MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

OM-D E-M5 MarkⅢ でカワセミのホバリングを撮ってみました。

2020年02月14日 | カメラ関連

下流のカワセミが引き続き好調なホバリングを見せてくれているので、今日は機材を変えてみることにしました。

今日使うのは、昨年の11月に発売され、春からの昆虫撮影に使う予定だった『OLYMPUS E-M5 MarkⅢ』です。

実は予定通り購入したものの…、(とは言っても、旧型のMarkⅡとレンズの下取りで、1円も出費をせず済んだのですが。)

購入後は一度だけフィールドでチェックをしただけで、写真は殆ど撮っていなかったのです。

つまり実質的には今日が初使用と言って良いと思います。

おそらく「あれっ???」と言うことが何度かあるだろう…という事は覚悟して、日の出ちょっと前に到着。

急いだにもかかわらず、雌カワセミは既にやって来ていました。

カメラのチェックをする時間も無くスタンバイ。

レンズは ED300mm F4.0 IS PRO に、とりあえずテレコン MC-14をセット、これで換算値840mmになります。

さすがに日の出時刻では光量が足りず、ISO値が上がってしまうので、ノイズがどれほど出てくるかが心配です。

まあこれもテストですから…。

露出はマニュアルで、SS:1/200   F:5.6(開放) ISO:AUTO のはずが指で触ってしまったらしく、絞りがF/6.3になっていました。(ドジ!)

最初のホバリングから

6時39分 ISO4000  1/200  F6.3

なるほど…、ISO4000だとこれくらいノイズが入るんですね。

 

連続ホバー。

6時39分 ISO3200  1/200  F/6.3

ISO3200になっていましたが、ノイズの状況はあまり変わりません。

このくらいの絵ですと、いつもの5枚組にするまでも無いので、これくらいにしておきましょう。

(3~6回目は省略)

 

日が当たり始めたので、テレコンをMC-20に変更。

これで換算値は1200mm、絞りは開放でもF8.0です。

さあどうなるでしょう?

とりあえず、石にとまったところを1枚。

8時03分 ISO640  1/320  F/8

AFは思ったより遅くなりません。

私個人の感覚ですが、このスピードなら飛びこみにも使えそうな気がします。

 

9時前に待望のロングホバー。

待ってました!

8時52分22秒~31秒 ISO640  1/320  F8 (77連写の内5枚)

⑤を2800×2100pixで切り取り

これくらい写っていれば、よろしいんじゃないでしょうか?

 

8時53分44秒~48秒 ISO500  1/320  F8(25連写の内5枚)

④を2800×2100pixで切り取り

バックが派手ですが、これ、対岸のビニールシートやフェンスです。(…残念!)

 

初(?)使用の感想を申し上げれば、ホバリングのような撮影にも十分使えそうな『OLYMPUS E-M5 MarkⅢ』でした。

何しろボディが360gですから300mm+MC-14 でも合計約1740gです。

山歩きの時には軽いレンズを着けるので、OM-Dシリーズは助かります。

とはいえ、今日のようなカワセミの飛びものに関しては、やはりCANON、NIKONの上級機種…でしょうね。

でも時々はこんな使い方も結構楽しいと思いました。

又折を見てトライしたいと思います。

10時半終了。

 

 

 

 

コメント
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