MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

昆虫達の状況は?

2023年09月11日 | 昆虫

昨日、ピラカンサ島の剪定、草刈り作業に参加された皆様、お疲れ様でした。

今年は前日に雨が降り、おまけにこの暑さ…最高に厳しい状況だったと思います。

メンバーも毎年高齢化が進み、パワーが落ちているので(なにしろ60代は若手ですから)若者の参加を期待したいですね。

 

いつもなら一日休んでカワセミ狙いと行くところなのですが、さすがに今朝は早起きする気は無し。

それでも思ったより身体にダメージがないので、今日は遅出で立川の昭和記念公園に出かける事にしました。

天気予報でも猛暑日までにはならないようです。

特にお目当ての昆虫は無く、歩きながら見つけた蝶などを撮っていくつもりです。

公園北の『砂川口』から園内へ。

久し振りに来て驚いたのは、駐車料が900円に上がっていたこと。

それから数年前に比べて園内の手入れがされていないように感じました。

以前なら池の縁まで近づいてトンボなどを撮れた場所が、雑草が生い茂って近寄れません。

これもコロナのせいで、作業する人が不足しているからかもしれませんね。

当然予想通り、昆虫の数も少なく寂しい限りです。

 

ではとりあえず蝶から並べていきます。

撮影機材:OM-D EM-1 MarkⅢ + ED40-150mm F2.8 PRO + MC-14

イチモンジチョウ ISO1250  1/250  f/5.6 焦点距離:135mm

およそ5年ぶりに出会いました。

 

ツマグロヒョウモン♂ ISO400  1/320  f/8 焦点距離:140mmあの

これからの季節は、この蝶が一番目立つようになります。

 

ヒメアカタテハ ISO640  1/1000  f/5.6 焦点距離:150mm

これもよく見かける蝶ですね。

 

ところで、白いモンキチョウってご存じですか?

蝶を撮っている方なら「常識だよ」って言われるかもしれませんが、案外知らない人が多いんですよね。

次の写真をご覧下さい。

モンキチョウ(交尾拒否) ISO640  1/1600  f/5.6 焦点距離:90mm

 

これはムラサキツメクサにとまっているモンキチョウの雌に雄が交尾を迫っているところです。

雌が腹部をあげているのは、“交尾拒否”のポーズです。

この雌、白いですよね。

つまりモンキチョウの雄は黄色だけですが、雌は黄色型と白色型の2種類がいます。

白くてもモンシロチョウじゃないんですよね。

 

蝶ではありませんが、蛾の仲間を。

オオスカシバ ISO200  1/640  f/5.6 焦点距離:150mm

ホバリングしながら吸蜜しているところを見たことがあると思います。

でもこれ、スズメガの仲間なんです。

他にはクロホウジャクとかホシホウジャクなどもよく見られます。

 

最後はトンボを3点

キイトトンボ ISO1600  1/400  f/8 焦点距離:190mm

10数年前、初めてここで撮った時から変わらずに見られてホッとしました。

 

マユタテアカネ♂ ISO1600  1/400  f/8 焦点距離:210mm

このトンボも夏の終わりに近くなるとよく見られる小型の赤トンボです。

 

ショウジョウトンボ♂ ISO1250  1/400  f/8 焦点距離:210mm

成熟すると頭部まで真っ赤になりますが、何故かアカネ族には入らないそうです。

 

もう少し回れるかな?と思ったのですがやはり暑くて熱中症になったら洒落にならないと思い、これにて終了。

次は何処に行こうかな?

 

コメント
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