MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

OLYMPUS TG-4 マクロ撮影 その2

2015年08月11日 | 昆虫

前回に引き続き、今日もTG-4のマクロ機能を試してきました。

先週、ショウジョウトンボでテスト撮影をした時、今年、マユタテアカネがいる場所を見つけておきました。

マユタテアカネはアカネ族の中では小型のトンボですが、個眼が大きいので複眼撮影のテストに向いているんですよね。

(顔の前の黒い模様が人間の眉の形に似ているので、この名前が付いたらしいです。)

それに、まだ未使用の×1.7テレコンを使ってみたかった…ということもあります。

当初、テレコンを買う気は無かったんです。

ところが、予約特典みたいな形でコンバータアダプターが無料だったため注文してしまったのが間違い…?

なんだかOLYMPUSさんの作戦に乗ってしまったようで…。(^^;)

でも、換算値170mmでマクロが撮れると、画質さえ良ければ、とても有り難いんですよね…。(とはいえ、あまり大きな期待はしていません。)

さあ、結果はどんなもんでしょう?(^^)

OLYMPUS TG-4  マクロモード + ×1.7テレコンバータ  ISO800  1/250  F4.9    Lightroom6 で現像

う~ん、やっぱり予想通り、こんなところでしょうね~。(^^;)

現像時に結構調整しているのですが、拡大するとかなり厳しいです。

まあ、このサイズなら見られないことはありません。

しかし今回も比較で撮ったE-M5+60mmマクロの作例と比べてみると…。

(上のモデルさんは逃げちゃったので、別のマユタテアカネになってしまいました。)

E-M5 + M.ED60mm F2.8 Macro    ISO400  1/60  F5.6  (2000×1500pixで切り取り)

やはり、ちょっと違いますよね~。(同じでも困るんですが。)(^^;)

次の写真は、いつも複眼を撮る時と同じようにストロボを使っています。

雌のマユタテアカネです。 (FL36R使用) ISO200  1/125  f/7.1  (ほぼノートリミング)

1600×1200pixでトリミングしてみました。

やはりこれくらいの解像感は欲しいですね。

前回のテストを見ると、TG-4もテレコンを使わなければそれなりの絵は撮れると思います。

コンデジでここまで色々出来るのですから、散歩の時バッグに入れておけば、「今カメラを持っていれば…。」という思いはしなくて済みそうです。

水中モード、マクロの深度合成モード(テレコン無し)、フォーカスBKT等の機能は使えると思いますよ。(^^)

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OLYMPUS TG-4 深度合成モード

2015年08月09日 | 昆虫

どうやら一昨日で猛暑も一段落したようです。

それでも屋外で写真を撮るには堪える日が、まだまだ続くとは思いますが…。(^^;)

とはいえ昆虫はこの暑い夏の間がシーズンなので、やっと暑さが和らいだこの時(昨日)に出かけることにしました。

というのも5月に手に入れたOLYMPUS TG-4 で、ちょっとだけ腰を据えたマクロ撮影をしてみたかったからです。

TG-4を購入した理由は

①RAW撮り可能

②水中モードあり(水深15mまで可能) 

そして

③マクロ影に深度合成モードとフォーカスブラケット撮影が出来る。

以上3点が決め手になりました。

唯一残念なのは③の場合にRAW撮りが出来ないことです。

まあ連写して合成するには画像の容量が大きいと厳しいかも知れませんね。

それでも結構遊べそうな機能なので、本格的に使うチャンスを待っていました。

 

私の好きなマクロ写真の撮影対象に、トンボの複眼があります。

通常はマクロレンズにストロボを使って個眼が見えやすくなるように撮りますが、TG-4の深度合成モードでは自然光撮影になります。

比較のために普段使っているOLYMPUS E-M5 + M ED60mm F2.8 Macro でも自然光で撮ってみる事にしました。

あとは5cm以内に近づくので、ノンビリした性格のトンボが見つかるかどうか?です。(実はこれが一番難しいんですけどね。)(^^)

でも、この日は案外早く見つかりました。

変わった体色なので、一瞬トンボの名前が出てきませんでしたが、よく見るとショウジョウトンボ(未成熟の雄)のようです。

もう少ししたら真っ赤になるんでしょう。

一度飛んでもすぐに戻ってくるので、このトンボ君ならじっくり撮らせてくれそうです。

TG-4の撮影モードをマクロの深度合成に変えて撮影開始。

深度合成はピントをずらしながら8枚連写し、ピントの合っている所を繋いでいくのだと思いますが、こんな事がコンデジで出来てしまうのですから驚きですね。(@_@)

画像は1枚目と、合成後の2枚が保存されています。

これが1枚目の(一番手前にピントが来ている)写真  ISO800  1/320  F/6.3 (露出はカメラ任せになります)

こちらが合成後の完成型ですね。

確かにピントはずいぶん広範囲にきているようです。

トンボ君の気が変わらないうちにE-M5でも通常のマクロ撮影をしておきましょう。

E-M5 + M ED60mm F2.8    ISO400  1/60  F7.1 (ISOを800に上げて絞りを合わせれば良かったですね)

う~ん、やっぱりこちらの方が雰囲気的に良いかも…。(まあ、当然と言えば当然なんですが…)

深度合成モードはもう少し大きめ、例えば昆虫の全体にピントを合わせたい時にはかなり有効なモードなのでしょう。

念のためにもう少し広めに撮ったオオシオカラトンボの画像を見てください。

1枚目

合成モードです。  TG-4  ISO800  1/400  F/6.3

やはりこんな感じで使うのには良さそうです。

(ピントの合い方が解りやすいように、今回の画像はPhotoshopでシャープネスを少し上げています。)

また次の機会に撮り方を変えて試してみたいと思います。

最後におまけのチョウトンボです。

E-M5 + LUMIX G VARIO 100-300mm    ISO400  1/2000  F5.6

12時半で引き上げ。

前の日よりは気温的が低かったせいで、かなり体が楽な気がしました。(^^)

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猛暑日が続きます

2015年08月07日 | カワセミ

昨日一日(半日かな?)ノンビリしたおかげで、何とか出かけられる迄には体力が復活しました。

カワセミの出は相変わらず。

あまり良くはありません。

もう少し間を開けずに来てくれれば、暑さも我慢できるんですけどね。(^^;)

7時02分  ピラカンサから雌の飛び込みです。

カワセミは久々に良い形なんですが、上は要りませんよね…。(T_T)

7時04分  そのままトベラに行きました。

7時08分  また水出の瞬間は間に合わず、飛びものだけに…。

9時55分  今度は雄の幼鳥、飛び込む気満々の顔ですね。

即、飛び込んで…。

…変な格好??

魚も捕れず。

最後は雄の飛びもの2点です。

相変わらず、これは!という水出ショットが撮れません。

午後の予定があったので10時30分終了。

 

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世代交代?

2015年08月04日 | カワセミ

カワセミを撮影する側にとっては、欲求不満が増すばかりの日が続いています。

最近は残った雌親と今年生まれた幼鳥達との縄張り争いが続いていましたが、次第に雌親の飛来回数が少なくなってきました。

幼鳥は雌、雄共にまずまずのパフォーマンスを見せてくれるので、どちらが縄張りを取ってもこの先は楽しみです。(^^)

うまくテリトリーが決まってくれると良いですね。

7時半ちょっと前、池の対岸に雌がやってきました。

距離、約60mと遠いのですが、今日も出が悪いと、またネタ不足になってしまうので、一応、撮っておきましょう。

EOS7D + EF300mm f/2.8 + EF1.4×Ⅲ  換算値672mm(ノートリミング)ですが、さすがに遠い…。

1200×800pixで切り取りました。 

欄干から飛び込もうとして、ちょっとだけホバリングをしています。 ISO500  1/1000  F5.6

8時30分 追いかけっこの合間に、雄の幼鳥がピラカンサのお立ち台にやって来ました。

ここから出て、飛び込もうとしたカワセミに池の鯉が驚いて跳ねました。

カワセミも飛び込まずにホバリング(写真は……ボケ。)(T_T)

そのままピラカンサにUターン。

8時32分  連続飛び込み。

8時33分 今日も飛んでいるところばかりになってしまいました。(^^;)

この後2時間程、待機。

かなり気温が上がってきたので、いつもより早めの10時30分に退散。

明日はピラカンサ島の草取りです。(^^)

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暑さに負けてます

2015年08月02日 | 昆虫

もう聞き飽きましたが、暑いですね~。

カワセミの出も良くないので、益々出かける気が…。

「これではダメだ!」と思いつつも、「熱中症になったら困る!」などと言い訳をしながら自宅待機の毎日です。(^^;)

自宅のキバナコスモスが咲き始めたので、ツマグロヒョウモンなどは吸蜜に来るのですが、写欲が刺激されることはありません。

ツマグロヒョウモンの雄がやって来ました。  OLYMPUS E-M5 + LUMIX G VARIO F4-5.6

雌のツマグロヒョウモンです。  ISO400  1/1000  f/4.8

1枚目の雄が盛んにプロポーズしていましたが、気に入らなかったらしく、カップル成立…とはなりませんでした。

 

明日の午前中はダメ元で池に出かけてみるつもりです。

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