カワセミを撮りに行く池にある大きなピラカンサは、秋に赤い実を付けますが、花は丁度この季節に咲きます。
しかし、割とすぐ茶色くなってしまうので、満開の花を美しく見ることが出来る期間はかなり短いようです。
「おそらく今週が見頃だろう。」ということで、いつもより早く6時前に到着したのですが、晴れと言っていた天気予報は見事に外れ、弱い霧雨が降っている状態でした。(T_T)
しかたがないので途中で買ってあった“朝マック”を車の中で済ませてから、ゆっくり出かけました。
花が白いので、曇りの方が白飛びしにくいため、晴れていないことはありがたいのですが、さすがに雲が厚く暗い状況です。
ノイジーになるのは承知の上で、ISOを1000まで上げて撮ることにしました。
午前6時35分、まだ弱い霧雨が降っていました。 でも、落ち着いた感じで悪くはありませんね。 ISO1000 1/500 F4
午前11時10分、薄日が差しています。 これ以上日差しが強いと、キツイ感じになりそうです。 ISO500 1/1250 F6.3
これは先週撮った写真です。 今日は留まりもの3態でした。 ISO500 1/1250 5.6
機材 EOS7D + EF300mm F2.8 + EF1.4×Ⅲ
ピラカンサは、明後日頃、満開になりそうです。(^^)
一つの対象を追いかけ続けていると、「こんなシーンを撮りたい。」と思うようになってきますよね。
いつも通って来る常連さん達も、皆さんそれぞれこだわりの目標があるようです。
私もカワセミを追いかけて約1年半、飽きずに撮り続けていますが、さすがにただ撮るだけでは満足できなくなってきています。
私が狙っているシーンの一つに、バックが暗く落ちた状況でのホバリング、というのがあります。
先週、ついにその状況になったのですが、出来上がった絵を等倍に伸ばして見てガックリ。
ジャスピンじゃなかったんですね~。(T_T)
途中で一度ピントを合わせ直す余裕があったのに、何故かピントが来ていませんでした。
(ただ、このブログは写真があまり大きくできないので、良く解らないかもしれません。)
ISO800 1/1000 F/5.6 (3900×2600pixでトリミング)
もしジャスピンだったら、今年のお気に入りBEST10に入ったと思います。
ISO500 1/1000 F/6.3 (3900×2600pixでトリミング)
これは、かなり良い写真です。 でも一つだけ残念なのは、魚の向きが逆なんですね。(シッポじゃなくて頭が見えていれば…) 「贅沢言うな。」と、怒られそうですが、あくまでも拘りの写真ですので…。(^^;)ゞ
2月にシャッター間隔0.125秒の動きについて書いたことがありましたが、この短い時間のわずかなズレで写真の善し悪しが決まってしまうということを、このところ痛切に感じています。
例えば…。
水中から出た瞬間です。 これだと、なんだか良く解らない状態ですよね。(^^)
EOS7D + EF300mm F2.8 + EF1.4× ISO400 1/1250 F7.1 ( 3000×2000pixでトリミング)
連写の次のコマです。 つまりこの2枚の時間差が0.125秒ということです。
想像以上に動いていると思いませんか?
2枚目は悪くないのですが、もしこの2枚の中間でシャッターが切れていれば、おそらくキャッチライトも入って文句なしのショットになっていたはずです。
でも、それに合わせてシャッターを切ることが出来る人はいないでしょうね。
つまり、水中から飛び出すシーンは、「まぐれの要素があってこそ」だと言うことが解ります。
そのまぐれを求めて、またカワセミ池に通うことにします。(^^;)ゞ
今年はいつまでたっても寒気の到来が終わらず、北海道では雪まで降っているような状況です。
それでも確実に春は進んでいるようですね。
昨年の4,5月はチョウの孵化、蛹化、羽化などを撮っていたため、あまり屋外で昆虫や野鳥を撮っていませんでした。
今年もGWに遠出する気はないので、近場の公園に昆虫の様子を見に行ってきました。
ポピーの丘はまだ2~3部咲きでしたが、あまり撮らない花の写真などを1枚。(^^;)
E-M5 + LUMIX G VARIO 100-300mm ISO200 1/800 F5.6
E-M5 + ED65mm Macro ISO200 1/4000 F2.8
どちらかというと、私にはこちらの方がシックリ来ます。(^^)
E-M5 + LUMIX G VARIO 100-300mm ISO200 1/1600 F5.4
この時期お馴染みのヨツボシトンボです。 腹部の透き通った感じが特徴です。
他にはヒメウラナミシジミなどが例年通り見られました。
今月は、昆虫とカワセミ、半々で行くことになりそうです。