先週、今年初の狭山丘陵に出かけて、思いがけなく“アオバセセリ”との出会いがありました。
ピラカンサとカワセミがとりあえず一段落したので、今年もボチボチ昆虫撮影を再開しようと思います。
またアオバセセリに会えると良いのですが、そう簡単にはいきません。
それでも“ヒオドシチョウ”の前蛹や蛹が見られたので、蝶の季節はもう始まっているようです。
トンボは2週間ほど前にピラカンサ池で“コオニヤンマ”らしき姿を見かけたので初トンボではありませんが、ここにはこんなトンボがいました。
丁度、雄雌両方いたので上げてみます。
さて、このトンボの名前は?
こちらが雄です。 ISO640 1/1600 f/8 OLYMPUS E-M1X + 40-150mm 1:2.8 PRO + MC-14
こちらが雌。 ISO640 1/1600 f/8
おそらく、「なんだ、“シオカラトンボ”じゃないか。」と思われた方が多かったのでは?
でも違うんですね。
これは同じ“トンボ科” の“シオヤトンボ”と言います。
違いはシオカラトンボのほうが腹部が細くて、先端1/3程が黒くなっています。
この“シオカラトンボ”“シオヤトンボ”そして“オオシオカラトンボ”の3種類をチラ見で区別が付いたら、かなりの“トンボ通”ですよ。
チョウもすでに“アゲハ”や“ジャコウアゲハ”が姿を見せてくれていますが、里山にはこんな蝶たちも出ていました。
“イチモンジチョウ” ISO400 1/500 f/5.6
都内でもよく見る“コミスジ”です。 ISO400 1/320 f/8
今回、一番良く飛んでいた“ダイミョウセセリ”です。 ISO400 1/1250 f/5.6
翅を開いてとまるのが特徴のセセリチョウです。
最後に『弱肉強食』の世界を1枚
何か昆虫を捕らえて、体液を吸っているところでしょうか? ISO400 1/250 f/8
これは“シオヤアブ”かな?と思ったらちょっと違うようです。
調べてみたところ、腹部に産卵管のようなものがあるので、ムシヒキアブの仲間“マガリケムシヒキ”の雌ようですが…。(未同定)
色々な木の葉に、これまた色々な毛虫や芋虫などが見られました。
もう間もなく昆虫達のシーズンが本格的に始まります。