたが、今月は昆虫撮りに出かけていなかったので、虫探しに出かけることにしました。

場所は去年からあまり昆虫の出が良くないために足が遠のいている、J植物公園にしました。

ここなら昼食に蕎麦も食べられますしね。(^^)

…というわけで、予定通り9時半丁度に駐車場に到着。

入園料は1,250円。

高いじゃないかって?

いえ、これ年間パスポートの料金なんですよ。(シルバー料金ですけどね。一般は2,500円です。…念のため。)

 

この時期、いつも最初に行くポイントが“ブッドレア”のあるところです。

この花は蝶が好むので、いつもなら何かしら撮れるはず…なのですが、さあどうでしょう?

とりあえずモンシロチョウが吸蜜していました。

色が綺麗なのでとりあえず押さえておきます。

ブッドレアの花で吸蜜するモンシロチョウ  OM-D  E-M1 + M.ED40-150mm F2.8 PRO + MC-14    ISO800  1/1250  F4.5

隣の木を見たらキアゲハが同じように吸蜜を始めたので、そちらを撮る事にしてファインダーを覗き、シャッターを切ろうとしたら…。

突然、花の後に引き込まれたような感じでバタバタしているのが見えます。

近寄ってみると…。

こういう事でした。 ISO400  1/1600  F5.6

オオカマキリが花の影で狙っていたんですね。

こうなると、もうどうしようもありません。(^^;)

自然の掟とは言え“弱肉強食”、厳しいですね~。(-_-)

帰りに同じ場所を通ってみたら…。

木の下に右前翅が残されていました。…合掌!

 

予想通り蝶類は数が少なくて期待薄なので、ここではお馴染みのオニヤンマを見に行くことにしました。

いつもの所に行くと…いました、いました。

丁度ガマの穂にとまろうとしているところです。

ガマの穂にとまろうとしているオニヤンマの雄。 ISO800  1/800  F8

このオニヤンマ君、かなり近寄ってみましたが、逃げません。

時々こんなノンビリした性格のトンボがいるんですよね。

こんな時は迷わず複眼撮りにチャレンジ…って、(シマッタ~!)今日は三脚も、ストロボも準備して無かったんだよな~。

いつもなら使わないのを承知で、ストロボと小型の三脚に自由雲台を着けたものをバッグに挿しておくのですが、今日に限って…まあそんなもんでしょう。(-_-;)

こうなれば手持ち、自然光で“下手の鉄砲数打ちゃ…”しかありません。

レンズをマクロレンズに交換して、さあ「オニヤンマ君、逃げないでね。」

まずはこのくらいから。(撮影距離:46cm)  OM-D  E-M1 + M.ED60mm F2.8   ISO800  1/1000  F6.3

もう少し寄ってみました。 (撮影距離:約25cm)  ISO800 1/400 F8

このくらいの距離なら複眼が解像しているはずなので拡大してみます。

1400×1050pixでトリミング。

自然光でも何とか上手くいきました。(^-^)

今日の撮影は、これで終了です。

 

予定通り名物の蕎麦を食べてから帰ることにしました。

ここの蕎麦屋は全部で20数軒あるのですが、後3軒で全店制覇なんですよね。(自慢出来た話ではありませんが…。)(^^)

それぞれの店が違うスタイル、味なので、自分好みの店を見つけるのも楽しいかもしれません。

今日は未制覇の店では無く、量の多い蕎麦屋の『冷やし狸そば』に決めていました。

ここで食べていた時(時間が早かったのでかなり空いていましたが)ほぼオープンエアの入り口で、なんと!オニヤンマがホバリングをしています。

そのまま、かなりゆっくり私の前を通り過ぎ、厨房の窓から出て行きました。(ちょっとシャッターを切るには暗すぎました。)

私はオニヤンマに好かれているのかな?と思うことが良くあるんですよね。(いやホントに。) (^_^)v

 

コメント
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