9日の深夜(と言うか、早朝に)、ジャコウアゲハが羽化しました。
午前2時30分頃の羽化スタートでしたが、AM2時頃だろうと予想していたので、ほぼ正解。
でも、撮る側にとってはあまり嬉しい時間帯ではありません。
19時から1時間半ほど仮眠をとり、21時からカメラの前へ。
結果的にはもう2時間くらいは寝ておけば良かったですね。
気が付くと“意識が無い”と言うキツ~イ状態を繰り返しながら2杯目のコーヒーを飲み終わった2時半過ぎ、突然蛹が割れました。
例によって連続写真を合成します。
この5枚は、朝からの蛹の変化を記録したものです。
普通は3枚目くらいの状態から羽化するのですが、ジャコウアゲハはまだ変化が続きます。
これに前回騙されて、羽化を待たずに寝てしまい、撮影をミスしてしまうという苦い経験をしました。
蛹が割れた後、動画モードに切り替えている時にスンナリと出てきてしまったので、体が抜ける瞬間を撮り損ないました。
一つのカメラで動画と同時撮影をしているので、こういう事も起こります。
4時30分 翅を伸ばしている間に一眠りして、様子を見たら美しいジャコウアゲハが…。
今回も雄のようです。
5時45分 飛び立つ前に翅を広げて乾かします。
カラスアゲハをスマートにしたような姿でしょうか。
気温が上がって9時過ぎ、ベランダから元気に飛び立っていきました。
今回の羽化撮影を自己採点すると、100点満点で70点位かな?
やはり決定的瞬間は両狙いをしないほうが確実ですね。
いつも解ってはいるのですが、欲が出て…。(うまくいくことも多いのです。)
この後、21時に最後の幼虫が蛹になりました。
羽化は来週末になるはずです。
これで一応、今年の生態写真は終わりになるはずです…が。
さて…?