前々回の記事で上げたアカボシゴマダラの卵が、予想より早く昨日孵化しました。
アカボシゴマダラの孵化は以前にも5回ほど撮っていましたが、いずれも深夜から早朝に始まりました。
ところが今回、卵に穴が空いたのを見つけたのは昨日の13時15分頃でした。
蝶の孵化、羽化などは早朝が多いので、これはレアなケースです。
深夜から早朝が多いのは、おそらく変態後、動けないうちに鳥などの外敵に襲われにくくするためなんでしょうね。
今回は新しいOM SYSTEM の90mmMACROで最短撮影距離での撮影も試すつもりでした。
撮影機材:OM-1 + ED90mm F3.5 MACRO IS PRO + FL700WR(フラッシュ)(ディフューザー使用)カメラはマクロスライダーにセット
まずはほぼ最短距離、最小絞りでの撮影は、ノートリミングでこんな感じになります。
ISO200 1/250 f/22(最小絞り)5184×3888pix → 800×600pixに縮小 ※最短距離より若干余裕を持たせてあります。(カメラを移動させて幼虫の動きに合わせるため)
約1mmの卵をこの大きさでノートリ撮影出来るのですから、やはり1:2のマクロは有り難いですね。
次からは卵に穴が空いてから卵の殻をを食べ終わるまで、連続写真の中から8枚を選んでみました。
ISO200 1/250 f/22 (2800×2100pixでトリミング)
このアカボシゴマダラの羽化撮影で一番面倒なのは、とにかく時間がかかることです。
今回は最初に穴が空いたところから、頭が出てくるまで(1枚目から4枚目まで)6時間半もかかりました。
過去に同じ撮影をした時は、平均4時間くらいだったとの記憶があります。
因みにアゲハはせいぜい20分くらいなので、どれほどノンビリしているの?って感じですよね。
まあそれでも目的は果たせたので満足です。
また何か機会があったら、別の蝶で試して見たいと思います。
やりましたね
お疲れ様です
時間がかかるのですね
シイタケのような頭?がユーモラスですね
又珍しいものを見せていただき有難うございます
おはようございます。
この幼虫は孵化に時間がかかるので、撮り逃がすことが少ないため、その点は楽ですね。
この椎茸頭は1齢幼虫だけで、2齢以降は角のある可愛いコアラ顔になるんですよ。(同種のオオムラサキなども同じです)