MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

狭山丘陵の昆虫達

2019年05月17日 | 昆虫

先週、今年初の狭山丘陵に出かけて、思いがけなく“アオバセセリ”との出会いがありました。

ピラカンサとカワセミがとりあえず一段落したので、今年もボチボチ昆虫撮影を再開しようと思います。

またアオバセセリに会えると良いのですが、そう簡単にはいきません。

それでも“ヒオドシチョウ”の前蛹や蛹が見られたので、蝶の季節はもう始まっているようです。

トンボは2週間ほど前にピラカンサ池で“コオニヤンマ”らしき姿を見かけたので初トンボではありませんが、ここにはこんなトンボがいました。

丁度、雄雌両方いたので上げてみます。

さて、このトンボの名前は?

こちらが雄です。 ISO640  1/1600  f/8    OLYMPUS E-M1X + 40-150mm 1:2.8 PRO + MC-14

こちらが雌。 ISO640  1/1600  f/8 

おそらく、「なんだ、“シオカラトンボ”じゃないか。」と思われた方が多かったのでは?

でも違うんですね。

これは同じ“トンボ科” の“シオヤトンボ”と言います。

違いはシオカラトンボのほうが腹部が細くて先端1/3程が黒くなっています。

この“シオカラトンボ”“シオヤトンボ”そして“オオシオカラトンボ”の3種類をチラ見で区別が付いたら、かなりの“トンボ通”ですよ。

 

チョウもすでに“アゲハ”“ジャコウアゲハ”が姿を見せてくれていますが、里山にはこんな蝶たちも出ていました。

“イチモンジチョウ” ISO400  1/500  f/5.6

 

都内でもよく見る“コミスジ”です。 ISO400  1/320  f/8

 

今回、一番良く飛んでいた“ダイミョウセセリ”です。 ISO400  1/1250  f/5.6

翅を開いてとまるのが特徴のセセリチョウです。

 

最後に『弱肉強食』の世界を1枚

何か昆虫を捕らえて、体液を吸っているところでしょうか? ISO400  1/250  f/8

これは“シオヤアブ”かな?と思ったらちょっと違うようです。

調べてみたところ、腹部に産卵管のようなものがあるので、ムシヒキアブの仲間“マガリケムシヒキ”の雌ようですが…。(未同定)

 

色々な木の葉に、これまた色々な毛虫や芋虫などが見られました。

もう間もなく昆虫達のシーズンが本格的に始まります。

コメント
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